ベトナム全国大会

ご無沙汰しております。

日本はだいぶ熱いようですね。

先日、日本は暑いけどホーチミンの方が年中暑いよね、と聞かれましたが、以前お盆のころに帰国した時は夏バテになりました。

東京は暑さの質が違うような気がします。ホーチミンは肌がピリピリ痛いような感じですが、日本の都心は気持ち悪くなる暑さのような気がします。

さてだいぶ時間が立ってしまいましたが、5月中旬にベトナム国内全国大会が行われました。

弊社、メーカーさんのご協力により、ベトナムの選手を16名バックアップしております。

各選手達には、国内で結果を出すのは当たり前。国際大会に出場して如何に良い結果を出すか、といつも話しております。

今回は世界卓球のあと、2か月ちょっとで全国大会、参加した選手はどのように短期間でレベルアップしているか見るのを、楽しみにしておりました。

ベトナムの全国大会は、厳しい予選もなく、参加する選手も毎年ある程度決まっているため、お互いになれているのが現状です。

そのため、派手なラリー等、見ごたえはあるのですが、世界選手権などと違い、ピリピリするような緊張感などはあまり感じられません。

技術に関しても、みんな毎年同じような感じで、サーブなど、新しい技を取り入れて、試合に臨んでいる選手が少なく、がっかりしました。

国際大会等、参加する機会も少なく、なかなか難しいところがありますが、各コーチたちと連携を取り、何とか底上げをしていきたいところです。

ベトナムは東南アジアでは、シンガポールの帰化選手たちが出場する前はいつも上位でしたが、近年、タイ、マレーシア、インドネシアなどが経済の発展に伴い効果的に国際大会に出場しだしているため、結果が思わしくありません。

長期的な計画を立てて、選手を育成していかなければならないのですが、なかなか難しいです。

ちなみに全国大会の結果は、男子シングルスは2年続けて2位でしたが、それ以外はすべて弊社契約選手が優勝しました。

この場をお借りして、ご協力いただいているメーカーさんに御礼申し上げます。

チャン選手。シングル、女子ダブル、ミックス、団体戦とすべての種目で優勝しました。

ガー選手。女子シングルス2位。関東学生の合宿時に比べるとだいぶ進歩していますが、まだまだチャン選手にかないません。

トゥー選手。世界選手権時に比べ、足の使い方と、立ち位置を意識して練習してきたそうですが、惜しくも2位でした。国内ではカウンター等、良いプレーができるのですが、国際大会に出るとプレーにミスが多くなってしまうのが今後の課題です。

ミックスダブルス優勝。ユイ選手は13年前にホーチミンにコーチとして赴任した時から、サポートしているので、大変嬉しかったです。と言っても女子のチャン選手がとても強いので優勝して当然なのですが。試合後は2人で沢山ビールを飲みました。

About 富岡武侯

1974年生まれ、東京出身。小学校6年の時より狛江市少年卓球で卓球を始める。1997年、唐橋卓球㈱に入社。2004年4月から2006年8月まで、青年海外協力隊隊員としてベトナムホーチミン市ジュニア選抜チームコーチとし赴任。07年1月にバタフライ、ニッタク、TSP、ヤサカのベトナム輸入総代理店 Take.,Co Ltd設立。

ベトナム全国大会” への 2 件のコメント

  1. 東京の気持ち悪くなる暑さという表現に思わず、吹いてしまいました!w。激しく共感いたします〜。

    1. ヒラヤマさま
      ホーチミンは現在雨期で、毎日スコールがあります。湿気はすごいですが、スコールの後は涼しくなるし、街のごみも洗い流されるので、すがすがしい青空になります。
      是非、ホーチミンにも遊びにいらしてください!

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