上級者が初心者と試合する時、どの様に戦うのがベストでしょうか?
① 全力で戦い、0点で抑える
② ゆっくりとラリーを続けるが、0点で抑える
③ ゆっくりとラリーを続け、わざとミスして相手に点数を与える
④ 絶対に勝てるということで、笑いながらテキトーに試合をする
あまりにも相手が初心者すぎたり、小さい子供、エキシビジョン等だったらラリーを続けたり、盛り上げるためにわざとミスしても良いと思いますが、問題は本気の試合の場合です。
もしかしたら①~④以外にも戦い方はあると思いますが、思い付かないのでお許しを。
まず、最後の④はあり得ないですよね。グアテマラでは良く見かけますが(泣)、日本だったら死刑です。
問題は①、②、③の中でどれが一番ベストか? という事です。
あなたはどれがベストだと思います?
私は①全力で戦い、0点で抑える、がベストだと思います。
強い人に全力で戦ってもらえるなんて、幸せだと思いませんか?
「こんなに強い人が私に対しても全力で戦ってくれている!」
感動ですよね。
強い人には強いままで試合をして欲しい! 本気で打ってもらって
「わっ! スマッシュってこんなに速いんだ!」とか「サーブの回転がハンパない! ウケる」とか「フットワークの速さが尋常じゃない!」って驚きたいんですよね。つまり、驚きたいんですよ。
錦織圭選手が本気で「エアケイ」を打ってくれるようなものですね。
ロジャー・フェデラー選手が全力でスマッシュを打ってくれるようなもの。
そんなことされたら、嬉し過ぎて涙が出てきます。
マイケル・ジャクソンが私に対して全力でムーンウォークをしてくれるようなものですね。(←これは違うか)
福山雅治に「家族になろうよ」を本気で歌ってもらうようなものですね。(←これも違うか)
さて、わざとミスするのは如何でしょう? ミスする理由はいくつかありますね。
① お情けで
② 「点が取れた!」と相手を喜ばせる為
③ ………。
……考えてみましたが、いくつもありませんでした(涙)
性質が悪いのは、そのミスがわざとなのか、本気でミスしたのか分かりづらいという事。
お情けのミスだと分かったところで「そんな点数だったらいらねーよ!」となるし、もし相手が本気でミスしたところで「あなた、上級者のくせに、こんなミスするの?」となるんですよね。
バドミントン初心者の私の場合がまさにそうです。おじさまにハンディをもらって15-0から試合させてもらってるのですが、おじさまが本気でミスしてるのか、わざとミスしてくれてるのか分かりませんし、もし私が得点しても、嬉しい反面「私のこんなへなちょこショットでミスしちゃうんだ……」とガッカリするんですよね。
つまり、手抜きしないで欲しいということです。お情けの点数なんて、もっての外! 全力で戦って欲しい。
あなたの最高のムーンウォークを私に!
あなたのスペシャルショットを私に!
カマ(モ)ン! カマ(モ)ンベイベー!
あなたはどう思います?
全力で戦って欲しいですか? ラリーを続けて欲しいですか? それとも、お情けでも良いから点数が欲しいですか?