年別アーカイブ: 2015

ラケットの持ち主はスタイル抜群!

答えは木村興治さんでした!
TT中年さん、許ッシンさん、卓球王国のゆうさん、正解おめでとうございます!!!

プニさんがコメントしてくださった「ラケットを見て分かる方々がいらっしゃることに驚愕です」に同感です。
本当にそうですよね。驚愕です。普通の人はまず分からないと思いますから。

従って、TT中年さん、許ッシンさん、卓球王国のゆうさん、卓球王国編集部のみなさんは本当に凄いです。

許ッシンさんはめちゃくちゃ詳しい上に、木村興治さんのフォームの真似をしていたそうじゃないですか。頭が下がります。

卓球王国のゆうさんは職業柄をフルに発揮して正解していました。
「裏面にラバーを貼っていること、そしてクエーサーMFというのは知らなかったですが・・・。」と、さらに詳しく回答する辺りがさすがです。

TT中年さんはシンプルかつ的確。素晴らしいです。

コメントはしなかったけど「俺も木村興治さんのラケットだって、知ってたゼ!」という人、その人たちもバカです。卓球バカです。心から尊敬します。この度は大変おめでとうございます!

木村さんに帰国の報告をするため、早稲田大学にお邪魔しました。

ちょうど早稲田クラブの練習があるということだったので、折角なので見学させていただきました。

丁寧にアドバイスをする木村さん。

たまに自らラケットを持ち、生徒と一緒にラリーをしたりと、とてもフレンドリーでした。

さすが木村さん。フォームのきれいなこと!
あのフォアハンド! まるで芸術作品を見ているようでした。美しい。
見とれてまう。惚れてまうやろ~!

ってか、スタイル良過ぎ(笑)
「スマート」という言葉がこんなに似合う人、なかなかいないと思います。
ウエスト、50センチもないんじゃないですか?
体重なんて、私の半分くらいしかないと思いますよ(泣)。
少し分けてあげたい。

え? 「要らないです」 by興治 ですか? はい、失礼致しました。
m(__)m

問題です。このラケットの持ち主は誰でしょう?

問題です。このラケットの持ち主は一体誰でしょう?

1963年に使い始めたそうです。

はっきり申しますと、すごい方のラケットです。

ラケットを持っている手は、私の手です。

ヒント: 後ろで手を組んでいる方が、このラケットの持ち主です。

分かる人、いるかな~?
分かった人は手を挙げてください。もしくはコメントください。

ここは卓球王国用具担当ゆうさんにピタリと当てて頂きたいところ。

ちなみに、卓球王国の編集部の皆さんはピタリと当てました。さすがです。お見逸れ致しました。

龍門卓球場。蛭田家3兄弟と三田村プロ、鈴木さんと痩せた猫。

神奈川県相武台下駅から徒歩8分。
三田村プロコーチの龍門卓球道場へ行ってきました!

道場へ入るなり目に飛び込んできたもの。それは、汗ビショビショで練習している蛭田家の長男、仲達くんと二男、達郎くんの姿でした。
しばらくすると福島の鈴木さんもやって来ました。

仲達くんは相変わらず面白かったし、達郎くんは相変わらず面白く、鈴木さんは相変わらず面白かったです。

奥の部屋には蛭田家の長女、麻里子ちゃんが愛娘の雛ちゃんを抱っこしていました。

蛭田家3兄弟と三田村プロと鈴木さん、私と私の父が龍門卓球場に集まりました。

すごいメンバーでしょ(笑)?

父は昔、「ルパン先生」と呼ばれ恐れられていましたが、今では「痩せた猫」と一部の人から呼ばれています。痩せた猫……。プププッ……。

仲達くん、達郎くん、鈴木さんと試合をし、最後に三田村プロとも試合をさせてもらいました。

ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!

三田村プロ、マジ強いんですけど(泣)! 私が打つ全てのボールに対して、大きく振りかぶってスマッシュする準備をされました。

ボッコボコに打ちのめされて、哀れな私。なんて可哀想な私。

「こんなに強えー奴と戦えて、オラ、幸せだぁ!」なんて言ってられる余裕はありませんでした。でも、心からワクワクしました。

三田村プロ、また試合お願いします!
仲達くん、達郎くん、鈴木さん、試合楽しかったですね! またお願いします!

まりちゃん、雛ちゃん、また遊びに行くね~!

かわい子ちゃん揃い

みなさん、お待たせ致しました。
今回はかわい子ちゃん勢揃いのツーショット写真コーナーです。

帰国報告と「女子トーク」をしてきました。

エントリーNo.1 田中知佳ちゃん

リトルキングス→武蔵野中学校・高校→淑徳大学→Body Design YOGA Trainer

すごい! 職業名が英語! なになに?

ボディーデシグンヨガトライネル?

……へー、かっこいいなぁ!
って、皆さん、私の事をバカにし過ぎですよ(怒)!
ボディーデザインヨガトレイナーでしょ!
それくらい、辞書引かなくったって読めますよ!
知佳ちゃんとはリトルキングスで一緒でした。
卓球をしている時の左手が独特で、監督の蛭田先生に「お前の左手はおにぎりを持ってるみたいだな」と言われていました。今でも卓球したらおにぎり持つような左手になるの?

エントリーNo.2 玉木杏子ちゃん

富久山卓球クラブ→東北福祉大学→秋田銀行、秋田国体選手→Lili

玉ちゃんとは秋田銀行、秋田国体選手として一緒でした。
いつもオシャレで向上心に溢れ、かわいいもの好き。
頑張り屋さんで、ランニングしたり部屋でトレーニングしたりします。
なんといっても料理がとても上手! 秋田でご馳走になった「イカと里芋の煮付け」が美味しくて、感動したのを今でも思い出します。
目がとても大きいので、「いつ落ちるんだろう?」とひやひやします。

エントリーNo.3 河野真也ちゃん

徳島県鳴門市出身。鳴門市第二中学→明徳義塾高校→青山学院大学→大成建設(株)→文化女子大学附属杉並高校教諭→卓球コーチ業を経て、七年前杉並区阿佐ヶ谷北に居酒屋「うちんく」(徳島弁で自分の家という意味)を開業。

「私、お酒弱いんですよ~。えっ? 私を酔わせてどうするつもり?」という意味不明な事を言っている娘に対し「じゃあ薄めに作ってやるよ」と気が利く真也ちゃん。
お店に来ていた他のお客さんとも話しをしたりして、とても楽しく過ごしました!
お会計は真也ちゃんのご好意で安くしてくれました。
あ、これは言わなかった方が良かったかな?
だって、他のお客さんに「ねたまれる可能性」があるじゃない?
だってほら、私がかわいいから特別に安くしてくれたんでしょ?

え、違うの?

エントリーNo.4 姪っ子の涼花

これはギリギリ「ツーショット」と呼んでも良いでしょう。
姪の涼花がシャッターを押しました。
頭のクルクルが、涼花のかわいさを引き立てる。というか、クルクル頭そのものが可愛いんです。

こちらも涼花が撮りました。スリーショットです。奥にいるのが妹の渚。涼花のかわいいクルクルパーマと一体化している人が涼花のおばあちゃん。つまり私の母です。
母は昔から、好きでクルクルパーマをかけています。
ここだけの話ですが、頭の中もクルクルなんだそうです。
いくらお金をかけてクルクルパーマにしたって、涼花の天然クルクルパーマのかわいさには到底叶いません。

涼花のセルフィー。
あぁ、お姉ちゃんに怒られる……。こんなに可愛い写真をアップしたら、テレビ局や雑誌の人から「子役に興味ありませんか?」「モデルになりませんか?」という話が来るに違いないもの。
ちなみに後ろにいるのは母です。

エントリーNo.5 牧野久美子ちゃん

リトルキングス→白鵬女子高校→日本大学→COLOR

リトルキングスで一緒だった同い年のカットマンです。
私たちが小学生の時、彼女のカットと私のカット打ちで連続300回以上続けたことがあります。
父に「今度くみと会って来るよ!」と伝えると「あぁ、くみか。あいつは今でもポケポケしているのか?」と言っていました。「ポケポケ」っていう言葉、普段あまり聞きませんが、この時は妙にしっくりしました。
確かにポケポケ~っとして、いつもどこか抜けているけど、みんなから愛されているくんち。

ペルーの友達にこれら写真を見せたら「イズミと一緒に写っている可愛い子達はスペイン語は話せるのか?」と聞かれ「話せないよ」と答えると残念がっていました。
スペイン語なんて……最後のピースしている人は日本語ですらあやういのに。
パッと見、レズカップルの様に見えますが、違いますよ。私はちゃんと男の人が好きです。男の人の中でも、特に福山雅治が好きです♡
え? そんなん聞いてないってか!?

「弱くても良い、勝て」

奇跡が起きました。
前回のブログで、卓球に関するコメントを頂いたのです。こんな事があっても良いのでしょうか?
許ッシンさん、この度はありがとうございます。 

>私も左です。現役当時の作戦や練習法、いつも気をつけていた考え方等を載せて頂けませんか。

競技スポーツ、健康のため、体育として、レクレーションスポーツetc,,,
目的によって「作戦、練習法、考え方」はガラリと変わりますよね。
許ッシンさんがどのタイプか分かりませんが、このブログにコメントくださるくらいですから、「競技スポーツとして卓球をされている」のかと思われます。健康のためやレクレーション目的だったら、こんな熱心な質問はしないと思うので。

なんだか私が「卓球競技選手だった」ということが、ようやく認められた気がします。

一応、全日学でダブルス準優勝、シングルスベスト16、関東大学リーグ戦では敢闘賞を頂いたことがあるんですけどね。信じられないでしょうけど。
え? 大したことないですって? まぁ、そう言わずに。

今回は 1、作戦 2、練習法 3、考え方 についてお答えします。

1、作戦 →フェイントをかけてストレートへ打つ
左の私が試合で一番使っている技術は、フォアサイドからストレートに打つボールです。
クロスへ打つ様なフォームでストレートに打つことを心がけています。
ポイントは「フェイントをかけること」。ストレートに打つのがバレると効果は激減します。

2、考え方 →相手のすごい技術に気づき、真似する
大学時代の話です。2歳年上のカットマンの姉と試合中、たまにスマッシュを打たれ、そのスマッシュが遅いにも関わらず、私はノータッチミスを繰り返していました。
悔しい。カットマンに打たれるのも悔しい。そのスマッシュもこんなに遅いくせに、まさかノータッチで抜かれるなんて。
なぜノータッチで抜かれるかというと、必ず逆コースを突かれていたからです。

「なるほど、卓球ってのは、スピードだけが命じゃないのね」

ポイントは「人のふり見て我がふり直せ」です。
つまり、やられて悔しかったり、「これはすごい技術だな」、「面白い戦術だな」という事に気付き、真似してみる事。

あの人に出来て、自分に出来ない訳がありません。
出来ないのは練習が足りないだけです。
練習すれば出来るようになります。
出来るために練習するんですよね?
強い相手からでも、自分より弱い相手からでも学ぶことが出来ます。
練習中に気付くこともあるので、「常にヒントを探す事」が大事だと思います。

3、練習法 →勝つための練習をする(サーブから3球目、レシーブから4球目)
秋田国体選手だった頃、秋田銀行で仕事していたので、練習時間は19時~21時の2時間でした。練習時間が2時間しかないので、基本練習やフットワーク練習などしている時間はありません。
基本は大体出来ていたので、今更基本練習をしてもしょうがない。
フットワークだって、大体出来ていました。

練習は何のためかというと、答えはただ一つ。
勝つためです。

究極なことを言えば、フットワークが遅くったって、下手くそだって良いんです。
試合に勝てば良いんです。

ということで私が行っていた練習は、サーブから3球目、レシーブから4球目。秋田国体に向けて、こればかり練習していました。

何処かの卓球部顧問の先生が言っていました。「弱くても良い、勝て」と。

卓球を競技スポーツとしてやっているのであれば、結果が全てです。
しかし、長い人生で見れば、負けても何かを学べるし、負けたからこそ反省します。

勝てば良し、負けても良し。これからも一緒に頑張りましょう!

プレーでミスをすると、中国語で哎呀(アイヤー)と言うときがある。

赤羽駅にある、偉関卓球ランドへ偉関さんに会いに行ってきました。

ホームページによると、バス停を降りてから2分ほど歩くという。

下手に動いては道に迷う。それは私が一番良く知っている。

「動くなよ。そこから勝手に動くな。必ず人に聞け!」という命令が私によって下された。

ワンちゃんを散歩していたおじさんに聞いてみる。

「ハロー。あの~、この近くに卓球場があることをご存知?」
「あぁ、あそこだよ」と即答。
さすが偉関さんの卓球ランド。かなり知れ渡っている。

指差された方角へトコトコ歩いていくと、赤いTシャツを着た偉関さんが卓球場の前に立っていた。

信じられない。

「午前中の間に伺います」とだけ伝えたのに、私がやって来るこのタイミングで外に出ているなんて、やはり只者ではない。

「偉関さーん! こんにちは~!」
「ニシダサン! ようこそ~!」

偉関さんとは平成19年秋田わか杉国体で、秋田県代表として一緒にプレーさせてもらいました。そして偉関さんはこの大会をもって引退された。

「ニシダサン、よく来てくれたねー。道、すぐわかった?」
偉関さんはいつもフレンドリーで謙虚。

1987年の世界選手権、1988年のソウルオリンピック、同年アジア選手権でダブルス金メダルを獲った人は格が違う。

私が目指している座右「実るほど頭の垂れる稲穂かな」にぴったりと当てはまる人だ。

得意のウィキペディアで偉関さんの事を見ているとこんな記事が書かれていた。

プレースタイル:フットワークを大きく使わずに、バックブロックなどで相手を揺さぶり、相手の体制が崩れたところをドライブで狙い打った。(中略)  また、プレーでミスをすると、中国語で哎呀(アイヤー)と言うときがある。

ちょ、、、これはヤバいでしょう。これは面白すぎるでしょうウィキペディアさん!!!

「プレーでミスをすると、中国語で哎呀(アイヤー)と言うときがある」だって?

この文章は誰が編集したんだろう? 心から拍手を贈りたい。

哎呀(アイヤー)!

そうか、プレーでミスをすると、中国語で哎呀(アイヤー)と言うのは、プレースタイルの一つだったのか。

では私のプレースタイルは「プレーでミスすると日本語で「ドンマイドンマイ大丈夫!絶対に諦めないよ! ここから一本、集中!」と言うときがある」だな。

あなたのプレースタイルはなんですか?


偉関さんと、愛犬のティーティー。ティーティーが私の0に近い好感度を1まで引き上げてくれました。
ワンちゃん効果抜群!

偉関さん、この度は突然お邪魔したにも関わらず、温かく迎えて下さり本当にありがとうございました!

本当に尊敬しています。実は、私も偉関さんと同じ左ペンなんですよ~! え? そんなん知ってるって? 哎呀(アイヤー)!

東京の面白オジサンとママさんのアイドル広瀬コーチ

東京に生息している、面白オジサンことトリさんと、ママさんのアイドル広瀬コーチに、帰国のご挨拶に伺いました。

夕方、中野体育館で待ち合わせ。

体育館を覗くと、指導中の広瀬コーチを発見。

「お~、お~、やっとるな」としばらく見ていたら、受付のおば様の視線を感じた。

その視線はこう言っていた。
「なによ、この人! さっきからずっと私の(広瀬)速水を見ちゃって!
拝観料取るわよ?

しょうがなく隣コートで練習しているソフトテニスを見学することにした。

20分以上も見学していたので、テニスのおばちゃんコーチに
あなた、テニスに興味あるのね? 今ね、素晴らしいコーチがいるのよ~。是非、私たちと一緒にテニス始めて見ない?」と勧誘され、申込書まで渡された。

卓球で鍛えた左腕をジロジロ見られた。私の体格を見て、「コイツはちょっと太ってるけど、体力はかなりありそうだな。勢いもありそうだ」と思ったに違いない(泣)。って、何それ! ちょっとヒドくない?!

テニスのおばさんから勧誘を受けているところを広瀬コーチに見られた。

「いっちゃん、テニスの勧誘されてたね(笑)ニヤニヤ」という広瀬コーチは、相変わらずのキラースマイル。

このスマイルで今まで何人のママさんを秒殺してきたのだろう?

練習を終えた広瀬コーチと廊下で話していると、何人ものママさんから
「何よ、この人! 私の速水と馴れ馴れしく話して!
キー! 踏んづけてやる!」という視線を向けられた。

すると、体育館から清々しい汗をかいたT.O.Mの見目コーチが出てきた。
「あっ、見目さん!」
「おっ、西田!」
「お久しぶりですぅ。日本に帰ってきましたよ~」
「おー、お帰りー」

ついに、面白オジサンことトリさんが中野体育館にやって来た。
「トリさん~!」
「おー、いっちゃん!」

トリさんは相変わらず面白い。何をした訳でもないけど、そこにいるだけで面白いから本当に不思議。

三人で飲み屋に行き、話に花を咲かせた。
グアテマラ土産のトウモロコシのお菓子、「エロティートス」を二人に渡すと、すんごく喜んでくれた。

この二人は「ニヤニヤした顔」という言葉がとっても似合う。

meijiの平岡さんとブラジルのジェフ君、中南米放浪女史の人。

先日、ブラジルで大変お世話になったマルコスヤマダさんからメッセージが来ました。

「僕の息子、ジェフが日本のバタフライ道場に行くから、ちょっとよろしく!

「もちろんです!」

meijiの平岡さんにお願いして、平岡さんが指導されているmeiji Jr.で一緒に練習させてもらうことになりました。

阿佐ヶ谷駅で待ち合わせ。

「おー、ジェフ! 久しぶり~!」
「オ~、ニシダサン、オヒサシブリデス!」

電車を乗り継ぎ、西調布駅にある体育館へ。

18時~21時まで子供たちと練習させていただきました。

子供たちよ、突然変なおばさんが来たにも関わらず、一緒に練習してくれてありがとう!

練習後は平岡さんにご馳走になりました。
肉食系女子と腹ペコ大将が泣いて喜んだ「しゃぶしゃぶ食べ放題」
生きててよかった。

平岡さんと「自分は何が得意で不得意で、何が出来るか出来ないかを知っていなければならない!」「そう! 本当にそう!」という熱いトークで盛り上がりました。

ジェフはブラジルから着いたばっかりで疲れているのに、子供たちと沢山練習し、お酒も飲んだため、帰りの電車ではフラフラでした。

平岡さん、ジェフ君、楽しい時間をありがとうございました!
平岡さん、突然押し掛けたにも関わらず、快く受け入れて下さり本当にありがとうございました!

秋田県は、なまはげ

「西田はカッパを探したり、電車に乗り間違えたりしているだけ」などと思わないで下さい。

ちゃんと卓球もしています。

このブログが「卓球王国のブログ」だということを、忘れられたら困ります。

平成19年秋田わか杉国体でお世話になった秋田県へ行ってきました。

私が秋田銀行員だったということは世間の皆さんには内緒にしています。だって、「こんな奴(私)が銀行で働いていた」なんて知られたら「ちょっと、それは一体どういう事ですか?」とクレームが来るに違いないから。

秋田銀行でお世話になった皆さんに帰国のご報告。
こうやって集まってくれて、西田は本当に嬉しかったです。

秋田卓球会館で子供たちと練習。秋田の子供たちはどうしてこんなにお行儀が良いのでしょう? なまはげのお陰???

中学生の女の子たちがあんまりにも可愛いので、グアテマラTシャツをあげました。なるほど、「秋田美人」という言葉が存在する訳だ。

秋田に行って一番ビックリしたのは、西村先生が「前よりも滑舌良く、元気にお話しされていた」という事。
昔は「わんわん、う~う~」としか聞こえなかったのに。
左端にいらっしゃるのが西村先生。秋田県民ならみんな知っています。
知らない人がいるとするなら、そいつは「潜り」です。

この日、秋田市では「東北六魂祭」が行われていました。
「東北六魂祭」とは、毎年、東北六県のお祭りが一カ所に大集合し、各県のお祭りを一度に拝観できるという、なんとも贅沢なお祭り。

お陰でどこのホテルも満室。予約をしていなかった私はホテルに泊まることが出来ませんでした。(涙)

「初夏だし、外はそんなに寒くないだろうから外で……」ということにはもちろんならない。幾らの私だって、ちょっとそれは。一応、女性ですし。

西村先生に事情を説明すると「それなら俺に任せとけ!」とポンッとひざを叩いたかと思うと、知人の旅館にお願いして泊めて頂くことになりました。

西村先生すごい!
「昔は何言ってるか分からなくて『わんわん、う~う~』としか聞こえなかった」なんて言ってすみませんでした。

ちゃんと電話して交渉出来るんですね! すごい!

米田さんにも毎回のことながらお世話になりました。

秋田銀行卓球部の皆さんとも飲みました。皆さん幸せそうで何よりです。
東北福祉大から秋田銀行に行った、みんなのアイドル赤川さん。
なんでこんなに気が利いて優しくて可愛い人が秋田には居るの?
なまはげのお陰?

そういえば銀行の皆さんとお食事中、なまはげ達が座敷にやって来て
「わりぃごは いねが~?」と言った時、元同僚たちが一斉に私を指さし「ここにいる!」と叫んだのだけれど、それは一体何故?

これを読んで笑っているみなさん、明日は我が身ですぞ。

花巻のおばあちゃん家に6泊もしていたので、どこか観光に行こうと私が私に言いました。

チラシの岩手の観光コーナーに「龍泉洞」という、日本三大鍾乳洞(しょうにゅうどう)が紹介されていました。

国の天然記念物に指定されていて、パワースポットらしいです。

おばあちゃんにも「そこはとっても良い所だから行っておいで」とおススメされました。

「駅に着いたら、ちゃーんと駅員さんに切符の買い方聞かねばねぞ」

「わかってるよ、おばあちゃん」

「駅員さんに、ちゃんと聞くんだぞ」

「大丈夫だよ、おばあちゃん」

駅に着き、私はこう思った。

駅員さんに「龍泉洞」までの切符を聞く前に、先ずは自分で調べてみよう。
外国人じゃあるまいし。
私は日本人で、日本語だって読めるんだよ。
それでもわからなければ、そこで駅員さんに聞けばいい。
自分で調べもせずに、すぐに「教えてください」なんて、子供じゃあるまいし。
私はこれでも大人なんです。

「龍泉洞」駅を探してみる。

「龍泉洞」という駅は無かったが、代わりに「洞泉」という駅を発見。

ん? 似てるな。

これかな。

「龍」が付いてるか付いて無いかの違いだけであって、
「泉」と「洞」が逆になっただけであって、
龍泉洞と洞泉は同じなのかもしれない。

首をかしげながらも「洞泉行き」の切符を購入。電車賃1,490円と意外と高い。
この値段の高さが、これから行く「龍泉洞」への期待を更に高めさせる。

心の中でつぶやいた。

ほらね、おばあちゃん。すぐに駅員さんに聞かなくても、龍泉洞までの切符を買えたよ。
自分で調べもせずにすぐに人に聞くだなんて、そこまで私は落ちぶれてはいないよ。

人生初の1両列車へ意気揚々と乗り込むアラサー。

ドアの開閉は自動ではなく、ボタン式です。

1時間45分後、山と川と田んぼしかない駅に降ろされた。

……ここは誰?

私はドコ?

パンフレットには「龍泉洞バス停から徒歩1分」と書いてあるので、先ずはバス停を探さなければ!

しかし、ここには山と川と田んぼしか見当たりませんけど。

奇跡的に郵便局があったので、そこに飛び込みお姉さんに聞いた。

「龍泉洞行きのバス乗り場はどこですか?」

「龍泉洞……ですか……? 龍泉洞までのバス停はないですねぇ。ここから車でしたら、そうですねぇ、3時間くらいはかかりますが

ガーーーーーン!

間違えた……

龍泉洞と洞泉をマチガエタ……

もうイヤだ……
帰りたい。帰らせて。
花巻に戻る電車は今から30分後か、その次は5時間後。

しかし30分後の電車で帰ってしまうと、ここまでかかった1時間45分と電車賃1,490円が水の泡となってしまう。

帰ってたまるか。

冷静を装い、お姉さんに聞いた。

「それでは、ここから一番近い観光地、見どころってどこですか?」

「ここから近い観光地は無いんですよ。車で来られましたか?」

「いえ、電車に乗ってここまで来ました」

「……それでしたら、これといった観光地は無いですねぇ」

「そこをなんとか!」

「では、この道をまっすぐ歩いて20分ほど行きますと……」

「はい! はい!」

「道の駅があります」

え? 道の駅ですか? 「観光地はどこですか?」と聞いて、お勧めされたのが「道の駅」ですか?

まぁいいや、行くよ(涙)

「あの、トイレに行きたいんですけど、一番近いコンビニかガソリンスタンドってどこにありますか?」

「この近くにはコンビニもないんですよ。道の駅まで行かないと。郵便局のトイレ、お貸しますのでどうぞ」

久しぶりに「泣きたい」と思った。いや、泣いていたかもしれない。

国の天然記念物、パワースポットである龍泉洞に行こうとしたら間違えてド田舎に来てしまった。そこの観光地は「道の駅」。

観光地である道の駅は目を疑うほどの小ささでした。

しょうがないからパンフレット見たり、売られている山菜やおにぎり等を隅から隅まで見たものの、それでも30分で限界。ここにある全ての物を見尽くしました。

花巻まで戻る電車まであと4時間もあるのに。どうしよう。

1時間45分、1,490円かけて夜の6時に花巻駅に戻り、おばあちゃん家に着くなり聞かれた。

「龍泉洞、どうだったか?」

「……あのね、じつはね……駅、間違えちゃって……」

「えっ? なんだって?」

「切符を間違えて買っちゃって、違う所に行っちゃった」

「なんで駅員さんに切符の買い方聞かなかったんだ?」

「私日本人で日本語も読めるし、子供じゃないんだから先ずは自分で調べようと思って。そしたらこうなった」

「はぁ~(ため息)」

85歳のおばあちゃんにため息をつかれてしまった。
おばあちゃんのアドバイスを素直に聞くべきだった。
おばあちゃん、確かに私が悪かった。
だからそんな「遠くを見るような目」で私を見るのはもう止めて……。

これを読んで笑っているみなさん、明日は我が身ですぞ。

そもそも、「龍泉洞」と「洞泉」の名前が似てるのがいけないんだよ。
紛らわしいんだからもう。

私のようにこうやって間違えた人、過去に何人もいたと思いますよ。

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