サッカーのワールドカップ2018年ロシア大会。
ペルー共和国は36年ぶりにその出場を決めました。
一昨夜、ペルーで行われた最終試合、2-0でニュージーランドに勝ったのです。
スタジアム内外、ペルー人というペルー人はみんなで肩を組み合い、小刻みにジャンプし、叫ぶ者は叫び、泣く者は泣き、笑う者は笑い、それぞれに喜びを表現していました。
「もし、今日の試合に勝ってワールドカップの出場が決まったら、明日は祝日になるから仕事も学校も休みになるよ」
しかし、ボリバリアーノ大会を明後日に控えた我々卓球関係者は、サッカーが勝とうが負けようが練習はしなくてはいけません。
「卓球の国際試合が近いので、明日、我々は卓球の練習がしたい。総合スポーツセンターは使えるか?」と係の人に聞くと、
「明日はサッカーが勝っても負けても我々は仕事に行くから、体育館も使えるよ」
そこは謙虚なんですかっ! っていうか、謙虚じゃなくて、「嘘」ね。
だって、今日総合スポーツセンターに行ったら「ワールドカップの出場が決まったから、今日は祝日だよ。体育館は開けないし、キミ達も練習出来ないよ」って言われたんですもの。
ちゃんとこの耳で見ました! この目で聞きました!
……っていうかさ、試合に勝ったら祝日で仕事を休むし、試合に負けたらショックで仕事を休むんでしょ?
どっちに転んだって、どうせ今日は仕事休むんでしょっ!
くそぅ、相手がペルー人だという事を完全に忘れていた……。
朝早く起きてさ、タクシーに乗ってさ、朝ご飯も買ってさ、こうやって総合スポーツセンターまで来てさ、「今日も練習、頑張るぞ~」ってハリキッテたら、祝日で休みで体育館が使えないって、どういう事ですか!
しかもここ、ただの体育館じゃないですからね。国立総合スポーツセンターですからね。
結局、夕方は他の体育館で練習することが出来ましたが、朝からがっくりしました。
36年ぶりだから、さぞ盛り上がっているのでしょう。
国立総合スポーツセンターといえども、やっぱり翌日は仕事しないんですね。さすがペルー、恐るべし!
むくさん
コメントありがとうございます!
そうなんですよ~、それはそれは、盛り上がりましたよ。
出場が決まったら祝日にするなんて、日本では考えられない発想でしょう?
ペルー、恐るべしです。
むくさんがペルーに来て下さった日と祝日がぶつからなくて良かったです。
過酷な南米予選を抜けてのW杯出場はさぞ喜ばしいことでしょう。
(最終的には大陸間プレーオフでしたが)
ペルーとはそんな国民性なのですね。なるほど。
さて、ポットの振り分け(世界ランクによるランク分け)も確定して、日本がペルーと当たる可能性がでてきました。
もし当たった場合、姫ならどちらを応援されますか?
ふじわらさん
コメントありがとうございます!
確かに、過酷な南米予選を抜けての出場は凄い事ですね。
卓球で言うと、アジア予選を通過した様なものですからね。そりゃ、すごいですよね。
世界ランクによるランク分けをポットの振り分けと言うのですね。初めて知りました。
さて、もし日本とペルーが当たったら、私は絶対に、絶対に……!
日本を応援します!(←声高々に!)
だって、何かある度に旦那のレンソに「でもワールドカップではペルーは日本に勝ったぜ~!」って言われるのが、目に見えて分かるんですもの。それは屈辱。絶対に日本に勝ってもらい、私がレンソに何かある度に「でもワールドカップでは日本がペルーに勝ったんだもーん!」と言ってやるんです。
これは……戦争になりますね。