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第32回SEAゲーム、カンボジアに行ってきました。

5月9日から16日まで、カンボジアの首都、プノンペンで行われた、東南アジアオリンピックに、行ってきました。

東南アジアの各国においては最も重要な試合で、2年に1回行われます。

カンボジアの開催は初で、会場は多くの人でにぎわっていました。

メイン会場、入り口。

開会式が行われた競技場。

メコン川沿いのメイン道路。両端に卓球のマスコット人形も置かれています。

卓球会場、4台で試合を進行しました。

メインテーブル

今回、ダブルスも含め、すべての競技が行われました。ベトナムは残念ながら良い結果ではありませんでしたが、若手のペアが混合ダブルスで優勝したのが唯一の優勝です。

最終結果。(Cavpoより)

カンボジアはダブルスで入賞を目指しましたが、残念な結果でした。

男子シングル2位、Tu選手(写真提供ニッタク)

女子シングルス3位、Khanh選手(写真提供ニッタク)

今回、Tリーグに出場していた、タイのスタシーニ選手以外、全体的に目立った選手がいませんでした。

近い将来、東南アジアで生まれ育った、スター選手が出てくることを期待しております。

滞在中は、カンボジア卓球連盟に非常にお世話になり、何不自由なく滞在することができました。

今後もカンボジアの卓球が発展するよう、ベトナムから応援していきたいと思います。

ベトナム全国大会

全日本お疲れさまでした。

最近は、卓球TVで、試合観戦ができるので、たくさんの試合を見ることができました。非常にありがたいことです。

さて、昨年末、久しぶりにベトナム全国大会に、行ってきました。

コロナの影響もあり、約3年ぶりの試合観戦です。

通常の全国大会は毎年5月ごろ行われますが、今回の試合は、4年に1回開催される、国内オリンピックのようなもので、都市対抗で試合が行われます。

所属の各省からは、いつもより予算が多く割り振られ、各チームにとっては重要な試合となります。

開催された場所は、ハノイから車で2時間ほどのハイズン省という都市で、卓球の盛んな街です。2003年、2022年には東南アジアオリンピックの卓球競技も開催されています。

2005年から何度も試合で訪れておりましたが、今回は久しぶりで5年ぶりとなります。

最近では、赤マットも使用するようになり、だいぶ試合らしくなってきましたが、まだまだ乱雑としています。

でも、2005年と比べると大きな進歩です。

2005年の子供たちの全国大会の様子。

雨漏りを避けて台を配置しなおし、試合を進行していました。

同じ体育館です。

優勝したホーチミン市のTrang選手とハノイ市のTu選手。Trang選手は34歳になりましたが、4回目の優勝。16年間トップを維持しているということは、素晴らしいことです。

街中もだいぶ発展してきていますが、ホーチミンなどと比べると、だいぶ格差があります。

中心地、ホテルの7階の部屋からの撮影ですが、高い建物がほぼありません。

目の前のサッカー場は、ハイズン市のスポーツ中心施設です。

2005年には外国料理のお店が1件もありませんでしたが、今回は日本レストランも5軒くらいに増えていました。

大会期間中、ハイズン省在住の前専務理事に、地元の卓球場に連れて行ってもらいました。ハイズンにはこのような小さな卓球場が100軒くらいあるそうです。

卓球が盛んなだけあり、2時間の間に、多くの人が入れ替わり練習に来ていました。

また数年後、どのように発展しているのか、楽しみです。