オーストラリアには一週間の滞在でしたが、もちろん卓球もしてきました。
レンソのお兄さんがクラブに電話をして予約してくれたので、すんなり卓球をすることが出来ました。
おじ様方が集まる卓球クラブ。夜の6時から10時まで、好きな時間に卓球が出来るそうです。
レンソのお兄さん、お兄さんの奥さん、お兄さん夫婦の長女を引き連れての「道場破り」です。
長女(10歳)に携帯電話を渡して「卓球場をテキトーに撮っちゃって」と頼むと、
本当に、かなりテキトーに撮られました。
レンソとアップ中。
私は4試合しました。もちろん、負けなし。
初戦は上の写真、右側に写っている「日本人かな? 中国人かな?」という感じの、ペン表のおじさま。
なんとマレーシア人でした。
表のクセ玉がやりづらく、少し手こずりましたが4-0で勝ち。
お次は62歳(父と同い年!)のお兄様。右のシェーク。
フォア側のラバーはcornilleauを、バック側はバタフライのテナジー05を使っているくせに、カットをしてきます。
レンソは初戦でこのお兄様と試合をし、0-3で負けていました。
私はというと、一本目、彼に中陣から思いっきりバックハンドで打ち抜かれました。びっくりして目の玉(しかも両目)が飛び出ましたが、その後は戦術を駆使して3‐0で勝ちました。
試合後、彼と色々と話をしているうちに、60代の世界マスターズ大会2位だったという事を暴露されました。
名前はCraig Campbell。……読めます(泣)? クライン・カンベルで合ってます?
「ここらでは僕はいつも勝つんだ。負けるとしても、凄く競って負ける。こんなに簡単に僕に勝ったのは、君が初めてだよ!」と、お褒めのお言葉を頂きました。
3試合目は「膝が痛いから試合したくない」と言っていたユダヤ人のお兄様。
みんなから「言い訳は良いから早く試合しろ!」と言われていました。3-0で勝ち。
最終試合は両面表(一枚ラバーと、薄いスポンジの表)のカットマンのお兄様。
その名もGreg Letts。発音はグレッグ・レッツで宜しいでしょうか? なんだかカエルみたいですね。
クラブで飲み物(紅茶、コーヒー、ミロ、ココア等)が無料で飲めるらしいのですが、グレッグさん、マイマグを持って、ずっと何かを飲んでました。
それしにても、やりずらいったらありゃしない!
久しぶりのカット打ちだし、相手は表の一枚ラバーだし、「ナックルボールが嫌だなー」とか言ってたら、たまに打ってくるし。しかも、ひっぱたく感じで。
手こずりに手こずりましたが、3-2でなんとか勝ちました。最終セット以外、ほとんどデュースとか9本とかでした。とりあえず、負けなくて良かったです。めっちゃ集中しました。
おじ様達から「名前は? どこに住んでるんだい? 何歳から卓球してるの? サーブ凄いね。今も選手なの? ラケット見ても良い?」等、色々と聞かれました。
「またクラブに来てね! いつでも待ってるよ!」
左から、世界マスターズ2位のCraig Campbell、膝が痛くて試合をしたがらなかったユダヤ人、私、レンソ、両面表カットマン、ずっと何かを飲んでいたGreg Letts。
オーストラリアで卓球が出来るなんて、とても楽しいひと時でした。