カテゴリー別アーカイブ: ペルー

「逮捕して欲しい」んでしょ?

3月16日から3月30日までの15日間、ペルー共和国は保健医療や食料等の生活必需品の購入等の場合を除き外出禁止になっていましたが、それが4月12日まで延長になりました。

 

28日間、外出禁止~! (←ドラえもんの声で)

 

あははー。あはは~。これはもう、笑うしかないですよね。(←目は笑っていない)

 

朝、旦那のレンソが近所の市場に買い物に行ったら、しょんぼりして帰ってきました。

 

「マスクを付けてないからって、中に入れてくれなかった」

 

「それでは」と、今度は私が息子がお昼寝している間にスーパーへ買い出しに行ったんですけど、

 

あれ? マスクってこんなに息苦しいものでしたっけ?

 

なんでこんなに息苦しいの? 鼻の辺りが鼻息でモアモアする~~~!

 

ってイライラしていたら、そういえばペルーは只今、夏。

 

「夏にマスクするヤツなんていねーよ!」

 

ってブチ切れようとしたら、みんなマスクしていました。

 

 

それにしてもペルーは外出禁止されているので、いつもはうるさい町通りもとっても静か。いつもこのくらい静かにしてくれたらとってもすがすがしいのになぁ。

 

さて、スーパーには私のように買い出しに来ている人がめっちゃいました。

 

もう一度書きます。人がめっちゃいました。

 

あれ? なんで? みなさん外出禁止なんじゃないの?

 

レジ待ちの長蛇の列を見て一瞬気を失いかけましたがいやここで気を失ってどうする! 息子のヨーグルトやら卵やらなにやらを買いにここまでやってきたんでしょう暑い中マスクをしてまでっっ!!!

 

さて、これからが驚く話題ですよ。ペルーの日本大使館のメールによりますと、『昨27日の逮捕者は2,646名で,夜間外出禁止他の措置が発効してから逮捕者数は累計26,000以上』だそうです。

 

みなさん……ペルー人のみなさん……外出禁止だって、特に夜間の外出は絶対に禁止ですよって言われているのに、どうして外出するの?

 

「逮捕して欲しいから」としか考えられません。

ペルーのコロナウィルス ~243と234の違い~

ペルーでもコロナウィルスの影響で学校は臨時休校。

 

旦那のレンソは車で8時間のところに仕事に行ったにもかかわらず、着いたその夜に「月末まで不要な外出禁止令」が出たため仕事するのを禁止されました。

そして泣く泣く8時間かけて再びリマに戻ってきました。

 

ニュースでもコロナウィルスのことばかり。

 

先ほど何気なく見ていたニュースに、ペルー国内で243人のコロナウィルス感染者がいると画面に出ていました。しかし画面が切り替わると、243人とされていた感染者が234人と変わっていました。

 

間違いやすいけどさ、243と234って。

 

旦那に「感染者数が変わってる!」と言ったら「治ったんだよ」という答えが返ってきましたが絶対に嘘ですよね。

 

日本でこんな間違いが起きたら、間違えた人は係長に後ろ蹴りされて「お前は明日から来なくて良い」と言われるに違いありません。

 

普段マスクなど付ける習慣がないペルー人はマスクから鼻を出したり、あごの下に付けたりと「マスクを付けてコロナを気にしていますよアピール」をしているようでした。

私のおっぱいかわいそう。

今のところ息子を母乳で育てていますが、何故だかおっぱい(乳首)には根拠のない自信があったんです。

それが……まさかこんなことになるなんて……

子守歌で童謡を歌っていますが、こんな替え歌が出来上がりましたよ。

昔大人気だった「さんまのスーパーからくりTV ~ご長寿早押しクイズ~」で流れていたあの曲、「鬼のパンツ」の替え歌です。皆さん、はりきってどうぞ!

 

「痛いおっぱい」 ~鬼のパンツの替え歌~

右のおっぱいは 痛いおっぱい

痛いぞ 痛いぞ

吸われ続けて 痛くなった

痛いぞ 痛いぞ

5秒吸われて 激痛だ

痛いぞ 痛いぞ

10秒吸われて 激痛だ

痛いぞ 痛いぞ

飲もう 飲もう 痛いおっぱい

飲もう 飲もう 右のおっぱい

あなたも あなたも あなたも あなたも

みんなで飲もう 痛いおっぱい

 

いやいやいや! 大事な息子のためならば、痛いのなんて我慢するべきでしょう!

泣き言言ってどうするの? アンタ母親でしょう? しっかりしなさいよ!!!

 

っていうか、あれ? 痛くないよ? 本当に痛くない! 全然痛くないし。(←強がってみる。つまり、マインドコントロール。意味ないけど!!!)

 

ダメだ、やっぱり痛い(泣)

 

この様にマインドコントロールはいつも失敗に終わり、毎回歯を喰いしばりながら授乳をしています。

 

私のおっぱいかわいそう。

 

っていうかさぁ、こんな可愛い子が、おっぱいを痛くするはずがないでしょう?

むむ……、こいつは痛くしそうだな。悪い顔をしているぞ。

こいつは「腹ペコ小僧」、またの名を「おっぱい痛くする小僧」

「おっぱいよこせ~」

パンアメリカ大会、まさかの中止 ~ジュニアの部編~

6月24~29日、メキシコはカンクンでパンアメリカ(アメリカ、カナダからブラジルまでのアメリカ大陸)大会、ジュニアの部が行われていました。が、最終日に中止になったお話しをします。

 

卓球が大好きな旦那レンソと一緒に「あーだ、こーだ」などと言いながらネットで大会のビデオを観たり、結果を見たりしていましたが、旦那が「ジュニアのパンアメリカ大会が中止になったらしい」と言うので「まさか」と思いましたが、その「まさか」でした。

 

カンクンの卓球協会が今回行われた選手たちの宿泊先兼卓球会場のホテルに$100,000の借金をしていて大会の途中で中止になったというのです。

 

$100,000って、結構な額ですよね。日本円で言うと、約一千万円でしょ?

 

男女団体戦、ミックスダブルスは終了しましたが(全てアメリカが優勝)、男女シングルス、男女ダブルスは準決勝を行われず中止。

男子ダブルスでペルーのペアが準決勝まで進みましたが試合は行われませんでした。

ちなみにペルーは男子のみの参加。残念ながら女子はレベルが届かず、参加には至りませんでした。

団体戦では準々決勝でアルゼンチンに1-3で敗れたものの、バンコク(タイ)で行われる世界ジュニア卓球大会(11/24~12/1)への切符を初めて手に入れました!

 

それにしても、パンアメリカ大会という結構大きな大会でも中止になることってあるんですね。勉強になります。

 

おまけ。

サッカーの南米大会、日本は招待されましたがチリに0-5でフルボッコされましたね。

準決勝は ペルー vs チリ でした。

ペルーが3-0でチリに勝ったよ! 決勝は日曜日、ブラジルと対戦!

写真はペルーのサッカーのユニフォームを着てご満悦の息子。

「テヘ、ペルーがチリに勝ったよ♡ 負けるかと思ったけど♡」

2回目のベビーシャワー

ベビーシャワーの対象者は誰だか覚えていますか?

答えは「妊婦さんとこれから生まれてくる赤ちゃん」なんですけど、わたくし息子を生んだ後にクリニックから2回目のベビーシャワーのお誘いを受けました。

 

どうやら私の出産がとても良かったらしく、主治医のドクターからはもちろん、立ち会ってくれた助産婦さんや、その話しを聞いた5~6人いる助産婦さんメンバーからもお褒めの言葉を頂きました。

そして、出産のコツを今回のベビーシャワーで話ししてくれないかとお願いされたのです。

私が日本人ということでだいぶ目立ってはいましたが、気さくな旦那、可愛い赤ちゃんと3拍子が揃い、クリニックの産婦人科では軽い有名人状態だったようです。

ベビーシャワーで出される軽食や試供品、プレゼントに心奪われ、2回目のベビーシャワーに息子を連れて出席。

 

9時から始まるというので9時に着くと、もちろん一番乗り。当然、会場もセッティング中でした。

いよいよ私が話す番になり、ブログで紹介した3つのコツを会場にいる10人ほどの妊婦さんに伝授。

無事に発表が終わりホッと一息。別室で息子に授乳していたら旦那レンソが迎えに来てくれました。

「(大役も終えたことだし、試供品はまだ貰えそうなので後ろ髪は引けるけど)帰ります」と告げると、「いえ、賞品をかけた抽選もこれからだし、まだ残って!」と引き止められました。

時間にルーズな妊婦さんたちがぞくぞくと会場に到着。全員で20名ほどになっていました。

「沢山の妊婦さんの中から、妊婦でない私が抽選に当たるわけがない。最後まで残って抽選に当たらなかったらマジ切ないよね

 

息子が泣き始めたので2回目の授乳をしていると

「ベビーシャワーの参加者が増えたので、2回目のレクチャーをお願いします」と頼まれました。

 

2回目は息子と共に壇上へ。

 

「わぁ! 赤ちゃんよ! かわいい~!」今まで景品をかけたゲームで殺気立っていた会場は一気に和やかほんわかモードへ。

2回目はおさらいを兼ねて1回目の話しを聞いていたお母さんに質問形式で聞いてみました。

「出産時、私は3つのことに気を付けました。1つ目はなんだったでしょう? ではそこのあなた!」

 

「あら、なんだったかしら?」

 

おい。

 

「1つ目は呼吸法でしたね。では、2つ目、あなた、覚えていますか?」

 

「えーっと、うーんと……何だっけ?」

 

おいおい。

いつもは可愛い息子もついこんな顔。

 

「2つ目は『この痛みはまだMAXではないと構えること』でしたね。では、最後、あなた、覚えていますか?」

 

「もちろん! ……何でしたっけ?」

 

おーい! おいおいおーい!

 

なんで誰も何も覚えていないんだよ~!

 

お母さんの代わりに、僕、泣いちゃうぞー!

僕が本気で泣くと、凄いんだぞー!

 

おっぱいよこせ~!

 

おむつ替えろ~!

 

抱っこしろ~!

 

シャンシャンしろ~!

息子お気に入りの「シャンシャン」

 

あれ? 私(母)は何のためにここにつっ立ってるの? 馬鹿みたいに。

 

ここは何処? 私は誰?

 

息子が本格的に泣き出したため、プレゼント抽選の前に帰りました。

 

スタッフさんに「抽選、あなたの名前も登録しておくから、もし当たったら後で電話するわね!」と言われました。

 

「はいはい、どうせ抽選なんて当たりませんから」なんて言っていたら、2つも賞品が当たったという連絡が後から入りました。

 

息子パワーか。なかなかやりよるのう。

 

ようやく泣き終えました。イケメン。最初の写真とは大違い。

出産後の入院食

日本って、普通分娩だと大体4日か5日間、病院で入院するんですよね。

妊娠、出産等の情報は全てインターネット(もちろん日本の)で補っていたので、私も4,5日入院するのかと思っていました。

 

ペルーは何日間入院すると思いますか? 大体4、5日だと思いますよね?

 

ペルーはなんと……

 

1日(笑)。

 

 

いちにち!!!

 

 

つまり、一泊二日。

 

いっぱくふつか!!!

 

 

1晩入院して「さぁ、退院だ!」と思ったその日は日曜日(母の日で祝日)。

日曜日は病院の管理室員・お医者様(救急以外)はお休みなので、退院は翌日の月曜日に延長。

 

こんなことってあるんですね(笑)。

ここはペルーだということを忘れてはいけませんね。

ということで、結局二泊しました。

 

日本の病院では「ご出産おめでとうございます」というメッセージカードと共に、栄養満点で美味しそうなボリューム満点の食事が出されるかと思います。

出産後はとにかくお腹が空きますし、体力の回復のためにも沢山食べなきゃいけません。それは日本だってペルーだって同じこと。

 

日本の出産後の入院食の写真。(写真提供は秋田国体で同じ秋田県メンバーだった玉木杏子ちゃん)

ボリューム満点、栄養もありそう!

そして何より、めっちゃ美味しそう!

朝食はご飯かパンで選べるそうです。そうですねぇ、私はご飯をお願いします。あ、すみません、お代わりって出来ますか?

 

おやつも出るんですって! いちいちお洒落。

 

で、ペルーの出産後の入院食がコチラ!

朝食。

パン二つ。

久しぶりに泣きそうでしたいや、泣いていたかもしれない。

息子も思わず叫びます。

「うおー! なんじゃこの差はー!」

 

こちら、昼食。

夕食は昼食と同じような感じ。

写真に残す気もおきませんでしたよ。

 

……もういいよ。私はペルーに住んでいるんだよ。ここは日本ではないのだよ。

比べるでない。比べたら、切なくなるから。

 

うっかり比べてしまった結果がこちら。

噛みしめながら泣いてます。

お父さん似? お母さん似?

よく、男の子は母親に似て、女の子は父親に似るって言うじゃないですか。

私は男の子を生むのだからそれにしたがって生まれてくる息子も母親である私に似るんだと思っていました。

生後2、3日まではどっち似かは分からず、母親の色眼鏡をかけて見て、ようやく「どうにか母親似」という感じでした。

旦那には似ていない。だって、こんなに可愛いんですもの!」(←旦那に失礼)

 

それでも赤ちゃんを見たある人はこう言います。

「まぁかわいい! お父さんにそっくり!」

他の人はこう言います。

「まぁかわいい! レンソにそっくり!」

別の人はこう言います。

「まぁかわいい! 旦那さんにそっくり!」

「まぁかわいい! レンソにそっくり!」

「まぁかわいい! お父さんにそっくり!」

 

で、私は?

 

お母さんは?

 

あれ? お母さんは何処に行っちゃったのかな?

 

お~い! お~い! ここにいるよ~! お母さんはここにいるよ~!

 

こうなったらもう、お母さんの方が赤ちゃんに似るようにした方が早いんじゃないかな?

別に難しくはないと思いますよ。

黒目を大きくして、目をクリクリにしてさ、ほっぺたをぷっくりさせて、無邪気に微笑めば良いんでしょう?

どうでしょうか? 少しは息子に似てる?

病院のカーテンで仕切られた簡易ベッドにて。

陣痛があるも、まだまだ余裕の様子。

「これから出産~! 」

 

あれ? だいぶ頬がこけてますけど。

これから出産でしょ? 大丈夫なの?

 

ほら、もっとほっぺたをぷっくりさせないと!

っていうか何その髪型! スーパーサイヤ人?

髪の毛って、そんなに重力に逆らえるものだったの?

 

ダメだ、全然似れない。息子に似せようとしてるのに、どんどん離れて行く。

それもそうだよね、この時はまだ息子、生まれてないんだから。顔も見てないのに、どうやって真似しろっていうのさ。

 

しようがないので、旦那のレンソと似ていない写真を集めてみました。

旦那に似てないんだから、母親である私に似ていると思いきや……

あれ? 「サーブを出す前の平野早矢香選手」みたい。

確かに、こんな顔してましたよね。

平野選手のお父様もビックリですよね。「む、娘……?!」と声に出して驚いたに違いありません。

 

そうそう、これは「カルロスお爺さん」ね。知らないけど。

こういう人、居そう。

 

「おむすび君」。今パッと思いついたあだ名が「おむすび君」。クラスにこういう子がいたら「おむすび君」ってあだ名付けられそう。

 

馬龍選手、ちわっす! いつも動画で見ていまっす!

ボールが割れんばかりの豪快なドライブ、素敵なフットワーク、惚れ惚れするボディーワーク、かぶりつきたくなる筋肉、会場に響き渡るジョーレイ……

 

なんか……なんか素敵っす!

 

好きっす! マジで好きっす! 僕と付き合ってください!

 

握手してください! 一緒に写真撮ってもらってもいいっすか? さぁさぁ、どうぞこちらへ……。

 

……あれ? サイズがなんか小さい? こんなに小さかったっけ馬龍選手って。

 

手をグーとパーにしているけど、意味はないよね?

 

じゃあこれは?

これはお父さんに全然似てないんだから、お母さん似になるよね?

「雄叫び」と見せかけて、「ただのあくび」。

あくびが毎回豪快です。

えっ? 私って、こんな顔してるの?

 

「台風の目」

顔じゃなくなってるし。

 

最後に。羽こそ生えていませんが、完全に天使です。

ちなみにこの時、生後12日目です。

出産時の三つのコツ

陣痛がまだ軽い間は「とりあえずここに居てね」といった感じでカーテンで仕切られた簡易ベッドに寝かされていました。カーテンを開けば誰もが出入りできるような所です。

陣痛が徐々に強く、痛くなってきます。

なんにでもコツというものがありまして、出産もまた然りでした。

今回の出産で気を付けた三つのコツを、私事で恐縮ですがご紹介いたします。

 

一つ目は「とにかく呼吸に集中すること」

誰かさんの旦那のように、こんなことをして「集中力を削ぐ」ようなことは絶対にしてはいけませんぞ。

奥さんが必死に呼吸を整えて陣痛に耐えているというのにノコノコと部屋を出たり入ったり(カーテンを開いたり閉じたりする時のシャ、シャという音すらウザい)、出産に立ち会うために仕事をキャンセルしなければならなくなった(心からどうでもいい)話しを傍にいる助産婦さんにペラペラと話したり、勝手に部屋にお義母さんや旦那のお兄さんを入れたり(陣痛でもがき苦しむ姿をしかと見られる)、「痛い? 痛い?」と話しかけてきたり(もちろん返事など出来ない)、産後のための赤ちゃんのオムツと着替えは何処にあるのかと聞いてきたり(場所は分かるが、もちろん説明など出来ない)、こんなことされたら呼吸に集中できません。

 

それでも呼吸に集中するのです! 赤ちゃんの為に!!!

 

っていうかぶっちゃけ赤ちゃんのためというより、この陣痛の痛みが和らぐならなんでもします。え? 呼吸法? 知ってますよ、馬鹿にしないでくださいよ!

 

「ハッハッヒー」でしょう?

 

二つ目。「この痛みはまだMAXではないと心構え、次の痛みに備えること」

陣痛って、やっぱり痛かったです。そして、この考えは非常に役に立ちました。

 

三つ目。「陣痛で痛いのはわかるけど、全身の力を抜いて赤ちゃんを下に降ろしてあげるお手伝いをする」

痛いとどうしても筋肉に力が入ってしまいますよね。でも出産では「イキんで良し」と言われるまで、それはダメなんです。

何だか偉そうなこと言ってますけど、この三つのコツは全てネットから拾ったもので私が考えたのではありませんので悪しからず。

要約するとつまりこうです。

「呼吸に集中して、この痛みはまだMAXじゃないと言い聞かせ、全身に力が入らないようにすること」

 

このことだけに集中していたらドクターに突然「イキんで!」と言われて「え? イキむの? え? どうして?」みたいになってしまってイキむのにてこずりました。

朝の8時に病院に着き、昼の12時24分に3,840グラム、51センチの男の子が生まれました。

病院に着いてから4時間半で生まれました。

3,840グラムって、ちょっと大きいですよね。

これって……陣痛?

令和元年 5月11日㈯

無事に男の子を普通分娩で出産しました。

 

夜中に陣痛っぽいのが始まり、朝6時には10分間隔の痛みがありました。

 

「これは陣痛かな? 違うかな? どっちかな? そっちかな?」

 

判断に困ったので、7時に主治医のドクターにメールで連絡してみたところ、軽く色々質問されて「では病院に来てください」と言われました。

病院に向かっている途中、運転している旦那レンソに

「陣痛が来たからと病院に行っても『これはまだ時間がかかるので、一度家に帰ってください』って追い返される場合もあるらしいよ。私も追い返されたらどうしよう(笑)」

などと言いながら8時に病院に着きました。

 

主治医のドクターが来るのを待って、診てもらったら「なんてこった! 子宮口がもう6㎝も開いているではないか!」と驚かれました。

 

ホッ。良かった。家に帰されなくて。

 

そして、これは陣痛だったんだ! 確かに痛いぜ!

 

テンパってヒッヒッフーをハッハッヒーと途中で間違えてしまうのも頷けるぜ!

 

念願の「陣痛の痛みを経験してみたい」を、まさに今、経験中。

 

はっ! ということは、普通分娩が出来る!

 

二倍のお金を払わずに済む!!!

 

よ~ろ~こ~び~!!!

普通分娩か帝王切開か

妊娠40週目の診察で主治医のドクターに言われてしまいました。

「赤ちゃんも大きいし、胎盤もすっかり成熟している。もしこのまま来週の診察までに陣痛が来なかったら帝王切開も有りうるのでその時はよろしく」

 

母子ともに無事でいられれば、普通分娩でも帝王切開でもどちらでも良いんです。

 

ただ、陣痛の痛みを経験してみたいんです。

 

陣痛って、どれくらい痛いのか?

 

例え話で「鼻の穴からスイカを出すくらい痛い」とか言うじゃないですか。

 

それって、どうなの?

 

真面目な私が真面目に考えても、鼻の穴からスイカなんてどうしても出ないんです。

 

誰かが言ってました。

「スイカはさすがに大げさ。鼻の穴からミニトマトくらいだ」と。

 

確かに、頑張れば鼻の穴からミニトマト位なら出せそう。

 

普通分娩にしたいもう一つの理由は帝王切開は普通分娩よりも値段が高いということ。

 

普通分娩2,429ソル(72,870円)、帝王切開4,750ソル(142,500円)。

 

約二倍の値段がします。別に、ケチってる訳ではないですよ。

 

ただ……、

2倍ですよ、2倍!

 

以上の理由から、どうしても普通分娩にしたくて残りの3日間は必死に歩いたりスクワットをしたり、ヨガをしたり、ステーキを食べに行ったりしました。

 

今まで呑気にベッドでゴロゴロしていた罰が当たったに違いない。

 

赤ちゃんも全然下に降りてこないし、陣痛も来る気配がしない。

 

さて、赤ちゃんは無事に生まれましたが、普通分娩だったでしょうか? 帝王切開になったでしょうか?

 

答えはCMの後すぐ!

 

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