月別アーカイブ: 9月 2016

ゴールデンラケット大会、私の新しい取り組み。

ちょっと時間が立ってしまいましたが。

ゴールデンラケット大会、毎年高体連チームのサポート係という大役がありますが、それ以外にもスポンサーとしての役割もしております。

今年で10回目、バタフライさんには卓球台回りの備品と大会使用球をスポンサーしていただいております。

毎年のことですが、今回もスポンサーがなかなか集まらず、ホーチミン卓球連盟の関係者と共にいつも頭を悩ませております。

低予算で何か見栄えの良いことができないかという事で、今回卓球台のスカートを作成しました。

台回り初期作成時

テレビ中継で使われるメインテーブルを作成しました。

タマスさんにデザインをお願いし、見栄えよく作成できました。

関係者の方々からもすごいきれいと、称賛の声を頂きました。

軽量のプラスチック素材の上からカッティングシートを貼り、マグネットで止めてあります。

ITTFプロツアー等、国際試合ではよく見かけますが、ベトナムでは初めての試みです。

しかしながら、選手からは不評で、フォア前等、踏み込んだ時に足が当たる為、2日目には選手たちが、勝手に正面の部分を取り外して試合を始めてしまいました。

スポンサーとしては大変困る事態ですが、選手が主役。

空き時間に改良を加えました。

台回り改良後

ピンクの部分を斜め45度、内側に折り込みました。

この改良で、足も当たることがなくなり、選手たちからもOKを頂きました。

今回、卓球台の足元ばかり見ていたので気が付いたのですが、足が当たる選手と、全く当たらない選手、はっきり分かれておりました。

日本、香港の選手たちが良く当たるのですが、それ以外の国の選手はあまり当たりません。女子も当たる選手が少なかったです。

今枝監督に聞いてみたところ、日本の選手たちは足を細かく動かして、ボールのそばまで体を持っていくからではないか、との事。

確かに日本の選手たちは足を細かく動かして、たくさん動いておりました。

また一つ勉強です。

次回の目標は、何とかフロアマットを入手することです。

やっぱり赤いマットがあると見栄えが全然違います。

第30回ゴールデンラケット大会、日本男子結果

本年度、男子も2チーム6名が参加しました。

男子Aチーム。監督、今枝 一郎(愛工大名電)、選手、沼村 斉弥(野田学園)、宮本 春樹、田中 佑汰(愛工大名電)。

男子Bチーム。監督、熊谷 勝明(帝京安積)、選手、小林 准也(松徳学院)、蛭田 龍(希望が丘)、渡井 丈人士(静岡学園)。

日本チーム以外には、インドネシア、韓国、タイ、マレーシア、香港、中国雲南省、ベトナム軍隊A、B、ベトナムハイズン省、ホーチミン市の7か国10チームが参加し、6チーム、2ブロックでリーグ戦の予選、その後準決勝、決勝が行われました。

日本Aチームはタイ、軍隊Bに3-0、ホーチミン市に3-1と順調に試合を進めましたが、インドネシアに2-3で敗れたため、最終戦、香港とリーグ2位通過をかけて、対戦しました。1番で田中選手、2番で沼村選手が勝ちリードしますが、3、4番で香港に取られ、ラスト勝負になりました。しかしラストで沼村選手が頑張り3-0で勝利し、何とか2位で通過することができました。

日本Bチームはマレーシア、軍隊Aに3-1、3-2で勝利するも、その後ハイズン省に2-3、韓国、雲南省に1-3で負け、予選リーグ5位で試合を終えました。

準決勝、日本Aは韓国と対戦しました。各選手頑張りましたが、韓国の実業団選手に勝てず、3-0と敗れてしまいました。特に沼村選手はセットオールジュースまで持ち込みましたが、最後は押し切られてしまいました。

もう一つの準決勝はベトナム軍隊Aとインドネシア。軍隊が地元の利を活かし3-2で勝利。決勝も韓国に2-3と迫りましたが、韓国の方が1枚上手でした。

mteamjapan

男子シングルスは45名出場。5名か6名でリーグ戦が行われました。

残念ながら入賞することができませんでしたが、各選手、頑張りました。

kobayashi

小林選手。予選、香港のエースに0-3で負けましたが、残り3試合を勝ち抜き2位でリーグ通過。決勝トーナメント、香港の2番手に4-3で頑張って勝利しましたが、準々決勝で優勝したQI JIA WEI(雲南省)に4-1で負けベスト8.

numamura

沼村選手。予選リーグで韓国、雲南省の選手と同セット率で三つ巴になり2位通過。決勝トーナメント1回戦で、3位に入賞した韓国のカットマンにセットオール6本と3-4で敗れ、ベスト16。

tanaka

田中選手。今回1年生での参加。インターハイも3位に入賞し好成績を期待しましたが、インドネシアと沼村選手が敗れた韓国のカットマンに敗れ、惜しくも3位で予選敗退。

miyamoto

宮本選手。予選で、優勝した雲南省の選手に0-3、インドネシアの選手にセットオールジュースで敗れ3位。予選通過にあと少しでした。

hiruta

蛭田選手。韓国とインドネシアの選手が通過し、6名中4位。

watai

渡井選手。香港の選手に勝利しましたが、それ以外は敗れ、6名中5位。

 

今回参加したメンバー、2年生5名と、1年生1名。そんな中で団体戦3位入賞は立派な成績だと思います。

シングルスにおいても全ての試合が接戦で簡単に勝てる相手はいませんでした。

男子の場合は特にパワーの差が大きく、いつもだったら抜けているボールがたびたび返球されていたので、良い経験になったことと思います。

来年、今回参加した6名の中から、また参加して、入賞してくれる選手が出ることを楽しみにしております。

第30回ゴールデンラケット大会、日本女子結果

オリンピックでの日本チームの活躍。選手、関係者の方々、おめでとうございます。

卓球にかかわる者として、非常に大きなパワーを頂きました。

 

第30回ゴールデンラケット大会、8月25日から28日まで4日間、ホーチミン市において開催されました。今年も高体連より高校生たちが参加しました。

女子Aチーム。監督 瓜生 勝己(福井商業)、選手 木村 香純(四天王寺)、枝松 亜実(山陽女子)、山本 笙子(福井商業)。

女子Bチーム。武田 和久(光南高校)、弓立 美沙輝(正智深谷)、鹿股 まりな(武蔵野)、青木 千佳(福井商業)。

日本チームのほかには、インドネシア、韓国(2チーム)、タイ、マレーシア、香港、中国雲南省、ペトロベトナムホーチミン市の7か国、8チームが参加し、5チームずつのリーグ戦の後、準決勝、決勝戦が行われました。

日本Aチームは、予選で、韓国B、マレーシア、タイに3-0で勝ちましたが、香港に1-3で惜しくも敗れ、2位通過。香港戦は、山本選手が3番手で勝利するも、香港エースのNG WING NAM選手に木村、枝松ともに、セットオールまで持ち込みましたが、最後は実力差で敗れてしまいました。

日本Bチームは初戦でペトロベトナムに1-3で敗れましたが、その後インドネシアに3-0、韓国A3-1、雲南省に3-2と、頑張り、何とか何とか2位で通過することができました。

準決勝、Aチームはペトロベトナムに1-3、Bチームは香港に0-3で敗れともに3位でしたが、持てる実力を出し切った結果だと思います。

決勝戦は、ペトロベトナムが、地元の利と、中国南寧より呼んだ助っ人のおかげで3-2で勝利し優勝しました。助っ人のZHAO LIN選手は団体戦で無敗。良い働きをしました。またチャン選手もラストで世界ランク114位のZHU CHENZHU選手を3-0で破り、優勝に貢献しました。

japanwteam

 

 

昨年まで入賞者に花をプレゼントしていましたが、私が皆ホテルに捨てていくから、記念に残るものに変えろと、提案したところ、メダルをかけたクマのぬいぐるみになりました。良いアイディアだと思います。

女子シングルスは、36名参加で4~5名のリーグ戦の後ベスト16からのトーナメント方式で、試合が行われました。

shingulw

 

優勝、NG WING NAM(香港)、2位ZHAO LIN(ペトロベトナム)、3位枝松 亜実、KIM YEON RYEONG(韓国)の結果でした。

edamatu

枝松選手。予選を2位で通過、LI CHING WAN(香港WR137)4-1、鹿股選手を4-2で破り準決勝進出。準決勝でNG WING NAM選手に4-1で敗れましたが、見事な3位です。

kanomata

鹿股選手。予選1位で通過後、韓国選手に4-1で勝利。同志討ちで敗れベスト8。

kimura

木村選手。予選1位で通過も決勝トーナメント1回戦でLAM YEE LOK(香港WR180)選手に4-0で惨敗。

aoki

青木選手。今回1年生が初参加。予選を1位で通過するも決勝トーナメント1回戦で雲南省のエースに4-1で敗戦。

yudate

弓立選手。予選リーグの中に今回の優勝者、準優勝者がおり、惜しくも3位で通過ならず。

yamamoto

山本選手。予選リーグに、香港、雲南省、韓国のエース格が入り4位でリーグ戦敗退。

 

今回は、高校生の国際大会で重要な日中韓と日程が重なっており、例年よりも1,2年生が多く参加しました。それでも、A、B、両チームとも3位入賞は立派な結果だと思います。

皆さんの今後の活躍が楽しみです。