メガネ

渡辺先生が本当に凄くて、そしたら奥さんもすごくて、木田コーチも爽やかで、生徒たちも凄いんだったら、私だって黙ってはいられません。

 

私も頑張りたい。出来るところから確実に、コツコツと、着実に。

 

まずは惚気話をするところから真似したい。渡辺先生の奥様の様に。

 

これなら、今すぐにでもできますからね。

結婚をした相手なんですから、これくらい、いくらでも湧いて出てきますよ。少し時間をくだされば、皆さんがアッと驚くような惚気話が出てくるはずなのでしばしご歓談を。

 

例えば、そうですね。えーっと、ちょっと待ってくださいね。

う~んとですね、あっ! あれ? 今一瞬思い浮かんだのにすぐに忘れちゃった。

あれ? 一体私は何を探していたのかしら? ここで、何を探していたんだっけ? (今朝の隆子ちゃんのセリフ)

 

もうねー、うちのお母さんったらメガネをかけたままメガネを探すような人で。

 

メガネと言えば、三浦学苑での練習中にペルー人たちに

 

「ね、渡辺先生って、本当に凄いでしょう?」と言ったら、

 

「はい、本当に凄いです! アドバイスも分かりやすいし的確だし、本当に頭が良いんだなって分かります。メガネかけてるし」

 

メガネッ!

 

 

で、話は戻りますが、私は日本に来てから本気で財布を探しました。二回も。

 

無くなるはずないんですよ。絶対に家にあるはずなんですけどでもいや待てよ?

 

今日は二回買い物した。一回目はセルフレジだったけど、そこで財布を置いてっちゃった?

 

でも二回目の買い物もした。で、その後ちゃんとポッケにしまった? その後どうしたっけ?

 

リトルキングスで子供たちに試合をさせながら、私は後ろでそれをボケーっと見ながら悶々と財布の事ばかりをずっと考えていた。

 

日本では私の無くしものを母親が一緒に探してくれるんですけど、無くしたマフラーを昨夜、母が見つけてくれました。

 

ペルーでは旦那のレンソがいつも鍵や財布を無くすので、私が一緒に探してあげるんですよ。うふふ。

 

あ、これ、惚気話としてカウントしてもらって結構ですよ。

 

 

財布はジャージのポケットに入ったまま、実家とは別の、ペルーの子供達が寝泊まりしている家に置いてありました。

 

まじで小人の奴、見つけたらただじゃおかねぇ!

親孝行

 

今5歳の息子が高校生になって、心臓破りの階段を死にそうな顔しながら一生懸命駆け上ってるのを想像しただけで涙が出てくるんですけど、実際に目にしたら確実に泣くでしょうね。

 

息子よ、よく頑張っているね、と。

 

そして先生、本当にありがとうございます、と。

 

頑張っている姿を見せるのも親孝行の一つだと思いますが、私も久しぶりに日本に帰って親孝行の一つや二つくらいしたい。

 

しかし73歳の隆子ちゃんからかけられる言葉は

 

「次こそは帰る時間を間違えないで、ちゃんと教えてね」

「悠人(私の息子)のこと、ちょっとどうにかしてくれる?」

「まーた何か探してるの?」

「使ったパソコンはちゃんと電源切ってね」

 

たぶん、ペルーから勝手に付いてきたイタズラ小人が私の周りで暴れてる。

久しぶりの日本で、舞い上がっちゃってる。いつもより、調子乗ってる。

もしかして、子供が生まれて家族増えたんちゃいます?

 

おい。パスモ返せ。

 

ペルー人には「お前ら、パスモ無くしたら、どうなるかわかってんな?」と肩で風切りながら、顎をしゃくって口酸っぱく言ってるんですけど、まさか自分が日本に着いて三日目でパスモを無くすなんて、今でも本当に信じられない。

 

財布は二回見失ったけど家にちゃんとあったし、マフラーも無くして三日後に見つかった。

 

パスモだって、諦めなければいつかきっと出てくる。

ぶっちゃけ、小人と「我慢勝負」みたいなところもある。そう信じたい。

 

三浦学苑高校 卓球部

なんて言うんでしょうね、なんか「すごく、すごいです!」みたいな表現しかできないくらい、すごく、すごい。

 

先生、コーチ、生徒たち、みんなすごい。

 

渡辺優樹先生の風格と言うんでしょうか? 厳格? 厳しさの中にある優しさ?

的確な指導、アドバイス、生徒にかける問いかけ。

全部すごい。

 

それから渡辺先生の奥様の気遣い、心遣いもすごい。多球練習時の掛け声のトーンやタイミングまですごい。先生の事を誰よりも尊敬していて、生徒たちへの思いやりがあり、誰よりも先生の事を尊敬していて(2回目)、ちょくちょく惚気話を織り交ぜてくる。

 

そして木田先生の爽やかさ。ちなみにあれ、反則。

 

生徒たちも本当に凄い。あんなに一生懸命に何事も打ち込んで。

心臓破りの階段を、バー! っつって駆け下りてバー! っつって駆け上がるんですよ?

私なんか、最初の一段目で転び落ちるというのに!

 

一人体力不死身の生徒を除き、みんなが死にそうな顔して階段を上り下りしているのを見て、このオバサンは「頑張って~!」としか声を掛けてあげられなかった。まったくもって、役立たずの能無しいや、能無しの役立たず。

 

一生懸命頑張る彼らを見て、自分の事が恥ずかしく思えた。

 

私にも何かできることはないか?

 

私なりに一生懸命考えて導き出した答えは、

 

  • 電車の時間を間違えない
  • 財布やマフラー、パスモを無くさない
  • パソコンを使ったらちゃんと電源を切る
  • ペルーから勝手についてきたイタズラ小人を見かけたら、ちゃんと「コラー!」という

ヒラヤマユウジさん in 海老名市総合体育館 

毎週金曜日は地元の海老名市総合体育館でみんなに声を掛けて集まってもらい、合同練習試合をしています。

 

去年ヒラヤマさんと初めて試合をしてもらった時はお互いサーブミスのオンパレードで、二人して首をかしげながら「あれ~?」っつってる間に試合は終わりましたが、今年はどうだったでしょうか?

 

答えは、「今年はヒラヤマさんだけサーブミスをしていた」です。

 

つまり、今回わたくしサーブミスをしなかったという事。

 

みなさんそうだと思いますが、しばらく練習してないとサーブがまず入らないんですよね。

 

今年の西田泉はミラクルを起こし、ヒラヤマさんとの試合中は一本しかサーブミスをしませんでした。

 

え? こんなことがあって良いの?

 

ヒラヤマさんはというと、去年よりサーブミスが多かったような。

 

 

それにしても、さすがはクリエイター。毎回「息をのむ、目を奪われる服装」で登場されます。

 

去年はチェ・ゲバラ、今年は象の神様みたいなやつ。次回はなんだろう?

 

「なんか、服、すごいですね」って試合する前に言ったんですけど、スルーされました。

たぶん、あまりにも圧倒されてしまい、声が出ず、ヒラヤマさん聞こえなかったんだと思います。

毎週月曜日は「ヨコハマ卓球の日」

毎週月曜日は「ヨコハマ卓球の日」!

 

ペルー人の日本卓球遠征2025年バージョンは順調に進んでいます。

 

昨年同様、毎週月曜日は横浜武道館で練習させてもらっています。

 

11時から2時、4時から夜の9時まで体育館にいますので、ペルー人を見かけた方は気軽にお声掛けしてください。

ペルー人、日本最初の練習は横浜隼人中学高校!

32時間かけてペルー人三人引き連れて、今日本にいるんですが、日本はめちゃくちゃ寒いですね。

 

1月4日㈯。日本で最初の練習は横浜隼人中学高校様と練習させていただきました。

 

みなさん、「素晴らしい!」という表現以外に、何かあるとしたら教えて下さいね。

朝、女性コーチっぽい人が通りかかったので「ペルーから来ました、西田泉と申します。今日はよろしくお願いいたします!」とご挨拶させてもらったんですけど、なんかどこかで見たことのある顔だな~、としばらく考えていたら「ハッ!」と思い出しましたよ。

 

リトルキングスにいた青木優佳さんではありませんか!

 

15年くらい前まで遡りますが、私が社会人くらいの時に、たまにリトルキングスに遊びに行くと小っちゃい子がいたんですけど、その中の一人。

 

「すごい印象に残る子がいるな」と当時は思っていましたが、まさかここで再会するとは!

 

実は今このブログを書いていて、「青木さん」の名前がぱっと出てこなかったので、母に「昔リトキンにいたこの子、名前なんだっけ?」と写真を見せながら聞くと、「そんなん、分かるわけがないでしょう!」と若干キレ気味で答えられたんですが、写真を見た途端「青木さん!」と答えたので、さすが青木さん、すごいですよね。

「あの人はコーチじゃない、青木さんだ!」と気付いた私はいてもたってもいられず、青木さんの元へノコノコと近づき、

 

私 「あの~、ご出身のクラブチームって……」

 

青木さん 「リトルキングスです!」

 

私 「やっぱり! 青木さんですよね!」

 

青木さん 「はい。あのー、西田さんですよね。私の事覚えていないだろうと思ってて……」

 

私 「あんなに小っちゃかった青木さんが、こんなに立派になられて……(涙目)」

 

青木さん 「昔、西田さんに投げ上げサービス教えて頂いた記憶があります」

 

いやー、本当にね、涙が出そうでした。

 

青木さんはリトルキングスから横浜隼人中学高校を経て、中国電力グループで活躍されている卓球選手です。

 

今年の全日本にも出場されるとのこと。是非、頑張って欲しいです。

 

全日本で投げ上げサービスを使って得点したら、「15年前に西田泉が教えたお陰」と言っても差し支えないです。

 

 

ちなみにペルー人ですが、踏ん張り時になると、横浜隼人中学高校の真似で「ハイ、サーサー!」と言いながら自分を鼓舞して毎日頑張るようになりました。

紫色のジャージ

父の話しをします。

昔はなかなかの「ルパン顔で強面(コワモテ)」の中学校の社会科の先生だったんですけど。

 

「ルパン顔」のおかげで、ニックネームは「ルパン」。母の隆子ちゃんはとばっちりを受けて、みんなから「不二子ちゃん」と呼ばれる始末。

 

社会科の先生のくせに体育教師ばりにいつもジャージを着ていまして。

所見の人は「西田先生は体育の先生」だと勘違いするレベル。

 

私が小学校4年生だった頃の授業参観で、母が入って来て、

出て行ったと思ったらなんと父が入ってきました。

 

父が授業参観に来たのは初めて。来るなんて思っていなかったのですっごいビックリしたんですけど。

 

何にビックリしたかって、お召しになっていた服なんですけど。

 

いつも着ている超・紫色のジャージ(上下)で登場したわけ。

 

「おめかしのワンピ、あら奥さんごきげんよう」とか、

「久しぶりにタンスから引っ張り出してきまして~、まぁ奥さまお久しぶりですわね」とか、

そういうのが微塵も出てないわけ。ザ・ゼロ。

 

でも紫色はモロ出し。すっごい紫色なの。「えこんな紫色、出せる~?」って戸惑うくらい、紫色してんの。

 

父が教室に入った途端、本当にね、クラスが一瞬ザワつきました。

 

で、もう恥ずかしくて恥ずかしくて、授業の内容なんて微塵も頭に入って来ないわけ、いつもにも増して! 

 

授業が終わると仲の良いグループの女の子たちがみんなして

 

「ねぇねぇ! あの紫のジャージ着た人、見た?」

「見た見た! すんごいジャージだったよね(笑)」

「誰のお父さんだろうね?」

「ねー。いっちゃん、知ってる?」

「いや、知らないなぁ」

「あ、でも私あの人知ってる! あの人、私が通ってるピアノ教室でピアノ弾いてるんだけど、めっちゃ上手なんだよ」

「それにしても、めっちゃ怖そうだったね、ヤクザが来たかと思ったよ(爆笑!)」

「あはは~!」

 

 

お父さんごめん。「知らない」なんて言っちゃって。

みんなごめん。嘘ついて。

 

 

おまけ。

3歳年下の妹が、小学校1年生の時の授業参観にて。

 

先生「はい、みなさん。今日は国語の授業ですね。『う』から始まる言葉、知っている人? はい、西田さん、元気が良いですね! どうぞ!」

 

妹「うんこ!」

 

教室が大爆笑の渦で包まれたそうです。

父 ~ペルーの公園にて~

哀愁漂う背中。ペルーの公園にて。

父、68歳。

かかとに重心を置いたのか、この後、乗っていた遊具が見事に宙を舞い、父が転びそうになりました。

しかし驚異の身体能力を発揮し、大事には至らず。

卓球はナナフシみたいなフォームで相手の気を存分に逸らせていますが、

若かりし頃は登山、今でも夏は水泳でバタフライ、冬にはスキー、週に3回はサウナ、毎日ピアノの練習は欠かさない。運動神経はあるほうかと思います。

最近では91歳になる私のお祖母ちゃんの為に料理を覚えた。

 

めんつゆで野菜を煮れば、なんでも和風になって美味しいんだ」が最近出来た口癖。

 

「まだまだ若いもんには負けんっ!」っていうセリフは私の父が言いそうなセリフ。実際に聞いたことはないけど。でも絶対に心の中で言ってる。

元中学校の先生で、生活指導などをしていたので「若いやつに隙を見せたら付け込まれる」とでも思っているのでしょうか。

 

で、実際にいつも口にしているセリフは「死んだらずっと休めるんだから、死ぬまでは休まない」ってヤツ。それと「自分のケツは自分で拭け」。それから、

 

「お袋のところ行ってくる」

「リトキン行ってくる」

「部活行ってくる」

「ピアノ行ってくる」

「飯、風呂、寝る」

 

これらのセリフを見ただけで、私の父を表現していることが分かります。

 

突然ですが問題です。これは誰のセリフでしょう?

「やっべ! またパン焦がした!」

「コーヒー淹れてくる」

「レンソ、運転中は携帯電話見ないでよ!」

「レンソ、お風呂入って! 昨日だって入ってないんだから」

「レンソ、ちゃんと歯、磨いた?」

「だめっ! もうビデオはおしまい! こんなにビデオ観ないの!」 (息子に対して)

「公園行こう! ママを公園に連れて行って」

「走っちゃダメ! それ触らない! そこ登らない! 勝手に入らない!」

「やっべっ! もうこんな時間! 早く寝るよ! 明日も幼稚園だよ!」

 

 

あなたのいつものセリフは何ですか?

隆子ちゃんの卓球のレベル in ペルー

父と母が100日間のピースボートに乗って世界を一周しているのですが、この前ペルーにもやってきました。

 

船内には卓球台が2、3台ほど置いてあるらしく、二人はマイラケットでたまに船内で卓球をしているそうです。

ちなみに父は中学校で卓球部の顧問をしていましたが、自身が選手だったことはなく、今でも週に3回通っているリトルキングスでは初心者の子供たちのレベルを測る「丁度良い目安」となっております。

 

母に至ってはずっと初心者。声出しとか、ボール拾いレベル。卓球の神様から中級者の敷居を跨ぐことを禁止されています。

 

ペルーにいる時、隆子ちゃんが5歳の孫に「ねぇ、おばあちゃんと卓球しようよ~」と誘ってもずっと無視され続けていたので、私が仕方がなく、暇を持て余した神のごとく振り向きざまに「私が相手してやろう」と隆子ちゃんの卓球の相手に名乗り出たのですが。

 

なんかさ、もう一度、声出しとか、ボール拾いからやり直してきてほしい。体育館の隅の方で素振りとかしてきて? え? 卓球のコーチがそんなこと言っちゃダメ?

 

まぁいいや。彼女は真剣に、至って真面目にボールを打っているのでしょうが、

 

なにそのラケットの振り方。特にフォロースルー。ブレッブレなんですけど、どした? それ、ブラす意味あるの? え? 敵を動揺させるため? それだったら効果抜群だね。つーかそのフォーム、誰に教えてもらったの? え、お父さん? まぁ、お父さんもお父さんで相当癖のある振りをしているけども。なんかナナフシみたいな動きするよね。

 

夫婦揃って癖の強い卓球してる。

 

船内で卓球のダブルスの大会があったらしく、もちろん参加したらしいんですけど。参加者があまりにも多く、1セットのみの7本勝負。

「7本」って……せめて11本にしてほしかった。

 

一応父は卓球部の顧問だし、母も「卓球をしたことのない73歳」よりは卓球をしている方だと思うので、「で、もしかして優勝しちゃった?」 って聞いたんですよ。

 

そしたら! なんと!

 

一回戦負けだそうです。

 

ズコー!

 

卓球部の顧問の威厳(近寄りがたいほど堂々としておごそかなこと)とかさー、人生の酸いも甘いも大体経験したのにも関わらず、まだまだ現役、いつでも貪欲に「まだまだ若いもんには負けん! わしゃ、クルーズ船で世界一周してるんだ73歳にもなって! 100日間かけて!」みたいな貫禄を、ちゃんと出した? ほのめかした?

 

あぁ、そういえばお母さんはそういうタイプじゃなかった。競争中に「お先にどうぞ」とか言っちゃうタイプだったわ。今回の船内のダブルス大会だって、積極的にミスしたんでしょ? え? それはさすがに無い?

 

で、隆子ちゃんの卓球のレベルに戻りますが、最初は20球くらい続いたんですよ。でも、速攻に集中力が切れたのか、今度は5、6本でミスし始めた。で、ミスする度に

 

「あれ~?」って言うんですけど、まじで、それ言わないで。

 

「となりのトトロ」でメイがさつきとお父さんにトトロの巣に繋がる道を教えてあげようとするけど、道が違う所から出てきて「あれ~?」って言ってたように言うんです。

 

私は我慢が出来なくなり、ついに笑ってしまい「ウケた!」と確信した隆子は以前にも増してミスを連発し「あれ~?」の輪唱が始まった。

 

「あれ~?」を言いたいがために、絶対にわざとミスしてる。

 

私も私で「ミスさせまい!」と卓球歴35年(内コーチ歴13年)の知見と名誉にかけて、持っている技術と集中力を全て出しきって配球に専念したんですけど。

 

それでも母があまりにもすぐミスをするので、もしかしたらラバーが悪いのかもと思いチェックしたら、

 

ラバーが両面ともツルッツル。アンチラバーも顔負け。

 

多分ですけど、25年前に卓球始めてから一度もラバーを替えてない。

 

暇を持て余した神が「……ラバー替えれば?」って言ったんですけど、

 

ラバーたちが「私たちはここから離れません! ずっと隆子ちゃんについて行きます!」ってしがみついてるわけ。ご主人を慕うペットみたいになってんの。

 

 

で、お母さんもお母さんで「やれやれ、アンタたちには手塩にかけて今までお世話して(されて)きたけど、これからもお世話する(される)ことになりそうだね、しょうがない子たちだね」って言ってんの。でも私は知っている。このラバーたちがいつの間にか誰かに張り替えられたとしても、絶対にこのおばあさんはそれに気が付かない。

全日本マスターズ大会

全日本マスターズ大会、女子サーティで優勝した片上知代さん(フォーネット・愛媛)、女子フォーティで優勝された上原美月さん(九十九・東京)、この度は誠におめでとうございます!

 

二人とも青森山田高校時代の同級生でした。

 

卓球王国に書かれていますが、片上さんは「会場中に響き渡る気迫の雄叫びで勝利した」とのこと。

 

嗚呼、高校時代を思い出す。

 

会場中に響き渡る雄叫び……

 

昔は両面表ラバーでね。しゃがみ込みサーブを駆使し、ボールを追ってよく転び、靴下はわざとデザインの違うものを履いていたけれど、今でも靴下は違うデザインのものを履いてるのかな。

 

上原美月(るな)さんは、昔は「ルーさん」と呼ばれていて、おっとりとした中国人のかわいい女の子でした。

髪の毛を指でクルクルいじり、マイペースで、自分の世界を持っていました。

卓球王国に「強引な強打はせず、ポーカーフェイスで戦い抜いた」って書かれてありましたが、なんなんですか卓球王国さん! めっちゃその通りじゃないですか! 当たりすぎててビックリしますよ! ルーさんは昔からそのスタイル変わってないんだね。片上さんといい、ルーさんといい、超・的確に表現されている!

 

 

……いいなぁ。私もマスターズの試合に出て、卓球王国さんに私のプレースタイルを文章にして欲しいなぁ。なんて書かれるかな?

 

トレードマークの投げ上げサービスを駆使し、左ペン表からなるブロックとフォアストレートのスマッシュで戦い抜いた。得意のストップとフォアハンドのフリックで相手を揺さぶり、前陣速攻でポイントを重ねたかった。「サーブ練習をしないとすぐにミスが出るので、試合前は独りでひたすらサーブ練習ばかりしていました。練習相手には感謝しています」(西田)。

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