去年は団体戦と個人戦一般女子の部で優勝しました。
今年も団体戦優勝。
個人戦でも優勝しましたが、今年は一般女子ではなく、30代の部で出場しました。
これで二年連続でブラジル日系人卓球大会のプログラムに名前を刻むことが出来ました!
開会式の行進前の様子。
試合会場の様子。
一位から同じく三位までの巨大カップが廊下にズラリ。
入賞した子供たち。ちっちゃくてかわいいです。
嗚呼! それにしても、今年も一般の部で出たかったのだけれど、各チームから5人しか一般に出れないということで私が外されたんですよね。
「もうお前は30歳なんだから、大人しく30代の部で出ろ」って。
「若い子達に道を譲れ」って。「ババァに用はねぇ!」って。
「ていうか、お前日系人じゃないだろう!」って。
確かに。私は日系人ではありません。なのに勝手にブラジルに来て日系人の試合に出ること自体おかしいんですよね。ごめんなさいね。
参加者のみなさんは日系人なので顔は完全に日本人。「私も日系人に紛れて……」と思っていましたが、やっぱり私は「あの子、日系人じゃないわよ!」と噂されていたそうです。
バレるんですね~、こういうのって。みなさんも気を付けて下さいね。
ブラジル日系人の友達と。
30代の部はレベルが低過ぎました。私が準決勝3、4、3本で簡単に勝利し(しかも本気ではなかった)、「さて、次は決勝戦だな」って思っていたら「今の決勝戦でしたよ」と言われる始末。
嫌味ではなく、本当に「簡単に勝っちゃう試合はつまらない」んですよね。
あーあ、一般の部だったらもう少し面白い試合をみなさんにお見せする事が出来たのに。
人生初の年代別に出たのが今回のブラジル日系人卓球大会30代の部。
あっさり優勝。
こんなに大きいカップをもらいましたが、これから飛行機移動するし、邪魔になるので(←すみません!)お世話になったイタインケイコ卓球クラブに置いていくことにしました。
なんだかこのブログを書いていて思ったのですが「西田、調子に乗ってやがるぜ、チッ」と思っている方もいらっしゃると思います。でも、全然調子になんか乗っていませんのよ。
ブラジル日系人のレベルが低いと言っている訳ではないんです。
若い子はそれなりに強い子もいるのですが、大人になるにつれて卓球を続ける人がいなくなっていくんです。
女性30代で卓球が続けられる人なんて、ブラジルではあまりいないんです。
卓球が出来る事の有り難さをしみじみと実感しました。
いつも楽しく読ませていただいております。ブラジルの皆さんが楽しく卓球をやっている様子がすばらしいですね。
大人になっても卓球を続ける女性は私の周りでも少ないです。
卓球の場合は特に若い時は大切にされるぶん、落差が激しいのではないでしょうか。お肌も体力も腕も曲がり角になったときに、愛のある言葉もかけられないため、自分の中に逆風に負けない向上心のある方だけが残るのだと思います。その世代が(正当に?)評価される場を作るために、思い切って30代前半男子だけをのれん分けすれば、練習パートナーの強い女子も(それなりにチヤホヤされますので)残って大会も活性化するのかもしれません。
じゃがいもさん
コメントありがとうございます!
おそらく、どこの国でも女性は仕事をしていたり、子供を産んで子育てしている人はなかなか卓球を続けるのは難しいと思います。
>卓球の場合は特に若い時は大切にされるぶん、落差が激しいのではないでしょうか。
自分の中に逆風に負けない向上心のある方だけが残るのだと思います。
→きっとその通りですね。私はグアテマラの子供たちによくこのような言葉をかけます。
「自分を元気づける人は誰?」
答えは「自分自身」ですね。
私はもっと自分自身を叱咤激励しないといけません。
西田様、丁寧なご返答ありがとうございました。
日本だけの事情かもしれませんが、上手な選手はPTAの卓球部のコーチとなって、卓球の普及に大きく貢献しているように思います。その成果か、シニアで卓球デビューする方が沢山います。
西田様がグアマテラの子供たちに自分の内面に向き合う大切さを教えていて、ご自身でも実践していることが、各地の卓球道場(?)から信頼されていることが写真からも伝わってきます。
これからも楽しいレポートと写真を楽しみにしています。これからはグルメレポートだけでなく、子供たちがどのように伸びていくのかのレポートも期待しています。
優勝おめでとうございます。
こんな大きなカップほんとにもらえるんですね。
これはセレモニー用で、ちっちゃいレプリカをくれた方が荷物にならなかったのにね。
30代の女性はいろいろ忙しい方が多いんでしょうね。
育児とか手が離せないこともありますし。
なんだろうさん
コメントありがとうございます!
本当に、ちっちゃいレプリカ貰った方が嬉しかったです。
持って帰れるから。
私も早く育児で忙しい日々が送れることを心から祈ります。