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欧州リポート

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 スウェーデン・エリートリーグは昨日の試合でレギュラーシーズン全日程を消化。英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)の所属するエースレーブが1位でプレーオフに進出。神巧也(T.T彩たま)所属のソーダハムも3位に食い込み、プレーオフ進出を決めている。
 エースレーブはレギュラーシーズン14試合を戦って負け無しの14勝。今シーズンから加入した英田が個人成績で最多勝となる17勝2敗、T.T彩たまでもプレーしたモーレゴード(スウェーデン)が12勝0敗、他にもエチェキ(ハンガリー)が13勝3敗、コシバ(ハンガリー)が9勝と穴のない布陣で勝ち点41を積み重ねた。
 2位は勝ち点34のハルムスタッド。地元スウェーデンのラーネフール(15勝4敗)、オーケストロム(13勝4敗)、アルビドソン(11勝5敗)が活躍。イングランドの若手有望株、ジャーヴィスも10勝をあげた。
 神のほか、坪井勇磨(東京アート)もプレーしたソーダハムは勝ち点23で3位。神が11勝1敗と大車輪の活躍。しかし、ヨート(スウェーデン)が11勝8敗の成績を残したほかはなかなか勝ち星があげられず、2位のハルムスタッドとは勝ち点で差をつけられた。
 4位は勝ち点17のファルケンベリはタンビリヤベチャクル(タイ)、フランゼン(スウェーデン)、アン・シュー(中国)の3人がコンスタントに勝ち星を重ねてチームを引っ張った。
 
 個人成績トップ10は下記のとおり。他、オベシュロ(チェコ)が13勝10敗、タンビリヤベチャクルが12勝8敗の成績。2001年世界選手権団体戦の銅メダルメンバーである40歳・モリーン(スウェーデン)が12勝10敗の成績を上げている。

【2019/2020 スウェーデン・エリートリーグ個人成績】
1位:英田理志(エースレーブ):17勝2敗
2位:彭王維(ムンケダル/チャイニーズタイペイ):13勝0敗
3位:モーレゴード(エースレーブ/スウェーデン):12勝0敗
4位:ラーネフール(ハルムスタッド/スウェーデン):15勝4敗
5位:エチェキ(エースレーブ/ハンガリー):13勝3敗
6位:神巧也(ソーダハム):11勝1敗
7位:オーケストロム(ハルムスタッド/スウェーデン):13勝4敗
8位:コシバ(エースレーブ/ハンガリー):9勝1敗
9位:セダルンド(ムンケダル/スウェーデン):17勝10敗
10位:ヴォステス(シェーブリンゲ/ベルギー):12勝6敗

 プレーオフは準決勝が3月31日から、決勝が4月14日から開催される予定だ。
  • スウェーデンで3シーズン目、看板選手となった英田(写真は2020年全日本選手権)

  • 神はTリーグ、国際大会と掛け持ちのタフな環境で11勝(写真は2019年ジャパントップ12)

  • モーレゴードはレギュラーシーズン負け無し(写真はTリーグでのプレー時)

 ドイツ・ブンデスリーガは第21節が終了。プレーオフに進出する4チームが決定した。レギュラーシーズンは残り1節、第22節は本来ならば4月に開催予定だったが、世界選手権が延期となったため、3月23日に開催される。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
<ノイ・ウルム 3-2 ユーリッヒ>
○アポロニア 10、-5、-10、1、9 コズル
 サリフ -12、-9、-4 クレイン○
○ツボイ 7、7、10 オーストワウダー
 サリフ 4、-11、-5、10、-7 コズル○
○アポロニア/ツボイ 7、7、3 R.デヴォス/オーストワウダー

<グリューンヴェッターズバッハ 3-2 グレンツァオ>
○チウ・ダン -11、6、-9、9、6 ジャー
○王熹 1、2、5 シュウィカート
 ラスムッセン -10、-4、-5 リンド○
 王熹 6、-4、9、-6、-11 ジャー○
○チウ・ダン/ラスムッセン 4、9、4 シュウィカート/リンド

<ブレーメン 3-0 フルダ・マーバーツェル>
○スッチ -4、11、8、6 フィルス
○ファルク 6、11、6 ムン・ファンボー
○ゲラシメンコ -3、-9、7、10、11 プツァル

<ザールブリュッケン 3-0 ケーニヒスホーフェン>
○尚坤 -10、6、8、5 及川
○ポランスキー -6、8、7、5 シュテガー
○ヨルジッチ 9、-5、6、7 ゼリコ
★及川瑞基通算成績:単11勝7敗/複1勝2敗

<ミュールハウゼン 3-2 ベルクノイシュタッド>
 Da.ハベソーン -6、-7、5、-5 ドリンコール○
 メンゲル 9、-8、-14、-11 ドゥダ○
○ヤンカリク -11、7、-11、2、4 ミノ
○イオネスク 5、-7、9、6 ドゥダ
○イオネスク/ヤンカリク 14、9、11 ドリンコール/ミノ

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-2 オクセンハウゼン>
○ボル 6、-9、6、2 フェガール
 K.カールソン -9、-7、7、-9 カルデラノ○
 O.アサール 8、-7、-7、-7 ゴーズィ○
○ボル 4、-9、6、-9、3 カルデラノ
○ワルサー/K.カールソン 12、6、7 フェガール/ゴーズィ

◆順位表(第21節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(17勝4敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(17勝4敗)
3位:オクセンハウゼン(15勝6敗)
4位:ブレーメン(15勝6敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ミュールハウゼン(13勝8敗)
6位:ベルクノイシュタッド(11勝10敗)
7位:グリュンヴェッターズバッハ(10勝11敗)
8位:ノイ・ウルム(9勝12敗)
9位:ケーニヒスホーフェン(9勝12敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(6勝15敗)
11位:グレンツァオ(3勝18敗)
12位:ユーリッヒ(1勝20敗)

 ザールブリュッケン、ボルシア・デュッセルドルフ、オクセンハウゼンに続き、今節の勝利でブレーメンの4位以上が確定。プレーオフ進出4チームが決定した。残り1節を残し、1位のザールブリュッケンと2位のボルシア・デュッセルドルフ、3位のオクセンハウゼンと4位のブレーメンが並んでおり、プレーオフ準決勝の対戦カード決定は最終節に委ねられた。
 
  • ゲラシメンコの勝利でブレーメンがプレーオフを決めた(写真は2019年アジアカップ)

 3月4日からクロアチア・バラジュディンでスタートしたヨーロッパU21選手権が終了。2017年より開催されているこの大会は、U21世界ランキングの上位者を中心に男女各48名の選手が出場。昨年までは男女シングルス、男女ダブルスの4種目での開催だったが、今大会から混合ダブルスが新たに種目に加わった。
 男子は17歳のシドレンコが優勝。現在ドイツ・ブンデスリーガのオクセンハウゼンでプレーする左腕の有望株がそのポテンシャルを披露した。3位にはリオパラリンピッククラス9金メダリストのL.デヴォスが入賞。男子ダブルス、混合ダブルスでも入賞を果たした。
 女子ではキレのあるドライブ速攻のパヴァデが15歳で戴冠。準決勝でディアコヌ、決勝でドラゴマンと、ルーマニアの実力者2人を下して優勝を果たした。
 全体的にルーマニア、フランス勢の活躍が目立ったが、なかなか卓球界では名前を聞くことのなかったモルドバからプチュンチカが2種目で入賞と奮闘を見せた。

【男子シングルス】
優勝:シドレンコ(ロシア)
準優勝:シポシュ(ルーマニア)
3位:プチュンチカ(モルドバ)、L.デヴォス(ベルギー)

【女子シングルス】
優勝:パヴァデ(フランス)
準優勝:ドラゴマン(ルーマニア)
3位:ディアコヌ(ルーマニア)、シェルベリ(スウェーデン)

【男子ダブルス】
優勝:プレテア/シポシュ(ルーマニア)
準優勝:プチュンチカ/マルティンコ(モルドバ/チェコ)
3位:ベルトラン/デノドレスト(フランス)、クヌーデ/L.デヴォス(ベルギー)

【女子ダブルス】
優勝:モスタファビ/フォート(フランス)
準優勝:タイラコワ/カザンツェワ(ロシア)
3位:K.ヴェグジン/A.ヴェグジン(ポーランド)、ドラゴマン/ディアコヌ(ルーマニア)

【混合ダブルス】
優勝:プレテア/ディアコヌ(ルーマニア)
準優勝:レンベール/フォート(フランス)
3位:ベルトラン/モスタファビ(フランス)、L.デヴォス/ラング(ベルギー)

写真提供:ETTU
  • 逸材と期待されるシドレンコが男子単を制覇

  • 15歳にして女子シングルス優勝のパヴァデ

  • モルドバから2種目で入賞と奮闘のプチュンチカ

  • ドラゴマンはパヴァデに迫ったが惜敗

 昨週末、日本で言えば「全日本選手権」にあたる国内選手権が欧州各国で開催。各国で国内チャンピオンが誕生した。とはいえ、世界トップランカークラスは国内選手権には出場しないケースも多く、ドイツ選手権では昨年、自身の持つ最多優勝記録を更新する13回目のVを果たしたボルが欠場。オフチャロフも欠場となる中でワルサーが初優勝を果たした。


【ドイツ】
男子:ワルサー
女子:ミッテルハム

【イングランド】
男子:ピッチフォード
女子:ホ・ティンティン

【ベルギー】
男子:ニュイティンク
女子:ルン・リサ

【フランス】
男子:ゴーズィ
女子:グルンディシュ

【スウェーデン】
男子:シェルベリ
女子:エクホルム

【オーストリア】
男子:Da.ハベソーン
女子:ポルカノバ

【クロアチア】
男子:ガチーナ
女子:パブロビッチ

【ポーランド】
男子:ディヤス
女子:バヨル

【ポルトガル】
男子:ディオゴ・チェン
女子:チャランコ

【チェコ】
男子:ポランスキー
女子:マテロバ

【デンマーク】
男子:リンド
女子:クリステンセン

【ルーマニア】
男子:イオネスク
女子:スッチ

【ロシア】
男子:カツマン
女子:チホミロワ

【スロバキア】
男子:ピスチェイ
女子:ユルコバ

【セルビア】
男子:カティッチ
女子:トドロビッチ

【スロベニア】
男子:コズル
女子:ゼラ
  • 6度目のイングランド選手権優勝となったピッチフォード(写真はTリーグ時)

 2月19〜23日にかけて、スウェーデン・エーレブローにおいてサフィール国際オープン2020が開催。ITTF主催のツアーではないが、スウェーデンの国内クラブ所属選手や、欧州各国から選手が集う国際オープン大会で、今回が48回目の開催となる歴史ある大会だ。例年、関東学生卓球連盟からも選手派遣が行われており、今大会にも参戦。ほか、同会場で行われたITTFワールドジュニアサーキットに出場した張本美和と青木咲智、スウェーデン・エリートリーグでプレーする英田理志、自主参加選手も数名が出場した。
 スウェーデン・エリートリーグの選手も参加する最もハイレベルなクラスである「エリート」クラスから一般の「クラス1」、U21やU18、U16、U14など多数の種目が開催されるのも特徴。男子シングルス・エリートでは英田がルンクイスト、イェレルら元スウェーデン代表に連勝して優勝。女子シングルス・エリートでも黒野葵衣が優勝、張本が準優勝と活躍を見せた。

〈サフィール国際オープン2020・出場日本選手 ※一部〉
★関東学生卓球連盟派遣
男子:西康洋(明治大)、上村太陽(専修大)、岩永宜久(早稲田大)、橋本一輝(中央大)、田中虹太朗(筑波大)、永田佳大(日本体育大)、手塚元彌(法政大)、中橋敬人(駒澤大)
女子:黒野葵衣(早稲田大)、後藤紗葵(中央大)、永道麻依加(専修大)、高山結女子(日本大)、望月樹奈(筑波大)、青木萌恵(東洋大)、後木玲奈(日本体育大)、島津葵(大正大)
★自主参加
男子:松山佳樹・盛武大悟(法政大)
女子:前田愛佳(日本女子体育大二階堂高)
★地元クラブ
男子:英田理志(エースレーブ/愛媛県競技力向上対策本部)
★ジュニアサーキット・スウェーデンオープン参戦
女子:張本美和(木下グループ)、青木咲智(石田卓球クラブ)

【主な種目の結果】
<男子シングルス・エリート>
優勝:英田理志
準優勝:ノルドベリ(スウェーデン)
3位:イエレル(スウェーデン)、呉家驥(ドミニカ共和国)
※ベスト8:岩永宜久・上村太陽、ベスト16:田中虹太朗・橋本一輝・西康洋

<女子シングルス・エリート>
優勝:黒野葵衣
準優勝:張本美和
3位:ヨンソン(スウェーデン)、パヴァデ(フランス)
※ベスト8:高山結女子・後藤紗葵・望月樹奈、ベスト16:永道麻依加・青木萌恵・前田愛佳

<男子シングルス・クラス1>
優勝:手塚元彌
準優勝:A.ルブラン(フランス)
3位:田中虹太朗、F.ルブラン(フランス)
※ベスト8:岩永宜久・盛武大悟・西康洋

<女子シングルス・クラス1>
優勝:黒野葵衣
準優勝:前田愛佳
3位:青木萌恵、後木玲奈
※ベスト8:永道麻依加・高山結女子・後藤紗葵

<U21男子シングルス>
優勝:西康洋
準優勝:上村太陽
3位:永田佳大、A.ルブラン(フランス)

<U21女子シングルス>
優勝:張本美和
準優勝:パヴァデ(フランス)
3位:島津葵、青木萌恵
  • 女子エリート、クラス1で優勝し、2冠の黒野(写真は2019年秋季関東学生リーグ)

  • 手塚は準決勝、決勝をフルゲームで制しクラス1優勝(写真は2019年秋季関東学生リーグ)

 レギュラーシーズンも佳境のドイツ・ブンデスリーガ。昨日は第20節が行われ、ザールブリュッケンに続き2チームがプレーオフ進出を決めた。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
<オクセンハウゼン 3-1 ノイ・ウルム>
○ディヤス 13、-6、8、4 ツボイ
 カルデラノ -7、-7、-9 サリフ○
○ゴーズィ -8、5、8、-8、4 シュトゥンパー
○ディヤス -8、-9、5、9、7 サリフ

<ケーニヒスホーフェン 3-0 ミュールハウゼン>
○及川 7、-10、7、-6、10 ヤンカリク
○シュテガー 4、5、3 Da.ハベソーン
○オルト 7、4、-5、10 イオネスク
★及川瑞基通算成績:単11勝6敗/複1勝2敗

<ブレーメン 3-1 ザールブリュッケン>
○ファルク 8、6、3 プレテア
 アギーレ -7、-8、-6 尚坤○
○ゲラシメンコ 6、-7、-7、8、10 フランチスカ
○ファルク 6、-7、12、-9、3 尚坤

<グリュンヴェッターズバッハ 3-2 フルダ・マーバーツェル>
○王熹 8、11、7 カイナート
 チウ・ダン -10、-3、5、9、-9 プツァル○
○グナナセカラン -6、7、7、7 ムン・ファンボー
 王熹 4、8、-7、-8、-8 プツァル○
○チウ・ダン/ラスムッセン -7、9、4、3 カイナート/ムン・ファンボー

<グレンツァオ 3-0 ユーリッヒ>
○ジャー 6、10、6 クレイン
○ボボチーカ -12、-12、6、7、3 コズル
○スゴウロポウロス 3、4、11 R.デヴォス

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ベルクノイシュタッド>
○ワルサー 6、6、9 ドリンコール
○ボル 9、5、6 ミノ
○シェルベリ 9、6、5 ロブレス

◆順位表(第20節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(16勝4敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(16勝4敗)
3位:オクセンハウゼン(15勝5敗)
4位:ブレーメン(14勝6敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ミュールハウゼン(12勝8敗)
6位:ベルクノイシュタッド(11勝9敗)
7位:ケーニヒスホーフェン(9勝11敗)
8位:グリュンヴェッターズバッハ(9勝11敗)
9位:ノイ・ウルム(8勝12敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(6勝14敗)
11位:グレンツァオ(3勝17敗)
12位:ユーリッヒ(1勝19敗)


 ケーニヒスホーフェンの及川瑞基(専修大)は今シーズン11勝目。すでにプレーオフ進出を決めていたザールブリュッケンに続き、ボルシア・デュッセルドルフ、オクセンハウゼンも今節の勝利でプレーオフのチケットを手にした。3チームが競り合う4位争いもブレーメンがザールブリュッケンから大きな勝利でプレーオフ進出に向けて前進。5位のミュールハウゼンはケーニヒスホーフェンに手痛い1敗を喫した。
 シーズン途中だが、来シーズンに向けた移籍情報もチラホラと流れているブンデスリーガ。オクセンハウゼンのフェガール(オーストリア)はベルクノイシュタッドに移籍。そのベルクノイシュタッドはドリンコール(イングランド)がチームを去る。現在10位に低迷するフルダ・マーバーツェルは欧州若手有望株のひとり、プツァル(クロアチア)が抜けるが、ポルトガルのスポルティングからアルナ(ナイジェリア)が加入。アルナは初のブンデスリーガでのプレーとなる。そしてドイツカップでサプライズVを果たしたグリュンヴェッターズバッハからはグナナセカラン(インド)が来季はTリーグの岡山リベッツでプレーするとの報道が出ている。まだシーズンは続くが、各チームとも来シーズンに向けた編成を着々と進めている。
  • Tリーグ参戦との情報が出ているグナナセカラン(写真は2019年アジアカップ)

 2019/2020シーズンのドイツ・ブンデスリーガがおよそ1カ月ぶりに再開。第19節に及川瑞基(専修大)が出場した。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
<グレンツァオ 3-2 ノイ・ウルム>
○ジャー 5、7、4 ブロッド
 ボボチーカ -4、-7、-7 ツボイ○
 スゴウロポウロス -9、-13、-7 サリフ○
○ジャー -10、6、5、5 ツボイ
○スゴウロポウロス -4、-7、9、9、6 サリフ

<フルダ・マーバーツェル 3-1 ユーリッヒ>
○プツァル 8、6、5 オーストワウダー
○ムン・ファンボー 9、-7、4、-11、5 R.デヴォス
 カイナート -3、-6、8、-6 コズル○
○プツァル 5、-11、5、-5、4 R.デヴォス

<ザールブリュッケン 3-0 グリュンヴェッターズバッハ>
○尚坤 3、2、-3、5 ラスムッセン
○フランチスカ 7、-3、4、-3、9 王熹
○ヨルジッチ 6、-10、4、-5、4 グナナセカラン

<ミュールハウゼン 3-0 ブレーメン>
○メンゲル 6、キケン アギーレ
○Da.ハベソーン 9、12、-2、-10、8 ファルク
○イオネスク 10、7、10 ゲラシメンコ

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ケーニヒスホーフェン>
○ボル 8、-6、5、8 及川
 K.カールソン -6、-8、9、-3 シュテガー○
○ワルサー -8、2、9、10 オルト
○ボル 9、-10、13、6 シュテガー
★及川瑞基通算成績:単10勝6敗/複1勝2敗

<オクセンハウゼン 3-0 ベルクノイシュタッド>
○ゴーズィ 3、9、8 ミノ
○カルデラノ 8、8、8 ドゥダ
○ディヤス 4、-10、8、5 ロブレス

◆順位表(第19節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(16勝3敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(15勝4敗)
3位:オクセンハウゼン(14勝5敗)
4位:ブレーメン(13勝6敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ミュールハウゼン(12勝7敗)
6位:ベルクノイシュタッド(11勝8敗)
7位:ノイ・ウルム(8勝11敗)
8位:ケーニヒスホーフェン(8勝11敗)
9位:グリュンヴェッターズバッハ(8勝11敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(5勝13敗)
11位:グレンツァオ(2勝17敗)
12位:ユーリッヒ(1勝18敗)

 及川はボル(ドイツ)に敗れて6敗目。チームもボルシア・デュッセルドルフに敗れた。ここまで1勝と苦しい戦いが続いていた若手主体のグレンツァオは、ノイ・ウルムを下して今シーズン2勝目をあげている。
 レギュラーシーズンは残り3試合。現在首位のザールブリュッケンはプレーオフ進出が確定済み。2位のボルシア・デュッセルドルフ、3位のオクセンハウゼンもプレーオフ進出はほぼ確実な状況だ。最終戦までもつれそうなのが4位争い。ブレーメン、ミュールハウゼン、ベルクノイシュタッドの3チームは13、12、11勝で競り合っている。第21、22節と下位チームと対戦するブレーメンがやや有利に見えるが、結末やいかに。
  • グレンツァオに今季2勝目をもたらしたジャー(写真は2019年チームワールドカップ)

 2月13〜16日にかけて2019/2020シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)、準々決勝第2戦が行われ、準決勝進出チームが決定した。

【2019/2020 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
◆男子準々決勝第2戦
<ボルシア・デュッセルドルフ(ロシア) 3-2 ロスキレ(デンマーク)>
○ワルサー 9、7、2 メイス
 シェルベリ -10、-5、-10 ツァイ・ユージア○
○ボル 7、6、5 トキッチ
 K.カールソン -4、-4、-9 ツァイ・ユージア○
○シェルベリ 10、12、-3、10 メイス
★ボルシア・デュッセルドルフが2勝0敗で準決勝進出

<オレンブルク(ロシア) 3-1 エンヌボン(フランス)>
 サムソノフ -7、-9、-8 ファン・シェンペン○
○リヴェンツォフ -2、9、-6、10、10 ニュイティンク
○オフチャロフ 10、7、-7、8 Q.ロビノ
○サムソノフ -9、7、5、2 ニュイティンク
★オレンブルクが2勝0敗で準決勝進出

<UMMC(ロシア) 3-1 ボゴリア(ポーランド)>
○ガチーナ 10、8、5 シルチェク
 シバエフ -5、-8、8、-10 ギオニス○
○グルーツ -9、7、-10、9、5 バドフスキー
○ガチーナ 11、4、9 ギオニス
★UMMCが2勝0敗で準決勝進出

<ザールブリュッケン(ドイツ) 3-1 ミュールハウゼン(ドイツ)>
○尚坤 6、7、6 メンゲル
 フランチスカ 9、-8、-9、-10 イオネスク○
○ヨルジッチ -10、5、8、-3、5 ヤンカリク
○尚坤 11、8、-10、10 イオネスク
★ザールブリュッケンが2勝0敗で準決勝進出

 男子は準々決勝第1戦で勝利した4チームが連勝で準決勝進出。ドイツ、ロシアから2チームずつがベスト4入りとなった。準々決勝のカードはオレンブルクとザールブリュッケン、ボルシア・デュッセルドルフとUMMC。前回王者のオレンブルクだが、エースのフランチスカ(中国)、勝利を計算できる仕事人・尚坤(中国)、成長著しいヨルジッチ(スロベニア)が揃うザールブリュッケンは手強い相手。オレンブルクは準々決勝第2戦に出場したオフチャロフ(ドイツ)、サムソノフ(ベラルーシ)の他、フレイタス(ポルトガル)、Tリーグでも好調の荘智淵(チャイニーズタイペイ)を擁しており、ベストメンバー同士の対戦となれば、接戦となるだろう。準決勝第1戦は世界選手権終了後の4月に開催される。


◆女子準々決勝第2戦
<タルノブジェク(ポーランド) 3-1 ホドーニン(チェコ)>
○サマラ -9、8、9、8 ブラテェイコ
○ハン・イン -7、4、5、3 チ・ミンヒュン
 Vi.パブロビッチ 12、-11、-7、9、-6 パルティカ○
○サマラ 6、9、-12、4 チ・ミンヒュン
★タルノブジェクが2勝0敗で準決勝進出

<カルタヘナ(スペイン) 3-2 ベルリン・イーストサイド(ドイツ)>
○リュウ・シン -8、8、9、-7、9 ミッテルハム
 ガルシア-モンテロ -9、-7、-7 スッチ○
○エルデリー 9、-9、4、10 ミュールバッハ
 ガルシア-モンテロ -6、8、-2、9、-5 ミッテルハム○
○リュウ・シン -9、9、8、9 スッチ
★ベルリン・イーストサイドが1勝1敗、得失点差で準決勝進出

<セント・クエンティン(フランス) 3-1 ギルバウ・ヴィック(スペイン)>
○チャン・モー 3、8、4 キャレイ
○P.ミハイロワ 10、5、-9、-14、5 チャン・シュアン
 O.ミハイロワ 7、-7、-6、13、-4 フェヘル○
○チャン・モー 6、5、4 チャン・シュアン
★セント・クエンティンが2勝0敗で準決勝進出

<リンツ・フロシュベルク(オーストリア) 3-1 メス(フランス)>
○ポルカノバ 6、8、13 モンテイロ-ドデアン
○蘇慧音 6、12、7 グルンディシュ
 バルトゥシテ 11、-9、-4、-1 ディアコヌ○
○ポルカノバ 10、8、8 グルンディシュ
★リンツ・フロシュベルクが2勝0敗で準決勝進出

 女子はベルリン・イーストサイドが1敗を喫したものの、波乱はなく上位候補が準決勝へ。準決勝はベルリン・イーストサイドとタルノブジェク、セント・クエンティンとリンツ・フロシュベルクの対戦。前回女王のタルノブジェクは顧若辰(中国)、リー・チェン(ポーランド)、ウー・ユエ(アメリカ)も控えており、3シーズンぶりのVを目指すベルリン・イーストサイドはエクホルム(スウェーデン)、ユ・フ(ポルトガル)、シャン・シャオナ(ドイツ)ら充実のメンバー。事実上の決勝ともいえるカードとなりそうだ。
  • 2連覇を狙うタルノブジェク、サマラが2得点の活躍(写真はTリーグでのプレー時)

 ヨーロッパのトップランカー16人で争われる2020ヨーロッパトップ16がスイス・モントルーで開催。男子はボル(ドイツ)が2年ぶり通算7度目の優勝。女子はP.ゾルヤ(ドイツ)が2連覇を達成し、ドイツが2年連続でアベック優勝(昨年はオフチャロフが男子優勝)を果たした。

【男子】
◆準々決勝
ガルドス 8、-9、-6、9、5、8 ファルク
ボル 4、7、8、7 ピッチフォード
ヨルジッチ 7、8、10、-6、20 ワン・ヤン
プツァル -4、9、-7、6、14、12 フレイタス
◆準決勝
ボル 10、8、-7、6、5 ガルドス
ヨルジッチ -4、1、11、13、8 プツァル
◆3位決定戦
ガルドス -9、9、9、-2、-8、4、9 プツァル
◆決勝
ボル -8、10、5、7、9 ヨルジッチ

 ボルは1回戦から決勝までの4試合で、わずか3ゲームを失ったのみという抜群の安定感を見せて優勝でワルドナー(スウェーデン)の持つ最多優勝記録に並んだ。決勝ではヨルジッチにゲームを先行されたが、そこからはさすがの試合を見せて頂点に立った。2002年の初優勝から18年、3月には39歳
になるボルだが、まだまだ欧州の帝王の座は譲らない。
 準優勝のヨルジッチは1回戦でサムソノフ(ベラルーシ)、準々決勝でフレイタスを破るなど躍進。バック主体のスタイルで、ブンデスリーガで揉まれて力をつけている21歳だが、今後ヨーロッパを背負って立つひとりとして注目される。3位決定戦では41歳・ガルドスが24歳・プツァルに勝利。ガルドスは今大会トップランカーのファルクに勝利するなど、健在ぶりをアピールした。

【女子】
◆準々決勝
ポルカノバ 5、9、13、11 バラゾバ
エーラント 11、-6、5、-5、7、5 倪夏蓮
ペソツカ -16、9、9、8、-6、-11、8 ハン・イン
P.ゾルヤ 9、6、11、-9、-9、9 サマラ
◆準決勝
エーラント 6、7、-6、8、9 ポルカノバ
P.ゾルヤ 3、-10、6、14、7 ペソツカ
◆3位決定戦
ポルカノバ -8、-9、7、6、8、5 ペソツカ
◆決勝
P.ゾルヤ -8、-6、9、5、8、7 エーラント

 女子は前回大会で初優勝を果たしたP.ゾルヤが連覇。決勝では伏兵・エーラントにいきなり2ゲームを連取されたが、そこから挽回。昨年の決勝も0-3のビハインドから試合を引っくり返しての優勝だったが、2年連続の逆転勝利でタイトルを守った。
 準優勝のエーラントはP.ゾルヤと同じ25歳。初戦でスッチ(ルーマニア)を破ると、続く準々決勝では大ベテランの倪夏蓮、準決勝で今大会第1シードのポルカノバと、名だたる強豪を退けるセンセーショナルな活躍を見せた。

写真提供:ITTF
  • 7度目の優勝のボル。ワルドナーの持つ最多V記録に並んだ

  • 昨年に続き逆転で決勝を制したP.ゾルヤ

  • 21歳、躍進の準優勝となったヨルジッチ

  • サプライズの決勝進出を果たしたエーラント

  • ドイツが2年連続アベック優勝達成

 全日本期間もあり、掲載が遅くなりましたが、1月13日に開催されたドイツ・ブンデスリーガ第18節に及川瑞基(専修大)が出場。全日本を直前に控える中での出場となったが、ゴーズィ(フランス)を下す金星を上げた。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部
<ノイ・ウルム 3-2 ベルクノイシュタッド>
○アポロニア 6、5、-6、5 ドリンコール
 シュトゥンパー -7、-8、-5 ドゥダ○
 サリフ 7、10、-5、-7、-9 ロブレス○
○アポロニア 7、5、5 ドゥダ
○サリフ/ツボイ 9、6、-9、10 ロブレス/ドリンコール

<オクセンハウゼン 3-1 ケーニヒスホーフェン>
○シドレンコ -6、8、-7、6、11 シュテガー
○ディヤス -4、7、8、-9、9 オルト
 ゴーズィ -9、-7、9、6、-9 及川○
○ディヤス -8、-6、8、6、9 シュテガー
★及川瑞基通算成績:単10勝5敗/複1勝2敗

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ブレーメン>
 O.アサール 7、8、-10、-9、-9 ファルク○
○シェルベリ 10、10、10 ゲラシメンコ
○ワルサー 10、7、-8、9 スッチ
○シェルベリ 8、-1、-8、4、8 ファルク

<ミュールハウゼン 3-0 グリュンヴェッターズバッハ>
○メンゲル 8、-8、2、8 王熹
○イオネスク 9、-3、9、-3、5 グナナセカラン
○Da.ハベソーン 5、-8、6、8 ラスムッセン

<ザールブリュッケン 3-0 ユーリッヒ>
○尚坤 7、6、3 コズル
○プレテア -8、-15、3、4、10 R.デヴォス
○ポランスキー 9、8、10 クレイン

<グレンツァオ 3-0 フルダ・マーバーツェル>
○ジャー 1、7、11 プツァル
○スゴウロポウロス 18、9、-7、9 フィルス
○リンド 5、9、2 ムン・ファンボー

◆順位表(第18節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(15勝3敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(14勝4敗)
3位:オクセンハウゼン(13勝5敗)
4位:ブレーメン(13勝5敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ミュールハウゼン(11勝7敗)
6位:ベルクノイシュタッド(11勝7敗)
7位:ノイ・ウルム(8勝10敗)
8位:ケーニヒスホーフェン(8勝10敗)
9位:グリュンヴェッターズバッハ(8勝10敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(5勝13敗)
11位:グレンツァオ(1勝17敗)
12位:ユーリッヒ(1勝17敗)


 及川はゴーズィに勝利し今シーズン10勝目。この勝利で気分良く大会に臨めたか、直後の全日本選手権で男子ダブルス優勝、男子シングルスでベスト16入りと活躍を見せた。しかしシュテガー(ドイツ)がシドレンコ(ロシア)に敗れるなど2失点を喫し、チームは敗れ、8位に沈んでいる。そして開幕から勝利のなかったグレンツァオは第18節にして初勝利。若手3人が奮闘し、ストレートでフルダ・マーバーツェルを下した。レギュラーシーズンは残すところ4節。各種国際大会が重なっており、第18節から少し間が開き、次節は2月16日に開催される。
  • ゴーズィに勝利し10勝目の及川(写真は2020年全日本選手権)