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日越外交樹立50周年事業-シチズン時計卓球部技術交流会

12月13日-14日、ホーチミン市において日越外交樹立50周年事業として、卓球技術交流会を開催しました。40周年、45周年に続き3回目です。

 参加者は、シチズン時計卓球部、御内監督、上村、三部選手、ベトナムナショナルチーム(7名)、カンボジアナショナルチーム(6名)、ホーチミン市選抜チーム、パラ選手、一般愛好者など、約100名で執り行われました。

在ホーチミン日本国総領事館、JICA、日本卓球協会、ホーチミン市スポーツ局、ホーチミン市卓球連盟が後援してくれました。

スポーツ局、領事館あいさつの後、シチズン時計卓球部より、使用済みラバー、シューズ、シャツ等をパラ選手や、ジュニア選手にプレゼントしていただきました。シチズン卓球部が企業活動として、数年かけて貯めておいてくれたものです。

ベトナム側からも、記念品の盾やプレゼントが渡されました。

 当日は、テレビ中継も入り、三部選手と、ベトナムチャンピオンのTU選手の模範試合も放映され、卓球を知らない来賓の方々も非常に楽しんでおられました。

 記念式典後は、参加した選手全員で、シチズン時計卓球部が普段行っている準備運動、技術練習を、13日、1時間30分、14日、3時間2コマ、一緒に取り組みました。ベトナム、カンボジアナショナルの選手たちはたくさん試合をしてもらい、とても良い経験を得たと思います。

今回、カンボジアナショナルチームのコーチに就任した阿部さんが、ナショナルチームを連れてきてくださり、カンボジアともよい交流ができたと思います。

 参加したベトナムナショナルチームの選手とともに。

御内監督レポート

卓球部がこの外交50周年記念事業に参加することができたのは大きな意味を持つと感じます。企業スポーツマンとして、企業価値の向上やブランドイメージアップにも貢献することで、企業としての社会的責任を果たせることを実感しました。今後も積極的に卓球部にしかできない活動に取り組んでいきたいと考えています。そして、今回の活動が一過性ではなく継続することが重要であり、様々な社会貢献活動を実施することで卓球部の存在意義を示す事ができるのではないかと思いました。

今回取り上げられたものです。

シチズン時計卓球部ホームページ

https://www.citizen-tabletennisclub.jp/topics2023/2312.html#topics02

ホーチミンテレビジョン (国営テレビ、夜のスポーツニュースで放映)

https://www.htv.com.vn/giao-luu-bong-ban-viet-nam-nhat-ban

トイチェー新聞(ベトナムで一番購読数が多い新聞。紙媒体でも掲載されました。)

http://bit.ly/3RIe0zn

おかげさまで、今回も皆さんのご協力のおかげで、無事に50周年を行うことができました。55周年もまた、盛大に開催できるよう、今後も引き続き頑張っていこうと思います。

第32回SEAゲーム、カンボジアに行ってきました。

5月9日から16日まで、カンボジアの首都、プノンペンで行われた、東南アジアオリンピックに、行ってきました。

東南アジアの各国においては最も重要な試合で、2年に1回行われます。

カンボジアの開催は初で、会場は多くの人でにぎわっていました。

メイン会場、入り口。

開会式が行われた競技場。

メコン川沿いのメイン道路。両端に卓球のマスコット人形も置かれています。

卓球会場、4台で試合を進行しました。

メインテーブル

今回、ダブルスも含め、すべての競技が行われました。ベトナムは残念ながら良い結果ではありませんでしたが、若手のペアが混合ダブルスで優勝したのが唯一の優勝です。

最終結果。(Cavpoより)

カンボジアはダブルスで入賞を目指しましたが、残念な結果でした。

男子シングル2位、Tu選手(写真提供ニッタク)

女子シングルス3位、Khanh選手(写真提供ニッタク)

今回、Tリーグに出場していた、タイのスタシーニ選手以外、全体的に目立った選手がいませんでした。

近い将来、東南アジアで生まれ育った、スター選手が出てくることを期待しております。

滞在中は、カンボジア卓球連盟に非常にお世話になり、何不自由なく滞在することができました。

今後もカンボジアの卓球が発展するよう、ベトナムから応援していきたいと思います。

ベトナム全国大会

全日本お疲れさまでした。

最近は、卓球TVで、試合観戦ができるので、たくさんの試合を見ることができました。非常にありがたいことです。

さて、昨年末、久しぶりにベトナム全国大会に、行ってきました。

コロナの影響もあり、約3年ぶりの試合観戦です。

通常の全国大会は毎年5月ごろ行われますが、今回の試合は、4年に1回開催される、国内オリンピックのようなもので、都市対抗で試合が行われます。

所属の各省からは、いつもより予算が多く割り振られ、各チームにとっては重要な試合となります。

開催された場所は、ハノイから車で2時間ほどのハイズン省という都市で、卓球の盛んな街です。2003年、2022年には東南アジアオリンピックの卓球競技も開催されています。

2005年から何度も試合で訪れておりましたが、今回は久しぶりで5年ぶりとなります。

最近では、赤マットも使用するようになり、だいぶ試合らしくなってきましたが、まだまだ乱雑としています。

でも、2005年と比べると大きな進歩です。

2005年の子供たちの全国大会の様子。

雨漏りを避けて台を配置しなおし、試合を進行していました。

同じ体育館です。

優勝したホーチミン市のTrang選手とハノイ市のTu選手。Trang選手は34歳になりましたが、4回目の優勝。16年間トップを維持しているということは、素晴らしいことです。

街中もだいぶ発展してきていますが、ホーチミンなどと比べると、だいぶ格差があります。

中心地、ホテルの7階の部屋からの撮影ですが、高い建物がほぼありません。

目の前のサッカー場は、ハイズン市のスポーツ中心施設です。

2005年には外国料理のお店が1件もありませんでしたが、今回は日本レストランも5軒くらいに増えていました。

大会期間中、ハイズン省在住の前専務理事に、地元の卓球場に連れて行ってもらいました。ハイズンにはこのような小さな卓球場が100軒くらいあるそうです。

卓球が盛んなだけあり、2時間の間に、多くの人が入れ替わり練習に来ていました。

また数年後、どのように発展しているのか、楽しみです。