今回のパンアメリカ大会で、一番成績の良かったペルー選手はアンヘラ・モリちゃん(21歳くらい?)
21歳くらい? ←というのは、そもそも、女性に年齢を聞くなんて失礼でしょう? と言いつつ、過去に確かに歳を聞いたにも関わらず、すっかり何歳だったか忘れてしまった私。コーチ失格。
彼女、シングルスでベスト16に入りました。現在ペルーのランキングでは常に1位です。
右シェ-ク裏裏、バックハンドと「すまし顔」が得意です。
そんなアンヘラちゃん、今までに1セットも私から奪ったことがありません。
何度も練習で試合してるのに。ペルーのオープン戦でも3回、試合したことがあるのに。
私はコーチという仕事上、選手たちのレベルアップを期待し、アンヘラちゃんから1セットでも良いので奪われたいのですが、なかなか奪ってくれず。
……さては私、「絶対に負けたくない」と思っているでしょう? そうでしょう?
「コート内ではどんな立場であろうとも、全身全霊で戦うのがスポーツ界での決まりではないの?」
と言いながら、若い子たち相手に老体に鞭打って必死に試合相手してるんでしょう?
1セットでも、いや、1ポイントたりとも奪われまいと。
みなさんこんばんは、ペルー卓球ナショナルチームのコーチをしております西田泉と申します。
さて、ブログ「私がパンアメリカ大会にコーチとして行けなかった理由」でお話した通り、今まで11歳と13歳のコーチ兼監督をしていましたが、9月から15歳、18歳、成人の部のコーチに変更されました。
しかーし!
11歳、13歳の部のラテンアメリカ大会が
9月25日~30日までパラグアイで行われるので
総合監督として16名の子供たちと
私を含む5人のコーチで
出陣することが決まりました~!
ラテンアメリカ大会に向けて1週間前から強化合宿が行われています。
9時半~12時半、2時~5時まで。
子供たちの学校ですか? もちろん休みです。
強化合宿中も、大会期間中も。……ちょっとかわいそうですね。
当の子供たちは学校が休めて嬉しそうですが。
ダブルスの試合。
12時半からお昼ご飯。
近くの食堂が持って来てくれます。
男の子が一人紛れ込んでいます。マセてますね。
~次号に続く~