千葉商科大学 卓球部

千葉商科大学 卓球部

 

すっごい歓迎して頂きました。金子監督凄い。

 

昔、リトルキングスで一緒に卓球練習していた子がいたんですけど、その子が千葉商科大学出身で。

 

今回ペルー人を連れて、その子の母校である千葉商科大学さんに練習に行かせてもらいました。

 

 

着いてびっくり、大学の校内はとっても広くてきれいだし、大学の入口に「ペルー卓球一行様、ようこそ!」と立て札を立ててくださったり、お昼ご飯のお弁当を準備してくださったり、学生さん達と一緒にご飯を食べさせていただいたり、練習や試合はもちろん、その後に大学で作ったはちみつを使ったタルトやカレー、絵葉書などのプレゼントまで用意してくださりました。

 

ペルー人の子供たちの大学生の印象は「面白くて優しくて卓球が強いお兄さん達」だったと言っていました。

 

 

それにしても、大学生の卓球のセンスがめっちゃいい。

大学の施設もめっちゃいい。

監督の金子さんもめっちゃいい。

 

アテンドしてくれた吉川君もめっちゃいい。(唯一、初めて行く練習場に迷わずにたどり着けたのは吉川君のおかげ)

 

千葉商科大学の学生の皆さん、金子監督、吉川くん、今回は本当にありがとうございました!

三浦学苑高校 卓球部

三浦学苑高校 卓球部

 

改めて感じたのは、「強いっていうのには必ず理由があるんだ」ということ。

 

 

もうね、三浦学苑さんが強いのは一目瞭然でした。

 

 

むしろ、「これで強くならない訳がない」と思いました。

 

 

ははーん、なるほど。と。

 

 

あのですね、とりあえず、渡辺先生が凄い。

 

 

もちろんコーチの先生方も素晴らしかったし、卓球部の生徒さんも素晴らしかったです。

 

渡辺先生には新しい打ち方を指導して頂きました。

 

サービス、シュート回転の速いボール、カット、カウンター攻撃などを教えて頂き、ペルーの子供たちはとても喜んでいました。

 

かくいう私も、とっても喜んでいました。

 

ウォーミングアップ、トレーニング、ストレッチも、全て抜かりがありません。

なるほど、そりゃみんな強いわけだ。

 

湘南工科大学付属高等学校

まずね、名前からしてかっこいいですよね。

 

事前に妹に調べてもらったところ、

 

「最寄り駅からバスでも行けるし、徒歩でも行けるみたいよ」と。

 

楽勝。

 

余裕。

 

バスなんて、いろんな路線からたくさん出ているらしいですよ。

 

まぁ、いつも通り地図を用意せずに最寄駅まで来たんですけど。

 

なんでかな、迷うんですよね。

 

バスで待っているおばさんに聞いたり、バスの運転手さんに聞いたり。

 

「ここをずっとまっすぐ歩くと着きますよ」とバスの運転手さんに教えてもらったので、歩いていく事にしました。

 

「結構歩いてるけど、本当にこの道で合ってる? 間違えてたらどうしよう!」

 

もー不安でしかない。

 

高校が見えた途端、水を得た魚のように生き生きし始めるわたし。

 

「さっ! みんな早く歩いてっ! 私にちゃんと着いて来てっ! モタモタするんじゃないよっ!」

金魚の糞

なんかさー、道歩いてるときとか、電車の乗り換えしてるときとかに、

 

金魚の糞のように付いて来い!」っつってるのに、ペルー人の男の子たち全然付いてきてくれないんですけどどうゆうこと?

 

この前なんか、湘南工科大学附属高等学校で卓球の練習させて頂いたあとに生徒さんたちと一緒に駅まで歩いて帰ったんですけど、

 

私に付いてこない金魚の糞たちが4人から12人に増えまして。いつもより更に歩くのが遅くなり、金魚のうんこは固まった団子状態の便秘になっていました。

 

 

 

もー、寒いよ〜。

 

早く帰ろうよ〜。

 

おばさん、寒くて凍えちゃってるよ~。

 

 

っつって道もわからないのに一人でスタスタ歩いてたら金魚の糞の一人が20メートル後ろから

 

「西田さーん!ここ、左に曲がりま〜す!」っつって叫んでるわけ。

 

え? 「駅まではずっと一直線です!」って、あなたさっき言ったよね?

 

「ヨシ来た!一直線じゃ、さすがの私でも迷わないぜ!

 

って、意気揚々と便秘気味のうんこたち引き連れて歩いていたけれど。

 

 

え、そこ曲がるの?

 

 

じゃあ「一直線」じゃなくね?

 

 

しかも、もうちょっと早く教えてくれても良くない?

 

 

20メートルって、結構進んでいるよ?

 

 

私、あなた達の前を歩いていたよね? あれ気が付かなかったのかな?

 

 

金魚が糞の方へ戻りました。

ヒラヤマユウジさん

卓球王国でイラストを描かれているヒラヤマユウジさんに声をかけさせていただき、一緒に海老名総合体育館で練習をしていただきました。

 

「せっかくだから、一緒に卓球しましょう!」と言うことで1セットマッチの試合をしましたが11-9とギリギリで勝たせていただきました。

っていうか普っ通に強いんですけど。

 

左利きで、6角形ラケット、バック面が半イボで、ピンク色のラバーのフォアは弾きながらストレートに打ってくる。

 

しかも動きが速い。

 

その動きはまるで忍者のようでした。

 

サーブもお上手で、私はレシーブミスを何本もしてしまいましたが、

 

ヒラヤマさんのサーブミスも同じくらい多くて二人で笑ってしまいました。

 

結局2セットしましたが、とても楽しかったです。

 

↓練習前の様子。

「ペルーの子供たちに」と、プレゼントまで頂き、子供たちは大喜び。

 

 

「これで西田さんの息子さんに本を買ってあげて下さい」と図書カードとなる前の形のものまで頂き、本当に感謝しています。

 

 

ヒラヤマユウジさん、今回は海老名総合体育館まで来ていただき、一緒に卓球していただき本当にありがとうございました。

 

練習後。

高島則夫さん

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」

 

これね、私の事だと勘違いしてしまう人もいるかと思いますが、それはしょうがないとして。

 

もう一人居られるんですよ。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」卓球プレーヤーが。

 

 

高島則夫さん。

 

伝説のカットマン。

 

2024年、全日本卓球選手権大会。英田理志選手の試合を見ていたら、

 

 

あれ? ベンチコーチに入っているあのお方は……

 

私は目が悪くて、よく見えなかったんですけど、あれ絶対に高島則夫さんだ。

 

だって「蝶のように舞い、蜂のように刺しそうなオーラ」がめっちゃ出ているんですもの。

 

 

奇跡的に会場でお会いし、話をさせていただきましたがやはり高島則夫さんでした。

 

青森山田高校時代に高島さんに少しだけ指導していただいたことがあったのですが、こんな私の事も覚えて下さいました。

 

 

世界チャンピオンはですね、記憶力も抜群なんですよ。

 

 

まあね、ご指導をいただいた後日、感謝の手紙を作文用紙に書いて送りつけた人は、私の他になかなかいないと思いますよ。

 

 

高島さんには「作文くれた子」と記憶されているに違いない。

梅村礼さん

今回も梅村礼さんには大変お世話になったんですけど。

 

左から、梅村さん、野中由紀さん、私。

梅村さんいわく「いっちゃんはね~、なんか色々大変」だそうです。

 

お言葉ですが梅村さん。ちょっと反論してしてもよろしいでしょうか?

 

 

あのですね。

 

 

え~っと……。

 

 

その、なんと言うか……。

 

 

話は変わりますが、梅村さんが「今から近藤欽司監督を囲む会で藤井寛子(さん)とか、藤沼亜衣(さん)が来るけど、いっちゃんも行く?」と誘って頂きました。

 

 

これ、断る人なんて居ないでしょう。

 

行かない人がいるとしたら、それは相当な大バカ野郎でしょう!

 

「行きます行きます!」

 

「じゃあ私トイレ行ってくるから、そこの入り口で待ってて」

 

「ありがとうございます!」

 

 

ペルー人には「7時にはここに集合しておいてね!」と伝えてありました。

 

そして今ちょうど7時! さすが私!

 

藤井さんと藤沼さんに逢える~! ってワクワクしていたらペルー人の奴ら集合場所にいねーの。もう7時なのに。

 

やべぇ、梅村さんが来ちゃう!

 

ペルー人いねぇ!

 

梅村さんが来ちゃう!

 

ペルー人いねぇ!

 

梅村さんに○される!

 

ペルー人のやつら、今ごろ呑気にお菓子とかジュースとか飲んでたらただじゃおかねぇ!

 

遠くから梅村さん見えるけど、キョロキョロしながら誰かに電話している!

 

その電話の相手は確実にわたし!

 

肝心の私の携帯電話は充電切れ!

 

この役立たずめっ!

 

「あ~、いたいた。じゃあ、行こうか?」

 

「梅村さん……怒られる覚悟で言います。……ペルー人が何処にも見当たりません……」

 

「あっそうなの? じゃあ、レストランの場所教えてあげるから、後でおいで」

 

そう言って携帯で地図を見せてくれたけど、私、地図読めません。

 

読もうとしたところで絶対に反対方向に行って迷子になるので無理です。

 

「じゃあ写メ撮れば?」

 

「携帯の充電が切れました……」

 

 

せっかくのご好意とチャンスを見逃した私は意気消沈し、ペルー人たちが15分後にノコノコ現れた時にゲンコツの一つでもお見舞いしてやろうと思っていましたが

 

 

「そこの試合を見ていました!」

 

 

と言われてしまい、「ぐぅ」の音も出ませんでした。

ブラジルの武田さん

もうね、このお方に日本でお会いできて、嬉しいを通り越して震えました。

 

プルプルッつって。

 

ブラジルでどのくらいお世話になったか計り知れません。

 

武田さんにも言われましたよ。

 

「きみにはお世話をした」と。

 

まぁそうでしょうね。そうでしょうよ。お世話していただきましたよ。

 

 

近状をお伺いしましたが、神奈川県の横須賀市で、「昔はお姉さん」方に卓球を教えていらっしゃるそうなのですが、

 

多球練習とかで80代のお姉さま方を「半殺し」にしているそうです。

 

 

ちょっ! 武田さん武田さん、言葉のチョイス、ちょっと気を付けてくれません?

 

 

「半殺し」ってあなた……。

 

 

 

それでも生徒さん達は動けるようになるし、ボケ始めていた方がしっかりしてくるようになったりと、効果は抜群!

 

 

え? ボケ防止? それ、私にも効くかな?

 

私も武田さんに半殺しにして貰えば、このボケも治る?

 

……時差ボケも治る?

 

 

それにしても、久しぶりにお会いしてビックリ!

 

え? クリエーター?

 

それとも、シンガーソングライター?

 

なんか、見た目がすっごいんですけど。

Rika Sato

全日本卓球選手権大会 2024

 

行きましたよ。観に行きましたよ。

 

全日本卓球選手権大会に出場されているすべての皆さんの応援に、ペルー人の4人を引き連れて。

 

フレーッ! フレーッ! み・な・さ・ん!

 

 

ペルーの子供たちはレベルの高い日本の選手たちを見て、感動していました。

 

そして、いろんな方にご挨拶もさせて頂きました。

 

 

全日本の会場をウロウロしていましたら近藤欽司先生をお見かけし、ご挨拶に伺った際。

 

近藤先生の隣に、旦那のレンソが大好きな「Rika Sato」さんがいらっしゃいました。

 

白鵬女子高校時代に日本一になられた、あの伝説の「Rika Sato」。

 

「これは写真を撮ってレンソに見せてあげよう!」と、旦那想いの、優しくてかわいい奥さんが、携帯電話を出しながら、心の中で話しかける「練習」をした。

 

 

間違えても「アナタハ Rika Sato?」なんて聞いてはいけない。

 

 

日本人たるや、そこはしっかりと「佐藤利香さんですか?」と聞かなければならない。

 

 

「旦那のために!」と逸る気持ちと、「Rika Sato」ではなく「佐藤利香さん」と言わなければならないプレッシャーと戦いつつ、出た言葉がコレ。

 

 

「星野美香さんですか?」

 

 

「キャー(悲鳴)! 近藤先生、私、初めて間違えられました!」

 

 

もうね、Rika Sato、激怒。

 

 

利香ちゃん、激怒ぷんぷん。

 

 

きびすをかえして何処かに行ってしまいました。

 

 

自分でも本当にびっくり。

 

 

「えっ?」つって。

 

 

どうして「Rika Sato」と「星野美香さん」を間違えたの?

 

 

佐藤利香さんに「すっすみません! 旦那がいつもRika Sato、Rika Satoって言っているので、それを『佐藤利香さん』と、日本語に直そうとしたらなぜか、星野美香さんの名前が口から勝手に出ていました! たぶん、まだ時差ボケが治っていないみたいで! あ、私、ペルーから来ました西田泉と申します!」と言おうとしたけど佐藤利香さんはもう居ない……。

 

 

誰か、豆腐を持って来てください。今から頭にぶつけて見せます。

 

 

Rika Sato、またの名を佐藤利香さん、この度は名前を間違えてしまい、本当に本当にすみませんでした。

 

どなたかこのブログを読んでいる佐藤利香さんのお知り合いの方がいらっしゃれば、こうお伝えください。

 

 

「佐藤利香さんの名前を間違えたあの小娘は、

 

 

あの時まだ時差ボケが治っていなかったようだよ」と。

 

 

そしてその時差ボケは、これからも治らないかもしれない。

「また迷ったの?」

私が駅の中の乗り換えの時にもたついたり、道を歩くときに少しでもまごつくと、

 

「また迷ったのかな?」

 

というペルー人の男の子の声が聞こえるんですけど。

 

 

なんかさー。

 

 

少しでもモタモタすると、すぐこう言われちゃうから困っちゃいますよね。

 

 

いやいや、迷ってないし。

 

 

ただちょっと、ここは良く見ておかないと、後先困るかな~? と思って、今慎重に乗り換えのお知らせとか「吟味」してるんですけど。

 

 

それでも間違えますけど。

 

 

まぁ、「吟味」したところで、何にも味わえてないっつー。

 

 

生まれつきだと思うんですけど、地図とか道とかの吟味の仕方がイマイチわからないというか。あれってどうやって味わうものなのでしょう?

 

 

この前、秋葉原駅に行こうとして、乗り換えの場所2回くらい間違えましたけど。

 

 

でもさ、すぐに「また迷ったの?」ってすぐに言うの、辞めてくれませんか?

 

 

一応言っておきますけど、私スペイン語わかりますから。

 

 

で、結構傷付きますから。これでも人間の子なんでね。

 

 

それにしてもペルーの子達から来るプレシャーがね、すごいんですよ。

 

 

「イズミ先生……これ以上、道に迷わないで……。道に迷うたびに僕たち沢山歩かなきゃならないので……」

 

 

わかっとる! そんなの、わかっとるわい!

 

 

「小僧どもは、黙ってワシに付いて来い!」

 

 

道案内はスマートに。カッコよく。お手本を子供たちに見せてあげたい。

 

 

 

でもね、「わしは迷子になっとらん!」って言い返してやりたいけど、迷子になりつつあるというか。

 

 

実際、迷子というか。

 

 

こうしよう。眉間にしわ寄せて、目を閉じて、唇を噛み締めながらウンウン頷くんです。

 

 

腕なんか組みながら、

 

 

「そうだよ、迷子だよ」。