カテゴリー別アーカイブ: ペルー 卓球

趣味の卓球で夫婦喧嘩をしても、何の得にもなりません。

旦那レンソは予選リーグを1位通過したものの、決勝トーナメント二回戦で負けました。

 

レンソはテニス肘で全く練習が出来ず、そのくせ大会の4日前に、なぜか違う種類の新しいラケットとラバーに変えていたのです。

 

「テニス肘で練習が出来なかったし、ラケットとラバーを大会の4日前に変えて、ちゃんと準備が出来なかったから負けた」と会う友人全員に言っていました。

 

「言い訳をしたらこの手であの世行きにしてやる」と意気込んでいた私ですら「怒る」を通り越して呆れてしまい、なんの言葉もかけられませんでした……。

 

旦那よ……。まぁイイや別に。趣味の卓球ですからね。

「仕事の気晴らしに、ちょっと卓球」というレベルですから、もう何も言う事はありませんよ。旦那の趣味の卓球で夫婦喧嘩をしても、何の得にもなりません。犬も喰わぬ。

……ゴキブリだったら食べるかもしれないけどね。アイツら、何でも食べますからね。

 

 

外国の卓球大会といえば、卓球以外で何かネタになる事が絶対に起こります。

例えば、お決まりの停電。

野良犬や猫が体育館を走り回る。

鳩が体育館を飛び回る。

雨で体育館が雨漏りする。

 

今回の大会は鳩が体育館を飛び回りました。空いてるコートにも降りてきました。鳩よ、そこには豆は落ちていないよ……。

 

まぁ、鳩位のレベルはペルーでは当たり前ですよ。

それでもこうやって写真を撮る人が居るという事は、「クスッ、鳩が体育館に居るぜ(笑)」という笑いのネタになっている、という事でしょう。

↑ペルー人のおじさんが鳩にカメラを向けています。

 

一般女子の決勝戦。

ラケットを破損し、オリンピックを惜しくも逃したキューバ人のリーシー選手(もうすぐ33歳) VS すまし顔が得意なペルー1位のアンヘラちゃん(23歳)。

4-0でリーシーの勝ち。

 

一般男子の決勝戦。

ブラジルからの参戦、左ペン裏のイスラエル選手(41歳) VS ペルー1位のブライアン選手(28歳)。

4-1でブラジルのイスラエル選手の勝ち。

なんとイスラエル選手は20年前にもこの大会に出場し、一般男子で優勝しているそうです。恐るべし41歳……。

 

気を取り直し、友人の決勝戦のベンチコーチに入る旦那レンソ(写真右下)。

友人は見事に0-4で敗れたのでした。

バレンタイン。まさかこのプレゼントは「不倫」とかそういう系のやつ?

ペルーの、フアン 二十三中学校主催のオープン戦を観覧席でボケーっと見ていたら、とある16歳のナショナルチーム選手のお父さんが挨拶しに来ました。

 

年齢は恐らく60代前半。少し禿げており、少し小太りで、チョビ髭を生やし、メガネをかけています。

 

「先生、ごきげんよう」

「あら、○○君のお父さん、ごきげんよう」

 

この日はちょうどバレンタインデー。2月14日。

日本では女性が男性にチョコレートをあげるのが主流ですが、ペルーでは男性が女性に花束や「好きだよ」等と毒々しくプリントされたハート形の風船をプレゼントします。

ペルーでは「愛情」だけではなく「友情」もお祝いするので、友達同士で「友情の日、おめでとう!」と言ってハグをしたり、フェイスブック等で「おめでとう!」等とメッセージを送り合います。

 

選手のお父さんと時候の挨拶を軽く済ませると、彼が手提げ袋からよそよそしく箱を取り出しました。

 

「先生、これ、どうぞ」

「あら何かしらこれは?」

箱を持ってみると、なにやらずっしりと重い。

 

まさか。お父さん。

 

○○君のお父さん。

 

2月14日、バレンタインデーにプレゼントなんて……。

 

ダメですよ。私が人妻という事を知っているでしょう?

貴方も奥さんと二人の子供を持つお父さんでしょう?

しかも試合会場の観覧席で堂々とこんなものをプレゼントするなんて、何という感覚の持ち主!

 

恐る恐る箱を開けてみると……

 

 

私 「……。」

 

 

……バレンタインデーに関係なく、不倫とかそういう系の方じゃなくて本当に良かった。

 

っていうか、何コレ?

 

「先生、これは私が手作りした回転をかけるのを覚える道具です。身体の使い方を覚えるのにも役に立ちます。中国では上級者がこういうのを使っているのをビデオで見ました。日本でも使われていると思いますが、どうでしょう? 是非、先生もこれをお使いになって下さい。差し上げます。ほら、ここ、バネになっていてビヨンビヨン動いて元に戻るんですよ。卓球台が無い所でも椅子なんかに置けば十分使えますし、持ち運びも楽なんです。それから……、そして……、ここが……、さらに……」

※銀色のバネがビヨンビヨンと動きます。

 

そういえば、この家族、アレでした。すごくプレゼントしてくるんでした。

最初はお母さんでした。「先生、突然ですが、これをどうぞ」と、本当に突然こんな箱をプレゼントしてきて、

 

○○君は漫画「ワンピース」が大好きだというので日本に帰った時にトニートニー・チョッパーのぬいぐるみを買ってプレゼントしたら、次の日「イズミ、これをどうぞ」とお返しに牛をプレゼントしてくれました。

 

牛!

っていうかこの牛、笑えるくらいかっこいいんですけど!

 

で、今回はお父さんからプレゼント。

 

○○君には歳の離れたお姉さんが居るというので、次はお姉さんからのプレゼントで決まりだな。

名前も知らないし、会った事もないけど!

試合で負けた言い訳が「だって、練習しなかったんだもん」

現在、2月10日(土)~17日(土)まで、ペルーの中華系の中学校「フアン 二十三中学校」による卓球オープン大会が行なわれています。

 

参加国はペルー、中国(といってもペルーに住んでいる中国系人)、ブラジル、エクアドル、チリ、キューバ、パナマ、ボリビア、そして日本。

(写真提供:渡辺拓也氏)

 

え? 日本?

……一体誰が出るんだろう? ま、まさか、私?

いえ、私は試合に出ませんよ。じゃあ誰が出るんだろう?

JICAボランティアの松山新之助くん?

ペルーで活動していた時はこういう大会に絶対に出てましたけど、彼ならもう帰国しましたよね?

じゃあ渡辺拓也くんかなぁ? モケグア県でコーチをしているけど、彼はそんなに試合に出るタイプじゃないのにな。

 

誰かに「イズミ、(勝手に)試合登録しておいたからね」なんて言われたらぶっ殺すよ?

あらやだ私ったらごめんなさいね。育ちの良さがバレてしまいますわね。おほほほ。ごきげんよう。

 

二年前の同じ大会で旦那レンソとミックスダブルスを組んで準優勝しましたが、未だに「二度とレンソとはダブルスを組まない!」という固い意思は貫かれたまま。(去年のチリで行われたマスターズ大会は除く)

 

そして一般女子シングルスでは優勝。相手はかつて「天才」と呼ばれていた、問題児のフランチェスカちゃん。色々と問題を起こし、現在はペルー卓球協会から離れています。

セットカウント4-2、最終セットは11-2で勝ちましたがその印象が強かったらしく、「今年も大会に出るの?」と全員に聞かれます。

 

「いえ、出ませんよ」と言うと「この大会、イズミにはレベルが低すぎるから、試合に出てもつまらないんでしょ?」と言われますが、そんなことありません。

 

ペルーのランキング1位、「すまし顔」が得意なアンヘラちゃんに今まで1セットも取られた事がなく、ペルーで卓球の個人コーチをしてお金を稼いでいるキューバ人の現役卓球選手、オリンピック予選決定戦で負け(勝っていたのにラケットを台にぶつけてラケットが破損、スペアを持っていなかった為、そこら辺にいる観客のラケットを借りて続きをプレーし、見事に逆転負けをした)、惜しくもオリンピック出場を逃したリーシー選手に、この前練習試合で2-0で簡単に勝ち、ナショナルチームの練習試合で男子のリーグ戦に突然入れられたにも関わらず優勝しても、「この大会、私にはレベルが低すぎるから、試合に出てもつまらない」という事ではないんです。まじで。

 

ではなぜ私がかたくなに試合に出ないのかと言いますと……

 

そもそも私、選手じゃないんです。コーチなんです。ペルーナショナルチームのコーチをしているんです。

 

日本だったら、例えば田勢邦史さんがナショナルチームの選手たちが出ているオープン戦に出ますか? っていう話しなんですよ。

 

っていうか、もし試合に出るとするなら、ちゃんと練習して準備(勝つための最大限の努力を積む)しないと。だって、絶対に負けたくないんですもん。

 

卓球をなめないで欲しいですよね。試合は誰が勝つか分からないから面白いんでしょう? 私だって負けるかもしれない。

もし私が「練習しないで負けたら」どうなると思います?

ちゃんと練習して負けたら「あぁ、負けちゃった」で終われるんですけど、練習しないで負けたら「だって、練習しなかったんだもん」って言い訳が私の口から絶対に出るんですよ!

 

これ、私が一番嫌いなやつ!

 

しかも練習してようが、してなかろうが、そんなの「対戦相手には全く関係の無い事」ですしね。勝ちは勝ちで、負けは負け。そして私は練習していません。

 

試合で負けて、言い訳が「だって、練習しなかったんだもん」。

 

そんな言い訳聞きたくないし、絶対に言いたくない。なので、私は試合に出ません!

 

 

旦那レンソはいよいよテニス肘になり、今も病院に通ってリハビリ中。

練習も全然出来ず、体重も増えるいっぽう……。

そのくせ30代の部にエントリーし、ご両親が応援に駆け付け見守る中、昨日見事に予選を1位で通過しました!

明日は決勝トーナメントです。

 

30代の部にもブラジルやチリからの参加者がおり、優勝は難しいですが、どこで負けたとしても「テニス肘で練習が出来なかった」なんて言い訳を言った日にゃ、この手であの世行きにしてやります。

夜の7時半にベッドに横になり、寝に入る

「時間は作るもの」とよく言いますが、あなたはどのような時間の作り方をしていますか?

 

最近ブログの更新をしていなかったので、何人かの人はさぞ心配して下さったことでしょう。……えっ?

 

2018年も、ペルーの卓球ナショナルチームコーチを務めさせて頂いております。

 

12月中旬から3月辺りまで、子供たちは「学校が休み」になっております。

つまり、英語で言う「バケーション」ってやつです。日本語で言うと「休暇」。

スペイン語ですと「バカシオネス」となります。

 

学校が休みなので、卓球の練習はもちろん二部練習。

月~金

女子20人 9時-12時、1時半-3時半 (合計5時間)

男子15人 11時-1時半、3時-5時半 (合計5時間)

 

西田コーチ1人 9時-5時半 休みなしのぶっ続け (お昼ご飯は練習場で食べつつ、1時半からの女子の練習にも目を光らせます)

まぁ、普通の一般的な会社員の勤務時間ですね。しかし、私にはお昼休み時間がありません!

 

土曜日

女子 8時-11時

男子 10時-1時

 

西田コーチ 8時-1時

 

 

ポルトガル人のコーチ兼総監督は彼の休暇でポルトガルに帰国していたので、その2週間の間、私一人で練習をみていました。

 

朝の9時に練習場に着くという事は、7時半にはタクシーに乗っていないといけません。

 

「えっ! タクシーで1時間半もかかるの?」とお思いでしょうが、違います。

7時半にタクシーに乗ると、8時20分には着きます。50分で着くという事ですね。

ところが8時にタクシーに乗ると9時過ぎに練習場に着く事になるんです。なぜでしょう。

 

渋滞が凄いんです(泣)。

 

渋滞が無い時だと30分で着くはずなのに、朝はいつも渋滞するので早め早めに出発します。

 

5時半の練習が終わるとタクシーに乗るのが夕方6時前、家に着くのが7時前。

 

「やっと家に帰られる!」と思っていると、たまに旦那のレンソから「今日は僕も練習したいから、いつも練習している中学校にイズミも来てよ!」と誘われ、「疲れてるからイヤだ」と断ろうとすると拗ねるので、身体に鞭打って旦那の待つ中学校へ向かいます。

 

レンソの卓球のお誘いが無く、晴れて家に早く帰れた時、夜の7時半にベッドに横になり本格的に寝に入った時はさすがにビックリしました。赤ちゃんかよっ!

 

 

こんな生活が、子供たちの学校が始まる3月まで続きます。

日本の中目黒で坂本竜介によるバタフライ主催の「ロゼナ」の試打会に対抗致しまして、ペルーにて、(勝手に)ラケットの試打会

坂本竜介によるバタフライ主催の新ラバー「ロゼナ」の試打会が行われた。と、ヒラヤマユウジさんのブログに書かれていましたね。

ロゼナか……。私の父もロゼナを使っているけど、なんか上手く使いこなせていないような気がすr、、、、あれ? 使いこなすというか、そもそも父の卓球のレベルが、、、、

そもそも「ロゼナ」を使ったところで、坂本竜介みたいに卓球が上手くなれば苦労しないですよ!

 

え? 「さっきからアンタ、坂本竜介、坂本竜介って、呼び捨てにしてんじゃないわよ!」ですか? まぁまぁ、餅ついて餅ついて(落ち着いて落ち着いて)

 

彼とは青森山田高校で同級生、3年間ずっと同じクラスだったんです。ま、彼はドイツに行ってたり遠征や試合でほとんど学校には来ていませんでしたけどね。

 

同じクラスの異性の名前を呼ぶ時は、大体「呼び捨て」だったでしょう?

 

クラスメイトと言えば、他にも去年マスターズ30代で優勝した高木和健一、ライオンの赤ちゃんみたいな顔をしている森田有城、私の大学の後輩と結婚した原雅彦、当時貴重だったペンホルダーの木村くん、阿部恵ちゃんと結婚した張良らも一緒でした。

 

つまり、我々女子が男子の話をしている時は大体「坂本竜介ってさ~」とか「森田有城が~」とか「原の~」とかそういう風に話をしていた訳ですよ。

なぜか木村くんの時だけ「キム」でしたけどね。

 

彼等が我々女子の話をしていたとは考えられませんが、もし話していたとするならば、私は「あの左のペンのヤツ」とか、「出っ歯野郎」、「投げ上げサーブのヤツ」とか呼ばれてたんでしょうね。勝手な想像ですけどね。って、「出っ歯野郎」はちょっと酷くない()

 

日本の中目黒で試打会が行われている頃、ペルーでも、渡辺拓也くんと、JICAボランティアの松山新之介くん(もうすぐ帰国!)、私と旦那レンソの参加者4人で「勝手にラケットラバーの試打会」が行われていたのを、あなたはご存知?

会場は我が家。

なんと、「会場にいる全員と、好きなラケットを、好きなだけ試打することが出来る」夢の特権付き!

 

会場は大いに盛り上がりました。

メンバー紹介。左から渡辺拓也くん、レンソ、松山新之介くん。

 

試打会が終わると、何故かレンソがお気に入りのおもちゃ「けん玉」を取り出し始めました。おもちゃを手に、ご機嫌なレンソ。けん玉大会も行われました。

 

 

ブログ「ヒラヤマユウジさん、出番です!」の答え。

「スマッシュをした後にメガネを落としたA。対戦相手のBは驚いてブロックミスをした。さて、Aの得点になるのか? 異議を唱えたBのノーカウントになるのか?」という質問にKさんとヒラヤマユウジさんが答えて下さいました。

 

Kさんのコメント

「メガネがピン球と共にBのコートへ飛んでいったならともかく、そうでないならプレー続行でAのポイントな気がします。

それに、これでレットを認めちゃうと、「相手の変顔で気が散った!レットだ!」とか成立しちゃいそうですし…笑」

 

全くもってその通りですね。

「相手の変顔で気が散った!レットだ!」が成立したら、わたし……わたし……

試合に出られなくなっちゃうじゃないですか!

え? ちょっ、何言ってるんスか(笑)? もちろん、「言われる方」じゃなくて、「言う方」ですよ私は!

バカにしないで下さいよ! 人を見た目で判断しないで下さい。

 

ヒラヤマユウジさんのコメント

「基本的に審判が試合を止めない限りは、メガネが落ちようが、カツラがずれようが、鼻血が飛び散ろうが試合は続行です〜。なので、それを見て驚いてミスしてしまった相手はポイントを失うはずです〜。と思いますw」

 

なるほど! 基本的に審判が試合を止めない限り、試合続行なんですね!

確かに、言われてみればなるほど納得!

それにしても、審判が止めない限り「メガネが落ちようが、カツラがずれようが、鼻血が飛び散ろうが試合は続行する」なんて、相当な精神力の持ち主じゃないとパニくって驚いてすぐにミスしそうですね。

対戦相手はもちろんの事、本人もしかり。

だって、試合中に自分のカツラがずれたら、内心超パニックでしょう?

で、相手は気づいているのに審判は気づいていなくて「気づいて欲しいけど、気付いて欲しくない」というジレンマに陥るのです。

 

「どうしよう。これは手を挙げてカツラがずれている事を教える(申告する)べきか? いやでも審判が止めない限りは試合続行……しかもカツラだという事がばれてしまう! ばれてしまうというか、完全にカツラがズレているから、このラリーが終わった後にはどうせ皆にバレるでしょうけど! 残念! 無念! また来年!」

 

くぅ……っ

 

っていうか、カツラのどこがイケないんですか? どこが悪いんですか? 別に良いじゃないですかカツラでも! そんなの、人それぞれだと思いません?

個性でしょう? チャーミングポイントでしょう?

 

もし私の旦那レンソがハゲだとしますよ?

現在おでこの生え際、Mの辺りが日に日に広がっているので、ハゲになるのは時間の問題でしょうけど。

レンソのハゲを私は愛しますよ。愛おしみますよ。時間さえあればナデナデしますよ。

……ペロペロもしちゃうかもしれません。その時のテンションにもよりますがね。

頬ずりもするでしょうね。もちろん目を閉じ、その感触を大いに味わいます。

 

さて、「変顔」、「メガネ」、「カツラ」、「ハゲ」は解決したとして、残るは「鼻血」ですね。

 

……鼻血が出ているにも関わらず、「審判が試合を止めてくれない場合」はどうなるんでしょうか?

泣き寝入り?

母 「こういう事をブログのネタにしないとダメでしょ!」

毎週土曜日の午前はナショナルチームの練習があるのですが、無人島で卓球台を手作りしてしまうレジェンド・タナカの送別会の前にも、いつも通りみんなで練習をしました。

練習と言っても、土曜日はたいがい部内リーグ戦が行われます。

ポルトガル人の総監督に「今日はイズミも選手と一緒に試合してくれ」と頼まれたので「はい、わかりました」と二つ返事し、老体に鞭打って若者たちに交ざって試合しました。

2セット先取、3セットマッチ。

女子は7人全員で総リーグ戦。

男子はAグループ4人、Bグループ4人の計8人。

Aの1位とBの2位が、Aの2位とBの1位が準決勝し、勝ち上がったもの同士で決勝です。

私は普通に男子リーグに入れられて、あっけなく優勝したのでした。

Aリーグで1位通過すると、Bリーグの2位に最初のセットを取られるも2-1で勝ち、決勝ではボリバリアーノ大会で3位に入賞した17歳の男の子に2-0で勝って優勝したのでした。

私は得意の投げ上げサービスと振り回しブロック、カウンタースマッシュとストップブロックを駆使し、相手の戦闘力を喪失させ、お手上げ状態にしてゲームを終了しました。

 

母親に電話でこの事を話したところ、「こういう事をブログのネタにしないとダメでしょ!」と言われたので、今回ブログのネタにしてみました。

 

たまにブログをチェックしてくれているお母さん、これで良かったでしょうか?

ヒラヤマユウジさん、出番です!

毎週土曜日夕方の5時半から行われる地域のミニオープン戦に、最近参戦し始めた旦那、レンソ。本日も優勝して嬉しそうに帰ってきました。

参加者数は毎回まちまちですが、今回は22名が試合に出たそうです。

参加料は5ソル(150円ほど)。

優勝者と準優勝者のみ、参加料から「かき集めた」賞金が貰えます。

さて、本題がこちら。

レンソが言うんです。

「僕が見てた試合なんだけど、メガネをかけた人(仮にAとする)がスマッシュを打った後にメガネを落として、その相手(Bとする)がブロックミスしたんだけど、『メガネが落ちたから気が散ってブロック出来なかった。ポイントはノーカウント。やり直しだ!』ってBが言うんだ。これって、どう思う?」

 

スマッシュを決めた後にメガネを落としたAのポイントになるのか?

それともブロックミスをしたのは「相手のメガネが落ちて気が散ったからだ!」と異議を唱えたBの「ポイントノーカウント」になるのか?

 

あなたはどう思いますか? 分かる人がいれば、是非教えて下さい。

 

次回の卓球王国の「続・マンガでルール早わかり!」コーナー、ヒラヤマユウジさんのイラスト付きで解説してもらいたいものです。

 

ちなみに審判はおらず、その場では結局ノーカウントになったそうです。

田中さん、膝、ご自愛ください。

元JICAボランティアの渡辺拓也くんともよく、レジェンドの話しになります。

渡辺拓也くんは今、ペルーのMoquegua市で卓球を教えていて、ニッタクの代理店も行っています。

 

渡辺 「この前田中さんと卓球の話ししてて、気付いたら夜中の2時になってました」

泉 「夜中の2時!」

渡辺 「田中さん、卓球トークは飽きないからなって言ってました」

渡辺 「田中さんとシニアボランティアの方とレストランに行った後、田中さんが歩いて20分位で帰れるって言ったので僕もお供したんですけど、真っ直ぐって言うから真っ直ぐ歩いていたら、大分通り過ぎちゃってました。無駄に3キロ位歩きました」

3キロって、結構あるよ? 今ネットで調べたら3キロ歩くのに30分から40分くらいかかるらしいですよ。

「20分で家に帰れる」って言ってたのに、大分通り過ぎちゃったんだね。

田中さん、意外とそういう所ありますよね。もちろん拓也くんもね。

 

渡辺 「田中さん卓球好きで、よくご自分が練習されますよね」

泉 「うん、激しい卓球するよね。膝を痛めそうな卓球するよね」

渡辺 「そうですね」

泉 「『大地には力があって、打つ時に足でバーンとやって大地の力を貰うんだよ』って言ってたよ」

渡辺 「完全に膝痛めますね」

泉 「うん、特にサーブを出す時のバーンが凄いね。いつも膝にサポーターを巻いて、湿布も貼ってたよ」

 

田中さん、膝、ご自愛ください。

無人島で卓球台を手作り

町飛鳥くんのお父さんのコメントにもありましたが、レジェンド・タナカ、すごい卓球が好きなんですよね。そして、行動力が凄い。

 

今日、立石アルファ選手からフェイスブックでこんなメッセージが来ました。

 

アルファ 「こんにちは、けん玉動画面白かったです! ところで、今は何市にいらっしゃるんですか? リマですか?」

泉 「こんにちは! けん玉動画、楽しんでもらったようで良かったです(笑) リマ市に住んでますよ!」

アルファ 「今年からJICAシニアでペルーに来てる田中さんと会ったりするんですか?」

泉 「田中敏裕さんですか? 彼はJICAボランティアで来たのではなく、ペルー卓球協会に呼ばれて3ヶ月間コーチしてましたが、12月に帰られました。一緒にコーチしましたよ」

アルファ 「そーなんですか? JICAとばっかり思ってました(^^;; 田中さん卓球大好きで選手より練習してませんでしたか?(笑) 田中さんとは去年一緒にブータン王国へ行ったんです。その時もたいがい打ってました(笑) 面白い方です」

泉 「そうそう! 卓球大好きで、確かにペルーでも選手よりも打ってました(笑)

アルファ 「世界中で卓球しまくりですね。そうそぅ、30年以上ぶりにペルーで懐かしメンバーと会ったとも言ってました」

泉 「あの人なら何処でも卓球出来そうですね! ペルーの湖の上で卓球してましたよ。田中さんのフェイスブックで探してみて下さい。動画がアップされてます」

アルファ 「無人島で卓球台とラケット手作りしてやってそう! 湖の上で卓球! それはすごい! 動画、探してみよ!」

 

無人島で卓球台とラケットを手作り。確かに、田中さんなら出来そう。

「卓球台を手作り? そんなの簡単だよ! ……削りゃぁ良いんだろ?」って言ってそう。

ではボールはどうするんでしょうね?

ココナッツの実? デカ過ぎ?

いや、田中さんの事だから、卓球用具は肌身離さず持ってそう。

ラケット、ボールはもちろん、水筒、卓球ノート、膝に巻くサポーター、膝に貼るための湿布と膝に塗るためのバンテリンetc,,,

さて、卓球相手はどうするんでしょうね?

無人島で独りなのか、それとも誰かと一緒なのか?

誰かと一緒だったら田中さんが「自分が卓球するために」相手をきっちり仕上げそう。

独りであれば素振りは毎日かかさず、ココナッツの実でサーブ練習をし、壁打ちをして汗を流すんです。そう、まるで「噴水車」のように……。

 

「一年前が懐かしいです」と、アルファ選手が写真を送ってくれました。

白いジャージのお兄様に囲まれているのがアルファ選手、右から二番目の白いジャージを着たお兄さんが、例の「無人島で卓球台を手作りしてしまう人、その名もレジェンド・タナカ」

 

アルファ 「今は仙台で行われてる世界選手権選考会にブータンの子達を引率してるようです。ほんと物理的距離をものともしないし、心理的距離も一気に縮めてくる性格ですね」

 

いや~、それにしても。無人島で卓球台を手作りしてしまうなんて、さすがですね。