指の豆、2つ。S的な私とM的な私の格闘の末、勝ち残ったのは……

武田さんが指導しているブラジルのイタインケイコ卓球クラブで練習させてもらうのは今年で3年連続3回目。

昔のブログにも書きましたが、素晴らしいんですよ、子供たちが。みんな良い子で一生懸命。もちろん卓球も強いし、気が利くし、頭も良さそうだし、全員が全力で練習に取り組みます。もちろん、着替えを忘れるような事はしないでしょう。
コーチが素晴らしいんですよね。

2日目のウォーミングUPのダッシュで(初日は遅刻して一緒にウォーミングUP出来なかった)、体の小さな7歳の男の子に余裕で抜かれた時は
「なんだ? このワラシ!?」と心底驚きました。

私だって、いくらウォーミングUPのダッシュだとしても全力で走りますよ。全力で走ってこの結果ですから、もうどうしようもありません(泣)。

私の目の前を「タタター」っと通り抜ける7歳の男の子。
「神童」とはこの事を言うのでしょうか?

練習試合でこの男の子と試合しましたが、ガンガンにスマッシュを打たれ、危うく負けかけました。あっぶね~! マジ、今、負けそうだったし! 
ヒェ~~~!

久しぶりの自分のための練習で指に豆が2つでき、その豆も破れ、破れた部分に容赦なくラケットが当たり非常に痛いです(泣)。

一応、絆創膏は付けていますがこんなの気休めにしかなりません。

痛いよ~! 痛いよ~! おかーさーいやここで弱音を吐いている様ではダメだよ。これも試練なんだよ。これも練習の一部なんだよ。
乗り越えてから、そこにご褒美があるんじゃないの? 違うの? 
甘えてんじゃないよっ! 痛い? 

で?

S的な私とM的な私の格闘の末、勝ち残ったのはイジメ抜いたS的な私とイジメ抜かれたM的な私の両者でした。

「やった! やってやった! バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!」 (←両方の私)

いや~、それにしても。ちょっと大げさですが、指の肉が引き裂かれて骨が見えそうです。

~次編に続く~

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