6月1日から8日まで、第28回東南アジアオリンピック、卓球競技がシンガポールで開催されました。
この大会は2年に1回開催され東南アジアの国々にとって非常に重要な大会となります。全般的なスポーツ競技が開催されますが、スポーツ以外にもチェスや中国武術、獅子舞の演舞など、オリンピックにはない競技も開催され、約2週間の開催期間中はテレビや新聞なども含め非常に盛り上がります。
卓球競技はシンガポールが参加するため、シンガポールと、どの時点で対戦するかが非常に重要になってきます。特にシングルは各国2名の代表選手約16名を4ブロックに分けリーグ戦。1位通過者のみ準決勝に上がれる仕組みのため、ドローや全大会のシード権で、シンガポールの選手がいないブロックに入ることが非常に重要になってきます。
今回もシンガポールは7種目中6種目で優勝しました。
しかしながら女子シングルスで、タイのSawettabut Suthasini選手が、予選でシンガポールのFeng Tianwei選手を破り、準決勝でベトナムのMai選手に0-3から逆転勝ち、決勝でマレーシアのNG Sock Khim選手に4-3で勝利し見事優勝しました。
総合順位は、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、インドネシア、でした。
今回試合を見に行きませんでしたが、ユーチューブで試合の中継を行っており、思った以上に各選手たちの試合を見ることができました。
ベトナムは男子団体戦2位、女子団体戦3位、女子シングルス3位(2名)、男子ダブルス、ミックスダブルス3位、合計6個の入賞でした。
シンガポールは比較になりませんが、タイは近年選手育成に力を入れており、昨年のグランドファイナル等大きな試合も誘致して、強化に力を入れております。特に女子は少数精鋭ながら、年齢的にバランスよく選手が育ってきており、今後より一層力が上がっていくのではないかと思われます。
ベトナムも計画的に試合に参加し、長期的な選手育成ができると良いのですが。
男子団体、決勝戦第二試合の動画です。
今私が最も期待している、Tu選手、21歳です。ガオニン選手にぼこぼこにされるかと思いましたが、思った以上に善戦しております。練習が大好きなので今後も頑張って伸びてくれると良いのですが。