タイジュニアオープンについての感想

タイから戻ってからパソコン周りにトラブルが多発しました。まずはコピー複合機が壊れ、そのあとハードディスクが故障、自分で点検している間にモニターが故障と、なかなかうまくいかない日々でした。

考えてみれば皆、3年から5年くらい使っているのでしょうがないのですが、壊れるときは続くものです。

さて今回タイジュニアオープンに帯同させていただいたのは、将来ベトナムでITTFを開催する為のアイディアを仕入れに行くこと、ホーチミンから飛行機で1時間30分と近いため、来年のベトナム選手の参加の準備のためにご高体連にお願いして、ご一緒させていただきました。

国によって体育館の作りが違い、面白いです。この体育館は丸形で、日本の体育館のように大きくないですが、プレー領域と観客席が非常に近いため、観客にとっては良い作りだと思いました。

メインコート。日本でも販売している、ITTF公認の卓球台に軽量のプラスチック板を両面テープで張ってあります。

このような素材で、メインコートの防球フェンスにも使用されていました。市販されているものをカットし、上からプリントしたシールを貼ってあります。

これでしたらベトナムでも安く作れ、テレビ映りも良くなると思いました。

芝田選手。

照明が明るいため、写真が撮りやすくうれしかったですが、日本の体育館と違い電球の色が白のみの為、選手は慣れるまで大変だったようです。特にサーブを投げ上げると、非常に眩しいと言っていました。

郡山選手。

今回1番思ったことは、フロアマットです。やはり赤いマットがあると見た目が全然違います。格式を感じてしまいます。

残念ながらホーチミンにはまだマットがなく、予算がないため導入は未定ですが、今後1番必要だと感じました。テレビ放映で映るコートだけでも導入できれば、映り方が格段に良くなると思いました。

試合運営やホスピタリーティー、ボランティアスタッフなどベトナムに比べ非常にしっかりしているためとても勉強になりました。

ただし、観客がほとんどいなかったため、この点はベトナムのほうが優っていると感じました。

7月16日からゴールデンラケット大会が開催されます。

この経験を少しでも生かせればと思う次第です。

About 富岡武侯

1974年生まれ、東京出身。小学校6年の時より狛江市少年卓球で卓球を始める。1997年、唐橋卓球㈱に入社。2004年4月から2006年8月まで、青年海外協力隊隊員としてベトナムホーチミン市ジュニア選抜チームコーチとし赴任。07年1月にバタフライ、ニッタク、TSP、ヤサカのベトナム輸入総代理店 Take.,Co Ltd設立。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です