グアテマラの卓球界にヒーローがいます。
名をオマール・フローレス。
小さい頃から卓球が強く、何十年間もグアテマラのトップに君臨し、中米大会はもちろん中南米やカリブの大会でも何度も優勝した事があるというツワモノ。
その彼が台湾に渡ったのは今から3年前。
台湾で何をしているかというと、卓球のコーチをしているのです。
グアテマラ人がですよ? 台湾の卓球のコーチをしてるんですよ?
これって凄くないですか?
例えるなら、サッカーの上手い日本人がブラジルでサッカーのコーチをしている様なものです。
今回のジュニアサーキットで台湾の女の子6人引連れて故郷のグアテマラにやってきました。もちろん、台湾の女の子たちは各カテゴリーでメダルをかっさらっていきました。
オマールは「写真を撮って!」と言われたり、多くの人に話しかけられていました。私はグアテマラでコーチをしてからというもの、色んな人に「オマールは知っているか?」と彼の伝説を聞かされていました。今回お会いするのは初めて。実際に話してみると、とても気さくな方で感じの良い人でした。
ところで、なぜオマール氏がグアテマラでコーチをしないのかというと、「卓球協会が雇ってくれなかったから」だそうです。。。
「えっ?」
って感じですよね。勿体無い!
「逃した魚は大きい」と言いますが、グアテマラ卓球協会にしてみれば正にそれですね。
先生
それほどの大物を目の前にして、左手がうずきませんか?
チャレンジャー魂!
なんだろうさん
コメントありがとうございます!
オマール氏は昔ナショナルチームで同期だった現在のグアテマラ卓球連盟会長とガンガンに試合しており、
セット5対5で引き分けで終わったそうです。
オマール氏、今でもめちゃくちゃ強かったです。私の左手は……うずいたまま。