諺「かわいい子には旅をさせよ」 

私が母になって理解できるようになったことがあります。

 

それは親が子にする心配です。

 

もし私が一心くんのお母さんの立場だったら、こう言っているでしょう。

 

ママの大事な大事なかわいいかわいい一人息子が、南米のペルーだがピルーだかプールだかシールだかツールだかよく分からない国にワクチンも打たず、スペイン語も分からずに行ってすぐに体調を壊し、ようやく帰ってくると思ったら「ペルーでリベンジする!」だか何だか言って帰ってこなくて、パンデミックが起きてペルーで外出禁止になって卓球の仕事も出来なくなってチャーター便で帰ってくるはずが帰ってこられなくなってウイルス検査では「陽性」と言われ、なんだかんだで日本に帰って来たけどお母さん本当にあなたのことが心配だったのよ!!! もう二度とお母さんから離れないでねって言いたいけど「かわいい子には旅をさせよ」という諺を信じるのであればそうねぇ、思い切ってアフリカにでも行く? タンザニアの離島「ザンジバル島」ってところ、海がとってもきれいなんですって! ママはこのビキニ持って行っちゃおうかな~(笑) アハハ、ちょっと若すぎるかしら。あら、昔はそれなりのプロポーションだったのよ! ……って、あれっ? 何の話ししてたんだっけ? そうそう、『かわいい子には旅をさせよ』だったわね。それって……、ママも一緒に行っちゃ駄目なの?

 

~続く~

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