今回も電車ネタです。
私が小学生、中学生の頃、たまにですが電車に乗って試合会場や他校へ練習に行っていました。もちろん、一人ではありません。2歳年上のカットマンのお姉ちゃんと一緒。
私は常に何も考えない子供だったので、目的の駅や乗り換え駅、どこで何をするのかさえ分からず、金魚の糞のようにただただ姉の後ろを歩いていました。
「はぐれたら死んじゃう!」という非常に緊迫した気持ちで。
「だったら駅名覚えなよ」って感じですよね。
電車の移動中に姉と喧嘩でもしようものなら置いてかれるのは確実なので、移動中はなるベく姉の機嫌を損なわないようにしていました。
「電車やバスに乗る = 姉に付いて行く事だけが全て」
中学一年生のある日、試合があるという事で姉と電車に乗って会場に向かう予定でした。
何をボーっとしていたのか、さっそく地元の海老名駅で姉とはぐれました。
どこの駅に向かえばいいのかさえ分からず、悲しくなって駅の階段に座って泣いていたところに、たまたまリトルキングスの関係者の方が通りかかり、声をかけてくれました。
車で会場まで送ってくれたのか、会場の駅まで電車に乗って付いて行ってくれたのか全く覚えていません。
とにかく、泣いてる私を会場まで送ってくれた事には間違いはありません。
あの時私を助けてくれた方には今でも感謝しています。
人って優しいんだなと心から感動しました。
そして、「今後、駅では姉と絶対にはぐれてはいけない」と心から誓いました。