隣の部屋のスリランカチャンピオン。

世界選手権時に泊まるホテル、小さな規模の国は、現地体育館に行ってIDパスをもらうまで、どこだかわかりません。

今回は体育館から高速で30分。40KM離れた卓球で有名なフォルケンベリのホテルに滞在しました。

海辺で静かなリゾートホテルです。

周りにはお店等全くなく、夜の試合の後は送迎バスの関係上、ホテルにすぐに戻るしかありませんでした。

バルコニーで夜の海を眺めながら、ビールを飲んでいると、隣の選手たちが声をかけてきました。

スリランカ選手団、Rohanさん。この恰幅、ビールの飲みっぷりから、コーチだと思っていましたが、

選手でした。スリランカチャンピオンで36歳、WR385位。スリランカでは卓球のコーチが仕事だそうです。

彼は、毎日、私の帰りを待ち構え、バスローブ姿でバルコニーから乗り出して、ビールを飲もうと誘ってきます。

お互いの国の現状や、日本のこと、若いスリランカ選手を交え卓球についてなど、多くの話を交わしました。

スリランカはデビジョン3、リーグ戦で5位、順位戦で勝ち上がり63位でした。

なお、写真掲載について、彼の写真を日本で1番有名な卓球雑誌のウェブに掲載すると話したら、非常に喜んでおりました。

スリランカチームとの交流、とても楽しかったですし、勉強になりました。

 

最終日の前日夕方、試合が終わりホテルに戻ると、エントランスにこんな車が停まっていました。

周りを見回すと、フェラーリなど高級スポーツカーが30台ほど停まっていました。

雑誌でしか見たことのないような車ばかりです。

夕食を食べにいつもの食事会場に行くとパーティー会場に様変わり。雰囲気が全然違います。

卓球選手の食事場所はいつもと違った小さな部屋に移動されていました。

お金はあるところにはあるものですね。

 

今回の世界選手権。新たなる出会いや、経験することがたくさんありました。

来年のハンガリーに向けて、また1年間、頑張っていこうと思います。

About 富岡武侯

1974年生まれ、東京出身。小学校6年の時より狛江市少年卓球で卓球を始める。1997年、唐橋卓球㈱に入社。2004年4月から2006年8月まで、青年海外協力隊隊員としてベトナムホーチミン市ジュニア選抜チームコーチとし赴任。07年1月にバタフライ、ニッタク、TSP、ヤサカのベトナム輸入総代理店 Take.,Co Ltd設立。

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