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私なりの試合に対する心構え

(今回は長文注意です)

 

ペルー人の旦那レンソがラテンアメリカ大会マスターズの部に出場してきました。

会場はチリの首都サンティアゴ。私はペルーでお留守番です。

各国から集まった218名の参加者の内、チリ人参加者は150名。他ラテンアメリカ国からの参加者は68名。実に、4分の3がチリ人(泣)!

チリは物価が高く、大会参加費もいつもの2倍を徴収。「こんなにお金がかかるなら出ない」と参加を断念する人も多かったそうです。

旦那のレンソは各国に友達が沢山おり、マスターズ大会には友達に会うためにほぼ毎年参加しています。

団体戦、ダブルス、ミックスダブルス、個人戦があります。

レンソはペルー人の友達と団体戦とダブルスに出場する予定でしたが、大会の一週間前に友達が仕事の都合でまさかのドタキャン。

しばらく途方に暮れていた旦那でしたが、それでも現地でダブルスパートナーとなってくれるチリ人の友達を見つけ男子ダブルスに出場。

0‐3で負けた相手が優勝し、ミックスダブルスでも2-3で敗れた相手が優勝したそうです。

2年前の同じ大会でレンソは見事優勝しており、「今回も頑張ってね!」と励ますと

「チリ人のレベルが高すぎる……もしかしたら予選リーグで負けて、決勝トーナメントまで進めないかもしれないし……足首も何だかすごく痛むし……あんまりやる気が起きない……イズミに会いたい……もう、ペルーに帰りたい……」と泣きごとを言うので電話越しに

「何だとコノヤロウ、テメー! 甘ったれた事言ってんじゃねぇーよ! せっかくチリにまで行って、高い交通費と高い参加費と高いホテル代まで払ってるんだから、ごちゃごちゃ言ってないで試合に向けてアップでもしてろってんだよえエェ~?」

と暴言を吐かずにグッと堪えました。

何故ならそんな事を言った瞬間に拗ねるか、もっと駄々をこねるか、怒るか、いかに私の聞き訳が悪いかを説くか、もしくは言い訳を並べていかに自分が不憫な状況かを説明するに決まっているんですもの。

「心配しないで。やるだけの事をやればいいんだからね。一生懸命試合して、100パーセントの力を出して、それで負けたらしょうがないじゃない。あんまり気負わずにさ、久しぶりに各国の友達に会えて嬉しいでしょ? もう、それだけで良いじゃん」と励ますと、

「うん、わかった。それじゃあ、今からユニフォームに着替えてくるね。バイバイ」と言われ、電話が切れました。

私はすぐにレンソにメールを送りました。

 

1、試合に集中する事

2、ミスをしない事

3、「自分は出来る」と思うこと

4、試合中に自分がどうやって点数を取っているのか、どうやって点数を失っているのかを理解する事

5、自信を持って!

6、愛しているわ

 

以上が私なりの試合に対する心構えです。 ※6 を除く

ちまたでは水谷準選手や張本智和選手、平野早矢香選手、近藤欽司監督の本やDVDなどが発売されていますので、ちゃんとされた方はそちらをご参考になさって下さい。

今から紹介する「私なりの試合に対する心構え」を真似されたブログ読者の方から「オメーのやつ真似してから全然勝てなくなったんだけど、どうしてくれんの? 責任とってくれる? 損害賠償金請求するよ?」と言われるのが怖い(泣)。私、怖いの。

 

1、試合に集中する事

もうね、当たり前の事なんですけど、意外と出来ていない人が多い。試合を何だと思ってるんでしょうか? 集中力が切れた瞬間、「すでに負けた」ようなもんなんです。だって、試合は殺し合いみたいなもんですからね、大げさに言ったら。

生きるか、死ぬか。殺(や)るか殺(や)られるか。でしょ?

例えば武士ですよ。集中力のある武士と、集中力のない武士が戦ったら、どちらが勝つと思います?

「やっべー、今日、俺が大好きな加奈ちゃんが見に来てくれてるじゃん! 良い所見せてやっぞ~!」なんて言っている隙に刀でズバッですよ。

他に例えるとしたら氷河時代のヒトとサーベルタイガーの戦いでしょうか。

「なんか今日も寒いなぁ。手足も動かしづらいし、昨日あんまり眠れなくて寝不足だし。こういう日って何にもヤル気起きないんだよね~」とか言っていると、サーベルタイガーと出くわします。

「ヤッベッ! ちょっと待ってよ! サーベルさん……もう、分かったよ! 戦うよ! 戦いますよ! でもちょっと待って、ちゃんとウォーミングアップしてなかったから身体がまだ温まってないんだよね。っていうか、今日は何だかお腹(もしくは頭)が痛いから無理。今日は集中出来ない日っ!」

などと言い訳を言う前にバクッですよ。もしくはガッ!

または遠い未来、宇宙戦争で異星人との戦いのシーン。

「やっべー、今戦っているアウタカパイム星人に勝ったら、次の対戦相手はナゲマスオイオッツ星人とじゃん! あいつの連続チョップ、すげーんだよな~」とか言っている間にアウタカパイム星人にショッって一瞬で溶かされますよ。

いかに集中力が大事か、皆さんお分かりいただけましたでしょうか? 試合中に必要な集中力は、もやは「生きるか、死ぬか」のレベルなんです(泣)。

 

2、ミスをしない事

これも本当に当たり前なんですけど、ミスしたら点数が相手に入ります。ルール上。今のところ。だから、ミスはしたらダメなんです(泣)。それなのに、どうして無理に強く打ってミスして、そしてまた無理に強く打ってミスするの?

時に無理は必要だよ? 強く打つのも別に構わないよ?

でもね、ミスするのはダメだよ。

「じゃあ全てのボールを強打せずにフワフワと相手コートに返せば良いの?」と言い返してくるひねくれた選手や誰かの旦那(ペルー人)もいますが、相手コートにフワフワ返してたら強打されて失点するのは分ってるんでしょ? そんなのダメに決まってんじゃん。

いや別に、フワフワで相手がミスしてくれれば良いんですけどね。

自分が打つボールのスピードの強弱やコート配分、回転の変化の駆け引きが必要。そして、ここで言う「駆け引き」と言うのは「自分がミスしないで打てて、さらに相手はそれに対してミスしてくれるかどうか?」という、さじ加減です。

 

3、「自分は出来る」と思うこと

「作戦を立てる事が出来て、それを実行できる技術があり、自分はそれが出来ると信じる」こと。

コートに立ったらねぇ、「出来るか、出来ないか」じゃないんですよ。「やるか、やらないか」なんですよ。いや、「やるしかない」んですよ。

「でも、私はこの技術は練習した事無いし、出来ません。やれません」と試合中に言ったらコーチもしばらく黙ってしまって「……うむ……出来ないのであればしょうがないな。だがな、だったら出来る範囲で勝つために何かやれ!」とゲンコツの一つでも喰らうに違いない。

緊張のあまり、大事なところで精神的に逃げてしまうタイプの方にも「自分は出来る」と思って頂きたい。

例えば、「この場面ではストレートに速いサービスを出して相手の意表をつくことが出来るけれどもサーブミスしても怖いし、ここは慎重に短い下回転サービスでも出しておこう」と精神的に逃げたとしても、そういう時はサービスも甘くなり、相手からレシーブスマッシュを喰らうんです。大体そうなんです(泣)。

「今はこの作戦と技術が必要だ」と判断したら自分は出来ると信じて実行してほしい。もしそこで一点を失ったとしても「逃げたくなる場面でも、私、出来たよ!」という自信にもつながり、その一点で負けたとしても「やる事はやって負けたからしょうがない」とすっきりした顔で相手と握手が出来るに違いない。

 

4、試合中に自分がどうやって点数を取っているのか、どうやって点数を失っているのかを理解する事

例えば「この人に勝つためにはフォア側を狙おう。たまにミスもするし、バックの技術は上手いからなぁ。

相手のサービスはなるべくツッツキで返さないようにしなきゃ。もしミスせずにツッツキでレシーブ出来たとしても、確実に3球目攻撃されて、それに対して私はミスばかりしているからね。

自分のサービスの時は短い下回転と長い下回転を織り交ぜ、たまにアップ系の横回転サービスを出し、3球目はストレートに回転をかけるかクロスにスピードスマッシュを打ってから5球目はフォア側に集める作戦にしよう」

私がこのような作戦を持っていても、相手も黙ってはいません。

相手の考えはこうです。「やつのバック側にネチネチと回転の多いドライブを粘って打ってやろう。フォアに打つとたまにカウンターされてこちらがミスするからね。もしチャンスがあればスピードドライブで両サイドに鋭く打つ。バック側へ粘り過ぎたら相手が回り込んできてフォアのカウンターを喰らうからね。

レシーブをツッツキで返さないようにしているのはお見通しなんだよ。ハーフロングギリギリの低いブチ切れの下回転サービスと、たまにナックル系のサービスを出してやる」と言ったように、台を挟んでこのような「作戦」が繰り広げられます。

「心理戦」もしかりです。高いレベルになるとこの「心理戦」が面白いんですよね。だから卓球っていうスポーツは面白いんですよ。 (←知ったような風)

「ここでは相手は思いきり打っては来るまい」と思っていたら、思いっきりガンガン打って来られた時の衝撃とか、相手は派手に攻撃してこないけれど、一点一点確実に点数を取られてしまう「こちらの焦り」と、あちらの「信念」が見受けられた時の恐怖

「この場面では絶対に安定したプレーをしなければならないから変化を付けたブロックで粘り、絶対にミスをしないようにしよう。浮いてきたボールはこちらがチャンスだと思って打ってミスしたのが2回もあったから、次にチャンスボールが来ても強めに打たずに逆コースを突いてやる。絶っ対に落ち着け」とか。

「相手はそろそろ長いアップ系のサービスをバック側に出してくる頃だな。よし、準備しておこう」と準備しているのになかなか出してこないので油断したらまさにその時に出されて「チクショー!」と自分に腹を立てそうになるのを冷静な自分がなだめ

「カッカしたら余計にダメでしょ? ここは落ち着いて。相手には『このサービスは実は待っていたんだよ』とちゃんとアピールして、相手に『おっ、さすがに奴はそろそろこのサービスを警戒している様子なので出すのを控えよう』と誘導しよう。これも心理作戦だ!」とか。

……書いていて何だか良く分からなくなってしまいましたが、つまり、そういう事です(泣)。

 

5、自信を持って!

つまり、腹をくくれということですよ。言い訳を探さない。

もう、コートに立ってるんだからさ、戦うしかないじゃん?

試合で負けたって、死にはしないんだし。あれだけ一生懸命に練習してきたんでしょ?

え? ちゃんと練習してこなかったですって? そりゃ自信無いに決まってるわ! そんなんで自信持たれても困りますわ(←急に関西弁)! 今すぐこの神聖なコートから出て行け!

この「腹をくくる」感じが「勝つ人のオーラ」なんだと思います。そしてそれが「絶対的な自信」に見えるんです。

 

あなたは何らかの決勝戦で「腹をくくらずに、負けたようなオーラを放ちながら、絶対的な自信が無い選手」が勝つシーンを、今までに見た事がありますか?

どのスポーツでも構いませんぞ。

……そうですか。そうですよね。無いですよね。しかし、私はあります。

1984年(私が生まれた年!)の映画「カラテ・キッド」もしくは「ベスト・キッド」のダニエルさんが空手の決勝戦でオドオドし、プルプルと震えながら戦って優勝したシーンはどうしても納得がいかないんです。

ねぇダニエルさん、あんた優勝するんだからさ、オドオドせずにもっと自信を持って戦ってくれません? ミスター・ミヤギも、ちゃんとそういうところまで指導をして欲しいんですけど。あなたの教え子、ずっとプルプル震えながら試合してるんですけど。良いの? 見ていて見苦しくありません?

これに共感出来る方、是非コメント下さい。

 

夜、レンソから電話がかかってきました。

「予選リーグ、二位で通過したよ! ただ、負けた相手に、本当は負けないはずだったんだよね……。本当は勝てたんだけどさ、昨夜チリ人の友達たちと2時位までビール飲んじゃったから、絶対にそれで負けちゃったんだよ……

なんでビール飲んじゃったんだろう?

……ところで明日は夕方の5時から試合だから時間もかなりあるし、今から(夜の10時)また友達とビール飲みに行っても良い?」

「は? ダメに決まってんじゃん」

 

決勝トーナメント当日、レンソから電話がかかってきました。

しばらく話していましたが、なんだかハキハキした感じだったので「もしかして……、トーナメント一回戦、勝ったの?」と聞いたら「いや、負けたよ。負けたけど、良い試合だった。もっと簡単に負けるかと思ったけど、1-3で負けたよ。9-11とかだった。相手も少しビビってたみたいだし。今年はこれで終わりっ!」

嗚呼、良かった。旦那レンソは一生懸命に闘ったんだ。前日にビールも飲まなかったし、「やる事をやって負けたんだからしょうがない」とすっきりした顔で相手と握手したに違いない。

西田泉南米ツアー 一人旅 ~各国の友達を訪ねて~ 完

南米ツアー 一人旅 ~各国の友達を訪ねて~

ついに終わりが来ました。

二ヵ月間、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、チリの友達を訪ねながら観光と練習させてもらいました。非常に楽しく、勉強になり、時間があっという間に過ぎていきました。

ペルー 計13日間

イキトス (アマゾン川ツアー、芋虫食べる。卓球クラブで2回講習会)

リマ (ペルーの友達と卓球&ペルー料理。ネズミの一種、クイを食べる)

イカ (ナスカの地上絵と砂漠&オアシス、JICAボランティアの渡辺拓也くんの活動先で練習)

ナスカの地上絵

オアシスって本当にあるんですね。

渡辺拓也くん。いい子です。

 

ブラジル 計24日間

サンパウロ (イタインケイコ卓球クラブで武田俊夫コーチとマルコスヤマダさんに一週間お世話になる)

知る人ぞ知る、ブラジルのマルコス・ヤマダさん。

武田さん、とってもお茶目。

ところで武田さんは昔、「日本人としては初のブラジル代表のコーチ」を務めていました。

2012年、2013年の南米選手権にコーチとして参加。

2012年のラテンアメリカ選手権と2013年のラテンアメリカ選手権、

2014の南米選手権とラテンアメリカ選手権のコーチは辞退されたそうです。

クラブとの兼ね合いや政治的なことで、なんだか色々と難しいんだそうです。

その他のクラブで講習会。

 

マリリア (日系卓球大会30代の部で優勝)

このでっかいトロフィーは荷物に入りきれず、置いて帰りました。(泣)

 

カンピーナス (今回の大会で知り合った日系のシミズさんに「家に遊びにおいでよ!」とお呼ばれされる。ゲートボールを教えてもらう。2か所で各2回ずつ卓球の講習会)

リオデジャネイロ (ひたすら観光、日系会館のサイトウさんにお世話になる。3回卓球の講習会、バドミントンも3回練習する、記念にとプレゼントを沢山もらう)

 

アルゼンチン 計9日間

ブエノスアイレス (ナショナルチームで3日間練習、観光)

世界で二番目に美しいといわれる本屋さん。

 

チリ 計9日間

テムコ (友達の家にお世話になる。観光、クラブで3日間講習会、魚介類と肉、チョリソ、チーズ、ワインをたらふく頂く)

バルパライソ (世界遺産の町、友達の家にお世話になる。観光、卓球の練習)

サンティアゴ (ナショナルチームで3日間ひたすら練習。寮に泊まらせてもらう。マルコス・ヌニェス監督にお世話になる)

全ての飛行機代 $2,600

ホテル代合計 $755

ブラジルサンパウロ(1泊$50)の一週間と、アルゼンチン(1泊$45)の9日間のみ。

その他は友達の家に泊まらせてもらいました!

食事代 $100 (友達と食べに行き、ありがたいことにほどんど出してもらいました)

お土産代 $200 (荷物を増やしたくなかったのでなるべく買いませんでした)

ツアー・観光代、バス・電車代 $400

総合計 $4,055

二ヶ月間南米を旅してこの値段はかなり安いと思います。

 

この旅で得たものは「友達」。

南米の友達に再会する事が出来ました。

新しい友達が増えました。

色んな人の考え方を学びました。

人の親切心に触れました。

各国で温かな「お・も・て・な・し」を受けました。

美味しい各国の料理も食べさせてもらいました。

色んな所に観光に連れて行ってもらいました。

「思い出、記念に」と、沢山のプレゼントをもらいました。

(各クラブのユニフォームやTシャツ、短パン、タオル、サンダル、スターバックスのマグカップ、チョコレート、コーヒー、ワイン3本、チリ(辛いやつ)、大量のキーホルダー、何故かぬいぐるみや腕時計etc、、、)

友達を訪ねて南米を旅行できるなんて、まさに卓球のお陰です。

卓球ありがとう! ありがとう卓球!

最後の3日間、チリのナショナルチームで練習させてもらったおかげで、私の卓球のレベルが確実に上がっており、みんなにも「前より強くなっている!」と言われました。

しかし、グアテマラに戻り練習をしなくなった途端、レベルは元に収まりました(泣)。 残念!

最後に

「旅とは人生であり、人生とは旅である」 by 旅人

4ヶ国目。チリ! ~サンティアゴ、ナショナルチーム編~

首都サンティアゴに、各種スポーツナショナルチーム総合体育館場があります。

3日間、ナショナルチームで練習させてもらいました。

練習時間は

9時~11時、14時~16時

みなさん試合が近いということで、2セット練習の後ずっとゲーム練習でした。

体育館に着いてまずビックリ。

グアテマラの隣国、エルサルバドルの女子コーチ、セニョール・ワンを発見したんです!

 

セニョール・ワン、なぜここ(チリ)に?

 

「……っていうか、誰?」って感じですよね。はい、すみません。

香港人で現在72歳。昔昔、アジアチャンピオンだったという。

ワンさんにはグアテマラで知り合って以来、可愛がってもらっています。

エルサルバドルでJICAボランティアとして活動している森部淳さんも、ワンさんと仲良しです。

「セニョール・ワン!」と声をかけると、彼も非常に驚いた様子で、「なんでお前がここ(チリ)にいるんだ?!」と腰を抜かしかけていました。

ワンさんはエルサルバドルの女子3選手を連れて合宿中とのこと。

16時までの規定練習が終わると後は自由時間。

自由時間にワンさんと練習させてもらいました。ワンさんはカットマン!

初めてワンさんと練習させてもらいましたが、72歳とは思えないほどの体力。

今度は私が驚いて腰を抜かしそうでした。

「普段エルサルバドルで指導してる時は、全然自分の練習が出来ない。今回イズミと沢山練習が出来て嬉しい」と悦顔の表情を浮かべていました。

 

ちなみにセニョールワンと仲の良い森部淳さん情報によると、セニョールワンの得意技は「悦顔の表情を浮かべること」なのだとか。どうでも良いですね。

セニョールワンと練習した後も、18時~22時位まで誰かしらと練習・試合をさせてもらいました。我ながらもの凄い体力と集中力。

本当に卓球が好きなんですね。

最終日は10試合ぶっ続けで行い、1セット取られただけで後は全部勝ちました!

誰か私を褒めて!

一緒に練習してくれたチリの友達。

ルイスさん。デカ過ぎ(泣)

ラファエルさん。JAPANのユニフォームを着ています。ちなみにチレで仕事をしているペルー人です。

セルヒオコーチ(左)とアレハンドロさん。

さて、チリの男子ナショナル選手達と試合させてもらいましたが、さすがです。

今までおじさま達と練習してきたせいか、球の速さにビックリ仰天。次元が違います。

左シェークのMoya選手には3-0で負けましたが、他の男子選手達(Alejandro、Gustavo Sepúlveda、Gustavo Gomes)には何とか1セットだけは取りました。

ちょっとした自慢ですが、チリランキング1位の女子選手(Paulina)と4回試合をし、4回とも3-0で勝ちました!

ふむ、これはなかなか悪くはないぞ。

ただ、ランキング3位の女の子(Nataria)には1勝1敗。まぁ、こんなもんですね。

チリナショナルチームの監督、マルコス・ヌニェスさんに大変お世話になりました。

彼はスティガの物品を販売していますが、私がサンティアゴに着いた日にたまたまスティガのセレモニーがあり、「今日、日本の友達が我々のところに練習に来てくれました。ありがとう」と、ユニフォームと短パンをセレモニー中に授与されるという嬉しいサプライズがありました。

アイスをご馳走してくれたり、

愛犬の「ピポ&ヌティ」を紹介してくれたり、

朝早いのに空港までの送り迎えまで彼がしてくれました。

「イズミは僕のアミーガ(友達)だから」と。

チレ人はみんな陽気で優しいです。

4ヶ国目。チリ! ~バルパライソ編~

バルパライソ。日本語で「天国の谷」という意味だそうです。観光の町。町全体が世界遺産として登録されています。

夜景もきれいです。

グアテマラで知り合った友達の家に2泊3日でお世話になりました。

歌もギターもとても上手で、福山雅治かと思いました。(嘘です)

 

おじ様たちと練習。

魚市場に行って来ました!

袋に魚を豪快に入れます。

蟹も購入。

必死。

肉まで出ました。

友達の息子さん。

愛犬の「ブラッキー」とても賢いです。

力強すぎ(泣)

チリと言ったら、サーモンですよね。

家族のみんなでおスシを食べに行きました。サーモンの刺身が美味しかった!

4ヶ国目。チリ! ~テムコ編~

みなさん、私の事をまだ覚えていらっしゃいますか?

福山雅治は永遠の恋人、西田泉です。

ここ一ヶ月間ブログの更新をせず、大変ご心配をおかけしたか全く心配されていないか分かりませんがわたくし西田泉、元気にグアテマラで生きております。

『西田泉南米ツアー 一人旅 ~各国の友達を訪ねて~』と称し、

ペルー、ブラジル、アルゼンチン、チリにニヵ月間かけて観光と卓球の練習に行って参りました。

さて、南米ツアー4ヶ国目で最終国、チリの旅をみなさんにご報告します。

チリで最初に向かったのは「テムコ」というのんびりとした田舎町。

グアテマラで知り合った友達に会いに行きました。

かなり恐面のヒッピーですが、とてもフレンドリーです。

彼は市役所で働きながら、とある卓球クラブのコーチもしています。

バックイボ高、カットしたり突然強打してきたりと、予測不可能な卓球をします。

三日間クラブの子供、若者、大人たちと一緒に試合したり、講習会的な事をしたりしました。

子供たち。日本語の「大、犬、太」を学んでいます。

彼が働いている市役所にも行って来ました!

おじさん達、みんなとにかく陽気でめちゃくちゃ楽しかったです!

始終笑いっぱなしでした。

 

3泊4日、彼の家族の家にお世話になりました。

愛猫の「キティ」。黒猫なのに、キティちゃん。

愛犬の「ペルチン」

めちゃくちゃかわいかったです。

私に妊娠させようとしています。

みんながお別れパーティーを開いてくれました。

肉、チョリソ(ソーセージ)、赤ワイン

このチョリソ、気絶するくらい美味しかったです。

白ワインとチーズ

市場の食堂にて。

サーモンのムニエル

魚介スープ。美味し過ぎて幸せ。

食堂の入り口にガラスの冷蔵庫があり、そこに大量のウニが!

チリではウニは安いそうです。肝心の値段を聞き逃すという大失態。

今思えば、いくらお腹が一杯でも食べておけば良かった。。。

もちろん、観光にも連れて行ってくれました。

忠犬ハチ公を発見。ちなみに野良犬。デカイ!

湖で漁師さんが魚を獲っていました。

↓なんだか良い写真が撮れました。

観光に連れて行ってくれたチリの友達。

「アザラシが泳いでる!」と興奮していたら、

「あれはアザラシじゃないよ。オットセイだよ」とのこと。レベルが違う(泣)。