年別アーカイブ: 2019

ゴールデンラケット大会、動画まとめ。

大会2日目より、スポーツ動画生中継の会社より、売り込みがあり急遽、生中継が行われることになりました。

メインテーブルには、国営テレビホーチミンテレビの中継が入るため、カメラの位置はあまりよくありませんでしたが、メインの隣の台を撮影しています。

女子団体戦、決勝、日本対タイ。

決勝トーナメント、女子シングルス1回戦、皆川選手、男子シングルス1回戦、阿部選手。

男子シングルス、準決勝、団体戦表彰式、男子シングルス決勝。

 

ゴールデンラケット大会、女子結果。

女子参加は14チーム。

日本女子は予選リーグで香港Bに3-0、ベトナムハイズン省3-0、と予選を1位で通過。

決勝トーナメント1回戦で香港Aと対戦。ZHANG WENJING選手に2点取られましたが、最後はカットの浅井選手がきっちり勝利し、3-2で準決勝へ。

準決勝、中国広西省と対戦、昨年日立化成から日本リーグに参戦していた趙琳選手が参加しているため苦戦を予想しましたが、トップで浅井選手が趙琳選手に3-0で勝利すると波に乗り、各試合すべて3-0で勝利し決勝戦へ。

決勝戦はタイ。タイの主力メンバーは強く一昨年も同じメンバーで優勝しています。日本は変化で勝負しました。3番で皆川選手が3-2で勝ちましたが、後に続くことができず、1-3で敗戦し準優勝でした。

優勝、タイ、2位、日本、3位、ホーチミン市A、中国広西省。

女子シングルス。53名の選手が参加し、6~7名が1ブロック、合計8ブロックでの予選。各リーグ2名が予選通過、16名で決勝トーナメントを行いました。

優勝、SUN CHEN(ホーチミン市、中国人助っ人、右ペン表)2位、趙琳(中国広西省)、3位、PARANANG ORAWAN(タイ)、KHETKHUAN TAMOLWAN(タイ)。

出澤 杏佳(大成女子高等学校)

7名の予選リーグ、LEE Ka Yee(香港)に敗れ2位通過。決勝トーナメント1回戦、浅井選手に4-3で勝利。準々決勝、趙琳(中国広西省)にセットオール8本で敗れ、ベスト8。

皆川 優香(神須学園高等学校)

7名の予選リーグ、全勝で1位通過。決勝トーナメント1回戦、ホーチミン市KHANH選手に4-3で接戦をものにしたが、準々決勝、(タイ)に4-1で敗れベスト8。

浅井 一恵(桜丘高等学校)

6名の予選リーグ、ホーチミン市、マレーシアのエースと同じリーグでしたが、全試合、オール3-0で1位通過。決勝トーナメント1回戦で、出澤選手に敗れ、ベスト16。

杉田 陽南(香ヶ丘リベルテ高等学校)

7名の予選リーグ、香港、シンガポールのエースに敗れ、予選リーグ3位、決勝トーナメント進出ならず。

今回、女子は、団体、シングルス共に3位以上の目標を立て試合に臨みましたが、シングルスは惜しくもベスト8でした。

参加した選手、卓球王国に載るような強い選手たちではありませんでしたが、みな強かったです。

ゴールデンラケット大会、男子結果。

本年度、男子は、中国(広西)、香港、インドネシア(PPLM DKI JAKARTA)、韓国、マレーシア、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム各クラブ、10か国、16チームが参加しました。

予選は4ブロック、4チームによるリーグ戦。

日本、団体戦予選は、台湾(HSINCHU)、インドネシアB(PPLM DKI JAKARTA),ホーチミン市Aと対戦。インドネシアB3-0、台湾3-1と順調に勝ち進みましたが、中国人助っ人を加入した、ホーチミン市Aに1-3で負けたため、ホーチミン市、台湾と三つ巴となり2位で予選通過。

決勝トーナメント1回戦。韓国A(軍隊)と対戦。1番で阿部選手が3-1で勝利しましたが、後が続かず1-3で敗戦し、ベスト8でした。

優勝、タイ、準優勝、韓国A、3位、ホーチミン市A、中国広西。

男子シングルス、60名の選手が参加し、7~8名が1ブロック、合計8ブロックでの予選。各リーグ2名が予選通過、16名で決勝トーナメントを行いました。

優勝、WANG KAIBO(広西)、準優勝、LIANG TIANHONG(広西)、3位、PANAGITGUN YANAPONG(タイ)、JEONG YEONGHUN(韓国)

残念ながら日本選手は入賞することができませんでした。

松田 歩真(野田学園高等学校)

7名の予選リーグ、ホーチミンの助っ人中国人を3-2で破り全勝で1位通過。

決勝トーナメント、1回戦、韓国Aの選手に4-1で勝利。準々決勝、韓国Aチームのエースに3-1でリードするも逆転負けし、ベスト8。

阿部 悠人(希望が丘高等学校)

8名の予選リーグ、全勝で1位通過。

決勝トーナメント1回戦、準優勝した、中国の選手にセットオール8本で負け、ベスト16。

横谷 晟(愛工大名電高等学校)

8名の予選リーグ、全勝で1位通過。

決勝トーナメント1回戦、ホーチミンの助っ人中国人に1-4で敗れ、ベスト16。

後藤 世羽(静岡学園高等学校)

8名のリーグ戦、4勝3敗で4位。予選通過ならず。

本年度参加人数が増え、タイムテーブルがうまく進みませんでしたが、試合数は多くできました。

今回、参加した日本選手4名中3名が、高校2年生。来年の大会に期待です。

帰国後は、インターハイ。皆さんの活躍を心より期待しております。

第33回ゴールデンラケット大会開催。

本日より第33回ゴールデンラケット大会が開催されております。

ホーチミン卓球連盟のホームページに、結果順次掲載されております。

http://pingponghcm.org/cay-vot-vang-2019-golden-racket-tournament-2019/

日本チーム

団長 小坂信彦 (公財)全国高体連卓球専門部、男子監督 小林 明史(公財)全国高体連卓球専門部、女子監督 関川 次郎 (茨城県:大成女子高等学校)

男子選手

横谷 晟(愛工大名電高等学校)、阿部 悠人(希望が丘高等学校)、松田 歩真(野田学園高等学校)、後藤 世羽(静岡学園高等学校)

女子選手

出澤 杏佳(大成女子高等学校)、浅井 一恵(桜丘高等学校)、皆川 優香(神須学園高等学校)、杉田 陽南(香ヶ丘リベルテ高等学校)

会場の様子です。

 

ブダペストの風景。

じっくりと観光はできませんでしたが、街中の写真です。

ホテルの前の通りです。右奥に大きな駅がありました。

夜中の12時過ぎ、タクシーで夜景の有名なところに連れて行ってもらいました。

 

少し寒かったですが、屋外で毎日ビールを飲んでいました。

街の建物はみな古く、非常に趣のある街並みでした。

世界選手権、ベトナム結果。

昨日、ドーハを経由し、16時間かけてホーチミンに戻ってきました。

関係者の皆様、お疲れさまでした。

おかげさまで、ベトナムは男子シングルスで予選を通過し、本選トーナメント1回戦に出場することができました。

NGUYEN Anh Tu(WR187)

3人のリーグ戦を抜け、本選出場決定戦でオランダのTROMER LANRENS選手(WR146)に4-1で勝利。

決勝トーナメントに進み、スロベニアのJORGIC DARKO選手(WR40)に0-4で敗れ、ベスト128で終了いたしました。

アップサーブからラリーの展開。善戦するものの、随所にバックストレートへのカウンターが決まり、なすすべがありませんでした。

毎年感じるのですが、年々、予選に出場する選手たちのレベルが上がってきており、予選を抜けるのがとても難しくなってきています。

そんな中、1名でも予選を抜けたことは大きな収穫でした。

ベトナムは、近年のシングルスの試合で、北京オリンピックでベスト32に入ったことがありますが、それ以外は世界選手権で最高ベスト128。

次回の世界選手権からは大陸予選があるため、出場できるかどうかはわかりませんが、ベスト128の壁を越えられるよう、また頑張っていきたいと思います。

 

世界選手権、本日よりスタート。

日本の選手たちはまだ試合が始まっていませんが、ベトナムやほかのランキングが低い国は今日からスタートです。

ミックスダブルス、2回勝てば本選に出場できるのですが、決定戦で負けてしまいました。

 

1回戦は無事に勝てたのですが、決定戦で北朝鮮と対戦し、0-3で実力の差を見せつけられました。特に女子選手のコース取りが非常にうまかったです。

対戦した、北朝鮮選手。

また、シングルスも同時に始まっています。

シングルスは3人、1グループで、1名が上位トーナメントに出場できます。

上位トーナメントを、数回勝つとようやく本選トーナメントに出場することができます。試合はすべて7セットマッチで行われます。

本日、出場したベトナムのトワン・アイン選手。グループリーグの位置が3番目のため、本日2回試合、行われました。

1回目の試合はモンゴルの選手に勝つことができましたが、2回目はトップランキングの選手。

イタリアのボボーチカ選手、世界ランク97位。やはり歯が立ちませんでした。

彼のシングルスの試合は初日で終了。

厳しい世界です。

シチズン時計卓球部、ホーチミン市交流。

昨年同様、3月14日にホーチミン選抜チームと合同練習を行いました。

午前中、2時間30分、ホーチミン市のトップ選手と合同練習を行いました。

シチズンの選手と基本練習を行った後、多球練習を多く行い、ホーチミンの各選手たちに対し個別に技術的アドバイスをいただきました。

午後は、午前中参加した選手に加え、ジュニア選手とホーチミン日本人卓球同好会の方々も参加し、3時間弱の講習会を行いました。

まずは、御内、上村選手による模範試合。その後、ホーチミンのトップ選手2名と3セットマッチによる交流試合を行いました。

上村選手対DUY選手。

その後、伊藤監督と各選手、3台に別れ、技術指導を行いました。

熱心に指導を受けるジュニアの選手たち。

最後は、お楽しみゲーム。フォアサイドの角に、ペットボトルのキャップを置き、5球中、1回当てれば、シチズンユニホームプレゼントというチャレンジゲーム。

皆大いに楽しみました。

プレゼントをゲットした子供たちと記念撮影。

伊藤監督コメント。

ホーチミン市では、合同練習、交流試合、模範演技、多球練習指導など盛りだくさんのメニューを消化した。特に若い子供たちと女性選手の強化ということで、ボールをたくさん使用してスピードアップと体力強化を図った。技術的な強化も同じ動作をたくさんすることにより、フォームが固まり安定して打球できるようになる。動作の遅れは試合では致命傷になるので、もっともっと意識して練習する必要がある。

最後に中古の卓球用品を、的に当てた人にプレゼントするチャレンジコーナーでは、練習より必死になりゲットした選手は大喜びで笑顔をみせていた。

古いものと新たなものが混在するベトナムは、まだまだ不安定な国と感じるが、若くエネルギーに満ちており、今後さらに発展していく国と感じられた。

最後に、この活動はやはり現地に直接行かないと知ることができないことで、人と人とが対面してこそ分かり合える部分も多いと実感している。引き続き継続して活動していきたい。

ベトナム交流事業、総寄付数。

・中古ラバー:70枚

・Tシャツ:20枚

・ユニフォーム・短パン:40枚

・タオル:25枚

今年は、ダナン市、ホーチミン市と2か所において交流会を行いましたが、どの場所においても非常に歓迎され、中身の濃い交流ができたと思っております。

非常に充実した5日間でした。

また来年に向け、私も頑張っていこうと思っております。

ありがとうございました。

 

シチズン時計卓球部、障がい者チーム訪問。

昨年に引き続き、本年度もホーチミン障がい者チーム練習場を訪問しました。

昨年の影響もあり、参加者も多く、皆楽しみに待っていたそうです。

練習場は、本年度完成したばかりの、地域のスポーツセンターに移動していました。台も6台設置でき、昨年に比べ環境は良くなっていましたが、クーラー等、空調設備は相変わらずなく、非常に暑い中、3時間弱、みんなで交流を深めました。

まずは記念撮影。

各選手、コーチに台についていただき、みんな入れ替わりながら練習しました。

ホーチミン在住の元日本リーガー、永田桂子さんも応援に駆けつけてくださり、みんなと共に練習していただきました。

試合や、ジュースからのゲーム練習、技術指導など、中身の濃い交流ができました。

休憩時間中も質問が絶えません。

最後は、御内、上村、両選手による模範試合。

伊藤監督コメント。

ホーチミン市に移動し、昨年同様障がい者施設を訪問した。練習場が新たにきれいになっていたが、冷房設備がなくとにかく暑かった。

そんな中、車イスの人、片腕のない人、足の不自由な人など、障がいのランクは様々だが、みなさん生き生きしており、障がいなど感じさせないくらい積極的に練習に取り組んでいた。

選手と打ち合う際も、自分からこの技を出して欲しい、これはどうやるの?と積極的に質問や要求をしていた。昨年よりも全体のレベルが上がっているようにも感じられた。

最後に選手による模範試合を披露し、普段見慣れないスピードで迫力のあるプレーに、みんさん大いに盛り上がっていた。

経済的に厳しい状況でもあるので、ラバーなどの消耗品が重要で、今回寄付した、使用済みのラバーやボール、ユニホームなど大変喜ばれた。

 

シチズン時計卓球部、ベトナム国際交流事業。ダナン。

昨年に続き、3月11日から15日まで、シチズン時計卓球部がベトナムに国際交流事業の一環として、いらしてくれました。

参加者は、伊藤 誠、御内健太郎、上村 慶哉。

伊藤監督より、国際貢献事業の意義をコメントをいただきました。

「弊社では、社会貢献活動を通じて、社会問題に目を向け、寄付金や、義捐金、または物資の提供だけでなく、その現場に赴き、直接支援することを目的としています。
そして様々な経験を通して視野を広げ、新たな価値観を学び、さらには企業価値の向上にも寄与していく。

年間で国内で1,2回、海外で1,2回を実施していこうと考えています。」

ベトナムにとっては非常にありがたいことです。

今回はダナン市卓球連盟より、熱心な依頼があり、ホーチミン到着後、飛行機を乗り継いで2日間ダナン市を訪問いたしました。

ダナン市は、ホーチミンから飛行機で1時間30分、ベトナムのほぼ真ん中にあり、ホーチミン市、ハノイ市に次ぐ第三の都市です。

まずは、現地幼稚園を視察。

ダナン市、たんぽぽ幼稚園。日本に留学経験のあるベトナム人の方が運営されています。

日本の教育の良いところを取り入れ、現地ベトナム人に対し、日本式の教育を行っている幼稚園です。

日本の幼稚園や大学と提携があり、当日も日本から来た大学生が育児補助をしていました。

園児数は250名、月謝は他の幼稚園よりも高いのですが、200名以上の入園希望待機者がいるそうです。

幼稚園児が幼少より卓球に触れ合えるようにと、ボールとラケットを寄付してきました。

ダナン市選抜チームとの交流練習会。

伊藤監督、コメント。

基本技術の紹介から、普段行っている練習のやり方、交流試合などを行った。

レベルは日本の中学生レベルであり、試合の組み立て方やポイントの取り方がしっかり指導されていないため滅茶苦茶であった。

ただダナン市の卓球連盟の方々が非常に熱心で、今後も継続して指導して欲しいという気持ちが強く伝わってきた。有望な子供もいるので、大事に育てて欲しい。

一緒に練習した選手たちには、ユニホームやタオル、使い終わったらバーを寄付しました。

床は、コンクリートの打ちっぱなし、クーラーなどはない環境ですが、みんな頑張っていました。

夕方から、ダナン市より車で1時間くらいの場所にある、世界文化遺産、ホイアンの街を見学してきました。

ホイアン旧市街地、日本橋。

夜になると、町中がランタンや灯篭でライトアップされます。

観光客が非常に多く、道を歩くのも大変でしたが、出店がたくさん出ていて、とても賑やかでした。