現在のコロナウイルスに対するベトナム(ホーチミン)の状況をお伝えします。
4月18日時点で、感染者268名、死者0名
政府主導で強力に抑え込んでおります。
学校。1月22日から、旧正月休みに入り1月30日より再開の予定でしたが、現在まで休校しています。再開の予定もありましたが、延期が続き、今のところは、5月15日から再開の予定です。ベトナムは夏休みが6月から8月いっぱいまで3か月間あるため、夏休みを少なくして授業をする予定だそうです。
カラオケ、バー、マッサージ店、ジムなどのスポーツ施設等。3月14日午後6時より、急遽3月いっぱいまで、営業停止の予定でしたが、現在もまだ閉店の状況が続いています。
指示に従わず、営業した店舗もありましたが、罰金を2,000ドル徴収されたため、一斉に閉店しました。
レストランおよび、生活必需品を除く一般小売店。タクシー、バス、スポーツ施設など。4月1日より15日まで営業停止の予定でしたが現在25日まで延長されています。交通機関が止まっているため、極端に人の動きが少なくなりました。
弊社も店舗は閉鎖し、ネット販売と卸のみ対応している状況ですが、卸先や卓球場が閉まっているため、1週間のうち2日間、社員が出勤して仕事をしています。
飛行機。国際線は、ほぼ停止状態、3月15日より外国人に対する新規ビザ停止、入国者は2週間の強制隔離。国内線は、大幅に減便。各省をまたぐ、長距離バスは運航停止の状況です。
工場、スーパー、日用雑貨店、薬局、小さな食堂などは営業しています。
レストランは宅配のみの営業です。
ベトナム政府はインターネットによる買い物を奨励しています。ネットや電話で注文するとバイクで配達してくれます。
ホーチミン市選抜チームの選手たちも、3月15日から練習を停止しています。
ベトナムは社会主義なので、政府の指示が非常に強く働いています。
でも、ベトナム人たちは政府発表を信じておらず、自分の身は自分で守らねばと思っており、慎重に行動しております。
政府発表で、電気料金の値下げや、路上生活者等への支援、国有地における家賃の減額などは発表していますが、休業補償や企業に対する支援等はまだ上がっておりません。すでに倒産した会社もだいぶあるようです。
皆様におかれましても、色々な状況があり、大変なことと思います。
また、卓球できる日を心待ちにして、ともに頑張りましょう!