月別アーカイブ: 9月 2015

ペルーナショナルチーム15歳の部の監督を務める事になりました。

色々ありまして、9月1日からペルーのナショナルチーム15歳の部の監督を務める事になりました。
総合スポーツセンターは最近完成したばかりでとてもきれいです。

卓球場はコチラ。

台は全部で10台。縦に7台、端に3台置けます。

16:30~19:00 練習時間は2時間半とかなり少なめ。

合計16選手(男子8名、女子8名)を受け持つことになりました、が!

初日は男子2人しか来ませんでした。

二日目は4人。三日目は3人……。

あの~……ちょっと、泣いて良いですか?
え~ん え~ん え~ん!
子供たちが練習に来ないよ~ん! え? なに? どうなっちゃってるの?
どうやら学校の授業が終わるのが16:15だったり、ナショナルチーム以外に各自卓球クラブに所属しており、週に何回かはクラブで練習しているとの事。

そして、毎週2回(火、木)、大人の部で練習相手をすることになりました。
大人の部のみんなと。

すでに全身筋肉痛ですが、若いものに負けじと頑張っております。
19:00~22:00 (大人の部) 3時間
休憩時間にクラッカーを食べて飢えをしのいでいます。

本日、珍客が来ました。

犬。(泣)

人懐っこくクンクンとそこら辺のニオイを嗅いでいたかと思ったら……

食べちゃダメ~!!!

それはドッグフードじゃないから(泣)!

そして、ボールを口にくわえて遊び始めました。

全員が必死になって練習場から追い出そうとするも、楽しそうに身をかわし走り回る犬。(泣)

5分くらいしてようやく出て行ってくれました。フー。

白い猫もいます。キティちゃんじゃないよ。

ペルー観光 ~両親とバージョン~

ついに両親が老体に鞭打ってペルーに遊びに来てくれました。
長旅お疲れ様です。
5日間しかペルーに居られなかったため、厳しい日程でしたが強行突破しました。

1日目 夜中1時にリマに着き、翌朝10時の飛行機でクスコへ(1時間20分)。
標高が3,400mもあり、母親は高山病で夜中に何回も吐いたそうです。
かわいそうに……。
私も高山病で激しい頭痛に襲われ、夜なかなか寝付けませんでした。

2日目 クスコからバス(1時間40分)と電車(1時間40分)に乗り、マチュピチュ村へ。母親はバスで吐きました。

3日目 早朝、マチュピチュへ。あいにくの曇り。ポスターで見るような美しい景色は見られませんでしたが、両親はそれでも喜んでいました。
バスと電車でクスコに戻り、飛行機でリマに戻るとそのまま夜行バス(7時間)でナスカへ。奇跡的に母はこの夜行バスで吐きませんでした。

4日目 早朝5時にナスカに着く。私は前回妹とセスナに乗ったので今回は乗りませんでした。両親だけセスナに乗り地上絵を見る。

「地上絵どうだった?」と両親に聞くと、二人とも「うん、なんか、見えたような見えなかったような……。でも、宇宙人とオウムの絵ははっきり見えたよ!(それ以外はよく分からなかったけど……)」

母はセスナで吐き、地上絵も良く見えなかったなんて……。しくしく。
それでも「いっちゃんのお陰で貴重な経験ができたよ! ありがとう!」と言ってくれた母親は偉大です。

その後3つの博物館を巡り、展望台からも地上絵を眺め、バスで8時間かけて夜中の1時にリマに着く。

5日目 8時に起床、近くの海まで散歩、かなり広い市場で買い物、中学校で15分程卓球をし、昼にペルー料理を食べ、午後はリマ観光、夜中の2時の飛行機で日本に帰って行きました。

母親の顔がおばあちゃんに似てきたり、父親がおじいちゃんそっくりに見えた時、時の流れを感じました。

両親にとって私はいつまで経っても子供。ペルーに来て2カ月ぶりに両親に会いましたが、室生 犀星(むろう さいせい)の詩

故郷は遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの

が頭に浮かび、何だか切なくなりました。