リトルキングス

卓球王国→国際卓球→リトルキングス (同じ日)

故・蛭田先生、現・三田村宗明さん率いる、リトルキングスにも行って参りました。

戦闘力2パーセントの身体を引きずりながら、高田馬場駅から海老名駅へ。

海老名駅から練習場の海老名中学校まで歩ける距離ですが、迷いもなく、

 

へい、タクシー!

「こんばんは。本当に近くてすみませんが、大谷中学校までお願いします」

「大谷中学校ですね。かしこまりました」

しばらくすると、タクシーは曲がるはずの道を直進。

「あれっ? ここ、曲がらないんですか?」

「えっ? 大谷中学校に行かれるんですよね?」

「あっ! すみません、間違えました! 海老名中学校に行きたかったんです。大谷中学校っていうのは昔私が通っていた中学校でして、つい」

「はは、大丈夫ですよ~」

タクシーのおじさん、なんでそんなに優しいの?

少し遠回りしちゃったけど、初乗りの730円で行けたし、お財布にまで優しい……。

 

リトルキングスに着くと三田村さん、蛭田まりこちゃん、娘さんの雛ちゃん、小田さんらが温かく迎えてくれました。

「今日試合の日だけど、試合する?」

「私はもうこれ以上動けないので、今日はちょっと……また次の機会に……」

レンソは私の父、通称ルパン、もしくは「gato seco(ガト セコ)=痩せた猫」と試合。

ガト セコ、レンソに敗れる。

次に中2の男の子と試合し、レンソ敗れる。

最後に我らの三田村コーチと試合をし、ガンガンに強烈なスマッシュを喰らいながらも、3セット目は8点も取ることが出来ました。

三田村さんや他の人曰く、「レンソ、意外とやるね」とのこと。

集合写真を撮って、最後に挨拶。

三田村さん「レンソ、みんなに何か一言ある?」

「ペルーから来ました。24時間かけて日本に来ました。ペルーは今、昼の11時です。(本当は朝の7時でした) みんなはとっても良い子で躾がなっていて、正直とってもビックリしています。先生方の言う事も良くきいているし、みんなの将来が楽しみです。みんな温かく迎え入れてくれて、一緒に試合も出来てとても嬉しかったです」

 

帰りの車で、妹の渚にこう言われました。

「いっちゃん、自分たちの自己紹介、全然してなかったでしょ? あれじゃ子供たち『誰? この人達? いきなり来て、試合して、前出て喋って』ってなるよ?」

確かに。ごめんね、子供たち。

私の名前は西田泉。ルパン先生の二番目の娘です。むかーしむかし、リトルキングスで練習していました。つまり、君たちの先輩ですね。

そして、青森山田高校出身。つまり、三田村コーチの後輩ですね。

jicaボランティアでグアテマラにいました。この人は私の旦那さんでペルー人。レンソと言います。レンソンじゃなくて、レ・ン・ソ。

またリトルキングスに練習しに行くことがあるかと思いますが、その時はまたよろしくお願いします!

レンソ、お姉座りしていますが、お姉キャラではありませんのであしからず。膝立ちが出来なかっただけです。

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