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紫色のジャージ

父の話しをします。

昔はなかなかの「ルパン顔で強面(コワモテ)」の中学校の社会科の先生だったんですけど。

 

「ルパン顔」のおかげで、ニックネームは「ルパン」。母の隆子ちゃんはとばっちりを受けて、みんなから「不二子ちゃん」と呼ばれる始末。

 

社会科の先生のくせに体育教師ばりにいつもジャージを着ていまして。

所見の人は「西田先生は体育の先生」だと勘違いするレベル。

 

私が小学校4年生だった頃の授業参観で、母が入って来て、

出て行ったと思ったらなんと父が入ってきました。

 

父が授業参観に来たのは初めて。来るなんて思っていなかったのですっごいビックリしたんですけど。

 

何にビックリしたかって、お召しになっていた服なんですけど。

 

いつも着ている超・紫色のジャージ(上下)で登場したわけ。

 

「おめかしのワンピ、あら奥さんごきげんよう」とか、

「久しぶりにタンスから引っ張り出してきまして~、まぁ奥さまお久しぶりですわね」とか、

そういうのが微塵も出てないわけ。ザ・ゼロ。

 

でも紫色はモロ出し。すっごい紫色なの。「えこんな紫色、出せる~?」って戸惑うくらい、紫色してんの。

 

父が教室に入った途端、本当にね、クラスが一瞬ザワつきました。

 

で、もう恥ずかしくて恥ずかしくて、授業の内容なんて微塵も頭に入って来ないわけ、いつもにも増して! 

 

授業が終わると仲の良いグループの女の子たちがみんなして

 

「ねぇねぇ! あの紫のジャージ着た人、見た?」

「見た見た! すんごいジャージだったよね(笑)」

「誰のお父さんだろうね?」

「ねー。いっちゃん、知ってる?」

「いや、知らないなぁ」

「あ、でも私あの人知ってる! あの人、私が通ってるピアノ教室でピアノ弾いてるんだけど、めっちゃ上手なんだよ」

「それにしても、めっちゃ怖そうだったね、ヤクザが来たかと思ったよ(爆笑!)」

「あはは~!」

 

 

お父さんごめん。「知らない」なんて言っちゃって。

みんなごめん。嘘ついて。

 

 

おまけ。

3歳年下の妹が、小学校1年生の時の授業参観にて。

 

先生「はい、みなさん。今日は国語の授業ですね。『う』から始まる言葉、知っている人? はい、西田さん、元気が良いですね! どうぞ!」

 

妹「うんこ!」

 

教室が大爆笑の渦で包まれたそうです。

2020東京オリンピック ボランティア

「オリンピックかぁ。せっかくだから、ボランティアでもしようかなぁ」などとのんびりしていたら、「そろそろ締切りですよ!」という天の声が聞こえ、急に焦り始めるブログの筆者。

 

何だか「ブラックだ」とか「やりがい搾取だ」とか文句が出ているらしいですね。

私は知りませんでしたけど。

 

インターネットで出てきた文句がこれらです。

 

・東京までの交通費及び宿泊は自己負担・自己手配

・交通費がたったの1000円

・東京都が指定する研修会にすべて参加すること

・連続活動期間10日間は長すぎる

・暑いので熱中症が心配

 

 

働いている社会人の皆さんは10日間も仕事を休まなきゃいけないんでしょう?

ボランティアをするために! 普通に考えたら出来ませんよね。

地方に住んでいる人も難しいでしょう。ホテルとかどうするの? って感じですよね。

 

 

先日、母と電話でこんな話になりました。

 

「頭の良い、仕事のできる人はボランティアなんかしないでオリンピックをチャンスにして沢山稼ぐんだろうね」

 

私にそんなスキルはないので、オリンピックをチャンスにして稼ぐなんて夢のまた夢……。

 

「コーチとして育てた選手と共に、開会式で手を振って入場行進!」なんて、夢のまた夢……。

 

そもそも「ボランティアでもしなければ、オリンピックに関わる事は出来ない」というスキルの無さも情けなく思います。まぁ、ほとんどの人はそうでしょうけど。

 

 

なので、オリンピックと唯一関わる手段として「ボランティア」が光輝いて見えてしまうのです。

 

 

「とっさの一言スペイン語 ~挨拶編~」くらいは何とか話せますが、英語は全く出来ないので心配です。

 

「こいつは英語も話せないし、どうせ仕事も出来ないだろうから更衣室までの案内役として廊下にでも立たせておこう」と隅の方に追いやられたら、もう笑うしかないですよね。

 

 

さて、あなたはボランティアに応募しましたか?

 

「私は応募しなかったけれども知り合いが応募したみたいだよ」という方や「ボランティアだなんて絶対にしない!」という方も、是非コメント下さい。

 

 

ちなみに私は「更衣室までの案内役として廊下に立たされる覚悟」で、先ほどボランティアの登録を完了させました。

映画「ミックス」 ~卓人なりに、細かい所を「あえて」気にしてみよう!~

サーブの構えるフォームが変だとか、フットワークが変だとか、試合のセット間に「お願いします」や「ありがとうございました」を言ってないとか、そういう細かい所を卓人なりに「あえて」気にしても面白いかもしれませんね。

でも悪口に繋がるようなことを言うのは止めましょう。役者さん、みんな一生懸命やってくれたんですもの。私なんて、卓球のフォームを覚えるのに4、50年はかかりましたよ。

「ミックス、もう観たよ」という人や、「まだ見てないけど、そういうのもチェックしてから観ても良い」という方は、是非読んでみて下さい。

本物の卓球と、映画の卓球で違う部分を私なりにまとめてみました。

1、あんなにラリーは続きません。実際はサーブ、レシーブ、三球目で大体ポイント決まりますよね。

2、試合中、あんなに転びません。映画では、バレーボール選手並に転びますよね。

サッカー選手もそれ位転びますが、あれは足とか「引っ掛けられて」転んでますから。サッカー選手が足も引っ掛けられずに何もない所で転んだら、あなたはどう思いますか? 残念過ぎません? 卓球の花こと原千春(旧姓:岡崎)さんが久しぶりに出場した卓球の試合で、ボールを拾っていた時に横からボールが飛んで来たので手を伸ばしてキャッチしようとしたらぎっくり腰になったくらい、残念な事です。

卓球選手で試合中にあんなに転ぶのは、青森山田高校で同級生だった片上知代(旧姓:平田)さんくらいではないでしょうか? 他にもよく転ぶ人がいればこっそり教えて下さいね。

3、セット間に1分間、ベンチに戻ってコーチから指示を受ける事が出来ますが、普通、選手は椅子に座りません。マスターズの部、40代から迷わずベンチに座る選手も出てきますが、映画の中のお二人、若いですよね? 別に、座っても良いんですけど、でもねぇ。

4、セット間にベンチに戻って座っている間、主人公のお二人は無駄話をしています。あんな大事な場面で、よく無駄話というか世間話が出来ますよね。むしろ、感心しちゃうっ! 本当の卓球の試合中には戦術の話をしているはずですもんね。

5、エッジやネットにボールが触ったら、普通は「すみません」と言いますが(たまに無言で人差し指を立て「すみません」の意を表す事もありますが)、この映画の中ではしません。むしろ、エッジしたチームの女の子が「よっしゃぁあぁー! おるらぁぁ~!」と叫んでいましたね。

6、予選の決勝戦では、あんなに注目を集めません。あの~、予選ですよね? すっごい観客も集まって注目されてますけど。えっ? 今の日本はそうなの? ペルーに住んでるから分からないけど。

7、いくら頑張っても、どう転んでも、初心者はプロ級の選手には敵わないんです。あんなに競れないんです。例えばシチズンの町飛鳥選手が神奈川県のミックス予選に出たとして、初心者が町選手相手に、あそこまで競れますか? 競れないでしょう?

町くんのお父さん、どう思います?

8、「遊びのミックスの試合」の場合は、これから彼氏、彼女になりそうな関係でも楽しく出来ると思うんですけど、「本気で勝つ事を目標にしている」のであれば、いくら夫婦、付き合って長いカップルでも、絶対に喧嘩になりますよね。これは、お互いが「絶対に勝ちたい」と願えば願うほどその傾向が出ます。

「ちょっと、なんであそこでサーブミスするの? 信じられない!」とか「お前だって、あのレシーブミスはないよな!」「ねぇ、もっと早く動いてくれない? 邪魔なんですけど」「あの場面ではフォア側に打つって決めたよね? なんでバック側に打ったの?」とか色々。私も旦那レンソとペルーのオープン戦にミックスダブルスを組み、結局二位になったんですけど、「二度とレンソとはミックス組まない」と心に誓いましたからね。

ミックスで喧嘩せずに力を合わせて戦うのは、簡単そうで、そうでない。夫婦の様な気の知れたパートナーだからこそ、「た・す・け・あ・い」の精神が大事。

「し・た・し・き・な・か・に・も・れ・い・ぎ・あ・り」ですね! これ、忘れるべからず。

9、ミックスを組む相手のレベルも大事なんですよね。上手い、下手が完全に分かれていれば上手いものはそれをフォローし、下手なものはそれなりに頑張るんですけど。

例えば、私(上級者)と福山雅治さん(初心者)がミックスを組むとします。

福山さんがサーブミスしたら、私はなんて声をかけると思います?

「サーブミスする福山さんも、本当にかっこいいです!

動き方がぎこちなくても、それはそれで可愛いんです。「全く、雅治ったら(←急に呼び捨て)。やっぱり、私が支えてあげなきゃダメね」ってなります。

「福山さん、私が個人レッスンしてあげます。手取り足取り腰取り致します。いえ、レッスン料なんて要りませんよただ、身体で払ってもらうことになりますが……

 

でも、もし福山さんが私より卓球が上手かった場合、私が凡ミスする度に目も合わせてもくれず「お前に卓球なんて一億年はえーんだよ」なんて言われたら死んじゃうっ! 悲しくて死んじゃうっ!

映画「ミックス」 ~私が悲しくて泣いた場面~

今回のブログはネタバレしますので、まだ観ていない方はご注意下さい。

「ワシは……それでも読む!」という勇気溢れた勇敢な勇者のみ、続きをご覧下さい。

しかし、油断大敵。注意してご覧下さい。

何を注意するって? そりゃ、足元や頭上、オレオレ詐欺に、です。

 

ミニトマト農園のご夫婦。収穫作業中に旦那さんがこう言います。

「農園を少し減らそう。二人で出来る範囲に。後を継ぐ奴も居ないしな

ここで私はこう思ったんです。「子供が出来なかったのかな?」と。

 

試合前に、なぜかシェークのラケットを見つめる旦那さん。

「あれ? 旦那さんペンホルダーなのに、なんでシェークのラケットなんか見つめているんだろう? しかも、このラバーボロボロだから、試合に使えませんけどー(笑)!」って思ってたんです。

すると、バックの中から息子さんの遺影を出し、椅子の上に置いたのです。

この場面で私、大号泣。(※鼻水、咳、嗚咽も含む)

だって、悲しすぎません? っていうか、これ見て泣かない人なんて、いる?

息子さんは全国大会に出られずに亡くなりました。それなのに、お父さん、お母さんが「息子よりも先に全国大会に出るなんて申し訳ない」ということで、お父さんは痛くもないお腹を壊し、トイレに籠って試合をわざと棄権したんですね。

試合を出ようか迷っていたお父さんに、奥さんが「今回は私がお腹壊そうか?」と言っていたシーンも夫婦愛が垣間見られ、切なくなりました。

私と同じシーンで涙した人もしくは泣いた人、カウントをとりますので正直に手をあげて下さい。ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、いつ、む、なな、やつ、ここのつ……とおっ!

 

私は思いました。「好き、嫌い。別れる、別れない。付き合う、付き合わない」という恋愛ものよりも、ミニトマトご夫婦の目線で映画「ミックス」を作ったほうが、興味深いんじゃないかと。例えばこんな感じです。

 

ある日、ミニトマト農園のご夫婦に、一人息子が産まれた。

息子はどんな理由でか知りませんが、卓球を始めます。

大会等でメダルや賞状を獲り、誇らしげな家族。

ある日、息子が亡くなる。

子供を亡くしたご夫婦が、今にも潰れそうなフラワー卓球クラブで卓球を始めた。

ある日、昔強かったクラブの「お嬢」が帰ってきたかと思うと、突然「ミックスに出るよ!」と言い出す。

「クラブ再活性のために!」と、巻き添えを喰らったご夫婦ですが、文句も言わずに「ミックス」の試合に向け、一生懸命に練習を重ねそして……

 

そうだ。「ミックス2」を出しましょう。

なぜかわかりませんが、主演は福山雅治さんと私。

噂ですが、「ミックス2」では「濡れ場」があるらしいですよ「ぬ・れ・ば」!

 

旦那レンソは日本語が話せないので、今回の出演は、無し。

知ってる日本語は「おカネがない」と「ハジメマシテ」くらいですからね。

しかも「はじめまして」なのに「ハジメマシティル」って言うんですけど、絶対にワザとですよね。

えっ? 「コンビニでおにぎりを買う外国人 A」の役が、まだ空いてるって?

 

あ、まだ手をあげている人は下げてもらって結構ですよ。

映画「ミックス」 ~悪い所を責めるのではなく、良い所を褒めよう~

卓人、つまり卓球人間に言わせると「この映画、全然卓球のフォームがなってないよね~」とかいう人も出てくるかもしれません。

でも、彼らは俳優さんで、卓球やったことの無い人が「役作り」のために一生懸命覚えたんですよ? 忙しいのに。これって、凄くないですか?

技術指導をした川口陽陽さんは本当に凄いと思うし、もちろん、フォームを覚えた俳優さん達も凄いと思います。よくぞここまで身に付けてくださった!

それに、私が「かわいいな」と思う、広末涼子さんがこの映画を通じて「卓球に関わった」なんて、なんて嬉しいんでしょう!

次は福山雅治さんの出番ですね!

映画「ミックス 続編」で、福山様の技術指導は是非、わたくし西田泉にお任せください! 手取り、足取り、腰取り、なんでも致します!

あと、もう一つ凄いと思うのはボールが飛んでいるように見せるCGね。確かに、本当のボールの飛び方ではないけど、若干ズレてる所もありますけど、それでもちゃんと編集してやってる事がすごい! 私なんか編集中に「上書き保存」しないでどこか変なところクリックして最初から全部やり直しになって上司に叱られるとか普通にやらかしそうですもん。

映画「ミックス」 ~大丈夫、ネタバレしません~

ネタバレしないように気を付けております。まだ映画を観ていない方も、安心してこのブログをお読み下さい。かしこ。

 

さて、卓球人間、通称「卓人」の間で話題大沸騰中の映画「ミックス」を観に行って来ましたよ~。

わたくし西田泉、ブログのネタ探しに日々、勤(いそ)しんでおります。

 

ミックス、是非観て下さい。面白いです。

笑いあり、涙あり。私は涙もろいので、もちろん泣きました。

っていうか、最近すごく涙もろいんです。

ペルーから日本に向かう時の飛行機内で見れる映画で、「ルドルフとイッパイあってな」を見てからなんですよ。涙がこんなに簡単に出始めたのは。

えっ、年? それとも、歳?

姪っ子に会っただけで泣き、おばあちゃんの昔の話を聞いて泣き、久しぶりに土佐さんを拝観して泣き、一週間後くらいにまた土佐さんにお会いしてもまた泣き、姪っ子に「ペルーに帰るから、また会えなくなっちゃうね、バイバイ」とお別れして泣きました。

 

映画「ミックス」は、笑いがあって、涙したけど、でも、感動はしませんでした。私はね。でもそういうのって、日によって違いますからね。天候や、体調にもよりますよね。その日私の体調が「感動する体調ではなかった」だけで、他の日に観たら感動するかもしれません(しないかもしれないけど)。

一緒に観に行ったメンバーはリトルキングス、青森山田高校で一緒だった今福麻奈美(旧姓:秦)さんと、岩崎温子ちゃん。と、島村美恵さんの娘さん、カレンちゃん10歳。

私が泣いてるのを見て「えっ? 泣いてるの? 感動したの?(笑)」と聞いてきましたが、感動ではなくて「悲しい方」の涙ですからっ! 残念っ!

そして、泣いたのはどうやら私だけだったみたい! 残念っ!

違う場面ですが、藤井寛子さんが多球を出すシーンがあると聞いていたので見逃さないように一生懸命観ていたのですが、ちょうどカレンちゃんに話しかけられて気がそちらに向かった隙に藤井さんの多球シーンが終わっていました。 残念っ! カレンちゃん、なんでそこで話しかけるのっ!

 

さて問題です。この映画の中で「悲しくて泣く場面(西田泉セレクト)」はどのシーンだと思いますか?

コメントお待ちしております。※しかしながら、まだ観ていない人にネタバレしないよう、気を付けて下さいね。

こんな髪型してても、私はレズビアンではありません。

会う人会う人に「なんかもう、日本人じゃないよね」と言われ「例えば、どの辺が日本人じゃないの?」と聞くとみんな口を揃えて言うんです。

「肌の色とか、髪の毛の感じとか」

そりゃグアテマラに4年、ペルーに2年も居りゃ、肌も黒くもなりますよ。髪の毛もこんなんになりますよ。ボサボサの髪を無造作に結ぶだけ。

 

帰りの車の中で、運転していた島村さん(マスターズの部40代、準優勝)に言われました。

「女性っていうのはね、髪の毛が大事なの! いっちゃんも、もうちょっと気を付けた方が良いよ」

同車していた今福麻奈美さん(旧姓:秦)にも「そうだよ、髪の毛は大事!」とそそのかれたので本日、髪の毛を切ってきました。

「こうやって、ただ結んでるだけでは色気が無い。髪を切って、少しは女の子らしく可愛くなろう!

 

40代ほどであろう男性美容師さんがやってきました。

「本日はどんな感じにしますか?」

「安室奈美恵ちゃんみたいにして下さい」

「カットのみでよろしいですね?」

「そうですね。ショートのような、可愛い系のボブみたいにして下さい」

「イメージが欲しいので、この中から写真を選んでもらえますか?」

タブレットを渡されました。

「これとか、これとか、こんな感じですかね? あれ? なんだかよく分からなくなったので、もうテキトーで良いです。お兄さんの好きなようにやっちゃってください!」

 

「私、ペルーに住んでいるんです。旦那がペルー人なんですよ。ペルーでは髪の毛短い女性はいないんですよ」等の情報を、一応伝えました。だって、お兄さんの好きなようにやられちゃうんですから、私の事を知ってもらわないと、間違いや事故が起こるかもしれないので。

 

切り終わる直前

私 「……なんか、嵐の二宮君みたいになっちゃいましたね」

美容師さん 「確かに」

私 「品川庄司の庄司にも似てるってよく言われます」

美容師さん 「言われてみれば!」

 

って、どっちも男なんですけど! で、私は女ね!

 

あれ? 鏡を見れば見るほど、何だか私のおばあちゃんにも見えてきたんですけど。つまり、これは「私のおばあちゃんカット」?

 

髪を切った直後に妹と会いました。

開口一番妹に言われた言葉がこちら。

「おばあちゃんそっくりだね」

「だよね、私もそう思った」

次に言われたのがこちら。

「それと、なんか……レズビアンみたいだね……

げっ! ……やっぱり? 実は私もそう思ってた……

 

昔、上戸彩にも似てるって言われた事がありましたが、今は上戸彩は上戸彩でもドラマ「3年B組金八先生」の性同一性障害の直を熱演した上戸彩の方じゃないですかー!

それにしても、私、本物のレズビアンみたい……。

別にレズビアンを否定している訳ではないんです。

ただ、こんな髪型してても「私はレズビアンではありません」ということです。

「正直、ちょっと狙っていた」という人はごめんなさい。私には旦那もいるんです。

 

っていうか、「髪切って可愛く!」を狙ってたのに、どうして男の子みたいにされるの?

藤子・F・不二雄ミュージアムにて、メニューを真剣に見ているレズの人。

コロ助と。

コロ助に話しかけていたら、妹に「気持ち悪いから、マジで止めて」と言われました。ひどい! コロ助ちゃんは気持ち悪くなんてない! コロ助ちゃんの悪口を言う人は、お母さんに言い付けてやるぞ!

 

昔のブログも併せてどうぞ。コメント欄までちゃんと読んで下さいね♥

https://world-tt.com/blog/nishida/2014/06/03/%e9%ab%aa%e5%88%87%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/

 

みなさま、大変お待たせ致しました。

こけし→金太郎→  さて、次は何でしょう?

1、桃太郎カット

2、浦島太郎カット

3、因幡の白兎カット

4、サルカニ合戦カット (←ちなみにカニの方)

 

答えは……

まさかの「レズビアンカット」でした。

 

この度は大変、ご愁傷様でした。

秋田温泉 さとみ

日本の旅館と温泉をレンソに知ってもらいたくて、大奮発し「秋田温泉 さとみ」に一泊してきました。

いや~、素晴らしい日本の「お・も・て・な・し」と「こ・こ・ろ・い・き」

温泉が初めてのレンソにはしっかりと説明しなくてはなりません。

「先ずは籠があるからそこに脱いだ服を入れてね。恥ずかしくても、パンツも全部脱ぐんだよ? 大事な部分、隠したかったらこの手ぬぐいで隠してね。次に体と頭を洗ってから温泉に浸かる。泳いじゃダメだからね。そしたらサウナがあるから入って、熱くなったら水風呂に入って体を冷やす。また温泉に入って温まってね。脱衣所に戻る前には軽くタオルで体を拭かないとダメだよ。周りの人に迷惑だからね。最後に、この浴衣を着て部屋に戻ってね。わかった?」

「ねぇ、籠はどこにあるの? 服、本当に盗まれない? 服を脱いで、いつ浴衣を着るの? サウナには入らなきゃダメ? あれ? 先に浴衣を着るんだっけ? 籠が見つからなかったらどうしよう。人が沢山いたら恥ずかしい。この大きいバスタオル、温泉の中に持って行って良い? 浴衣を着ないで服を着ちゃダメなの? あれ? 順番が分からなくなっちゃった。で、いつ浴衣を着るんだっけ?」

 

コノヤローーーーーーーー!!! オーーーーイ!!!

 

もう、イイよ……。っていうか、なんで分からないの?

 

「もうっ! 行けば分かるから、お風呂場行こうよ!」

「イヤだよっ! 分かんないよっ! もう一回説明して! だって、もし、籠が見つからなかったらどうする?

 

温泉からあがり部屋に戻ると、浴衣を着たレンソが畳に寝そべり、くつろいでいました。「お風呂、どうだった?」と聞くと、

「うん、普通だった」

「普通って、どういう事よ?」

「お風呂に入れたよ」

「で、感想は?」

「感想は、普通」

「他には?」

「人が2,3人しかいなかったよ」

「少なくて良かったね。で、他には?」

「泳いだよ」

泳いじゃダメって言ったよね?

「変な目で見られたよ」

「だって、温泉で泳いじゃダメなんだもん」

ごめんなさい、お風呂で一緒になった人。湯船で泳いでいる外国人、悪気はなかったんです。彼の妻の説明が下手だっただけ。ただ、「泳いじゃダメだからね?」とは言ったんですけど、彼が理解してくれなかったんです。以後、気を付けます。

 

夕食で人生初の河豚(フグ)にテンションが上がるレンソ。

食後、一番美味しかったのは何かと聞くと、「鴨肉のお吸い物」と渋い答えが返ってきました。

稲刈りのお手伝い ~後編~

お昼ご飯をご馳走になりました。

みんな大好きカレーライス!

 

お座敷に上がる時、レンソの靴下が泥で汚くなっていました。

もう、レンソったらこんなに靴下汚くしてっ! 水で洗ってくるからホラ、靴下脱いで!

「うう、ごめん……ごめんね……」

申し訳なさそうに靴下を脱ぐレンソと、「こんなに汚して!」と少し怒り気味の私。

山奥から引いている冷たい水でレンソの靴下を洗い、絞って干した。

「洗って来たからね、次は靴下汚すんじゃないよ?」

私もお座敷に上がるため長靴を脱ぎました。

 

靴下まっくろ黒やんけー!

 

レンソのと比べ物にならない程、まっくろ黒やんかー!

 

洗いに行く気すら起きない。これはあれだ。

 

捨てるしかない。

 

ごめんなさい、座敷童。汚い足で座敷に上がってしまって。汚い靴下は脱いだけど、やっぱり(なおさら?)臭いよね……。

 

カレーライスをたらふく頂き、デザートの梨までご馳走になり、お茶も沢山飲んで、いざ午後の稲刈りへ!

せっせせっせと働く。

午後は口数も少なく、顔もこのようになっております。

あれ? レンソ、河童の親分みたいな顔になってますけど。

遠野と言えば河童ですもんね。

 

今日中に秋田に向かわなければいけなかったので、私たちだけ4時で終わり。

 

「もう4時だから、あがって良いよ」という農家の人達のお言葉に「いえ、もう少し、もう少しだけ……」と稲を拾い続ける私。だって、お手伝いしに来たのに先に帰って、カエルやイモリにキャッキャして、カレーたらふく食べて、長靴履いてるくせに靴下真っ黒に汚して、差し入れのジュースも残さず飲んで、「あいつら何も手伝ってねーじゃねえか」って言われるの、嫌ですもの。

「最後までお手伝いできず、すみませんでした。来年またお会いできるのを楽しみにしています」

遠野の人はとっても優しい人達でした。河童や座敷童がここに住み付くのも分かる気がします。

 

遠野の方達から最後に一言「あんたら、明日起きられねぇぞ

 

明日は秋田県のみなさんと朝から練習です。

稲刈りのお手伝い ~前編~

枝豆を売ったお祭りの翌日は、稲刈りのお手伝いです。

出発前の様子。友人の及川さんと地元の人。

※この時、レンソには何処で何をするのかまだ伝えていません。

ここで稲刈りをします!

農家のおじい様が稲刈り機で稲を刈り、田んぼに落ちた稲をせっせせっせと拾ってはトラックに乗せ、稲が一杯になったら干場まで降ろしに行きます。

 

ヒキガエルの小さいのやアマガエル、赤腹イモリが次から次へと出てきます。

それらを嬉しそうに捕まえ、手に乗せる人。もうすぐ33歳。

「ひぇ~! カエル、触れるんですかっ?」と、引き気味の目で農家の31歳のお孫さん(女)に言われました。

「手袋していますので大丈夫です。素手ではやはり触れないと思います」

 

開始から30分もしないうちに、「休憩しましょう」と、ジュースと蒸かしイモをご馳走して下さいました。

「あれ? 休憩、早すぎません?」

私たちは遅れて参加したため、「さぁ、エンジンが温まってきたぞ!」というタイミングでの休憩でした。

「私、まだまだ動けますけどお言葉に甘えてジュースも蒸かしイモも頂きます」

旦那レンソもこの通り。

しばらくして作業開始。

 

エンジンフル活動。

稲を拾ってはトラックへ、稲を拾ってはトラックへ。

あー、それにしても日差しが当たって顔がヒリヒリする。

暑くて汗が噴き出す。

泥に足を取られ、踏ん張る度に指が痛い。

喉が異様に渇く。

どうやら稲刈りをなめていたようだ。

気が遠くなって倒れそうになったその時「それではお昼にしましょう」と、天使の声が聞こえた。

 

~後編へ続く~

 

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