キューバ滞在3日目、グアテマラメンバー全員一致でホテルの変更が決定されました。
というのも、ホテルの食事が酷いのと、夜は1時~2時頃までキューバ人達がロビーやホテルの前で音楽かけて踊ってあまりにもうるさいので。
それに比べて新しいホテルにはプールが付いており、5階からの眺めは海が見えて最高。部屋には冷蔵庫もあり、ホテルには観光客がいっぱい。何よりご飯が美味しいんですね~。
新しいホテルの夕食に、たまにカツオのソテーが出ます。
カツオの頭が見世物(?)として大皿に盛られていたので「この頭、食べても良いですか?」とシェフに聞くと「モチロンだ!」と、快くカツオの頭を私のお皿に乗せてくれました。
カツオのソテーが出る日は、シェフが私にウインクしながら「今日は頭、有るぜ!」と教えてくれます。
グアテマラの子供たちはカツオの頭を見るなりあからさまに「オエ~!」という顔をします。そんな「オエ~!」を美味しそうに食べる私にも、もちろん良い顔を向けてはくれません。
子供たちに冗談で「イズミはあっちのテーブルで一人で食べて!」と言われた時は、わざとその子の隣に座ってやりました。そしてカツオの身をほじってその子のお皿に乗せ、「絶対に美味しいから、これを喰え!」と食べさせました。(←軽いパワハラ)
子供は恐る恐る食べましたが、こんな言葉が口から出ました。
「……あれ? ……美味しい!」
ほらね。ほーらね! ほーらね~!
だから言ったでしょう? 「これは美味しいんだよ!」って!
日本人にとって、カツオの頭はご馳走ですよね? みんなこぞって食べますよね?
しかしウィンクシェフによると、今までカツオの頭を食べた人はこのホテルでは私が初めてだそうです。勿体無い! こんなに美味しいのに!
ちなみに「カツオ」はスペイン語で「ボニート」と呼びますが、「ボニート」の意味は「可愛い」という意味でもあります。
私はカツオよりもタラちゃんの方が断然可愛いと思うんですけどね。人それぞれですね。
そうか! 「好き嫌いも人それぞれ」という事ですね。つまりは「好きの押し売りをしちゃダメだ」って事ですね。なるほど、勉強になるなぁ!