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東京駅の有料トイレの話し

※トイレの話しなので、そういう汚い物に触れたくない方は閲覧をお控えください。

 

岩手県花巻市の祖母に会いに行くため、東京駅から新幹線に乗る前の話しです。

東京駅のうどん屋さんでうどんを食べていると、トイレに行った旦那レンソが帰ってきました。

「あれ? めっちゃ早かったね? ちゃんと手、洗った?

「中に入れなかった」

「え? なんで?」

「なんだか有料みたい。うぅ、トイレに行きたいよう」

「すみません店員さん、この近くにお手洗いあります?」

「はい、有料(100円)となっておりますので、このコインを機械に通してお入りください」

 

100と書かれてあるコインを渡され、レンソはトイレに行きました。

私も行きたくなり、お店の人にコインを受け取り有料トイレへ。有料トイレだなんて、普通の無料のトイレとどこが違うのだろう?

コインを入れて中に入ってみると、なるほどなるほど。これは有料っていうのも頷ける。

綺麗、清潔、お洒落。便器なんて、ハイテク過ぎて洗濯までこなせそう。

 

便座、座りました。用、足しました。水を流しまs……あれ?

水を流しm……あれっ?

水を流すレバーがないっ! 

まぁ、レバーがないならボタンでしょ? バカにしないで下さいよ。

あれ? ボタンらしきものもないよ?

壁にも、便器周りにも、床にも、どこにもない! それらしき物を探して、指で押したりしてみましたが全然ダメ。

ああ、分かりましたよ。センサーでしょ? レバーもボタンもないんだから、センサーに決まっているでしょう!

何度も色んな所に手をかざしました。特に便器周りは慎重に。

それもありませんでした。

わかりましたよ。便座を離れると、自動で水が流れるやつでしょ?

ずいぶん前から便座から離れていますけどね。

 

……。

 

………。

 

……あのぅ、これ、どのくらい待てば良いんですか(泣)? こんなに待つもの?

時間差?

放置プレイ?

あれ? 声が 遅れて 聞こえて 来るよ? のパターン?

 

ダメだ。うんともすんとも言わない。っていうかあのー、夕方になっちゃうんですけど。ちょっと! 新幹線乗り遅れたら、あなたのせいなんですけど! ちゃんと責任取ってくれるんですかっ?

 

……シーン……。

 

もういいよ(泣) 諦める。ないものはないんだよ。このトイレにレバーもボタンもセンサーもないの。 ……はっ! 分かった! 分かりましたよ!

これは「個室から出たら流れるタイプ」なんだよ。そんなタイプ、今まで一度も見た事ないけど!

一応完全に個室から出て、扉の外から顔をのぞかせて便器をチラリと見てみました。

 

シーン……。

 

一旦首を引っ込め姿を隠し、便器から私の姿が見えないよう慎重に、もう一度便器を覗いてみました。

 

シーン……。

 

もうイヤだっ! 何なのこれっ! っていうか、一体私はトイレで何をしてるの(泣)?

ごめんなさい、次に使用する人! 私が悪いんじゃない。トイレが悪いんだ!

こんなにも後ろ髪を引かれる思いでトイレから出た事はありません。

あなたも十分気を付けて下さい。っていうか、小の方で本当に良かった。

福澤アナウンサーの「是非どうぞ」

~前回の続き~

国際卓球に遊びに行った時の話しです。

アイドル久美ちゃんと。

しばらく試打をしていると、久美ちゃんからとんでもないお言葉が!

「実は今から福澤明アナウンサーが練習に来るんだけど、もし良かったら一緒に練習していったら?」

今回は卓球王国さんと国際卓球さんには「挨拶しに」お伺いしたので、着替えなど準備していません。

「ジーンズでの練習は失礼でしょう」と言いながら「せっかくなので」と練習に参加させて頂きました。借りシューズ、ジーンズ姿、試打用ラケットを使用しての練習。

しかも私の左手には何故かシェークハンドラケット裏裏が握られていました。

あれ? 私、表のペンホルダーなんだけど、なんでコレ持ってるの?

そういえば、日本に出発する一週間前にパラグアイで子供たちの南米大会の引率をし、寝ずにペルーに帰ってきてその日の夜には日本に出発。再び寝ずに一日かかって日本に着くと2日後の今日には国際卓球さんにお邪魔して試打のラケットを握っている。

時差ボケもまだあるし、少し疲れていたのかもしれない。

そう、私はきっと疲れていたんだ。今の私の戦闘力、20パーセント。

 

福澤明アナウンサー「では、30分のボレーから始めましょう。旦那さん(レンソ)はこの選手と、奥さん(私)は私とお願いします」

福澤アナウンサー、練習中、ずっと掛け声かけてくれるんですよね。さすがアナウンサー、掛け声までハキハキと聞き取りやすい!

「はい! はい! ナイスボール!」 ミスをすると「ごめんなさい」

テキパキとサービスを出し、ボケーっとする暇なんか1秒たりともありません。

10分フォアハンド打ちして、10分バックハンド打ち、最後の10分が始まる時に福澤アナウンサーが私にこう言った。

 

私、動かしますので、奥さんどうぞ練習して下さい

 

「いえいえ、私は大丈夫です。むしろ、福澤さん練習して下さい」

「いや、僕は自分は動かずに相手を動かすタイプなので、奥さん、是非どうぞ」

是非どうぞって言われても。

っていうか、私も相手を動かすタイプなんですけど! そりゃ、自分も少しは動くけどさ! それは現役の話しであって。

しかし、福澤アナウンサーの「是非どうぞ」を断るような愚か者ではない。そこまで落ちぶれてはいないぜ?

卓球台の向こう側に立っている福澤アナウンサー! そして、このブログを読んで下さっているそこのあなた!  目あらば見よ! 耳あらば聞け!

 

フォアとバック側に、それぞれ1本か2本まわして下さい

 

借りシューズ、ジーンズ姿、試打用ラケット(しかもシェーク裏裏)、選手でもない私が福澤アナウンサーに動かしてもらっています。

気力を奮い立たせたコーチ気質の強い自分が、疲れて喉が渇いて倒れそうでフラフラな自分を励ます。

「(喉が渇いた……) はい! ッサ! (汗が昨日のサウナよりも出ている……) 頑張れ! (ああ、ジーンズで足が蒸れる……) ナイスボール! (気が……遠くなる……) はい、凡ミスしないよっ! (とにかく喉が渇いてヤバい……) バックのミスなくすよ!!!

 

そして、福澤アナウンサーのテキパキな行動と元気な掛け声は、最初から最後まで途切れることなく続きました。

……これ、最初のボレーの段階だよね?

その後、左の女性と練習し、続きましては21歳の男の子と練習しました。

そして最後に3セットマッチのゲームを2試合。た、た、立っていられない(泣)

戦闘力3パーセント。

この練習メニューを、旦那レンソも「こなしている」のだから凄い。

私も凄いけど!

掛け声までハキハキと聞き取りやすい福澤アナウンサーとレンソ。

一緒に練習させて頂いた皆さん。本当にありがとうございました!

 

~次回に続く~

機内の飲み物サービス。コーヒーとオレンジジュースで迷った挙句出てきたものとは。

そういえば、今、日本に向かっています。

10月から11月の1カ月間、旦那レンソと日本に遊びに行きます。

皆さま、どうぞ私たちと会ってやって下さい。

 

ヒューストンからシカゴまでの飛行機内で飲み物のサービスがありました。

コーヒーかオレンジジュースで迷いましたが、機内が少し肌寒かったのでコーヒーを頼もうと決めました。

 

「コッフィー、プリーズ」

 

渡されたのはなんと、温かい飲み物用の紙コップではなく、なぜかプラスチックの冷たい用のコップ。しかも氷が浮いていました。

 

えっ? アイスコーヒー? 私が日本人だから、そして日本人はアイスコーヒーを飲むから私にアイスコーヒーを出してくれたの?

なんというか、気が利くというか……っていうか、今少し肌寒いから温かいコーヒーでホッとしたかったんですけど。ま、いいよ別に。飲むよ。アイスコーヒーを。

アメリカはアイスコーヒーなんて存在しないと思っていましたが、存在するんですね。

 

コカ・コーラでした。

 

あのぅ……。なんでコカ・コーラが出てくるんですか?

コカ・コーラは英語で「コーク」じゃないの?

私、「コッフィー、プリーズ」って言いましたよね?

 

「こちらもどうぞ」と半分以上入っているであろうコカ・コーラの缶も渡されました。

良いよ、飲むよ。頼んでもいないコカ・コーラをさ。

なんだ、オレンジジュースにすれば良かった……。

 

旦那のレンソとは席が離れており、彼はまるで赤ちゃんの様にスヤスヤとお休みになっていました。

 

 

10分後、再び飲み物のサービスが回って来ました。

これはリベンジするしかないでしょう。

今度こそはコーヒーを頼むぞ。

英語で通じないのなら、スペイン語で勝負だ!

 

「カフェ、ポルファボール」

 

はい、コカ・コーラですね

 

なんでそうなるんですか(泣)!? 「カフェ」って言ったらコーヒーでしょうよ!

なんでまたコカ・コーラを注ごうとしているんですか!?

そんなにコカ・コーラが好きそうな顔してます私?

 

「ノー、ノー。 コッフィ、コッフィー(泣)」

 

コーヒーが入っているであろう入れ物を指さして「コッフィ」を連発する邦人女性。

あー、恥ずかしい。なんでコーヒーを頼むだけでこんなに苦労するの?

 

コカ・コーラとコーヒー。大量のカフェインを摂取したため、眠りたいのに眠れず。

 

只今、シカゴ空港で日本へのフライトを待っている最中です。

「You Next game, Yes? No now. But next game, Yes?」

前日の団体戦でブラジルランキング2位のKUMAHARA Caroline 選手に1-3で負けたので、個人戦でリベンジしようと意気込んでいました。

勝ち進めば4回戦目・準決勝で彼女と対戦する予定です。

1回戦を余裕で勝ち、会場をフラフラしていると「KUMAHARA選手、○○選手はもうすぐ試合ですので準備して下さい」との放送が耳に入りました。

「お、KUMAHARA選手の1回戦がもうすぐ始まるのか。見ておこうかな」と未来の対戦相手の様子が気になる西田泉選手。

すると、観覧席の一番後ろで友達と呑気にお喋りをしている私服のKUMAHARA選手を発見。

どうやら今の放送が聞こえていなかった様なので、私は親切に教えてあげました。

「ハロー。アナタ、試合。もうすぐ試合あるよ」 フレンドリーに手を振りながら。
「ハ?」
「日本語分かる?」
「ワカラナイ」
「アナタ、試合。もうすぐ、試合」 卓球のジェスチャーと、試合するコートを指さす。
「ノー ノー」 外国人らしく人差し指を横に振り、「試合しない」ジェスチャーの彼女。
「あれ? でも今放送で呼ばれてたよ?」 ←つい日本語。
「ハ?」 意味が分かっていない様子。
「困ったな。……You game now」
「ノー シアイ ノー game」 相変わらず「試合しない」というKUMAHARA選手。
「あぁ、分かった。今は試合しないけど、後で、つまり次の試合には出るでしょう? You Next game, Yes? No now. But next game, Yes?」 恥ずかし過ぎる英語で聞く私。
「ノーgame, ノーgame」

ダメだ。全然伝わらなかった(泣)。私の英語力、酷すぎる。
それにしても、どうしてKUMAHARA選手は「ノー」って言ったんだろう?
まさか試合に出ない訳じゃないでしょうね。

そのまさかでした。
KUMAHARA選手はミックスダブルス、団体戦で私を倒しておきながら、個人戦は試合を棄権しました。くぬぅ。もう一回彼女と試合したかったのに。

噂によればラテンアメリカ大会を控えており、更にはリオオリンピックも控えているので床の滑るこの体育館では試合したくないとの事。

みんなには「イズミと試合したくなかったんだよ」と言われたので、そういうことにしておきましょう。言うのはただ(無料)ですからね。

ふはは。ふはははー! かーっかっかっか~!

勝ち逃げされたよ~(泣)!!!

負けても良いからもう一回試合したかったよ~(泣)!!!

結局決勝戦を3-0で勝ち、優勝しました。

結果だけ見ると簡単に勝ったように見えますが、12-10、11-9、11-8でギリギリでした。


決勝の相手はフォア表、バック半粒高のリア・オオヒラちゃん。

~次編に続く~

4 minutisって事は4分って事だから、つまり今、出発しなさそう。

私が見知らぬブラジル人に話しかけると言ったら道を聞く事だけなんですけど、今回は結構それが多い気がします。

ブラジルはポルトガル語。スペイン語しか分からない私には何を言っているのか分かりそうでサッパリ分かりません(泣)。

1、初日、イタインケイコ卓球クラブに向かう途中で1時間半迷った時、お巡りさん的な人が道に立っていたので
「マイゴ。ワタシ、マイゴ。 ピンポンノクラブ、ドーコー?」とスペイン語、ポルトガル語、英語を混ぜたような言葉で必死で伝えると「そんなもんは知らん!」と完全にシャットアウトされました。

えっ!? ちょっと! なにそれヒドくない(涙)? あなた、何の為にそこにつっ立ってるの?
私、外国人なんですけど! 道に迷ってるんですけど! 迷子なんですけど~!!!

2、練習後、武田さんと夕飯を食べ、帰る頃には夜の11時を過ぎていました。
私はこれから電車に乗ってホテルに帰らなければいけません。

「遅いし、ホテルまで送るよ」と親切にして下さった武田さんをよそに、「いえ、道も分かっているし、すぐなので一人でも大丈夫です!」とお断りしました。

「それに武田さんから借りたこの傘(小雨が降っていた)で顔を隠せば日本人だってバレないだろうし、なにかあったらフェンシングの様にこの傘で『トーーーン!』ですよ」なんて余裕をぶっこいていました。

ホテルの最寄りの駅に着き、いつもの出口に向かうと、その出口が閉鎖されていました。

……あの~、他の出口から出た事ないんですけど。外、真っ暗なんですけど。地図読めないんですけど。3つほどある他の出口は閉鎖されていませんが、他の出口なんか私にはどうでもよくてですね。
意を決し、いつもと違う出口からホテルを目指してみましたが、どうしても分からず迷子。
仕方がないので3人くらい立て続けに道を聞き、なんとかホテルに辿り着くことが出来ました。

翌日。
「昨夜、いつも使っている出口が閉鎖されていて、ちょっと迷っちゃいました」
「えーーー!!! で、どうしたの?」
「何人かに道を聞きました」
それは危ないからダメだよ!

……武田さん、人に道を聞かずに夜道をウロウロしている方がよっぽど危ないと思うんですけど(泣)。違う?

3、サンパウロからカンピーナスへ向かうバス乗り場「22番線」に列が出来ていたので「このバスはカンピーナスに行きますか?」とスペイン語で聞くと「Do you speak English?」と聞かれたので、うろたえながら「ア、リトゥ」と返事してみたら「ペラペラペラ~」と英語で話されました。
なるほどなるほど。全然わかんないや(泣)。
あれ~? ちょっと待ってよ~。
私、「ア、リトゥ」って言いましたよね? それは「少し」って意味でしょ? 違う?
なんでそんなに「ペラペラ~」って言うかな(怒)。
「ア、リトゥ」って言ったんだから「ア、リトゥ」のレベルに合わせて話してくれませんか?

あっ! 今、「4 minutis」って言いましたよね? あっ、また言った!
4 minutisって事は4分って事だから、つまり今、出発しなさそう。

だって、「このバスはカンピーナス行きですか?」って聞かれて、そうだとするのなら「イエス! ゴー・トゥー・ザ・カンピーナス!」っていう答えが返ってくるはずだもの。そうに違いないもの。
なるほど。はいはい、分かりました。このバスはカンピーナスには行きません。きっと次に来るバスでしょう。

4、ブラジルの空港でドルをブラジルレアルに両替しようとした時。
窓口に並びながら「I need エクスチェンジ・マネー」で良いんだよね? と、「I need エクスチェンジ・マネー」を何度も心の中で繰り返し、順番になった時に窓口のお兄さんに笑顔でこう言いました。

「I need you」

「あれっ!?」と、自分の言葉にビックリして肝心の「エクスチェンジ・マネー」というフレーズが出て来ず、私も窓口のお兄さんも3秒ほど固まりました。この時間が長かった(涙)。

すみません、私、お兄さんを必要としてるんじゃないんです。間違えましたすみません。

「I need you」この言葉はいつか福山雅治さんにお会いした時に使おうと、ずっと心に溜めていた大事なフレーズだったのに……。どうしてブラジルの両替のお兄さんに言うかな(泣)。

~次編に続く~

「いや、ここではない!」と断言し、引き戻った話し

ホテルの部屋で30分昼寝したものの、今日は2時半~7時までイタインケイコ卓球クラブで練習するのでさっさとホテルを出ました。

過去に何度もイタインケイコ卓球クラブで練習させてもらったことがあるので、行き方は知っているはずです。普通に行けばホテルから1時間でクラブに着きますが、一応念のため2時間半も前に出発しました。

だって、この私が迷わずに行けるはずが無いでしょう(号泣)!!!

記憶を辿りつつ電車に乗ると、クラブの最寄りの駅までスムーズに着く事が出来ました!!!
ほらね。やっぱりね。リムジンバスの時と同じ。やっぱり私は出来る子なんですよ。スムーズに辿り着き過ぎて、ちょっと怖いくらい。あれ? 今年の私はいつもと違う?

方向音痴でいつも道に迷うとか、地図が読めないとか、知ってる(はず)の道を余裕で逆方向に進むとか、記憶力が弱いとか、それは過去の話し。

最寄りの駅にさえ着ければ後は超簡単! 
クラブまで徒歩10分。道も1回曲がるだけ! 
道なんて歩いてるうちに思い出すでしょう!

「今年の私は違うぜ?」 By今年の私

ぷぷ。ふふふ。ふははははー! とか言ってたら迷いに迷い、本来徒歩10分のところを1時間30分、半泣き状態でさまよい歩き続けました。※ネタじゃなくて、マジです。

「暑い」からくる汗と、迷子の不安からくる冷や汗で、全身汗だく。
同じ道を行ったり来たりしたものだから、色んな人から変な目で見られ、恥ずかしくて泣きそうになりました。

……ミジメ過ぎる。なんで私はいつもこうなの?

Wi-Fi(無線LAN)が使えそうなカフェを見つけて駆け込み、開口一番に
「この店、インターネット使えます?」と聞いたら女性の店員さんに何やら「ワーワー」とポルトガル語で怒られました(泣)。

そりゃそうだ。コーヒー屋さんでコーヒー頼まずにインターネット使えるか聞かれるんだもの。

そりゃもちろん買うよ、コーヒー。コーヒー飲むからインターネット使わせてお願い(泣)。

今すぐグーグルマップで卓球クラブと現在地を知りたいの(号泣)。

グーグルマップで調べたら、駅からクラブまで真逆の方向を行っていました。

なるほど、クラブが見つからない訳だ。無いんだもん、そこにはクラブが!

歩いていて「あれ~? なんか去年とちょっと違うな~?」とは思っていましたよ。

一回駅まで戻って、逆の方向(本当はそこで合っていた!)に半分くらい行ったのに「いや、ここではない!」と断言し、引き戻ったのが今でも信じられません。

やっぱり今年の私もいつもの私でした。ガックリ。

クラブは2時半にスタートですが、私は2時45分に汗だくで到着。

1時間半も迷ったのに15分だけの遅刻で済んだのは、ホテルを2時間30分も前に出発した「自分の事を信用していなかった私」のお陰だと、自分に感謝しています。

ありがとう、自分の事を信用していなかった私!

~次編に続く~

リムジンバスからホテルのチェックインまで

早朝5時50分、リマから4時間20分のフライトを経て無事にサンパウロはグアルーリョス空港に着きました。

あとはリムジンバスに乗り、予約しているホテルに辿り着くのみ!

信じられない事に、超スムーズにリムジンバスに乗りホテルに辿り着く事が出来ました!

……ほらね。出来る子なんですよ、私は! えへへ、なんか照れるー!
あれ? っていうか、良いの? 迷わなくても良いの? 本当に?
なんで!?

早速ホテルのロビーに意気揚々と向かい、ネットで予約した紙を差し出し「予約している西田泉です!」と告げると、「チェックインは昼の12時からです」とのこと。

現在、朝の8時。12時まであと4時間。
むむむ。
むむむむむ。4時間はちょっと長いな(泣)。

ホテルの隣りにあるカフェ的な所で、朝食を摂る事にしました。

左から、コシーニャ、ポン・デ・ケージョ(チーズパン)、コーヒー。

ポン・デ・ケージョは一口食べただけで体中の水分が全て奪われるほどしょっぱかったです。しょっぱいを通り越して塩辛かったです。

コーヒーは鼻時が出るほど甘く(砂糖入れ過ぎ)、今日一日眠れないんじゃないか? というほど濃かったです。

これらを1時間かけてゆっくり食べたものの、やはり限界が来てついにはホテルのロビーで時間を潰す事になりました。チェックインまであと3時間。

っていうか、実は私、寝てないんですよね。ペルーの空港を夜の10時に出発してフライトの4時間20分、首をカックンカックンしながらも、やっぱり寝れず。
しょうがないので前席に着いてるちっちゃいテレビで映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」を見たもののイヤホンが故障していたのか音が出ず。無音のまま映画を最後まで観て、その味気なさにため息が出ました。はぁ~、無音かぁ~。

夜の10時に出発、寝ずに朝の5時50分に着くとすぐにリムジンバスに乗ってホテルに着いたもののチェックインまで4時間も部屋に入れないな・ん・て!
眠いよー! おかーさーん!

待ちぼうけを喰らわされている邦人女性を哀れに思ったのか、ロビーのお姉さんが11時半にチェックインしてくれました。

オブリガーダ(ありがとう)、ロビーのお姉さん! 私が男だったらあなたを好きになっていました!

~次編に続く~

「小生 空港に 出迎えの予定です、」

ブラジル、サンパウロへ出発する4日前に81歳の清水さんからご丁寧なメールが来ました。

「小生 空港に 出迎えの予定です、航空会社 何便か 教えてください」

清水さんの住んでいるカンピーナスからサンパウロまでバスで1時間半。それなのに出迎えに来て下さるなんて! しかも81歳のおじいちゃんが!!!

このメールを見た時、感動して泣きそうになりました。

泣きそうになりながら返信。
「1月14日木曜日、早朝5時50分に到着予定です。カンピーナスから車で来られるのですか? 朝とても早いので、お迎えはお昼頃でも全く構いませんよ」

返事が来ました。
「サンパウロ到着時 早朝ですので 小生 出迎え いたしません」

そりゃそうだ。無理だよ。朝の5時50分に空港なんて。
っていうか、バカバカバカ! 私のバカ! カバ!

「朝とても早いので、お迎えはお昼頃でも全く構いませんよ」なんて、31歳の人間が発する言葉ではないでしょう? 本当に恥ずかしい! 
今すぐ穴を掘ってそこに入れ!
豆腐の角に頭をぶつけてしまえ! 

自分の考慮の無さに愕然とし、泣きそうになりました。

ブラジルでいつもお世話になっているマルコス山田さんに空港からホテルまでのリムジンバスを教えてもらいました。

果たして無事にホテルに辿り着く事が出来るのでしょうか?

~次編に続く~

石橋を叩いて渡った結果 ~炊飯器編~

前回ご紹介致しましたマキタのコードレス掃除機の充電器ですが、ペルーの職人さんの手によって直りましたー!

なんて嬉しいんでしょ? まさか直るとは正直期待していませんでした。

日本は100ボルト、ペルーは220ボルトの電圧が使われており、日本の電気製品を使う時には変圧器が必要なのです。

これを知っていたのに、充電器をうっかりそのままコンセントを挿し込んでしまうとは、さすが私。

しかし、「変圧器」を買ったので、今後の充電も安心!

頼もしい変圧器のお陰で、日本から買って持って来た炊飯器も使うことが出来ます。

炊飯器の説明書に大きく「この炊飯器は100ボルト(日本国内)専用なので、絶対に違う圧のプラグで使用しないで下さい」と書かれていました。
さすがの私でも、説明書に書かれてあればそれに従いますよ。

ついにお米を炊く日が来ました!

意気揚々とお米を洗い、変換器を付けて、コンセントに挿したら

ッパァーン!

炊飯器から小さな爆発音、火花と煙が出て、炊飯器が死んだ。

「ノォーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 (←絶叫)

「変圧器」だと思って挿し込んだ物、それはなんと「変換器」だったのです。

ただの「変換器」

ペルーには3種類のプラグの形があります。
日本と同じAタイプと、

Cタイプ

SEタイプ。

そのため「変換プラグ」が必要なのです。

「変圧」と「変換」をうっかり間違えてしまい、約3万円もした炊飯器が一瞬で死にました。

修理に出す時が一番恥ずかしかったです。

石橋を壊れるまで叩く人と叩かずに渡る人

「石橋を叩いて渡る」ということわざがあります。

壊れるはずのない強固な石の橋を、一応叩いて安全性を確かめて渡ることから、用心し過ぎになることをいう。

私の知人は石橋を壊れるまで叩きまくり、壊れてから「ほらね、壊れたでしょ?」と言うそうです。

私の場合、石橋なんか叩きません。今までに何度も石橋を叩かずに渡り、痛い目に遭ってきました。「まぁ、大丈夫だろうよ」という安易な考えは、大人になった今でも変わることがなさそうです。

今回も懲りずに痛い目に遭ったのでご報告いたします。

妹が「マキタの充電式コードレス掃除機、良いよ~」と言っていたので真似して買って、ペルーに持って行きました。

「よしよし、これは使い勝手が良いぞ~」

ペルーに来て2日目。充電が切れたので充電をしようとコンセントをプラグに差し込んだ瞬間、充電器の中から

ポンッ!

という音がし、充電器が死んだ。

「ノォーーーーーーーー!!!!」


↑すでに死亡しているマキタの充電器。

最悪だ。
泣きたい。
なんて私はこんなにバカなの?

ペルーの電圧は220で日本は100って知ってたのに。知ってて、なんで違う電圧にプラグを差し込んだの?

修理代、幾らかかるんだろう? っていうか、これペルーで直せるの?

成田空港からペルーに向かう時もそうだった。ペルーの滞在期間が183日を超えない観光目的の滞在は査証免除になるのに、私のペルー滞在期間、186日。3日オーバー。

ま、3日くらい、多めにみてくれるだろうよ」と、完全に油断していた。

空港カウンターのお兄さんに「このままでは日本を出国させることは出来ません」と言われた時には自分の安易な考えに憤慨し、そして泣きたくなった。

「私はどうすれば良いのでしょうか?(半泣き)」

「どこの国にでも良いので、ペルーを出る飛行機のチケットを今すぐ購入して下さい」

「今すぐ、今すぐ買います(泣)」

父は呆れ、母は心配そうにしている横で冷静を装い、
「こういうことはね、良くあるんだよ」等とぬかしてみる。

パソコンでボリビアへの飛行機のチケットを$200で購入し、カウンターのお兄さんに「航空券購入済」の画面を誇らしげに見せた。

「ボリビアへのチケットを買いました!」

「分かりました。飛行機のフライトナンバーを教えて下さい」

パソコン画面からフライトナンバーを探そうとクリックしたら全然違う画面に飛んでしまい、フライトナンバーが見つからないどころか「航空券購入済」の画面すらどこかへ消えてなくなった。

10分後、なんとかしてフライトナンバーを見つけ出し、カウンターのお兄さんから日本出国の許可が下された。

石橋だと思って叩かずに渡ったら、その橋はプラスティックでできており、耐久重量30㎏までだった。

私はいつになったら石橋を叩いて渡る日が来るのだろう?

あなたは石橋を叩いて渡るタイプですか? それとも叩かないタイプ?
または壊れるまで叩くタイプ?

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