5月14日から行われた、ITTFタイジュニア、カデットオープンの前にホーチミン市において事前合宿が行われました。
参加者は、河野正和 団長(上宮)、橋津文彦 男子監督(野田学園)、鈴木慎介 女子監督(札幌大谷) 坂部忠彦 総務
男子選手、渡辺祐介(明徳義塾)、平野晃生(野田学園)、郡山北斗(関西)、松下大星(愛工大名電)
女子選手、安藤みなみ(慶誠)、平真由香(正智深谷)、芝田沙季(四天王寺)、伊藤佑里子(札幌大谷)
今回は、タイで行われる試合のために、気候になれることと、海外の選手達と共に練習することにより、環境になれることを主眼として行われました。
2日間、3時間弱の練習を4コマ行いましたが、ホーチミン市は雨期に入る直前で1番熱い時期。
35度の気候の中を練習場まで毎日15分歩き、その後クーラーが入っている練習場とはいえ30度弱の中で練習を行いました。
日本選手たちは、いつもと違った練習環境の中、緊張感を保ちながら練習をしておりました。
選手たちの感想で1番多かったのは、湿気が多く球が落ちる。ラリーが続かないとの感想が1番多く、やりずらい中での練習は非常に経験になったようです。
またホーチミンの選手たちにとっても、自分たちより若く強い選手たちといろいろな練習を行う中、相当疲れておりましたが、いつもと違った練習方法をたくさん行い、次週に行われるベトナム全国大会に向けて、良いモチベーションを頂いたようです。
ホーチミンの選手たちはラリー中にラケットが下がり打点が下がる傾向にあるため、カウンターを多く取り入れた練習方法は今後の為に非常に参考となりました。
特に女子選手数人は、打点を早くしようとするため、体と台との間にスペースがなく、どうしてもラケットを縦に振る動作が多かったのですが、適格な距離をとり、体の前で打球することによりラケットを水平気味に振る事ができるようになりました。