「え?飛行機に乗ると、こんなにも出るもんなの?」

それにしてもおならが出る。めっちゃ出る。

 

どうして? 飛行機に乗ると、おならって出るもんなの? いつの間にそういうシステムを取り入れたの?

 

っていうか隣にジョバニ君が座ってるんですけど。

 

どうしよう。

 

コイツさっきからくせーなって思われてたらどうしよう!

 

せめて音だけは出さないように一生懸命頑張っています。

 

それにしても出過ぎ! いつもより多めに出してますってか?

 

久しぶりに日本に行くから、

 

張り切っていつもより多めに出してますだと?!?!

 

まずお腹がポコポコ鳴って、そしてぷっぷとおならが出ていきます。

 

いいおばさんが、さっきからおならとかそんなことブログに書いていて大丈夫なの?

という心配する声が聞こえてきそうですがそこは大丈夫です。

 

このブログ、誰も読んでませんから。読んでるの、多分あなただけですから。

 

いや、読んでくださっているのはとっても嬉しいんですけど。

 

他の人は株の動きだとか、新ニーサがどうとか、最近の世界情勢がなんだとかいうのを見てるはずですよ。

 

それなのに、あなたは恥ずかしくないんですかこんなブログ読んでいて。

 

お母さんにバレたら「全く。しょうがない子だねぇ」とか言われちゃいますよ?

 

いや、読んでくださっているのはとっても嬉しいんですよ?

 

コメントなんてもらった日には嬉しくてその日眠れませんからね。

 

ちなみに私は恥ずかしくないですよ。だって、このブログ読んでませんから。

 

書いてるだけですから。

 

 

ペルー人の子供4人と、4歳半になる自分の息子を引き連れて、日本に行くんです。

 

こうやって旅日記を書いておけば、また来年の日本遠征に役立つじゃないですか。

 

書かないとすぐに忘れちゃいますしね!

 

 

ということで、今回の旅日記の内容は「え? 飛行機に乗ると、おならってこんなにも出るもんなの?」でした。

 

突然の「アハ体験」

海外旅行で一番大事なのって、みなさん何だか知ってます?

 

パスポートですよ。自慢じゃないですが、旅行には割と慣れています。パスポートのコピーを取ることだって、お母さんに言われなくてもちゃんと一人で出来ます。

 

「そうだ、パスポートのコピーを取ろう」

 

左手にコーヒーカップを、右手には書類を。両手が埋まっていたので、口でパスポートを咥え、キッチンからコピー機のあるオフィスに着いたところまでは良かった。

 

気が付いたらさっきまで口に咥えていたパスポートが無い。ビックリするくらい無い。どこにもない。

 

結構どうでも良いコーヒーと書類はそこにある。

 

コーヒーが無くたって海外旅行には行ける。そこにある書類も然り。でも、パスポートが無けりゃ絶対に日本には行けないんですけど、どこを見回してもパスポートが無い。さっきまで口に咥えていたのに。

 

ははぁーん。西田泉分かってしまいましたよ、と。

 

もうこれ以上私のことを馬鹿にするな、と。

 

やっぱりだ。やっぱりそうだ。やっぱりそうにちがいないだ。ペルーには小人が居るって言われるじゃないですか。

 

旦那のレンソのお友達もマジで見たっていう位なんだから。

 

小人の仕業ですよ。だって、それ以外に考えられないじゃないですか。

 

多分、15分くらい探し回りました。

 

どうしよう。日本に行けない。まじで、小人のやつ。見つけたら、ただじゃすまさねーぞ。聞いてんの? 聞こえてんの? そこに居るの? っていうか、ちゃんと居る? 居てくれてる? 私のパスポート隠したの、あんたでしょ? あれ? 私、独り言しゃべってないよね?

 

 

 

『アハ体験(Aha experience)は、気づき、ひらめき、納得などの瞬間に脳が活性する事です。その瞬間、今まで結びつきのなかった脳内の神経細胞間で情報伝達が行われ、脳が活性。

快感ホルモンのドーパミン系の分泌も活発になります。』

 

アイトライ武蔵浦和センター ホームページ参照。

 

 

 

アハ

 

 

もう、私ったら

 

 

アハ

 

 

それは突然、前触れもなく、予告せずに、急に。

 

 

ビックリするくらい

 

 

アハ

 

 

こんなに気持ちが良い「アハ体験」、今まで経験したことが無いくらい、もう、超

 

 

アハ

 

 

快感ホルモンのドーパミン系の分泌が、ドバッって出ました。

 

 

えっ? こんなに快感ホルモンのドーパミン系の分泌って出るもんなの? っていうくらい出ました。私、ちゃんとこの目で見ました。耳でね、聞きました。手があれば触っていました。鼻があれば嗅いでいました。

 

 

コピー機の中に入っていました。

 

 

テヘ

 

 

小人はビックリして尻もちついてました。

この胸の高鳴り

皆さん聞いてくださいよ。ここ最近、年甲斐もなく、ドキドキして眠れないんですよ。

 

私ったらどうしちゃったのかな~? 恋かな~?

 

それとも、これが更年期なのかな~? なんて、

 

よーく考えてみたら、もうそろそろ日本に一時帰国。

 

ビザの手続きとか、なんだかよく分からない色んな書類の手続きとか、パスポートの更新をすっかり忘れていたために、新規でパスポートを作りに行ったり、パスポート番号が変わったために外国人在留カードも更新したりしてめちゃくちゃ面倒くさかったんですけど、それもやっと終わった。

 

あと一週間でペルーから飛行機に乗って日本に行くんですよ。あの憧れのジャパンに!

 

4歳半の、果てしなく好奇心が強い、どこでも走り回り、ぴょんぴょんジャンプする「息子」という生き物と、4人の15歳から13歳のペルー人を引き連れて。

 

ペルーの夜中に出発し、アメリカ乗り継ぎを2回済ませれば、そこは憧れのジャパン。この胸の高鳴り。

 

アメリカで預け荷物をキャッチ&リリースし、13時間40分のフライトが済ませれば、そこには「納豆が毎日食べられる」という、あの日本。

 

ペルー人に納豆を食べさせ、どんな反応が返ってくるのかが楽しみで仕方がありません。

ペルー人4選手、日本へ卓球遠征決定

皆様、大変ご無沙汰しております。ペルーに住んでいる左ペン表のおばさんです。

あっ、でも、ペルーの自宅で卓球を教えている際は、左シェーク裏裏を使っているので……

 

皆さんこんにちは! ペルーに住む、本当は左ペン表だけど卓球を教えている時は左シェーク裏裏のおばさんです。

 

私事ですが、来年の1月12日から3月1日までペルー人の4選手を連れて日本に卓球遠征することが決まりました。実家がある神奈川県付近のクラブチーム、中学・高校・大学、総合体育館などでお世話になる予定です。

 

全員男の子で戦型は全員右。中ペン裏裏15歳、シェーク裏裏(U-15でペルー代表)15歳、シェークバック表14歳、攻撃型カットマン(U-13でペルー代表)13歳。

 

我こそはペルー人を倒す! 試合してみたい! 交流したい! スペイン語を話したい! という方は是非ご連絡ください。

 

それではまた、時期が来たらブログを更新致します。アディオス!

「皆さんに強くしてもらいました」

英田選手の話しに戻ります。

 

彼は公立高校の部活の練習が終わると、自転車をこいで大人が練習している体育館へお邪魔し、夜まで練習させてもらっていたそうです。

 

試合をしてはアドバイスをもらい、アドバイスをもらっては試合をする。

 

「みんなアドバイスが違うんですよね。言ってくれることが。ただ、最終的に僕を強くしてくれるためのアドバイスなので。僕なりにまとめて考えてやってきました。本当、皆さんに強くしてもらいました」

 

はい、出ました~。みんなから一番かわいがられるフレーズ~。

 

「皆さんに強くしてもらいました」

 

 

たま~にいるじゃないですか。「俺は一人で強くなった」って勘違いしている人。

 

でも、世界レベルで戦っている人で「俺は一人で強くなった」と言っている勘違いな人は居ないんですよ。

 

つまり、世界で戦えるレベルの人間って、もう人間的に素晴らしい人達だけなんです。

 

身体能力も半端ないですよね。英田選手はもちろんですが、森薗選手もやばくないですか? 何アレ?

 

動きが速すぎて、私の動体視力が追い付かないんですけど。つまり、見えないんですけど。え? 老眼? 衰え?

 

そんな世界のバケモノたちがお互いに切磋琢磨し1点を取り合うスポーツ、卓球。

 

卓球よありがとう。

 

世界のバケモノたちありがとう。

 

あなたたちは本当に素晴らしい。

 

これからも応援しています。

 

僭越(せんえつ)ながら、ペルーよりエールをお送り致します。

 

フレー! フレー! み・な・さ・ん! フレッ! フレッ! みなさんっ! フレッ! フレッ! みなさん~~~!

 

ワ~(拍手)!!!

 

チャッ! チャチャチャッ!

 

 

これにて「WTTコンテンダーリマ2022」についてのブログは終了。長らくお付き合いくださりありがとうございました!

 

 

また新ネタが手に入りましたら、ブログを更新致します!

 

~完~

 

私が「体力」を馬鹿にしていた時のお話し

私が現役時代に犯していた失敗が2つありました。

 

それは「体力を馬鹿にしていた」ということと「練習前にストレッチをしていた」ということ。

 

動的なストレッチではなく、筋肉を長い時間伸ばすやつ。床にペターンってするやつ。

 

練習前にストレッチをしてしまうと筋肉が緩んでしまい、「これから練習するよっ!」という準備にはならないんだそうです。

 

床ペターンのストレッチは「練習後の身体をクールダウンさせ、上手に休ませるため」の儀式。

 

しかし当時の私はつゆ知らず、練習前に一生懸命「床にペターン」をしていました。

 

「ちょっ! 西田っ! それダメッ! それ、ダメなやつ~! 練習前にしたらダメなやつ~!」と当時の西田に教えてやりたい。

 

「森薗選手のようにダッシュとかして~! とにかく速く動いてみて~!」

 

 

社会人になっても「体力」は重要視していませんでした。これも失敗。

 

先ずは技術が何より大事で、体力のトレーニングをする時間があるならば技術向上のために時間を割いた方が賢明なのでは? と本気で思っていました。

 

 

高校生の頃にようやく「メンタル大事!」と気が付いたり、「技術と戦術を駆使して点を取らないといけないんだ!」と分かってきたのですが、どうしても体力の必要性はずっとわからないまま。

 

練習時間内に体力トレーニングのコマがあると「疲れるし、めんどくさい」と内心思いながら嫌々トレーニングをしていました。

 

できるのであれば、当時の自分をぶん殴ってやりたい。

 

 

「おい、お前。体力さんを馬鹿にするな!」と。

 

 

今よりもっと速く動けて、コーディネーション能力を持ち合わせていたら、どんなにミスが減ることか!

 

今よりもっと筋力があれば、どんなに得点に繋がるか!

 

今よりもっと持久力があれば、どんな疲れた場面でも踏ん張りが効いたことか!

 

 

今すぐ、謝れ。

 

疲れるから嫌だ、とか、めんどうくさいとか、ずっと後回しにして散々小馬鹿にしてきた「体力さん」に謝れ。

 

 

コーチであるあなたは選手の為に「体力トレーニング」を取り入れているかと思いますが、もし選手がそれを重要視していないのであれば、

 

このブログを読ませてあげてください。

 

 

それと、プロの試合を生で観させる機会を作ってあげてください。

 

それはそれはビックリすると思いますよ。

 

「何このスピード!?」って。

 

「何このパワー!?」って

 

「何このコーディネーション!?」って。

 

そして、すかさずコーチのあなたが諭(さと)すんです。

 

「若者よ、目あらば見よ、耳あらば聞け。ここに体力の無いヘナチョコがいたとして、そのヘナチョコは彼らに立ち向かうことが出来ると思うか?」と。

 

「卓球は技術も、戦術もメンタルも大事だが、体力もとっても大事なんぞよ」と。

 

 

問題です。コンテンダーに出場している選手、そのまたコーチたちは一体どんな人だったでしょうか?

1、バケモノ

2、怪獣

3、卓球の選手としてはもちろん、人として超一流。

 

 

~続く~

森薗選手があんなに速く動けるワケ

ラテンアメリカの選手やヨーロッパの選手と比べると、アジアの選手ってとっても動きが速いと思いませんか?

 

どうしてでしょうか?

 

体格や骨格の問題でしょうか? それとも、やはりトレーニングの仕方で変わるのでしょうか?

 

私がペルーのナショナルチームでスパーリングコーチなどをしていた時は「イズミはなんてフットワークが速いんだ!」と彼らの目を白黒させていましたが、私が速く動けるからくりはとってもシンプル。

 

「足を踏み入れたら(動いたら)、その足をとにかくすぐにニュートラルの位置に戻す」

 

これを繰り返すだけ。

 

まぁ、ペン表前陣速攻型ということもあり、台にべったり張り付いてバウンド直後めがけてボールを打ちますから、それもあるでしょう。

 

しかし、そんな私から見ても森薗選手のフットワークの速さはちょっと尋常じゃないですよね。

 

そう、まさに「異常」。あんなに速く動けるなんて、異常。

 

 

 

「どうしたらそんなに速く動けるようになるんですか? どんなトレーニングをしているんですか?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。

 

「先ず、自分の筋肉がどれくらいまで速く動かせるのかを知らないといけない。そして、その速さの限界を超えるようにトレーニングしないと、更に速くはならない。いかにスピードを出せるかが目的なら、まずはボールは打たずに、とにかく速く動いたり、ダッシュをしたりしているんです。そしてそのスピードを卓球でも使えるようにリンクさせるんです」

 

↑下手な説明ですみません(泣)。よく分からなかったという人は直接、森薗選手に聞いてみて下さい。

 

嗚呼、なるほどね。って言うに違いありません。

 

「それなら私にも出来そうだ!」って右の拳を左手の手のひらに「ガッテン!」させると思いますよ。

 

それにしても……、どうしてこの話しを現役の時に知っていなかったんだろう!

 

 

ところで森薗選手の練習時間、2時間~2時間半なんですって。えっ? ちょっと少なくないですか?

 

でも、練習を始める前のウォーミングアップに40分かけるんですって。しかも、普通の人からすれば、それはウォーミングアップじゃないんですって。

 

「明日と明後日、学校(または仕事)を休みます」って言うほどきついんですって。

 

 

やっぱりね。彼を小さな怪獣って表現したことあるんですけど、やっぱり「小さな怪獣」でしたよ。

 

「うお~~~!!!」

 

って感じしません? 彼の卓球見ていると。

 

とてもエネルギッシュで、パワフルで、素早くて、目が追い付かない。速くて何だかよく見えない。

 

問題です。私が現役時代に犯していた失敗はどれとどれでしょう?

1、体力を馬鹿にしていた

2、卓球のビデオを観て、それらのプレーを真似しすぎていた

3、ウォーミングアップが大事、と、練習前にストレッチする時間を長めにとっていた

 

 

~続く~

「心技体」に、順位をつけるなら?

どうしてコンテンダーに参加したそうそうたる選手の方々や坂本竜介くんに聞かなかったのか自分でもちょっと信じられないんですけど、まんまと聞き逃しましたよ。

 

プロの選手にお聞きします。

 

 

  • メンタル(心)
  • 技術
  • 戦術
  • 体力

 

以上の4点で順位をつけるなら、あなたはどう答えますか?

 

 

まぁ、私が思うに、1位はメンタルでしょうね。たぶん、きっと。

 

全然違っていたらすみませんね。

 

でもね、オリンピックとかワールドカップに出場するんですから、メンタルが一番大事じゃないと、じゃあ一体何が一番大事なんですか? っていう話なんですよ。

 

メンタルが普通の一般人だったら、緊張のあまり失禁するでしょうよ。

 

それなのにプロの彼らはしっかりと二本足で立ち、おもらしもせずに、ラケットを振り回してるんですよ? ちょっと信じられませんよね。

 

で、メンタルの次に大事なのは何かな~、って考えてみたんですけど、まず、技術ではないと思うんですよ。だって、プロの方って、何でも出来るんですよ?

 

そもそも、ミスをしないんですよ?

 

じゃあどこで点を取り合うのかというと、戦術でしょうね。

 

「思い切った戦術」や「相手の裏の裏を突いた戦術」、「ここで! まさかの! あの戦術!」など、本当に色々とあると思いますよ。

 

1位メンタル、2位戦術と続きました。さて、次は何でしょう?

 

体力かしら? だって、

 

信じられないスピードと回転でボールが打てるんでしょう?

 

信じられないスピードと回転でボールが飛んでくるんでしょう?

 

そして、

 

信じられないコースにボールが打てて、そして飛んでくるんでしょう?

 

しかもそれを連続で打ち返さなきゃいけないのに、それが可能な体力がなければそもそもそのコートに立っていないはず。

 

「いや、俺様のテクニック(技術)で打ち返して見せる!」という人は、二重跳び連続で1500回跳べる~みたいなバケモノ相手に、ボッコボコにされるでしょうね。

 

ノータッチでしょうね。

 

 

ということで、「プロの選手に順位を聞いたら1位メンタル、2位戦術、3位体力、4位技術という答えが返ってくるんじゃないか?」という、私の推測でした。

 

もちろん、人それぞれ答えは違うと思います。違って良いんです。むしろ、その違いを知って「なるほど! そういう考えもあるんだな!」という話しで盛り上がりたいんです。

 

皆さんはどう考えますか?

 

 

問題です。森薗選手が速く動くために行っているトレーニングを聞いて、私が感じた感想はどれでしょう?

1、そんなトレーニング、私には絶対に無理!

2、頑張って訓練すれば、私にも出来るかもしれない!

3、なるほど! それだったら私にも絶対に出来る!

 

~続く~

坂本竜介くん使用中のミズノのラケット「アルティウス・コンボ」

卓球王国の「ゆうさん」のように、ラバーやラケットを試打して、感想や意見を述べるのが趣味で大好物な旦那レンソ。

 

まぁ、意見を言ったところで1銭も入ってこないですけどね。むしろ、出て行く一方。自腹でラケットやラバーを購入していますからね。

 

レンソはここぞとばかりにミズノのラケットやラバーについて坂本くんに聞いていましたが、「……ミズノのラバー、もし持ってたらくれないかな?」と唐突に言い出した。

 

「イズミ、聞いてみてよ!」

 

「嫌だよ! 恥ずかしい!」

 

「お願い! もしかしたら余分に持ってて、一枚くれるかも!」

 

「ちょっと! 図々しいでしょ!」

 

「お願い、聞くだけでも聞いてみて!」

 

「坂本くん、ちょっとごめんね、なんかね、レンソがいきなりね……」

 

「ラバーは今持ってないんだけど、ラケットだったら僕の使ってるのがあるから、それをあげようか? ラバーは両面にQクオリティーが貼ってあるよ」

 

凄いのキター!

 

なんかいきなり凄いのキター!!!

 

レンソは目をキラッキラさせながら「バンザーイ!!!」と叫んだ。

 

食べていたセビッチェの汁がそこら中に吹き飛んでいましたが、この時ばかりは私も興奮してしまい「ちょっと! 食事中に唾飛ばさないでよ!」と怒るのを忘れ、「えっ!? 坂本くん、本当に良いの?」と目を白黒させながら聞き返すので精一杯。

 

「うん、良いよ。レンソもこんなに喜んでくれてるし」

 

いや~、これですよ。

 

高校生の時から、「彼はなんか人と違う」とは感じていましたが、やっぱりこれですよ。

 

普通、自分が使っているラケット、人にあげます?

 

人にあげるという人、手を挙げて下さーい。はい、一人いました~、今このブログの原稿チェックしている坂本竜介くんですー。

 

いや~、それにしても、いやはや、いやはや……。

 

坂本くん、今回は本当にありがとうございました。

 

 

家に帰って早速、試打。

 

アルティウス コンボ

 

両面にQクオリティーが貼ってありましたが、レンソはバック面をQ5に張り替え、自分仕様にカスタマイズ。

 

剥がしたQクオリティーはベネズエラ人の友達にプレゼントしていました。友達も大喜び! レンソの影響で、彼もすっかりミズノのQシリーズのファン。両面にQシリーズが貼ってあります。

 

「軽いし、弾むし、回転もかかる。とっても良いラケットだ!」と、とても気に入り、レンソは毎日アルティウス・コンボを振り回して卓球を楽しんでいます。

 

妻の私から言うのも何ですが、旦那のレンソはとっても友達が多く、みんなから信頼されています。そのため、卓球友達から「僕もこのラケットを使いたい!」という依頼が殺到!

 

ミズノさん、大至急ペルーにミズノの用品を送って下さい!!!

 

旦那のレンソが売りさばきます!

 

 

問題です、というか、質問です。プロの卓球選手に「以下の4点で1位から4位まで、順位を付けてください」と質問したら、どのような答えが返ってくると思いますか?

1、メンタル(心)

2、技術

3、戦術

4、体力

 

~続く~

元・幻のクラスメイト、坂本竜介くん

青森山田高校の時、クラスメイトに坂本竜介くんがいました。

 

大会やら試合やら、遠征やら合宿やらでほどんどクラスには居らず、たまに出席した日にはクラスがざわつくほど。

 

そんな坂本竜介くんが、今回コンテンダーのリマ大会でコキニワのベンチコーチとして参加。

 

坂本君と一緒にお昼ご飯を食べに行きました。

 

ペルーが誇る、これぞペルー料理「セビッチェ」。

 

セビッチェをつつきながら、彼は瓶ビールを軽く5,6本、車の運転の為ビールを飲めなかった旦那のレンソはコカコーラゼロを飲みながら、卓球の話しに盛り上がります。

 

そして私を含め、皆さんが一番聞きたい質問を、皆さんを代表して聞いてきました。

 

「そんなことより、一体どんな選手が強くなれるの?」

 

なんかね、「身体の使い方が~」とか「試合中の駆け引きが~」とか、「練習中の心構えが~」とか「回転量やスピードの割合、ボールの軌道が~」とか、難しい説明をされて質問をしておきながら理解できるか心配だったんですけど、とってもあっさりでシンプルな答えが返ってきました。

 

 

「やっぱり、卓球が好きな選手かな!」

 

 

コンタクトレンズがポロリと落ちるかのように、目から鱗が落ちましたよ。

 

「なるほど」と。

 

「やっぱり、そういうことなのか」と。

 

ふなちゃんさんがコメントで下さったとおり、「卓球が好きで、よく練習して、賢い人」は、もちろん強くなるでしょうね!

 

 

問題です。坂本竜介くんが旦那のレンソにプレゼントをくれました。それは何でしょう?

1、新しいミズノのラバー

2、ミズノのキーホルダー2個

3、彼が使用中のミズノのラケット

 

~続く~