我らの福原愛ちゃんが、愛ちゃんの旦那さんにこう言ったそうです。
「卓球はとても大事。でも、卓球の中に人生があるんじゃなくて、人生の中に卓球があるのよ」
最近立て続けに渡辺貴史さんのブログを更新していたので、卓球とは全く関係の無いブログもそろそろ書かないと調子が狂いそうになりました。
「アレ? 私の人生はドコ? 私はダレ?」的な。
なので今回は私の人生で起こった、卓球とは全く関係の無い話で皆様のご機嫌を伺います。
人間、生きていくうえで「食べる」ことは欠かせませんよね。
皆さんは自炊をしていますか?
自炊は健康管理も兼ねて自分のため、またはそれを食べてくれる人を想って料理をするものですよね。
「自称スポーツ選手」の皆さんなら、健康管理も考えてタンパク質やコラーゲン、ビタミンA,B1,B2,B6,B12,C,D,E,K,ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの摂取に日々いそしんでいると思います。
私も大学時代や社会人の頃はほぼ自炊をしていました。
料理は好きでもないし、もちろん得意でもありません。
味見は一切しませんので、全て一発勝負です。
それでも必要に迫られ、自炊をしていました。
理由はもちろん、皆さんお分かりかと思います。
私も昔はスポーツ選手でしたからね。一応ね。
ということは、自炊をするという事は……
外食するほどお金がなかったからです!
外食の方が美味しいし、楽だし、面倒臭い「洗い物」という後始末をしなくて済みますでしょ?
でもやっぱり値段が高い。しょうがない、自炊しよう。
日本でいつもお世話になっていた優秀食材、それは薄切り肉でした。本当に使い勝手が良いんですよね。安いし。しかも私はバカの一つ覚えのように一度作って「美味しい」と私から合格が出ると、飽きるまで何度も同じものを作っていたので、
薄切り肉を使ったゴーヤチャンプルー、カレー、生姜焼きなんて、一体何度作ったか分かりません。
社会人のある日、上司から「西田はまたカレーか」と言われたこともありました。口がまたカレー臭かったんでしょうね。どうもすみませんでしたね。
昨日、豚バラブロックをペルーのスーパーで買いました。本当は豚バラの薄切りを買いたかったんですけど、ペルーには「薄切り肉」など存在しません。無いものは無いんです。
大好きな秋刀魚も存在しません。ウナギもありません。
納豆はあるけど、めちゃくちゃ高いんです(号泣)。
納豆を手作りしたところで、出来上がったネバネバの糸を引く臭い匂いのする豆なんて、誰が食べたいと思いますか(大号泣)?
さてこの豚バラブロック肉。初めて買ったけど、これ、どう調理するの?
インターネットでレシピを調達しました。そこにはこう書かれていました。
「簡単レシピ」豚ブロック肉のBBQソース焼きの作り方「男飯」
う~ん、なんとも食欲をそそる題名。
「簡単」だなんて、つまり、誰にでも失敗なく出来るって事でしょう?
私にピッタリじゃないですか!
そして「男飯」なんて、つまり、豪快って事でしょう?
料理の時は味見なんて一切しない、豪快な私にピッタリじゃないですか!
もちろん「レシピ通りに事を進めようね」と私が私に言いました。
先ずは「豚バラブロックをフォークで刺し、肉全体に穴をあける」と書いてあるのでそれに従います。
「肉全体に穴をあける」のは味をしみ込みやすくするため? それとも、肉を柔らかくするため? もしくは焼いた時にちぢれない様にするため?
いずれにせよ、穴は沢山開いていた方が良いなという私の勝手な判断により、塊肉が悲鳴を上げるまで
「エイッ! エイッ! これでもかっ! これでもかっ! ……親の仇ぃぃぃ~!」
などと叫び無心でブスブスとフォークで肉に穴をあけていたら、何やらフォークを持っている手に違和感を感じたので、その手を止めました。
「なんじゃこりゃ~~~!!!」
画面右端に注目。勘が鋭い人はこの時点で分かるはず。
ふぉ、フォークが……
別の角度からどうぞ。
何だかエレガントな形に変化していますね。豪快な男飯にはほど遠い、気品あふれる女性の手の様に見えますわ。育ちがバレますわね。うふふふふ、おほほほほ。
あら、奥さん、ごきげんよう。
調味料と肉を袋にぶち込み、冷蔵庫で2~3時間寝かせるそうですが、1時間半ほど経ったところでどうしても我慢できなくなり、焼きに入ります。
30分フライパンで焼くそうです。レシピでは出来上がりがジューシーでとっても美味しそうなんですけど、30分もフライパンで焼いたら、焦げないのかな?
イチモツの不安を抱えながらも肉をフライパンで30分、レシピ通りに焼いてみました。
それはもう、焦げっ焦げ。
見た目はまるでペルーの道端に落ちている3日間干からびたイヌのウンコの様。そんな写真なんて、とても載せられませんよ。
ね? ほらね? 30分も焼いたらそうなるって。焦げるって分かっていたでしょ?
分っていて、なんで30分も焼いちゃったの?
そして、どうしてレシピではジューシーに仕上がっているの(泣)?
焦げっ焦げにはなりましたが、味は美味しかったです。レンソからも太鼓判を頂きました!
失敗したんだかしてないんだか分からない結果になってしまいましたが、さすがは「男飯」。豪快なところがこのネーミングに行きついたんですね。
さて、日本でマイブームになった食べ物は多々ありましたが、現在ペルーでマイブームの食べ物と言えば「ペルーで買った日本米(?)の白米を、母から送ってもらった梅干しと味付け海苔で食べる」です。
シンプル・イズ・ベスト(涙)。
追伸
このブログの読者様に少しでも喜んでもらおうと、「エレガントな手の様になったフォーク」の写真を撮るため、豚バラブロックの油でギトギトになった手を丁寧に水で洗い、タオルで拭き、携帯電話のカメラで写真を撮った健気な私の姿をご想像ください。
これが私の人生の一部です。
さすが泉水さん、豪快な料理の中に繊細な味が・・・素晴らしいです。
でもね泉水さん、「イチモツの不安を抱えながらも肉をフライパンで30分、レシピ通りに焼いてみました。」 ん??、どこか違和感が!!
イチモツの不安? イチマツの不安では。
たしかに世の男性は多かれ少なかれ、イチモツに不安というか、不満を抱えているんだけどね。
ゴリドラさん
コメントありがとうございます!
>イチモツの不安? イチマツの不安では。
ご指摘ありがとうございます。
確かに、「一抹(いちまつ)の不安」でしたね。うっかり。
一応、「一物(イチモツ)」の意味をネットで調べましたところ、この様な結果が返ってきました。
1、 心のうちに持った一つのたくらみ。
2、 一つの品物。また、ある特定のもの。
3、 または男性の性器のこと。
34年間、ずっと「イチモツの不安!」と豪語していた自分が恥ずかしい。
えっ? 私ですか? 私にイチモツ(3番)の不安なんてありませんよ?
そもそも持っていません。生物学上では、一応、女なので。
>たしかに世の男性は多かれ少なかれ、イチモツに不安というか、不満を抱えているんだけどね。
この文章からすると、ゴリドラさんはイチモツに不満がお有りだそうで。
私の旦那には立派な(場合によっては可愛くも見える)ものがありますが、そもそも他人様のと比べた事がないので立派な(もしくは可愛い)のかは分かりません。
今のところオシッコは勢い良く出ているようなので、必要最低限の機能は果たしているのかなと。
……あのぅ、勘違いされたら困るので一応言っておきますが、私のブログのコメント欄は「誰も見ていない事になっている」ので、ここまで大胆に、時に上品にコメント返しが出来るのです。
なので、皆さんもこのブログのコメント欄だけは見ないように。
「一抹の不安」を抱えながらも、心よりお願い申し上げます。かしこ。
泉水さんではなく、泉さんです。すいません。
泉水さんだなんて、なんだかかっこ良くて私は好きですよ。
和服が似合いそうですね。
ごきげんよう。
卓球的に説明すると
バックスイングを大きくとって刺してませんでした?
バックスイング少なめで試してみて下さい。
次回、良い結果お待ちしてます。
(・ω・)ノ
ぽんぽん船さん
コメントありがとうございます!
確かに、大きく振りかぶってフォークを刺していました。
まるでロビング打ちをしているかのよう……。
全身の動きを無駄なく使い、焦点に集中します。
するとフォークが曲がりますので十分に気を付けて下さい。
ちなみに私はロビング打ちが大嫌いです。大の苦手です。想像しただけでも吐き気がします。
果たしてリベンジなるか? そもそもリベンジするのか?
こんにちは! わざわざカタカナ表記だったので突っ込んでもらおうとしているんだと思って読んでました。このブログで学習出来て良かったですね。
私は”揚げ足をとる”を”足上げをとる”と言ってました。。。 トレーニングか!
りん!さん
コメントありがとうございます!
>わざわざカタカナ表記だったので突っ込んでもらおうとしているんだと思って読んでました。このブログで学習出来て良かったですね。
文学系の私でさえこれですからね。
ということは、ほとんどの理数系の女性は「一抹」と「一物」を勘違いしていると思います。
本当に、皆さんに色々教えてもらって助かります。
>私は”揚げ足をとる”を”足上げをとる”と言ってました。。。 トレーニングか!
あるあるですね。
私は旦那に「足を洗ってほしい」と常に思っております。そう、ヤクザの世界から身を引くときに「足を洗う」と表現しますよね。
ただ私の旦那の場合、ヤクザの世界から身を引くためではなく、「これ以上足が臭くならないように」との解決策です。卓球の練習の後は特にね。
なので、この場合は「石鹸で足を丁寧に洗う」になります。
「卓球の練習はお風呂に入るまでが練習」なので、気を抜かずに練習に励んでもらいたいものです。