月別アーカイブ: 6月 2017

練習会場で見た強豪国との差

今回の世界選手権、練習会場が一つだったため、多くのトップ選手の練習を見ることができました。

昨年のマレーシアは、第一会場と第二会場、練習場所が分かれていたため、練習している選手は第二カテゴリー以下の選手で、あまり強い選手はいませんでした。

試合期間前半と後半では、練習している選手たちの卓球が別物でした。大会期間後半はトップ選手しか残らなくなるため、球質や打点がより厳しいものでした。

皆いろいろな練習をしていましたが、基本的な練習が多く、特にフォア2本、バック2本の練習が全般的に多かったように思います。

オフチャロフ選手と荘智淵選手が二人でこの練習をしていましたが、スイングスピードが速すぎて振っているラケットが見えませんでした。当然コースや打点もすごかったです。質感が圧倒的にすごかったです。

今回感じたことは、トップ選手は準備運動、トレーニング、練習後のストレッチに時間をかけていることです。

日本の選手など練習前の準備にみっちり1時間近く時間を使っておりました。練習後も専門家の指示に従い、時間をかけて、しっかりと体をほぐしていました。

弱いベトナムはというと、5分も準備体操していない感じです。

練習後もそのまま何もせず。差は歴然です。

ベトナムの選手たちも、トップ選手の練習を見れたので、何か感じてくれると良いのですが。

 

 

世界選手権、ベトナム結果。

世界選手権が終わり、ようやく落ち着いてきました。

日本選手たちの活躍、おめでとうございます。

ベトナムの選手達は3日目、31日の午前中には皆負けてしまい、全日程が終了しましたので、毎日じっくりと、応援させていただきました。

初日から開催期間半ばまで使用されていた第2会場です。後半は配置を変えて観客が卓球を楽しめるスペースに変更されました。

日本ではあまり報道されることがありませんが、日本チームが登場するメイントーナメントの前に各種目、予選があります。シングルスは3人ないし4人でリーグ戦を行った後、本選出場トーナメントでもう1回勝たなければ、メイントーナメントに出場できません。

各ダブルスはトーナメント形式ですが、3回ほど勝たなければメイントーナメントに出場できません。

また予選を抜けても大抵がランキング上位選手のシード下に入ります。

ベトナムのような国にとっては、メイントーナメントに出場することが一つの目標で、初日、2日目が勝負です。

チャン選手。シングルスは96シード中、第95シードでメイントーナメントからの出場でしたが、1回戦負け。ミックス、メイントーナメントでデンマークと中国の国際ペアに吹っ飛ばされました。まるで男子ダブルスのようでした。女子ダブルスはベルラーシとウクライナのカットペアに惜しくも逆転負けしメイントーナメントに出場ならず。最後は体力が続かなくなりましたが、ベトナム選手の中では、1番の結果でした。来年は試合前にサウナに通って減量しようと約束しました。

ガー選手。シングル、女子ダブルス、ミックスとすべて決定戦負け。上達はしているのですが、世界の壁は高いです。予選リーグでインドネシアのチャンピオンに勝ったので自信になったようです。

トゥー選手。各種目決定戦負けでした。男子シングルスの決定戦ではルクセンブルクの選手と当たりましたが、この選手、バックがアンチ。想像を超える変化でした。試合後トゥー選手、アンチと対戦するのは初めてのこと。頭が混乱して変化がわからなかったそうです。私も世界選手権の男子選手でアンチを使用している選手は初めて見ました。後ほどタマスの梅村さんにお聞きしたところ、才能のあまりない選手だったそうで、アンチに変えて頑張って結果を残しているそうです。メイントーナメント1回戦でも韓国の選手にセットオールまでもつれ、あともう少しで勝利でした。

リン選手。チャン選手と組んだミックスダブルスでメイントーナメントに出場しましたが、初対戦の相手になかなか対処できないのが問題です。国内では3年連続で国内チャンピオンになっているのですが、世界で勝つのはなかなか大変です。

ベトナム選手団。近い将来メイントーナメントで少しでも勝てるように、頑張っていきたいです。