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手作り納豆、再チャレンジなるか? ~機転の利いた母のアシスト~

お待たせ致しました。

私は手作り納豆を食べて、お腹を壊したでしょうか? それとも大丈夫だったでしょうか? の答えです。

答えは、お腹は壊さなかったでした。正解された皆さま、大変おめでとうございました。100ポイント獲得です。

それと同時にDorgaluaさん、Dorgaluaさん派の期待を裏切ってしまい、どうもすみませんでした。ここでお腹を壊したらネタとしては大爆笑だったでしょうが、今回はお預けです。またの機会を心待ちにしていて下さいね。

それにしても納豆を食べるだけで、どうしてこんなに怖い思いをしなければならないのでしょうか。納得がいきません。でも「じゃあ食べなければ良い」で終わらせてもつまらないでしょ?  納豆は食べたいんです。

手作り納豆に関しては安心・安全が第一ですよね。

 

「市販の納豆パックから納豆菌を使うと、雑菌も増えてしまうのであまりお勧めできない。納豆菌粉末を使えばあら簡単!」という情報をインターネットで見つけ、早速日本にいる母親に納豆菌を頼みました。

分かりやすいように、わざわざその納豆菌を通信販売しているリンクを貼り付け、「これを買って欲しい」とお願いしたんです。

 

数日後。

母 「サプリメントがあった。インターネットで! 注文したよ」

 

けっ? (←スペイン語で ¿Qué? 「何?」という意味)

 

 

ちょっ(泣)!!!

 

お、お母さん……。なんで……。どうして……。(←両手両膝を地面に着け、首を垂れて泣いてみた)

 

え? サプリメント?

 

インターネットで?

 

注文したの?

 

っていうかなにこの「インターネットで!」の「!」は。

 

なんか、仕事をやり遂げた感あるよね。誇らしげというか、「やったよ! やってやったよ!」といった感じ。

 

……ところで、納豆のサプリメントで手作り納豆って出来るの?

やってみようか? ブログのネタとして!

「納豆のサプリメントで手作り納豆作ってみた」っていう企画を!

卓球王国さんのブログで!!!

 

それこそ読者の皆様からお叱りのコメントが来るに違いない(泣)。

ちっ、違うんです! 私が悪いんじゃないんです!

納豆菌粉末が欲しいって頼んだのに、何故かサプリメントをインターネットで注文したあの人が悪いんですっ!

まったく、子供の顔を見てみたいわ。一体どんな顔をしてるんでしょうねっ!

手作り納豆に挑戦

思い立ったが吉日。インターネットを駆使し「手作り納豆 作り方」で検索、レシピを調達。

レシピっていうのは「誰が調理しても失敗の無いように」という思いやりの塊なんです。

レシピ通りに事を進めれば、私にだってちゃんと出来る様になっているんです。

完全忠実をモットーに事を進めていきましたので、もちろん間違いや失敗などが起きるはずがないのに、どうして私はいつもこうなるのでしょうか?

先ずは蒸した大豆が硬い。レシピに書いてある時間通り蒸したはずなのに。

蒸す時間を長くしてみたら、ふっくら仕上がるはずの豆がことごとく割れた。

しかも、まだ硬いっていう(泣)。

あなた。まさかこれで「納豆」を名乗ろうなんて言わないでちょうだいね? 笑わせないで。ふざけないで、ちゃんとやって?

これから納豆菌を混ぜて、45度の環境で24時間発酵させなきゃいけないんですけど? クリア出来るかしらね、こんな硬くてひび割れた大豆の分際で!

3パック750円で調達した貴重な納豆半パックを使い、納豆菌を大豆に混ぜます。

ここで雑菌が入ると「ただの腐った大豆」になるそうなので、レシピ通り熱湯消毒したスプーンで慎重に混ぜ合わせました。

フー、ここまでの工程は割と簡単

 

私が一番心配だったのは45度の環境で24時間発酵させること。

あの~……それって、どうやってやるの(泣)?

レシピには湯たんぽやお湯を入れたペットボトルで密封とか、夏の日向に置くとか、コタツに入れるとか、オーブンに入れるとか色々ありましたけど。どれも無理。

湯たんぽは1つしか持っていませんし、ペルーのペットボトルはお湯を入れた瞬間溶け出しそうで信用ならないし、現在のペルーは春になったばかりで日向はそこまで暑くならないし、コタツなんてないし、オーブンに入れたら器ごと焼けちゃうんじゃないの? オーブンって、そういうものじゃないの(泣)? 

頭を捻りに捻って閃いたのが、大きいお鍋にお湯を張り、その中に大豆を入れた炊飯器の釜を浮かせる、というもの。その大きいお鍋の周りにバスタオルを巻き、温度が落ちないように工夫します。お鍋の温度が下がったら鍋ごと火にかけて温めれば簡単楽ちん。

う~ん、我ながら素晴らしいアイディア。

なんか、すみませんね。ドジだの、間抜けだのというキャラとはかけ離れた「出来る人」的な感じ。こういうギャップって大事だと思うんですよね。「こいつ、ダメそうだな」と思わせてからの「こいつ、意外とやるかも」っていうね。

起きている間は鍋の温度を気にして何度も火にかけました。しかし、睡眠時間を8時間だとしても、夜寝る前から朝起き上がるまでの前後の合計1時間くらいは面倒くさくてグダグダしていたので鍋は放ったらかし。

9時間程放置プレイしていたらお湯は完全に水となり、嫌な予感が全身を駆け廻りました。

 

「発酵中の納豆は温度を下げてしまうと雑菌が繁殖しやすくなる

 

「雑菌」って……。

熱湯消毒したスプーンで触ってみたら、全然糸を引いていない。糸が引かない納豆は失敗の可能性があるらしい。

しかも、発酵が上手く行っている場合の豆の表面には薄っすらと白い膜が張り、それがまさしく納豆菌なのだそうですが、私の豆にはそれが無い。

糸を引かない。そして、白い膜が無い。つまり……、それは……。

理想の発酵時間は24時間ということですが、私はもうちょっと時間を伸ばしてみました。ほんのちょっとだけ、18時間程。

発酵時間、合計42時間。

それを冷蔵庫で1日寝かして出来上がり。

ダメだ。やっぱり白い膜なんてない。泣けてくる。私がやる事は大体いつもうまく行かないんだ。身体に害を与える雑菌が増えたものを「腐敗」、有利なものを「発酵」と言うそうです。

これはあれかな、「腐敗」かな?

それでも熱湯消毒したスプーンですくってみたらなんと糸を引いた!

オーマイゴット! オーマイゴット! 私の大豆が糸を引いているっ!

小粒のかわいらしい豆が納豆菌のために使った市販の納豆で、デカくてふてぶてしい不格好なのは私が蒸したやつです。同じ豆なのに、どうしてこんなに違いがあるの?

 

少し混ぜてみたのがコチラ!

あれ? これは……これはもしかしたら納豆? 是非とも食べてみよう! 糸が引いているという事は「発酵」の証拠なんでしょう? でも、お腹痛くならないかなぁ。心配だなぁ。イヤだなぁ。食べたくないなぁ。そもそも、食材が糸を引くって、どうなの? 腐ってるんじゃないの? 気持ち悪いなぁ。なんだか納豆の様な、そうでないような臭いもするし……。

ん~、やっぱり無理っ! 食べたくないっ! 怖いっ! お母さんっ! 助けてーっ!

身体に悪いと腐敗、身体に良いと発酵などと言っていますが、食べてもいないこの時点で害を与えられているんですけど。

私の納豆は恐怖の塊と化し、作った本人でさえ「まじで食べたくない」と思わせる悪のネバネバ野郎となって私の前に立ちはだかったのでした。

「捨てたら勿体無いお化けが出てくるよ!」という私の脅しと、「恐怖に打ち勝つのだ!」という私の励ましによって、ついに意を決して食べてみました。

普段納豆を食べる時は、納豆が「もう勘弁してください!」と悲鳴を上げるまで混ぜるのですが、今回もいつも通りに混ぜ混ぜ~。

美味しそうに見えますよね? でも、味なんて味わっている余裕などありませんでした。

「どうか、お腹が痛くなりませんように……」それだけを願って手作り納豆50グラムをなんとか完食。

 

ここで皆様に問題です。私は手作り納豆を食べて、お腹を壊したでしょうか? それとも大丈夫だったでしょうか?

納豆、3パックで幾ら?

「卓球に関するブログを書こう」と意気込んでるくせに、早速卓球とは無関係な話題で本当にごめんなさい。だって、ブログっていうのは「ウェブサイトにて自分の意見や感想を日記風に記すこと」なんですよ!

みなさん、知ってました? 私は知りませんでした。

 

食欲の秋という事ですが、ペルーにいる私の所にもそれがやって来ましたよ。

食欲が増したことで食に感心が高まり、ある感情がついに爆発しました。

 

「どうしても納豆が食べたいっ!」

 

今まで全く見向きもしませんでした。ペルーの日系スーパーで納豆が売られていることを。しかしある日、どうしても納豆が食べたいと私が駄々をこねるので、一緒に納豆を買いにスーパーへ行くとビックリして腰が抜けました。

 

納豆3パック入り、750円ナ~リ~。

 

ヘナヘナと床に腰を下ろし、しばらく体育座りしていると、次第に笑いが込み上げてきました。あははー! あははははー!

日本だったら安い時なら(多分)88円位で売ってるんですけどー(爆笑)!!!

あー笑っちゃう! あははー、あははー! なんでこんなに高いんですか(笑)

あの、ただの納豆ですよね、これ。

じゃあなんで750円もするの?

 

っていうか、買ってられますかっ、こんなに高い納豆っ(怒)!

もし私がお金持ちだとしても、納豆3パックに750円も払えますか払えないでしょうよ。

ちくしょー! ちくしょー! ちくしょー! ……これ、ください(泣)。買います、買いますよ。だって、買わなかったら食べられないんだもん。

 

食欲よ……。さすが、人間の三大欲求にカウントされているだけある。

早速家に帰り、はやる気持ちを抑え、厳(おごそ)かに椅子に腰かけ、納豆のパックをゆっくりと開けます。目を閉じてしばらくその匂いを楽しみ、混ぜます。食べます。その場に崩れ落ち、泣き叫びます。

 

「美味し過ぎるー! っく~!!!」

 

旦那レンソは糸の引く、くさいニオイを放つ謎の豆に「なんだこの腐った豆は!?」としつこく連発。それを美味しそうに食べる私に対しても明らかに嫌な顔を向けてきました。

「あなたねぇ……、そんな事言ってるけど、日本に行った時、うちの実家で納豆食べたの覚えてるでしょ?」

 

「全然美味しくなかった」

 

こんなに美味しい納豆ですが、ペルーで買うのは高すぎるので「手作り納豆」に挑戦する事にしました。美味しい手作り納豆、作るぞー!

映画「ミックス」 ~私が悲しくて泣いた場面~

今回のブログはネタバレしますので、まだ観ていない方はご注意下さい。

「ワシは……それでも読む!」という勇気溢れた勇敢な勇者のみ、続きをご覧下さい。

しかし、油断大敵。注意してご覧下さい。

何を注意するって? そりゃ、足元や頭上、オレオレ詐欺に、です。

 

ミニトマト農園のご夫婦。収穫作業中に旦那さんがこう言います。

「農園を少し減らそう。二人で出来る範囲に。後を継ぐ奴も居ないしな

ここで私はこう思ったんです。「子供が出来なかったのかな?」と。

 

試合前に、なぜかシェークのラケットを見つめる旦那さん。

「あれ? 旦那さんペンホルダーなのに、なんでシェークのラケットなんか見つめているんだろう? しかも、このラバーボロボロだから、試合に使えませんけどー(笑)!」って思ってたんです。

すると、バックの中から息子さんの遺影を出し、椅子の上に置いたのです。

この場面で私、大号泣。(※鼻水、咳、嗚咽も含む)

だって、悲しすぎません? っていうか、これ見て泣かない人なんて、いる?

息子さんは全国大会に出られずに亡くなりました。それなのに、お父さん、お母さんが「息子よりも先に全国大会に出るなんて申し訳ない」ということで、お父さんは痛くもないお腹を壊し、トイレに籠って試合をわざと棄権したんですね。

試合を出ようか迷っていたお父さんに、奥さんが「今回は私がお腹壊そうか?」と言っていたシーンも夫婦愛が垣間見られ、切なくなりました。

私と同じシーンで涙した人もしくは泣いた人、カウントをとりますので正直に手をあげて下さい。ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、いつ、む、なな、やつ、ここのつ……とおっ!

 

私は思いました。「好き、嫌い。別れる、別れない。付き合う、付き合わない」という恋愛ものよりも、ミニトマトご夫婦の目線で映画「ミックス」を作ったほうが、興味深いんじゃないかと。例えばこんな感じです。

 

ある日、ミニトマト農園のご夫婦に、一人息子が産まれた。

息子はどんな理由でか知りませんが、卓球を始めます。

大会等でメダルや賞状を獲り、誇らしげな家族。

ある日、息子が亡くなる。

子供を亡くしたご夫婦が、今にも潰れそうなフラワー卓球クラブで卓球を始めた。

ある日、昔強かったクラブの「お嬢」が帰ってきたかと思うと、突然「ミックスに出るよ!」と言い出す。

「クラブ再活性のために!」と、巻き添えを喰らったご夫婦ですが、文句も言わずに「ミックス」の試合に向け、一生懸命に練習を重ねそして……

 

そうだ。「ミックス2」を出しましょう。

なぜかわかりませんが、主演は福山雅治さんと私。

噂ですが、「ミックス2」では「濡れ場」があるらしいですよ「ぬ・れ・ば」!

 

旦那レンソは日本語が話せないので、今回の出演は、無し。

知ってる日本語は「おカネがない」と「ハジメマシテ」くらいですからね。

しかも「はじめまして」なのに「ハジメマシティル」って言うんですけど、絶対にワザとですよね。

えっ? 「コンビニでおにぎりを買う外国人 A」の役が、まだ空いてるって?

 

あ、まだ手をあげている人は下げてもらって結構ですよ。

私の永遠のアイドル、土佐昭子さん 御年85歳

全日本卓球選手権マスターズの部、初日。

会場をフラフラしつつ、出場選手の名前が載っているページを見ていたら、ハイエイティ(85)の部に

 

土佐昭子 (浜卓会・ 神奈川)

 

の文字を発見!

 

ちょっと待って。私、落ち着いて。落ち着いて私。

 

深呼吸を一回、二回、三k……土佐さぁああああんんん!!!!!

 

い、い、生きていらっしゃった……。

私、号泣。その場に崩れ落ちて号泣。

もちろん、心の中でですよ。実際にその場に崩れ落ちて号泣なんてしたら、病院に連れて行かれますから。

「流れ出て止まらない涙よ、止まれ!」と思いながら、近くにいた70代と思われるお姉さまに聞きました。

「あのぅ、神奈川県の土佐さんって、知ってますか?」

「知ってるわよ、土佐さんでしょう? 今から決勝戦するわよハイエイティで」

 

ぬぅをおおおおおおおおをおおお!!!

 

生きておらっしゃったうえに、これから決勝戦ですと!?

決勝戦が始まるコートを見てみると、そこには土佐さんのお姿が!

「ありがたや~、ありがたや」私は思わず合掌。目にはまた涙が。

っていうか、なんで私はこんなに泣いているの?

携帯電話のビデオで、土佐さんの決勝戦を録画。そして涙。さっきからずっと涙が止まらないんですけど。

 

私が子供の頃にはすでにおばあちゃんだった土佐昭子さん、現在85歳。

当時、土佐さんと同じ卓球場で練習をさせてもらっていました。何回も一緒に練習していただいたのを覚えています。

今でもその姿を変えることなく、あの時のおばあちゃんのままです。変わらなさ過ぎて怖い。

えっ? まさか、魔女?

土佐さんは私と同じ左のペン。投げ上げサービスまで一緒です。一緒というか、私が土佐さんの投げ上げサービスを完全コピーしたんですけどね。

リトルキングスの子供たちは、練習場で土佐さんを見かけると土佐さんの所に駆け寄ります。なぜならチョコをくれるから。ただのチョコではありません。HERSHEY’Sのキスチョコです。「あんなに美味しいものを、このおばあさんは私たちにくれる!」と、非常にやましい心で近寄ります。ね、クソガキでしょう?

当時、「練習がんばるんだよ」「いっちゃんは偉いね」「先生方の話はちゃんと聞くんだよ」というような言葉をかけてもらっていた気がします。

 

ハイエイティの決勝戦のお相手は北波輝さん、大阪府の情熱クラブ。

とってもスリムな体型で腰など全く曲がっておらず、シャキッとしています。

黒髪のおかっぱ頭は、後ろから見たら「高校生?」と間違われてもおかしくありません。

85歳以上の学校のクラスがあるとするならば、北波さんはアイドル的な存在でしょう。

すごくモテそう。

 

土佐さんの投げ上げサービスの威力は今でも健在。サービスエースをバンバンと獲っていました。3-0 (4,4,3)で土佐さんが優勝。

そのうちサービスエースで得点したのが1セット目に5本、2セット目に5本、3セット目は3本でした。ビデオでチェックしたので間違いありません。

「土佐さんにご挨拶を」と、表彰式へ。土佐さんを見た瞬間、私、また号泣。

周りの人に見られると本当に変な人になってしまうので、一生懸命に涙を隠しました。

表彰台にいる土佐さんの写真を撮っていると、私に気付いた土佐さんが「こっちに来い」と私に手招きをしてきました。

「えっ? 私も表彰台に乗って、土佐さんと一緒に写真を撮ってもらうんですか? それはちょっと……。一緒に写真は嬉しいですけど、でもやっぱり恥ずかしいですよ!」

モジモジしていると「それでも来い! 早く来い!」と土佐さんが更に手招きするので、しょうがなく近寄り、土佐さんの手を取り、表彰台に登ろうとしたら「土佐さんが表彰台から降りるための手助けを求めていた」という事が判明。

白目を剥いて後ろに倒れ、後頭部を強く打って意識を無くしてみました。心の中でね。

 

「いっちゃん、よく来たね~」

「土佐さん~~~!!!」

 

ダメだ……なんでこんなに涙が出てくるの?

 

「土佐さん、セルフィーしましょう!」

「あ、目、つぶちゃいましたね。もう一回!」

土佐さんと仲良くしていると、他のおばあさま方に

「まぁ、土佐さんのお孫さん?」と話しかけられ、土佐さんは「そうだよ、私の孫だよ」と言ってくれました。

その瞬間、土佐さんの胸に飛び込み顔をうずめ、ワンワンと泣きました。心の中でね。

私の永遠のアイドル土佐さん。

今回、チョコはくれませんでした。

こんな髪型してても、私はレズビアンではありません。

会う人会う人に「なんかもう、日本人じゃないよね」と言われ「例えば、どの辺が日本人じゃないの?」と聞くとみんな口を揃えて言うんです。

「肌の色とか、髪の毛の感じとか」

そりゃグアテマラに4年、ペルーに2年も居りゃ、肌も黒くもなりますよ。髪の毛もこんなんになりますよ。ボサボサの髪を無造作に結ぶだけ。

 

帰りの車の中で、運転していた島村さん(マスターズの部40代、準優勝)に言われました。

「女性っていうのはね、髪の毛が大事なの! いっちゃんも、もうちょっと気を付けた方が良いよ」

同車していた今福麻奈美さん(旧姓:秦)にも「そうだよ、髪の毛は大事!」とそそのかれたので本日、髪の毛を切ってきました。

「こうやって、ただ結んでるだけでは色気が無い。髪を切って、少しは女の子らしく可愛くなろう!

 

40代ほどであろう男性美容師さんがやってきました。

「本日はどんな感じにしますか?」

「安室奈美恵ちゃんみたいにして下さい」

「カットのみでよろしいですね?」

「そうですね。ショートのような、可愛い系のボブみたいにして下さい」

「イメージが欲しいので、この中から写真を選んでもらえますか?」

タブレットを渡されました。

「これとか、これとか、こんな感じですかね? あれ? なんだかよく分からなくなったので、もうテキトーで良いです。お兄さんの好きなようにやっちゃってください!」

 

「私、ペルーに住んでいるんです。旦那がペルー人なんですよ。ペルーでは髪の毛短い女性はいないんですよ」等の情報を、一応伝えました。だって、お兄さんの好きなようにやられちゃうんですから、私の事を知ってもらわないと、間違いや事故が起こるかもしれないので。

 

切り終わる直前

私 「……なんか、嵐の二宮君みたいになっちゃいましたね」

美容師さん 「確かに」

私 「品川庄司の庄司にも似てるってよく言われます」

美容師さん 「言われてみれば!」

 

って、どっちも男なんですけど! で、私は女ね!

 

あれ? 鏡を見れば見るほど、何だか私のおばあちゃんにも見えてきたんですけど。つまり、これは「私のおばあちゃんカット」?

 

髪を切った直後に妹と会いました。

開口一番妹に言われた言葉がこちら。

「おばあちゃんそっくりだね」

「だよね、私もそう思った」

次に言われたのがこちら。

「それと、なんか……レズビアンみたいだね……

げっ! ……やっぱり? 実は私もそう思ってた……

 

昔、上戸彩にも似てるって言われた事がありましたが、今は上戸彩は上戸彩でもドラマ「3年B組金八先生」の性同一性障害の直を熱演した上戸彩の方じゃないですかー!

それにしても、私、本物のレズビアンみたい……。

別にレズビアンを否定している訳ではないんです。

ただ、こんな髪型してても「私はレズビアンではありません」ということです。

「正直、ちょっと狙っていた」という人はごめんなさい。私には旦那もいるんです。

 

っていうか、「髪切って可愛く!」を狙ってたのに、どうして男の子みたいにされるの?

藤子・F・不二雄ミュージアムにて、メニューを真剣に見ているレズの人。

コロ助と。

コロ助に話しかけていたら、妹に「気持ち悪いから、マジで止めて」と言われました。ひどい! コロ助ちゃんは気持ち悪くなんてない! コロ助ちゃんの悪口を言う人は、お母さんに言い付けてやるぞ!

 

昔のブログも併せてどうぞ。コメント欄までちゃんと読んで下さいね♥

https://world-tt.com/blog/nishida/2014/06/03/%e9%ab%aa%e5%88%87%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/

 

みなさま、大変お待たせ致しました。

こけし→金太郎→  さて、次は何でしょう?

1、桃太郎カット

2、浦島太郎カット

3、因幡の白兎カット

4、サルカニ合戦カット (←ちなみにカニの方)

 

答えは……

まさかの「レズビアンカット」でした。

 

この度は大変、ご愁傷様でした。

中国の卓球選手、韋 晴光(ウェイ・チングァン)

中国の卓球選手、韋 晴光(ウェイ・チングァン)と聞いて、あなたは誰を思い浮かべますか?

そうです。その通りです。偉関晴光選手です。

世界選手権大会ダブルス優勝、オリンピックダブルス優勝。全日本卓球大会も4回も優勝されています。

平成19年の秋田わか杉国体で一緒に戦った仲間であり、私が尊敬している選手です。なんといっても、気さくでフレンドリーでとても気が利く人です。

 

昔の卓球が大好きな旦那レンソ。

いつもユーチューブで昔の卓球の動画、しかも割と白黒の画面(カラーが無かった時代のもの)を見ています。

暇があれば「タイトー(斉藤)、セイジオノ(小野誠治)、ハセガワ、イトー」といつも言っています。

もちろん、ウェイ・チングァンのファンです。

旦那曰く、「昔の卓球のフォームがかっこいい」のだそうです。

 

「ウェイ・チングァンに会える! イズミ、本当にありがとう!」と、私の後ろを腰をフリフリしながら付いてくるレンソ。

偉関さんの卓球場にお伺いするのはこれで二回目。「私が道を覚えているはずが無い。地図を印刷して持って行こう」

地図を持って行っても迷いました。いつも通り人に聞くと「あぁ、偉関さんの卓球場ならあそこにありますよ」と一発で教えてもらいました。しかも二人連続で、です。

さすが偉関さん。みんなに知られていますね。

そしてさすが私。一度来た道なのに、「二人に道を聞かないと分からない」という理解力の持ち主。

卓球場の前に着き「記念に写真を撮ろう」とカメラを出そうとしていたら卓球場の中から偉関さんが手を振りながら出てきました。

 

っていうか、なんで私たちが着く時間がわかるんですか?

前回もそうでしたよね? なに? 超能力者?

 

「いや~、雨の中すみませんね、どうぞ、中に入って」

憧れのウェイ・チングァンに会えて感動しているレンソ。目がキラキラ輝いていました。

得意の「すぐに仲良くなる技」を使って、偉関さんのラケットで、偉関さんとラリーを始めました。

旦那よ……あなた、一体何者?

「今から味の素ナショナルトレーニングセンターに仕事があって行くんだけど、ロビーまでなら紹介できるから一緒に行きますか?」と、偉関さんが誘ってくれたので、お言葉に甘えて付いて行きました。

 

~次編に続く~

地元の海老名駅から新宿駅まで平野早矢香著、「卓球の鬼と呼ばれて。」の本を振りかざしながら闊歩

さて、鬼との待ち合わせは新宿。

電車に乗っている時や、駅を歩いていると、いつも思うことがあります。

「この中に、卓球というスポーツを知っている人はほぼ全員でしょう。では、卓球経験者は? 卓球が趣味でやっている人は? 現卓球選手はこの中に何人いるんだろう?」と。

みなさんも、思いません?

そんな思いを馳せながら地元の海老名駅から新宿駅まで平野早矢香著、「卓球の鬼と呼ばれて。」の本を振りかざしながら闊歩しました。

 

「卓球、ここにあり。平野早矢香、ここにあり!」と、勝手に宣伝しながら。

 

それにしても、彼女の卓球に対する情熱と真摯さ、考え方や行いはもの凄いと「卓球の鬼と呼ばれて。」を読んで改めて知らされました。

努力する、一つの事を迷いながらもやり抜く、辛い事があっても、頭を使って一つ一つクリアしていく、情熱を絶やさない、勝つために気を付ける事や、勝てなかった時に感じた事などを彼女の言葉で分かりやすく書かれてあります。

学校の道徳の授業でこの本を取り入れてはいかがでしょう?

もちろん、一家に一冊は必須です。

 

待ち合わせ場所、鬼セレクトの新宿のおしゃれなランチバイキングに着くと、すでに鬼がそこに居ました。忙しそうに打ち合わせの電話をしている最中でした。

「早矢香ちゃん、これ、買ったよ~」と、「卓球の鬼と呼ばれて。」の本を出して見せると「言ってくれればあげたのに~!」と言ってくれましたが、「そう言われると思って、先に買ったのだよ。ふははははー」と言ってやりました。

「いっちゃん、レンソさん、ご結婚おめでとうございます! これ、結婚祝いに」と、素敵なお箸のセットをプレゼントしてくれました。

「ありがとう! すっごい嬉しい! (たてまつ)って納(おさ)めます!(神仏に物を差し出し、しまって表に出さない)」

是非使って()

 

レンソは「この人は鬼じゃない。違う人だ。だってこんなに可愛いじゃないか!」と、えなりかずきもビックリのセリフを言っていました。

彼女は鬼とは思えないほど気さくで可愛くて面白くてチャーミングー!

そして、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。お別れの時間が来てしまいました。「ごめんね、これから仕事の打ち合わせなの」と、鬼。

お店を出る時、お店の人に写真を撮ってもらいました。

私 「彼女、卓球の有名人なんですよ~」

お店のおばちゃん 「あら、そうなの?」

私 「オリンピックにも2回も出たんですよ!」

お店のおばちゃん 「あら、そうなの?」

私 「平野早矢香選手、知らないですか?」

お店のおばちゃん 「知ってるけど、まさかこの方? 髪の毛短いイメージがあるから。それに、実際はこんなに美人さんなのね~!

 

~次編に続く~

秋田温泉 さとみ

日本の旅館と温泉をレンソに知ってもらいたくて、大奮発し「秋田温泉 さとみ」に一泊してきました。

いや~、素晴らしい日本の「お・も・て・な・し」と「こ・こ・ろ・い・き」

温泉が初めてのレンソにはしっかりと説明しなくてはなりません。

「先ずは籠があるからそこに脱いだ服を入れてね。恥ずかしくても、パンツも全部脱ぐんだよ? 大事な部分、隠したかったらこの手ぬぐいで隠してね。次に体と頭を洗ってから温泉に浸かる。泳いじゃダメだからね。そしたらサウナがあるから入って、熱くなったら水風呂に入って体を冷やす。また温泉に入って温まってね。脱衣所に戻る前には軽くタオルで体を拭かないとダメだよ。周りの人に迷惑だからね。最後に、この浴衣を着て部屋に戻ってね。わかった?」

「ねぇ、籠はどこにあるの? 服、本当に盗まれない? 服を脱いで、いつ浴衣を着るの? サウナには入らなきゃダメ? あれ? 先に浴衣を着るんだっけ? 籠が見つからなかったらどうしよう。人が沢山いたら恥ずかしい。この大きいバスタオル、温泉の中に持って行って良い? 浴衣を着ないで服を着ちゃダメなの? あれ? 順番が分からなくなっちゃった。で、いつ浴衣を着るんだっけ?」

 

コノヤローーーーーーーー!!! オーーーーイ!!!

 

もう、イイよ……。っていうか、なんで分からないの?

 

「もうっ! 行けば分かるから、お風呂場行こうよ!」

「イヤだよっ! 分かんないよっ! もう一回説明して! だって、もし、籠が見つからなかったらどうする?

 

温泉からあがり部屋に戻ると、浴衣を着たレンソが畳に寝そべり、くつろいでいました。「お風呂、どうだった?」と聞くと、

「うん、普通だった」

「普通って、どういう事よ?」

「お風呂に入れたよ」

「で、感想は?」

「感想は、普通」

「他には?」

「人が2,3人しかいなかったよ」

「少なくて良かったね。で、他には?」

「泳いだよ」

泳いじゃダメって言ったよね?

「変な目で見られたよ」

「だって、温泉で泳いじゃダメなんだもん」

ごめんなさい、お風呂で一緒になった人。湯船で泳いでいる外国人、悪気はなかったんです。彼の妻の説明が下手だっただけ。ただ、「泳いじゃダメだからね?」とは言ったんですけど、彼が理解してくれなかったんです。以後、気を付けます。

 

夕食で人生初の河豚(フグ)にテンションが上がるレンソ。

食後、一番美味しかったのは何かと聞くと、「鴨肉のお吸い物」と渋い答えが返ってきました。

枝豆売りのお手伝い

岩手県遠野市で仕事をしているJICAボランティアで同期だった及川さんに会いに、遠野まで行ってきました。

この日は「第42回遠野市産業まつり」が行なわれており、及川さんと一緒に売店で枝豆を売るお手伝いをさせて頂きました。

レンソも積極的にお手伝い。

レンソ「イラシャイマセ~、イラシャイマセ~」 (※「いらっしゃいませ」と言えない)

 

早速、お祭りの売店で色んな食べ物を堪能。

1、特上牛の串焼き 500円

「すっごい美味しい! これ、すっごい美味しい!」と連発。

 

2、焼きホタテ 300円

3、イカぽっぽ 味見

4、リンゴ 味見

5、新米のおにぎり 味見

6、お茶 100円

 

しばらくしてレンソが申し訳なさそうに一言。

 

「あのね……さっき食べた牛の串焼き、また食べたい……」

「しゃぶり付く」とはこういう事ですね。

7、特上牛の串焼き(本日二串目) 500円

8、レモンスカッシュジュース 140円

9、枝豆 味見

10、炊き込みおにぎり 及川さんから差し入れ

11、ごませんべい 差し入れ

12、コーヒー 250円

13、ゴマ団子 150円

14、ビール 味見

 

泉「あ~、お腹いっぱい」

レンソ「喉が渇いたし、他にも買いたいのがあるからお金ちょうだい

千円を渡し、彼が戻って来たところで何を買ったのか聞くと

「喉が渇いたからお茶と、それと、あと……ブタの串焼き500円のやつ……」

ちょ! どんだけ串焼きが気に入ったんですか?

あなた、今日で3串も食べたよ? お腹、大丈夫?

っていうか、1500円も串焼きに使って!

 

枝豆は去年の二日分を今日一日で売り上げたそうです。

及川さんとレンソ、私のお陰だと、店主のおじさんが言っていました。

枝豆の売り上げに貢献し、他の店(特に串焼き)の売り上げにも貢献したレンソ。

 

彼もお祭りを満喫した様子でした。

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