月別アーカイブ: 7月 2014

キューバと言えば……

キューバと言えば、みなさん何を思い浮かべますでしょうか?

①    キューバと言えば、かっこいい車だそうです。

②    キューバと言えば野球ですね。野球場がやたらとありました。

③    キューバと言えば、チェ・ゲバラですね。(←ですね。と言いながら、チェさんとキューバが関係あったなんて知らなかったけど)

チェさんはアルゼンチン生まれ。20世紀最大の奇跡と言われるキューバ革命の英雄。キューバのゲリラ指導者だったそうです。詳しくはウィキペディアで調べてみて下さい。

あちらこちらでチェ氏の絵やらTシャツやらなんやらを見かけます。

夜のビルに浮かぶチェ氏をかたどったライト。髭が鼻血のように見えてちょっと残念です。

④    ツチノコの木

キューバで良く見かけた木です。面白い形をしています。

キューバに来てから、子供たちの間で流行っていたこと。

※他にもこの手の写真は沢山あります。

可愛くって可愛くって、可愛いです。

※特にディエゴ君 (小さいからいつも先頭)

食べちゃいたいです。 ……え? ダメ?

目に入れても痛くないです。 ……痛いか。

ホテルの最上階、5階からの眺めです。

遠くに海が見えます。

ところでこの写真を撮った時間、何時だと思いますか?

4択です。

1、朝の5時

2、朝の10時

3、夕方の5時

4、夜の8時

見事正解された方の中から抽選でなんと5名様に、心からの拍手を送ります! おめでとうございます!

ハリー・ポッターの森 < もののけ姫の森

キューバにある、有名な森です。ホテルから歩いて10分もしない所にその森はあります。練習場へ向かう途中にあるので、毎回バスの中から森を覗いては幻想的な風景にため息をつきます。

バスの中から写真をパチリ。

ブレッブレ(泣)

歩いて写真を撮りに行きました。

とっても幻想的できれいです。両手をあげているのはルイス君14歳。

川も流れています。

グアテマラの子供たちは「ハリー・ポッターの森」と呼んでいましたが、私にとっては「もののけ姫の森」でした。

今にもコダマ(木霊)や、乙事主(おっことぬし)、シシ神様が出てきそうでした。しかし、出て来たのは巨大な鳥とその糞と、巨大なカニと、大量の蚊でした。

将来のチャンピオン

2歳になるキューバ人のケビン君。オムツがとっても可愛いです。

奥でポーズをとっているのは17歳になるリバン君。めちゃくちゃ強いです。背が高いです。手が大きいです。足がデカイです。目がデカイです。耳がデカイです。

ケビン君2歳は果敢にサービスを出そうと挑戦し続けていました。

なんとケビン君、フェンスを動かしその隙間から通り抜けると、ちゃんとフェンスを元の位置に戻します。なんてお行儀の良い子なんでしょう! お母さん、感激して涙が出ちゃうわ!

なんだかこの子は強くなりそうです。将来に期待!

キューバで一番美しいといわれているビーチ、「バラデロ」へ!

行って来ましたよ~! キューバの海に!

途中で寄った休憩所でパイナップルのジュースを飲みました。言う(書く)までもありませんが、超美味しかったです。(←ピース!)

青年海外協力隊時代、グアテマラでよく食べていた「マサパン」というフルーツ(?)を発見!

キューバ人は食べないんだそうです。こんなに美味しいのに。勿体ない!

白い砂。波のない穏やかな遠浅の海。たわむれる魚たち。熱い太陽。青い空。白い雲。ヤシの木。

海で泳いだ後はグアテマラ人の大好きなピザを頂きました。

みんなご満悦の様子。

奥に写っているイケメンはバスの運転手さんの一人息子のノエくん20歳。

キャー! カッコウィ~! こっち向いてぇ! キャー!

顔半分写っているのが彼の彼女さん。彼女持ちか。チッ。

お土産屋さんにて。ディエゴ君9歳とヤンルーカ君14歳。ヤンルーカ君はディエゴ君を弟の様に可愛がっています。二人いつも一緒。

キューバ、ホテルのネコ達

前のホテルの中庭に、野良ネコがいました。子供たちはその猫を可愛がっていましたが、私はその猫を「エストレージャの彼氏」と勝手に妄想して更に可愛がっていました。

狂犬病とか持ってそうなので噛まれないように気を付けました。ネコは初めは警戒していましたが、徐々に慣れていき、最終的には体を擦りつけてくるまでになりました。

私の愛娘、「エストレージャ」をもじって「エストレージョ」と命名。

ずうずうしくホテルのレストランにまで入ってきて、子供たちにご飯をねだっていたエストレージョ。んも~! 可愛いから許しちゃう!

↑猫が大好きだというレオネルくん14歳。彼の家にもペットで猫を飼っているそうですが、巨大化け猫らしいです。今度お宅へ行って確認してきます!

にゃんと、新しいホテルにもネコちゃんがいましたー!

この子はかなり警戒心が強く、私がちょっかいで出した指を前足でパチンとひっぱたき、少し血が出ました。

それでもこの子がかわいくて、レストランでカツオのソテーが出た時はネコちゃん用に少し持って帰ってやります。

カツオを食べた後、ニャーと鳴きながら更に餌をねだるネコちゃん。

ねぇ、あなた、知ってる? 昨日私を引っかいた事を!

ニャーニャーと餌をねだりつつも、警戒心は持ち続けていたネコちゃんでした。

猫、萌え~(〃∀〃)

キューバ「鳩の公園」

♪ポッポッポー 鳩ポッポー

豆が欲しいかそらやるぞー

みんなで仲良く食べに来い

キューバで「鳩の公園」と呼ばれ親しまれている公園があるということなので、行ってみました。

……これは詐欺でしょうよ。「オレオレ詐欺」に匹敵する位の詐欺度でしょう! 「オレオレ詐欺」にちなんで「ハトハト詐欺」と名付けようじゃないか!

だって、鳩なんて何処にも居ないじゃない! あ、奥の方に少しいるみたいだわね。

「鳩の公園」と呼ばれてる割には、鳩は全然いませんでした。しかもかなりの臆病者で、手の平に豆を乗せても食べに来る鳩は全体の約1割ほどでした。

こんなんで「鳩の公園」って呼ばれるんだったら、上野動物園は「鳩の天国」ですね。もしくは「鳩地獄」(涙)

ところで、どうして「鳩(ハト)」という漢字は、「鳥」に「九」なんでしょう?  「恥(はじ)」という漢字が「耳」に「心」なのと同じくらい不思議です。

子供というのは、どうして鳩を見るなり走って飛ばそうとするのでしょうか?

……なるほど、どうりで鳩が臆病になる訳だ。

「フランスの男性」と呼ばれている像。なんで「フランス」なんでしょうかね? ま、別にどうでも良いんですけどね。

アゴ髭を触ると、何か良い事があるのでしょうか? アゴ髭が触られ過ぎているようで剥げています。ま、私は触りませんでしたけど。

アゴ髭を触ってめちゃくちゃ嬉しそうなルイス君14歳。

銀の人は本物の人間で、お金をバケツに入れると動きます。こういうの、怖くて絶対に近寄れません(涙)。

「僕もバケツにお金を入れたい! だからお金ちょうだい!」と、友達からお金をせがんでいる男の子とお金を渡す男の子。

キューバの水族館

中米グアテマラ国には水族館が存在しない為、グアテマラ人はしきりに水族館に行きたがっていました。

お目当てはイルカショー。

彼らはフラフープを回したり、ジャンプしたりボールをくちばしで上手に運んだり、

今日が誕生日だという女の子を乗せたゴムボートを運んだりと忙しそうにしていました。

水族館には、私の大好きなウミガメがたくさんいました。

ネコ鮫とディエゴ君9歳。

なんて可愛いんでしょう! 食べちゃいたいっ! (←ディエゴ君を)

日本人ならではの発想。魚を見るなり、

私「美味しそう!」 みんな「あはは!」

他の魚を見るなり

私「美味しそう!」 みんな「あはは!」

イカを見るなり

私「美味しそう!」 みんな「あはは!」

イルカを見るなり

私「美味しそう!」 みんな「イルカは違うでしょうイルカは!」

私:「正解!」 (←親指を立てて、ウィンク)

キューバでの悲しい出来事

夜の8時。ホテルでの夕食後、8時45分に私の部屋でミーティングする事を伝え、汗も沢山かいているだろうと子供たちに先にシャワーを浴びるよう指示しました。

私もその間にシャワーを浴び、8時45分のミーティングに備えました。

8時45分。誰も来ませんでした。チーン……

9時。女の子が一人来ました。「私はあなたを15分待った」という事で15分待たせ、9時15分にその子とミーティングを開始。

9時10分にもう一人の女の子が来ました。「私はあなたを25分待った」と言い、25分待たせ、9時35分にその子とミーティング。

残りの男子5人は9時15分に来たので「私はあなた達を30分待った」と、30分待たせ、9時45分にミーティングを開始しました。

嗚呼! 一人で部屋で待っている時の、あの切なさと言ったら!
あの悲しさと言ったら!
あの虚しさと言ったら!
しくしーく しくしーく

しかも「ミーティングが始まる前にシャワーを浴びろ」と言ったのにシャワーを浴びた選手は7人中、3人。練習で大量の汗をかいているのに、シャワーを浴びないでウロウロしているなんて信じられない!
私なんか一刻も早くシャワーを浴びたいのに! さては君たち、一刻もシャワーを浴びなくても良いタイプなのかな?

子供たちに聞きました。「もしも君がコーチで、選手たちがミーティングに来なかったらどう思う?」

「悲しい」「ガッカリする」「怒る」それぞれ答えが返って来ました。

「私はとっても悲しかったよ。もうこんな悲しい思いはさせないで欲しい」と伝えると、次回からちゃんと時間通りに集合するようになりました。

これをきっかけに、子供たちは何かを学んだようです。
私にとっても勉強になる出来事でした。結構悲しい出来事でしたが、転んでもただでは起き上がりません!

ミーティングの様子。パジャマ姿が可愛らしくて仕方がありません。

キューバ人はなぜスポーツが強いのか

子供たちが練習中、ちょっとした野暮用があり1時間ほど練習場を離れました。

体育館に戻ると、なにやら体育館から音楽が聞こえるので見てみると、キューバの選手たちが踊っていました。

「わっ、私がいないのを良い事に! 練習中に音楽かけて踊るなんて、フザけてる!」

と、一瞬憤慨しましたが、よくよく見てみると、専門のコーチ付きでエアロビクスをしていました。

数年前に日本で流行った、ビリーなんとかかと思ったのですが、普通のエアロビクスでした。

フィジカル専門のコーチの指導を受け、30分ノンストップ。選手たちは汗ダラダラ。かなり疲れていました。

さすがキューバ人の踊りのセンスは違う! と思いきや、なかなかリズムに乗れていない選手もいました。その女子選手はコーチからリズムに乗れていないという事で、軽く怒られていました。

足はこう出せ! 腕はこう! 違~う! そうじゃなくて、こうだ、こう! 違~う!

見ていてちょっと可哀相でした。

空手を知らない日本人がいるとの同じように、ピザが嫌いなイタリア人がいるように、踊りが下手なキューバ人だって、いるんですねぇ~。 (←しみじみ)

なるほど、キューバ人はこうしてリズム感、持久力、腕や足、体全体を調整しているんですね。

日本では夏も近い事だし、盆踊りを取り入れてはいかがでしょう? ダメか。

キューバの練習

グアテマラの子供たちはキューバのジュニアナショナルチームと練習させてもらいました。

キューバの14歳の男の子2人と12~14歳ほどの女の子5人がグアテマラの選手7人と練習してくれました。

午前・午後、各3時間の練習

9時~12時:素振り、フットワーク、ダブルスの試合

15時~18時:サービスから3球目攻撃、シングルスの試合6試合ほど

子供たちはよく集中して練習していました。高いお金を払ってまでキューバに来て練習しているんだと自覚しているのでしょう。

しかーし! 高いお金を払わなくたって、いつも集中して練習しなきゃいけないでしょう? 強くなりたいんだったらさ。

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