ペルーでペルー料理じゃない料理に舌鼓を打つ

大藤沙月選手と吉田春香コーチには最後のご挨拶は出来なかったものの、横井咲桜選手と坂本竜介くんに「ブタの散歩」というネタを提供できたことでプラマイゼロに帳尻合わせしておきました。

 

その足でペルー料理が食べられるレストランへ。

 

私「夜ご飯が遅くなってしまい、ごめんなさい」

 

横井選手「も~、お腹ペコペコです!」

 

 

横井咲桜選手はかなりの偏食。と、坂本くんが教えてくれました。

 

「チチャ・モラーダ」というペルーを代表する飲み物(紫トウモロコシを煮出したジュース)と一緒に乾杯する写真だけ撮った後、横井選手は頼んでおいたスプライトを美味しそうに飲んでいました。

 

そもそも肝心のチチャ・モラーダを味見したのか、してないのか、見そびれてしまいましたが、横井選手、一口だけでも飲みました?

 

生の魚も食べられないんですって。ペルーを代表する料理がまさに「セビッチェ」という生魚のピリ辛のマリネみたいなやつなんですけど。

 

で、横井選手は辛いのもダメなんですって。

 

もう、全然ペルー料理ダメじゃん(泣)。

 

ペルーを代表とする飲み物「チチャ・モラーダ」、ペルーを代表とする食べ物「セビッチェ」、横井選手のご機嫌を全然取れてない。お前ら、出直してこい!

 

とりあえず、ペルーを代表する料理を頼んでみました。

紫トウモロコシのジュース、チチャ・モラーダ。

ザ・ペルー料理、生魚のマリネ。セビッチェ。

森薗政崇選手のお気に入りだったペルー版コロッケ、パパ・レジェーナ。

ペルー版ポテトサラダ、カウサ。

ペルー定番のお通し、カリカリのトウモロコシ。

カレーっぽい味がする、レンソがいつも頼む、アヒデ・ガジーナ。

 

 

そんな横井選手と坂本くんが頼んだ料理がコチラ。

 

 

「エビのクリームパスタ」

 

 

全っ然ペルー料理じゃない(泣)

 

どこからどう見ても、全然ペルー料理じゃない(泣)

 

「目には歯を、歯には目を」っていうくらい、違う。

 

ブレーキとアクセルを一緒に踏んじゃうくらい、なんか違う。

 

「なるほど、そういうことだったんですね!」と膝じゃなくて肘をポンするくらい、違う。

 

でも、いいの。それでいいんよ。「蓼食う虫も好き好き」っていう諺があるじゃないですか。

「タデの辛い葉を食う虫もあるように、人の好みはさまざまである」ということ。

 

そもそもペルーでペルー料理以外のものを食べて、一体何が悪いんですか?

 

っていうかあなたねぇ、さっきから言わせておけば、好き勝手なこと言ってんじゃないわよ! ねぇ、ちょっと聞いてる? おーい!

 

つべこべ言っておりますが、お二人はクリームパスタを「美味しい」と言って食べていました。確かに、クリーミーなホワイトソースがエビとパスタに絶妙に絡み合っている。彩色を気にしてか、シェフの粋な計らいでグリーンピースまで入っていました。そういうのを「お洒落」っていうんですかね。知らんけど。

「サービスでいつもより多めに入れてあげるね」って、シェフがウィンクしているのが頭をよぎりましたよ。

坂本くんは「美味しい」と言いながらグリーンピースを丁寧に丁寧に、他のお皿に取り除いていました。つまり残していました。

 

横井選手に至ってはエビを数匹残しつつ、スプライトでお口直ししていました。

 

 

私「どれが一番美味しかったですか?」

 

横井選手「ん~。これ、ですかね☆」

 

スプライト殿、あなたをペルーで一番美味しいペルー料理として認定し、表彰致します! この度は大変おめでとうござんした!

 

え? 私が一番好きなペルー料理ですか?

 

そんなのスプライトに決まってるじゃないですか! ふざけないでくださいよ!

ブタの散歩

大藤沙月選手と吉田春香コーチは決勝戦が終わったその日の夜の便で帰国したので、あまりお話しは出来ませんでした。

 

しかし、大藤沙月選手は挨拶してくださったり、吉田コーチは少しの時間だけでも私の息子に話しかけてくださったりと、素敵な面を見せてくださいました。

 

旦那のレンソの車で、大藤沙月選手と吉田コーチに最後の挨拶だけでも、と思い、ホテルへ向かいました。

 

お二人のバスは夜8時のホテル発。そして我々がホテルに着いたのは8時5分。

 

チーン。

 

私は日本人だから時間には絶対に間に合うようにするんですけど、旦那のレンソはペルー人。

 

ペルーには「ペルー時間」というものがありまして、予定の時間より10分、15分、30分と遅れることを意味します。

 

くそう、「ペルー時間」の奴め。今度見つけたらただじゃおかねぇぞ。今度見つけたら前歯へし折ってやるからなっ!

 

んで、遅れた本当の理由がコチラ。

 

ん?

 

ブタ?

 

車を運転していたレンソが「イズミ! ブタがいる!」って言うんですよ。

 

あー、はいはい、ブタね、ブタブタ。

 

ブルドッグのことをいつもあなたは「ブタ」って比喩しているのを私が知っていることをあなたも知っているでしょう?

 

いつものように適当に流していました。

 

しかし、今回「ブタ」と言うレンソの力量がいつもと違う。

 

指さす方を見たら、本物のブタが散歩していました。

 

しかもよく見たら、ブタがおばさんを散歩していました。

 

レンソはブタの写真を撮るために、ブタが曲がった道へ車を進めていました。

 

ブタは車のタイヤに大量のオシッコをしていました。

 

 

なるほど。今回ホテルに着くのが遅れたのは「ペルー時間」が悪いんじゃなくて、「ブタが散歩していて、それを写真に撮っていたから遅れた」のですね!

 

ペルー時間さん、ごめんなさい。先ほどは「前歯へし折ってやる」なんて暴言を吐いてしまって。

 

今回はブタが散歩していて、その写真を撮っていたレンソと私が悪かったんですね☆

 

前歯、へし折っておきますね☆

只今、坂本竜介くんからご紹介にあずかりました西田泉です。

告白します。

 

正直者になります。

 

正直者のジョンになります。

 

前回、自慢気に「話しかけなかった」と書きましたが、

 

実は、

 

「話しかけられなかった」んですよね。

 

恥ずかしくて。

 

ほら、私って意外と「シャイ」じゃないですか。日本語では「恥ずかしがり屋」って言うんでしたっけ? 知らんけど。

 

子供時代には無かった「羞恥心」というものが、最近ようやく芽生えてきた。俗にいう、遅咲きってやつ?

 

普通、逆じゃないですか? 子供の頃は恥ずかしがり屋だったけど、大人になったら度胸が付いて話せるようになった、って。

 

私の場合逆なんですよ。

 

時代を逆行しているんですよ。

 

これね、意外と操作が難しいんですよ。

 

え? コツ、ですか? コツなんてありませんよ。

 

……そうですねぇ、強いて言えば、

 

 

フィーリング、かな。

 

 

試合を終えた横井咲桜選手と坂本くんが一緒に居たので、必殺「瞬間移動の術」を使って彼の隣に行くと、早速坂本くんが紹介してくれました。

 

「あ、この方、ペルーに住んでる西田泉さん。俺の高校時代のクラスメート」。

 

 

あれ? さっきのつぶ貝は何処へ? あなたさっき、つぶ貝でした、よ、ね?

 

みんなが二度見、三度見するくらい、それはそれは鮮やかに手のひらを急にひっくり返し、いきなり20歳の女の子にぐいぐい行くペルー在住の40歳のオバハン(実はまだ39歳)。

 

もうね、ご紹介にあずかったその瞬間、コレですよ。

 

大藤沙月選手のバックとフォアの切替しくらい速いテンポでやってのけた私って、自分で言うのも何ですが、意外と凄い。

 

まだまだ若いもんには負けんっ!

 

少しでも壁になりたい、簡単に譲りたくないっていうか。

 

「きゃー、なんかこのオバサン、ぐいぐいくるんですけど~!」っていう横井選手の声は聞こえませんでした。

 

なるほど、年を取ると耳が遠くなるって本当なんですね!

 

 

それにしても、あらまあ。なんて可愛い。なんて可愛い20歳。

 

私にもねぇ、20歳という時代があったはずなんですけどねぇ……。それはもう、タンスの奥の奥の、そのまた奥に大事に大事にしまいすぎて、存在をすっかり忘れられてしまった「あったような、いや、もしかしたら無かったのかもしれない、あの日の淡い想ひ出」となっています。

 

それにしても、こんなに素晴らしい選手とお話しが出来るなんて、ありがたき幸せ~!

コンテンダー リマ(ペルー)大会にオードーとヨコイが来た! 

毎年恒例になってきつつある、「コンテンダー リマ(ペルー)大会」

 

今年は 08月20日 – 08月25日に行われ、女子は大藤沙月選手(ミキハウス)と横井咲桜選手(ミキハウス)が参加されました。

 

母体スタッフ、コーチとして坂本竜介さん(ミキハウス)と吉田春香さん(四天王寺高校)がいらっしゃいました。

 

ようこそ! ペルーへ!

 

で、早速馴れ馴れしく坂本竜介さんに話しかける私。何故かって?

 

何を隠そう、青森山田高校時代のクラスメートだったからです。

 

いやー、久しぶりに日本人と話すと、テンション上がっちゃいますよね~!

 

そのテンションのまま練習会場の入り口でいろんな選手の練習を見ていたら、大藤沙月選手と横井咲桜選手、吉田春香コーチが目の前を通り過ぎました。

 

すかさず旦那のレンソが「イズミ! オードーとヨコイが来た! 話しかけてっ!」と、まるで子供のように私の袖を引っ張ってきた。

 

「あ、初めまして! 私、リマに住んでいる日本人です~!」

なんつって、グイグイ行くと思ったら大間違い。大間違いのとんちんかん。

 

さっきのテンションはガタ落ち。まるでつぶ貝のように口をつむぎ、目も合わさず、ただその場が過ぎるのをじっと待つだけ。

 

恥ずかしながら、今まで私はたくさん非常識なことをしてきました。何度も人を傷つけました。自分も傷つき、そして学んできました。こうやって。40年もかけて。

 

「知らない人には、試合前の大事な時に、いきなり話しかけない」

 

40年かけて私が学んだのはこれです。

 

家訓にしようかと、最近迷っているくらいです。

 

てかさー、知らない人にグイグイ話しかけてくる人って、私、嫌いなんですよね。

 

え? それって、昔の私じゃん。

 

そ、そ、そ、それって、今の私の息子じゃん。

 

多分、大藤選手も横井選手も「何だかつぶ貝みたいな日本人っぽい人がいる」と気づいていたかもしれません。しかし、試合前の大事な時に、私は話しかけませんでした。

 

 

えらい! 私って、すごい! 結構、やるじゃん。

 

 

誰か私を褒めてください。

神奈川選手権大会

神奈川選手権大会に参加してきました。

 

 

横浜国際プールで毎年行われる神奈川選手権卓球大会。初日は団体戦。

 

台が60台も置かれるマンモス級の体育館なので、人がノミの様に小さく見える。

練習の様子。

見えるというか見えない。

 

一般シングルスを2回戦まで行い、段々と台が空いてきたのですが、一向に次にプログラムされている団体戦が始まらないのです。

 

予定の時間はとっくに過ぎているというのに!

 

団体戦は3チームで戦い、1位通過のチームが決勝トーナメントに進出出来ます。

 

ペルーチームは大学生チームと戦います。

 

そしてペルーチームは初戦休み。

 

先ずは相手のお手並み拝見と致しましょう!

 

つっても、大学チーム同士が先に戦う予定なのに、一向に台に入らない。

 

両大学チームが観覧席に座っているわけ。

 

「ここは気を利かせて、選手達をコートに入るように導こう! コートに入らないまでも、後ろでアップくらいら出来るはず。予定時刻もかなり過ぎているし、ここはスマートに行きましょう。大人の対応を見せましょうぞ!」と、

 

大学生に声を掛けてみました。

 

「あのぅ、すみません。そちらの大学と、あちらの大学が第1試合で対戦しますが、試合予定の第3コートが空いているので、試合入る準備とか始めてても問題はないかと思いますが……」

 

「えー? ……。っていうか、そんなに急がなくても良いんじゃないっスか? (試合してくださいっていう)放送もまだされてないし」

 

 

おばさんびっくり!

 

 

えこんな口のきき方されるの39歳にもなって?

 

 

えこんな口のきき方されるの39歳にもなって若干二十歳の大学生に?

 

 

何生き急いでいるんだよってか?

 

 

……そうか。キミは若いから、時間の大切さっつーのが分かっていないようだね。

 

あのね、良いこと教えてあげる。時間っていうのはね、有限なの。

 

おばさんみたいになるとね、時間の無駄っていうのがどれだけもったいないことなのか大体分かるんだけどキミはまだ分からないようだねまだ若いから。

 

 

それにしても、その口のきき方……。

 

 

どこの大学だよ? って、皆さん探らないでくださいね。

 

 

このおばさん(私)が18年前に卒業した大学だってすぐにバレちゃいますから。

 

 

いや、私が卒業した大学が悪いんじゃない!(マジで)

 

 

この小僧も悪くない。(多分)

 

 

悪いのは、空いている台が有るけど、スケジュールもかなり過ぎているけど、まだ「団体戦の試合を入ってください」という放送も無いのに、勝手に「時間がもったいない!」というおばさん的な理由から「試合しても良いんじゃない?」と勝手に判断して勝手に大学生に声を掛けた私が悪い。

 

 

何も言い返せないまま、黙って観覧席に戻りました。唇を噛んでしばらくすると、ようやく放送が入りました。

 

 

「各コート、今入っている一般シングルスの試合が終わり次第、団体戦の一回戦を始めてください」

 

 

私達の試合する3コートはずっと前から空いていました。

 

 

どこかのおばさんが、大学生に「えもう、試合入っちゃっても良くないですかぁ~?」って声を掛けちゃうレベル。

 

 

ついに、時は来た。

 

 

時は今なり。

 

 

The time is now

 

 

リピートゥアフーターミー

 

 

ザタイムイズナウ

 

 

ペルーチームは2回戦ということで、観覧席でぼけーっとしてたら

 

 

「第3コート、ペルーチーム試合です。至急第3コートにお入りください」っていう放送が聞こえるわけ。

 

 

えっ?! っつって。

 

 

ちょ、まっ、聞いて無いよ~! っつって。

 

 

私達、第2試合のはずなんですけどー! けどー! けどー! っつってプログラムで確認したら、ペルーチーム初戦って書いてあるわけ。

 

 

控えめに言って、目ん玉飛び出るかと思いました。

 

 

「そんなに急がなくても良いんじゃないっスか?」って言ってた小僧とその小僧の大学生チームが第3コートで既に並んで私が来るのを待っていました。

 

 

ペルーチームは何事もなく負けました。

水谷隼さんのサービスをとる

Tリーグの木下アビエル対日本生命レッドエルフの試合を始めて観に行きました。

 

えみさん、この度は色々とありがとうございました。

 

 

木下アビエルの試合の時に、「水谷準さんのサービスを取る」

 

 

っつーサービスがありまして、ペルー人の男の子4人連れて私もレシーブしに列に並んだんです。

 

 

そんなサービスがあるなんて知らなかったのでラケットは持って来ていませんでした。

 

 

なんだ、知ってたら前日からストレッチや素振り、イメージトレーニングなど欠かさなかったのに。

 

 

嘘だけど。

 

 

でもラケットは貸してくれるというのでワクワクしながら並んでいたんですよ。

 

 

「実は、私も青森山田高校で、何気に水谷隼くんの先輩にあたりますテヘ」

 

 

なんて言える暇もなく、目も合わされずにサッとサービスを出されました。

 

「下回転! あでも、少し長めに来た! 打てる!」と私が素早く判断したので、ツッツキの角度で合わせ打ちで軽く返そうとボールを触ったらポトッっつってボールがバウンドもせずに直角に落ちました。

 

 

 

えっ……?

 

 

……多分なんですけど、貸してもらったラケットが悪い。

 

 

渡されたのはどう見ても初心者用のシェークの裏裏。

 

 

私事ですが、シェークで持つか、ペンで握るかギリギリまで本気で迷いました。

 

 

本気で迷った挙句、結局ペンで持ってみたんですけど、それがダメだったんでしょうか?

 

 

そもそも裏ラバーだったのに、表の打ち方で返球したのが悪かったのかしら?

 

 

ビデオを見返したんですけど、左ペンのおばさんがヨチヨチ出てきてレシーブミスしているのが映っていました。

 

 

すっごい地味。

 

 

なにこれショッボイ。

 

 

……お前、誰だよ。

 

 

おめーよー、躍動感が無いんよ。

 

 

おめーよー、躍動感が無いんよ! (2回目)

 

 

もっと声出してこーぜ!

 

 

足、動かしてこーぜ!

 

 

汗、出してこーぜ!

 

 

目の輝きを、いつまでも忘れないでいこーぜ!

 

 

目で見るな、心で感じるんだってか!?

 

 

 

ここはいよいよ青森山田高校の先輩の威厳を見せつけるべく、

 

 

「水谷さん! もう一球、お願いしゃっす!」って言おうとしたのですが、気が付いたら観客席に座って思いっ切りハリセン叩いてました。

木下アビエルと日本生命レッドエルフの試合を観に行ってきました。

うぉ~!

 

バモ~ス!(カモ~ン!のスペイン語バージョン)

 

ジョ~レーイ!

 

チョーレイ!

 

チョレーイ!

 

っつって、カルロスがアツいの。

 

張本美和選手の応援に、お熱上げてるわけ。

 

ミワ~! っつって。

 

木下アビエルと日本生命レッドエルフの試合を観に行ったんです。

 

 

いや~、それにしても、すごい試合だったのにさぁ……。

 

 

スタジアムDJ(スポーツの試合の際、スタジアム(競技場)等において選手紹介や場内アナウンスを行う人のこと)。

 

 

DJケチャップさんに応援を煽(あお)られ、指示通りに声出したり、手拍子したり、ハリセン叩いてたら

 

試合を観戦することに、全然集中出来ませんでした。

 

 

「応援しながらスポーツ観戦に集中できない」という星の下に生まれてきた私が悪いんですけどね。

 

 

で、次の男子の観戦は落ち着いて観れました。

 

 

だってDJケチャップさん、女子の試合の時と比べると、大分テンション下がっていたんだもの。

 

 

応援することを、あおられなかった。すごい! こんなの初めて!

 

 

たぶんなんですけど、DJさん、やっぱり、疲れちゃったんだと思います。

 

 

前半の女子の時、凄かったですもんね。

 

 

「今、俺、アツい。みんなも、アツい。ちょっとくさいかもしれないけど……みんな、愛してるぜー!」みたいなこと叫んでましたもんね。

 

 

「応援の声、選手たちに届けましょう! はいっ! ハリセン叩いて~!」

 

 

って言われると一生懸命ハリセン叩きましたし、

 

 

「みなさん、声出して行きましょ~っ!」って言われたら一生懸命声を出しました。

 

 

右の頬を出したら、左の頬を出すように。

 

 

目には目を、歯には歯を! みたいな。

 

 

気付いたら「えなにコレ、親の仇―!?」っていうほどハリセン叩いてました。

 

 

 

言葉は悪いですが、ぶっちゃけ選手の事なんか途中でどうでもよくなってきていましたからね。

 

 

本当にね、もうね、この声、選手に届かなくてもいい。DJケチャップさんにさえ届いていれば。

 

 

ハリセンの音も、DJケチャップさんに届け!

金魚の糞とはぐれた話し

大正大学さんとの練習が終わり、板橋駅から新宿駅へ。

 

とりあえず、夜の7時っていうめちゃくちゃ人が混雑している時間に新宿駅に居たっていう時点で、そもそもアウトだったんですけど。

 

新宿駅から小田急線に乗り換える時に金魚の糞たちとはぐれました。

 

 

 

JRの改札を出て、さぁ、小田急線の改札口を通りますよっていう時に後ろ振り向いたらペルー人誰も居ねぇの。

 

は?

 

っつって。

 

パードゥン?

 

っつって。

 

もしもし?

 

もしもーし!?

 

 

 

いつ、何処ではぐれたのかわからなくて、

「すみません、連れのペルー人の子どもたちとはぐれてしまって、もしかしたらまだJRの改札の中に居るかもしれないんですけど」って駅員さんに言って先程出ていった改札を戻らせてもらい、あちこち15分くらい探しました。

 

 

居ない。何処にも居ない。

 

 

やべぇ、これはやべぇ!

 

 

これは本格的にヤバくなってきたぞ。

 

 

どうする? 私に似た後姿の美女とかにノコノコ付いて行って山手線とかに乗ってたら!

 

 

小田急線の改札口に戻ったら居ました。

 

 

お前ら!

横浜湘南工科大学附属高等学校の卓球部の「おにぎりガールズ」

横浜湘南工科大学附属高等学校の卓球部には

 

「おにぎりガールズ」

 

っていう、おにぎりを握ってくれる女子高生が居るんですって、横浜湘南工科大学附属高等学校の卓球部に!

 

なにそれ、めっちゃ良い!

練習がある日は毎日1升、多い日はそれ以上のお米を炊いて、おにぎりを握ってくれるらしいです。

 

なにそれ、めっちゃ良い!! しかも、いろんな種類の味付け。

 

本当はトレーいっぱいにおにぎりがあったのに、あれよあれよと言う間に無くなっていく。

ペルー人も食べさせてもらっていましたが、すんごく美味しかったそうです。

 

いーなー!!!

 

練習後にもおにぎり2つ残っていたんですけど、私が食べると腹ペコの食べ盛りの子供たちが食べられないのでアラフォーのおばさんは我慢。

 

 

すると最後のおにぎりたちはカルロスとフアンディエゴに見つかって、ペロリと平らげらていました。瞬殺。

 

武田先生の指導も素晴らしかったし、卓球部の皆さんも素晴らしかったので、また横浜湘南工科大学附属高等学校さんと練習させて頂きたいなぁ。

その時はおにぎりガールズのおにぎりを、私も是非食べてみたいなぁ。

國學院大学 卓球部様

前日に引き続き、大学に練習に行かせていただきました。

 

出だしはいつも通り迷子になるところから始まるわけですが、今回は私のせいではありません。

 

 

いざ、國學院大学卓球部へ!

 

 

それにしても、大学生ってこんなに面白い人が沢山いるんですね。

 

 

学生の皆さんはペルーの子供たちの事をかまって下さり、ペルー人のみんなはとても嬉しそうでした。優しいお兄さんって、良いよね~。

 

 

「初めまして、今度ペルー人が日本に行くので、是非練習させてください!」とメールを送らせていただき、今回の練習試合が実現したわけなのですが、

 

良くやった、私。

 

こんなに素晴らしい大学で、あんなに素晴らしい大学生の皆さんと一緒に練習試合が出来たなんて!

 

 

 

それにしても、どうしていつも迷うんでしょうか?

 

もう、その話は聞き飽きたんよ。ぶっちゃけ。という声が聞こえてきました。

 

このブログ、バリエーションが無いよね。って。

 

てゆかさー。迷いました、とか、また迷いました、とかさ。もう。いちいち迷わなくても良いんですけど!

 

 

最寄り駅から徒歩5分なんて、地図がなくてもわかるであろうと判断したのは確かに悪かったんですけど。

 

 

それでも最寄駅に着いてから、もちろん多少はマゴつきましたけれども、大学までは奇跡的に、迷うことなくスムーズに着けたんです。

 

 

なるほど、グーグルマップって、こういう時に使うんですね!(ポンと膝を叩きながら)

 

 

で、大学に着きました。

 

 

で?

 

 

そして?

 

 

大学に着いてか~ら~の~?

 

っていうかね、大学が広すぎなんですよ。こんなの、初めて来た人に分かれっていうほうがおかしいんですよ!

 

いや~、いつもの、ペルー人の男の子たちからのあの目ね。

 

なんていうか、突き刺さるっていうか。

 

つーかさー、一応日本人ですけど、國學院大學に来たの、私だって初めてなんですから、そこは考慮してほしい。初めて行く場所なのに、迷わないほうがおかしくないすか?

 

グラウンドとか、野球場とか、キャンパスとか、なんとかかんとか。

 

迷・うっ・つー・の!

 

行ったり来たり、戻ったり、行かせてみたり待ってみたり、戻って行って。

 

 

で、冷や汗をかきながらひーひー言いつつ、

 

 

予定の時刻を若干遅れ気味で何とか体育館に着きますと、

 

 

好青年達が迎えてくれておばさんほっこり。

 

 

優しくて面白いお兄さんたちに、ペルー人の男の子たちも喜んで居ました。

 

「俺、ラストサムライ」と豪語していた、スパイダーマンみたいな面白い学生さんがいらっしゃいましたが、やはり左ペンの人間はそういうキャラクターになりやすいんでしょうか?

 

人見監督も素晴らしい人で、「ブログに写真を載せても良いですよ」と、学生さん達との記念合同写真まで撮って頂きました。

 

 

 

「はい、撮りますよ~! はい、じゃあもう一枚! ついでにもう一枚! おまけで最後にもう一枚!」と、何枚も撮って頂きました。

 

 

「わー! 監督さんに写真を撮ってもらうだなんて恐縮です! でも、有難うございます!」と感謝しつつ、家に帰って写真を見てみたら

 

 

すみません、一枚も撮れていませんでした……