「神奈川県卓球指導者講習会」当日の朝。
出発前。
さてと、今日の講習会の場所は……
あれ? 要項の紙は?
体育館の場所とか、最寄駅とか、最寄駅からどのバスに乗って体育館に行くのかって記載されている紙……
あの日、父から受け取ったあの紙……
無い。
何処にも無い。
あれ?
金曜日の海老名総合体育館で、意気揚々と田中敏裕さんにあの紙を見せてから、何処にしまったっけ?
もうね、小人のイタズラとしか考えられないんですよ。ペルーの小人が、私と一緒に日本に付いてきたとしか考えられない!
体育館の名前も場所も分からない。駅の名前も分からない。
あなたならどうします?
とりあえず父の携帯に電話。
もちろん出ない。
ってゆーかあの人、いっつも出ないの。気が付かないんでしょうね。
まぁ、もう68歳ですからね。おじいちゃんだから、許してあげて下さい。
それにしても携帯電話を持っている意味がない。こっちは急用で電話をかけているのに!
出てもらえないとイライラしますよねっ。
そして私もいつも出ません。
本当に不思議なんですけど、気が付かないんですよね~。
ま、今年で40歳になるし、そこは大目に見てもらいたいというか。
よくみんなに怒られます。ちゃんと電話に出ろって。
気付いちゃったんですけど、実はこれもね、小人のイタズラなんですよ。
小人がいつの間にかマナーモードにしていやがる。あいつ、今度見つけたらただじゃおかねぇ。
で、父が電話に出ず「戦力外」だとすぐに悟った私は、迷わず河原聡横浜市卓球協会会長に電話をした。
すぐに出た。
さすが、横浜市卓球協会会長。
瞬発力が違う。