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 日本学生卓球連盟は、9月12日、11月28日(土)~29日(日)に神奈川県・横浜武道館で開催を予定していた『第17回 全日本学生選抜卓球選手権』の開催中止を発表した。

 日本学生卓球連盟は、主管の関東学生卓球連盟との協議の結果、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑みると選手と役員の安全と健康の確保が難しいこと、大学部活動での新型コロナ感染者クラスターが全国的に発生しており、部活動が再開できていない大学が多数あることなどを総合的に判断し、開催中止という決断にいたった。

 全日本学生選抜の中止により、2020年度の日本学生卓球連盟主催の大会は全て中止ということになった。

 
 9月6日、北海道・札幌市美香保体育館において、北海道学生連盟主催の『会長杯争奪卓球大会』が開催。男子84名、女子23名が参加し行われた今大会。長い自粛期間を経て、試合勘が戻らない選手が多い中、男子シングルスの決勝は新一年生同士のフレッシュな対決となり、斎藤怜吏(札幌大)が国田広也(札幌国際大)にゲームカウント0-2から逆転で勝利し優勝を飾った。 
 女子シングルスは過去に優勝経験のある3年生同士の決勝となり、須藤未羽(札幌大)が山田愛里(札幌国際大)をこちらも0-2から3ゲームを連取し優勝を決めた。

 大会当日は、マスク着用はもちろんのこと、健康調査票の提出や消毒など、新型コロナウィルス感染症の予防対策を最大限に行い大会を運営。参加者は久しぶりの大会で、試合ができることに感謝しながら、楽しんで試合に臨んでいた。

★男子シングルス
優勝:斎藤怜吏(札幌大)
準優勝:国田広也(札幌国際大)
3位:丸谷舜也(札幌大)
3位:寺井聡志(札幌国際大)

●準決勝
国田 5、8、6 寺井
斎藤 -7、-10、1、7、8 丸谷
●決勝
斎藤 -12、-7、8、12、10 国田

☆女子シングルス
優勝:須藤未羽(札幌大)
準優勝:山田愛里(札幌国際大)
3位:荻野晶(札幌大)
3位:石井美紗(札幌大)

●準決勝
山田 -7、7、-5、5、9 石井
須藤 8、4、6 荻野
●決勝
須藤未羽 -8、-5、10、10、9 山田愛里

  • 男子優勝の斎藤(右)と女子優勝の須藤

 卓球スクールを展開する株式会社タクティブ(本部:東京都港区、代表取締役社長駒井亮)は、新サービスとなる卓球でフィットネス「ピンポンFIT」を、9月23日(水)より TACTIVE立川店 でスタートさせることを発表した。

 「ピンポンFIT」は、運動不足解消などを目的に、フィットネス感覚で卓球ができる新サービス。「卓球をたくさんしたい、運動を習慣にしたい。でも利用料が気になる」という人も安心の月額定額制プランで、営業時間内は予約不要で卓球し放題。短い時間からでも気軽に利用可能だ。

 興味のある方は、まずは電話かホームページで無料見学の予約をしよう。
 (スタートキャンペーンも実施!:9月23日〜10月31日)


■『ピンポンFIT』店舗概要
【住所】東京都立川市柴崎町3−10−20 立川渡辺ビル2F
【アクセス】中央線・青梅線・南武線「立川駅」南口徒歩3分
【電話番号】042-519-3155
【URL 】https://pingpong-fit.tactive.co.jp
【営業時間】9:00~22:00(※営業時間は変更になる場合があります)
【設備】卓球台:4台、卓球マシン:2台、更衣室・シャワールーム、レンタルラケット・シューズ、レンタルロッカー
【料金】月額会費:6,980円(税抜)、入会費:3,000円(税抜)
 レンタルラケット・シューズ:2,000円/月(税込)、レンタルロッカー:1,500円/月(税込)

■タクティブHP
https://www.tactive.co.jp

 9月9・10日に兵庫県・ベイコム総合体育館にて行われた第89回関西学生選手権が終了。新型コロナウイルス感染予防の観点から、今年はダブルスは行わず、男女シングルスのみでの開催となり、男子は津村優斗(関西大)、女子は皆川優香(大阪成蹊大)が優勝。男女揃って1年生が頂点に立った。

※○数字は学年
【男子シングルス】
優勝:津村優斗(①/関西大)
準優勝:吉田勝紀(①/関西学院大)
3位:阿南皓哉(③/立命館大)、山下海大(①/近畿大)
ベスト8:竹村浩輝(①/同志社大)、久世雄登(①/同志社大)、永田悠貴(③/同志社大)、萩原卓樹(③/関西学院大)

◆準決勝
津村優斗 7、4、6 山下海大
吉田勝紀 9、11、-13、-9、4 阿南皓哉
◆決勝
津村優斗 -4、-9、8、7、7 吉田勝紀

【女子シングルス】
優勝:皆川優香(①/大阪成蹊大)
準優勝:枝廣瞳(②/神戸松蔭女子学院大)
3位:村田咲紀(②/関西学院大)、鶴岡菜月(②/神戸松蔭女子学院大)
ベスト8:岩濱郁佳(④/神戸松蔭女子学院大)、厚地うらら(③/神戸松蔭女子学院大)、小脇瑞穂(④/関西学院大)、塩見紗希(④/同志社大)

◆準決勝
枝廣瞳 7、-11、3、9 村田咲紀
皆川優香 -6、4、5、2 鶴岡菜月
◆決勝
皆川優香 6、-10、-10、9、8 枝廣瞳

 男子はベスト4のうち3名が1年生、ベスト8にも2名の1年生が入るフレッシュな陣容に。決勝も1年生同士の対決となり、ゲームカウント0-2からの逆転勝利で津村が優勝を決めた。関西大の関西学生選手権シングルス優勝は2016年大会の坂根翔大(現・関西卓球アカデミー)以来で、通算3人目のチャンピオンとなった。また、秋季リーグを制した同志社大からはベスト8に3名が入り、今大会でも存在感を放った。

 女子はTリーグ・日本生命レッドエルフでもプレーする皆川が戴冠。枝廣との決勝戦は白熱した両ハンドのラリー戦となり、フルゲームまでもつれたが皆川が逃げ切った。大阪成蹊女子短期大としては1975、1976年大会で2連覇の脇村利恵子など4名が関西学生女王に輝いているが、大阪成蹊大としては初の関西学生選手権優勝。連覇を狙った鈴木理彩(③/神戸松蔭女子学院大)は4回戦で敗れたが、神戸松蔭女子学院大からは準優勝の枝廣はじめベスト8以上に4名が食い込むなど、男子の同志社大と同様に、秋季リーグ覇者が強さを見せた。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、日本学生卓球連盟、地方学生卓球連盟主催の大会が中止・延期となる中、いち早く大会開催を実現した関西学生卓球連盟。中心となって大会運営にあたるのは現役大学生である学生幹事たち。彼らが主体となって様々な新型コロナウイルス感染予防対策を講じ、関西学生リーグ、関西学生選手権を開催。さらには無観客開催にあたってライブ配信も実現させるなど、この2大会で学生幹事たちが残した功績は大きい。裏方として大会運営に奔走した学生幹事たちに、心からの拍手を贈りたい。


●写真提供:関西学生卓球連盟/馬渡卓也
※表彰写真については、新型コロナウイルス感染症対策として撮影直前までマスクを着用、会話を控えてからマスクを外して撮影
  • 男子シングルス優勝:津村優斗(関西大)

  • 女子シングルス優勝:皆川優香(大阪成蹊大)

  • 男子シングルス準優勝:吉田勝紀(関西学院大)

  • 女子シングルス準優勝:枝廣瞳(神戸松蔭女子学院大)

  • 男子シングルス3位:阿南皓哉(立命館大)

  • 女子シングルス3位:村田咲紀(関西学院大)

  • 男子シングルス3位:山下海大(近畿大)

  • 女子シングルス3位:鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大)

  • 男女揃って1年生が頂点に

 9月14日に行われる「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」。トップ選手が出場する国内大会は、半年以上も休止の状態が続いていたが、卓球界がいよいよ再始動の時を迎える。10日13時から、主な出場選手による完全リモートでの会見が行われ、各選手が抱負を語った。大会の出場選手は下記のとおり(会見に欠席の選手も含む)。

●男子日本代表選抜(すべて50音順)
宇田幸矢(明治大)
丹羽孝希(スヴェンソン)
張本智和(木下グループ)
水谷隼(木下グループ)
森薗政崇(BOBSON)
●男子Tリーグ選抜
及川瑞基(木下マイスター東京)
神巧也(T.T彩たま)
田添響(岡山リベッツ)
戸上隼輔(琉球アスティーダ)

○女子日本代表選抜
石川佳純(全農)
早田ひな(日本生命)
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)
○女子Tリーグ選抜
加藤美優(日本ペイントマレッツ)
木原美悠(木下アビエル神奈川)
出澤杏佳(トップおとめピンポンズ名古屋)
森さくら(日本生命レッドエルフ)

 すでに発表されているオールスタードリームマッチの試合方式は、第1部・第2部の2部構成。改めて紹介すると、「日本代表選抜 vs. Tリーグ代表選抜」の第1部は男子シングルス5試合と女子シングルス4試合(ともに1ゲームマッチ/ジュースなし)。そして第2部はユニークな男女対抗戦で、11点先取の4ゲームズマッチ。1失点ごとに選手が交代し、勝者は勝ち残るという仕組み。1ゲーム目は女子チームに4点のハンディが与えられ、サービスも女子からスタートするが、1ゲーム目の結果次第ではハンディやサービス権の変更もあるという。

  昨年のTリーグ後期MVPの神巧也は、「久々に皆さんの前でガッツあるプレーをお届けできるよう、全力で頑張っていきます。1ゲームという短いプレー時間の中で、自分のプレーをすべて見せるのは難しいですけど、全力を尽くしたい。あとは空回りしないように頑張ります」とコメント。無観客のフロアにも、ファイター神の咆哮が響き渡るだろう。女子の昨季MVP、森さくらは「私らしさというのは、元気でガッツあふれるプレーだと思うので、短い時間でも自分らしくプレーできるように頑張りたい」と語った。

 第2部の男女選手の対戦について、女子日本代表選抜の早田ひなは「男子選手の技術だったり、戦術のうまさを自分の肌で感じたいし、自分のフォアドライブがどこまで通用するのかなという楽しみはありますね」とコメント。女子選手でも指折りの豪打を誇る早田と、男子選手の激しい打ち合いが展開されれば面白い。石川佳純は「こういう形でファンの皆さんの前で男女が対戦するのは初めて。私も楽しみですし、新鮮なので、楽しんでいただけたら」と語った。
 
  受けて立つ男子日本代表選抜の水谷隼は「今回の特別なルールであれば、失点しなければずっと交代しないので、周りの選手に回さないように頑張りたい」と宣言し、森薗政崇も「水谷さんが全部勝ってくれるそうなので、お任せしました」と笑顔で語った。「1球交代なので、早く相手のサービスを取れるように頑張りたい」と現実的なコメントを残した張本智和は、「卓球ファンの皆様は半年間試合を見られなかったと思うので、9月14日は思う存分試合を楽しんでいただけたらと思います」とも語っている。会場に足を運ぶことはできないが、試合の模様はBSテレ東と「ひかりTV」「dTVチャンネル」で生配信される。久々の熱戦を楽しもう。
  • リモートでの会見に臨んだ張本智和

  • 強打者・早田と男子選手の対戦は楽しみだ

 本日10日に卓球メーカーのVICTAS(本社・東京)から15日に松下浩二氏のリモート会見が行われることが発表された。正式には10月1日より代表取締役社長の交代となり、現社長の兒玉義則氏は代表取締役会長となる。

 7月に松下氏は創設したTリーグのチェアマンを辞任していて、その去就が注目されていたが、VICTASに社長として復帰することが決まった。「今回社長に復帰することになり身の引き締まる思いであります。卓球事業を通して日本社会に貢献できる企業を目指し、日本社会を明るく元気にしていけるように頑張りたい」(松下氏のコメント)。

 プロ第一号、初のブンデスリーガーとして名を馳せた松下氏は2010年にヤマト卓球㈱(当時・現VICTAS)の社長に就任し、同社の史上最高売上などを実現させたのち、2017年に社長を退き、Tリーグ創設に力を注いでいた。
 今後、卓球市場だけでなく、卓球界での新たな活躍が期待される。
  • 10月1日からVICTASの社長に復帰する松下浩二氏

 昨日より、兵庫・ベイコム総合体育館で第89回関西学生選手権がスタート。今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から、ダブルスは行わず、男女シングルスのみの開催。昨週末に行われた令和2年度秋季関西学生リーグ戦と同様に、新型コロナウイルスへの感染予防対策を講じての大会開催となる。会場へは各大学の選手、監督とコーチ、大会関係者のみが入場可能で、無観客での開催となるが、関西学生卓球連盟では本日行われる男女準決勝・決勝の模様をTwitterライブにて生配信する予定。ライブ配信のURLは関西学生卓球連盟公式Twitterにて告知される。

★関西学生卓球連盟公式Twitter
https://twitter.com/kansaisttf

試合開始予定時刻(進行により前後する場合あり)
・男女準決勝/9月10日13:10~(予定)
・男女決勝/9月10日14:10~(予定)

●写真提供:関西学生卓球連盟/馬渡卓也
  • 昨年優勝の鈴木理彩(神戸松蔭女子学院大)

 11月8日からの女子ワールドカップを皮切りに、男子ワールドカップ(11月13日〜15日)、ITTFファイナル(11月19日〜22日)を中国で開催すると、9月4日にITTF(国際卓球連盟)はプレスリリースを流していたが、ヨーロッパの男子選手がITTFに対し、抗議文を送り、棄権する方向で動いていることがわかった。

 出場選手や関係者は10月20日すぎから現地に入り、練習施設のある場所で隔離される方法を提示されたが、男子のボル、オフチャロフ(ともにドイツ)などが、「拘束期間が長すぎて、クラブとの契約違反になってしまう。この状況での長距離移動についても我々は懐疑的だ」という主旨の抗議文を連名でITTFに送った。

 ヨーロッパ選手は、主な収入源はブンデスリーガやロシアリーグなどのクラブとの所属契約金で、ワールドツアーなどの賞金はあくまでも副収入。その主たる収入源であるクラブを6週間近く離れることになるため、「中国でのあまりに長い拘束期間」は現実的でないと判断したようだ。
 日本選手にとっても賞金は二の次で、選手は世界ランキングを気にしての出場。来年夏に延期されている東京五輪が開催されると世界ランキングはシード権に直結する。
 まだ正式には、日本選手の派遣は発表されていないが、世界ランキングが絡むとは言え、ワールドカップやITTFファイナルはアジア中心の大会になる可能性が出てきた。
  • ボルが中心となり、ITTFに抗議文を送った

  • ボルに同調したオフチャロフ

 新型コロナウイルス感染症の影響により、各地方学生卓球連盟主催の大会が中止・延期となる中、9月4~6日に令和2年度秋季関西学生リーグ戦1・2部が行われ、男子は同志社大、女子は神戸松蔭女子学院大が優勝。参加を見送る大学もあり、試合方式も5シングルス(通常の6シングルス1ダブルス)、上位リーグと下位リーグ間の入れ替えはなしなど通常とは異なるレギュレーションでの開催となった。
 男子は同志社大が平成20年度(2008年度)秋季リーグ以来、12年ぶりの優勝。同志社大は優勝候補・関西学院大との初戦に4-1で勝利。最終の勝敗で関西学院大と並んだが、この直接対決の結果により優勝を決めた。同志社大はルーキーの久世(知立東卒)が3勝1敗の活躍で殊勲賞。関西学院大戦で大野(遊学館卒)、関西大戦で津村(鳥取敬愛卒)と、注目のルーキー対決に勝利して優勝に貢献した。
 女子は5戦全勝で神戸松蔭女子学院大が平成30年度(2018年度)秋季リーグ以来2年ぶりのV。神戸松蔭女子学院大は5勝のうち3勝が3-2での勝利。関西学生女王の鈴木(武蔵野卒)が2勝3敗と苦しむも、厚地(鹿児島女子卒)、枝廣(進徳女子卒)、鶴岡(就実卒)らがカバー。鶴岡は5勝をあげる活躍で殊勲賞に選ばれた。
 2部では男子・天理大、女子・関西大がともに全勝優勝。新勢力の大阪成蹊大は男女揃って2位に食い込んだ。


【男子1部】
1位:同志社大(4勝1敗)
2位:関西学院大(4勝1敗)
3位:近畿大(3勝2敗)
4位:関西大(2勝3敗)
5位:立命館大(2勝3敗)
6位:大阪経済法科大(0勝5敗/棄権)
※龍谷大、京都産業大は不参加
★個人賞
殊勲賞:久世雄登(同志社大)
敢闘賞:楊奇真(関西学院大)

【女子1部】
1位:神戸松蔭女子学院大(5勝0敗)
2位:同志社大(4勝1敗)
3位:立命館大(3勝2敗)
4位:関西学院大(2勝3敗)
5位:近畿大(1勝4敗)
6位:武庫川女子大(0勝5敗)
※龍谷大、京都産業大は不参加
★個人賞
殊勲賞:鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大)
敢闘賞:塩見紗希(同志社大)

【男子2部】
1位:天理大(5勝0敗)
2位:大阪成蹊大(4勝1敗)
3位:佛教大(3勝2敗)
4位:流通科学大(2勝3敗)
5位:甲南大(1勝4敗)
6位:神戸大(0勝5敗)
★個人賞
敢闘賞:松田遼平(天理大)

【女子2部】
1位:関西大(3勝0敗)
2位:大阪成蹊大(2勝1敗)
3位:千里金蘭大(1勝2敗)
4位:天理大(0勝3敗)
※芦屋大、大阪樟蔭女子大は不参加
★個人賞
敢闘賞:赤川真理亜(関西大)

※写真提供:関西学生卓球連盟/馬渡卓也
集合写真については、新型コロナウイルス感染症対策として撮影直前までマスクを着用、会話を控えてからマスクを外して撮影
  • 男子1部優勝:同志社大

  • 女子1部優勝:神戸松蔭女子学院大

  • 男子1部殊勲賞:久世雄登(同志社大)

  • 女子1部殊勲賞:鶴岡菜月

  • 男子1部敢闘賞:楊奇真(関西学院大)

  • 女子1部敢闘賞:塩見紗希(同志社大)

 9月4日、一般社団法人Tリーグは2020年度の第3回理事会をテレビ会議で実施。理事会の終了後、星野一朗理事長がリモートでの囲み会見に応じ、Tリーグ開幕戦の日程と対戦カードを発表した。

 3シーズン目となるTリーグの開幕日は11月17日(火)。開幕戦の対戦カードは、男子は「木下マイスター東京 vs. 琉球アスティーダ」、女子は「日本生命レッドエルフ vs. 木下アビエル神奈川」。残念ながら中止となった昨シーズンのプレーオフの対戦カードが、そのまま今シーズンの開幕戦の対戦カードとなった。

 開幕戦は無観客のリモートマッチとして行われ、dTVチャンネルとアマゾンプライムで配信予定。年内のTリーグの試合は、すべて無観客での開催が決定しており、来年以降の試合については状況を見ながら判断する。開幕戦の具体的な時間や、今シーズンの全日程のスケジュールなどは調整中で、正式に決まり次第発表されるという。

 11月の開幕戦に向け、卓球王国も10月21日発売の12月号でTリーグ事前特集を掲載予定。安宰賢(韓国)、張禹珍(韓国)、グナナセカラン(インド)、申裕斌(韓国)などの強豪選手が新たに参戦し、さらなる大物選手の加入もありそうだ。会場で選手たちに声援を送ることができないのは寂しいが、3年目のシーズンを卓球ファンとTリーグが一体となって盛り上げていこう!
  • 昨シーズンの男子開幕戦の様子。今から開幕が待ち遠しい!