年別アーカイブ: 2025

いつもお世話になっている先輩が、いらっしゃいました。

先日、昔、務めていた唐橋卓球の先輩が、ホーチミンにいらしてくれました。

松浪 徹さん、現在は営業部長であり、大阪で活躍している、クラブチームWINSの創設者でもあります。

あまり時間のない中、空港に着いたその足で、現在指導している、ホーチミンジュニアチームの練習に参加していただきました。

松浪さんは左のペン表です。

ベトナムには、表ラバーを使っている人が少ないこと。ペンに関しても全国大会では、今まで2名しか見たことがありません。

選手たちは、松浪さんのスタイルを見て、非常に驚き、初めて打ち合うスタイルに戸惑いながらも楽しく練習させていただきました。

普段、ナックルボールを打つ機会が少ないので、選手たちには非常に良い経験になりました。

3時間の練習も、楽しみながらあっという間に過ぎてしまいました。

最後は笑顔で記念撮影。松浪さんありがとうございました。

 

渡辺理貴コーチ、ホーチミン強化練習会。

4月4日から17日まで、渡辺理貴コーチを招き、ホーチミン市で強化練習会を行いました。

対象は、ホーチミン市に所属している、選抜選手。一般からジュニアまで幅広くコーチしていただきました。

午前、8時~11時(一般)、午後、16時~18時(一般)18時~20時(ジュニア)。

今回練習場が行われたホアルー卓球場。

今回の講習会を最後に改修工事に入ります。築22年。私がホーチミンでコーチを始めた時には新築でした。今回一部改修工事が始まっており、空調が外されていました。4月上旬は、雨期の始まる直前で1年間で一番暑い時期。毎日30度オーバーの中で汗だくでコーチしていただきました。

ジュニア選手たちには、挨拶から始まり、2週間の中で徐々に難易度の高い練習に移行しながら行われました。ボール拾いや、集合など、最初は動きの遅かった子供たちも最後には素早くできるようになりました。

子供達には毎日卓球日記を書くように指導されていました。最初は日記を書く習慣のなかった子供たちも最後には、日記を書くようになりました。

技術を説明する、渡辺コーチ。

期間中、ベトナムテレビジョンとホーチミンテレビジョン、2局の取材が入り練習風景が放映されました。

技術的な部分で教わったことは沢山ありましたが、子供達には卓球日記を書くこと。

シニアの選手たちには、1コマの練習から次の練習に移る時に、水を飲みに行って帰ってこなかったり着替えたりなどで、効率が落ちているとのこと。日本で10分間1コマの練習内容であれば、ホーチミンは7分くらいしか練習ができていないと指摘を受けました。

水を台のそばに置くなど簡単に改善できる点もあるので密度の濃い練習を心掛けてほしいとのことでした。

今回、ホーチミンの選手たちは、長時間練習できないと思い、練習時間の予定を長めに設定しましたが、渡辺コーチがうまく選手たちを乗せていただき、最終的にはフルに練習を行うことができました。

渡辺コーチ。

毎日、クーラーのない練習場で、汗だくになりながら指導をしていただき、ありがとうございました。ホーチミンの選手たちにはとても良い経験になったと思います。この経験を活かし、5月末に行われる全国大会で良い結果を残したいと思います。