ブログ読んでますという呪文

横浜武道館の体育館入口でぽけーっと立っていたら、

 

おにいさんが近づいてきて一言。

 

 

「もしかして、……西田泉さんですか?」

 

 

「はい、そうですが」

 

 

「やっぱり! ペルーの子供たちを見かけてもしかしたら西田さんかと。あの、ブログ読んでます」

 

 

なるほど。

 

なるほど、と。

 

 

そうきましたか、と。

 

いや、そうきたか、と。

 

 

私のブログを読んでくださるということは、つまり、私のブログを読んだことがあるんですね?

 

 

恥ずかしいことをツラツラと書き連ねているあのブログを。

 

 

いや~、さすがです。おにいさん、お見逸れしました。

 

 

こんなに(私が)恥ずかしいブログを読んでくださっているなんて、あなたは只者ではないですね。

 

 

一番印象に残っているブログは、「二重跳びを連続332回跳んだこと」、だそうです。

 

それでおにいさんも二重跳びに挑戦し、連続70回跳べたそうです。36歳の時に。

 

私たちはしばらく縄跳びネタで盛り上がっていました。

 

 

私ったら年甲斐もなく、久しぶりにとっても嬉しくなっちゃって、ペルーから持ってきた「紫色トウモロコシの飴ちゃん」を一つ差し上げました。

 

 

おにいさん、美味しかったですか?

西田~、そっちじゃないぞ~!

横浜武道館2日目。

 

お昼ご飯を食べに、歩いて横浜中華街に行ったんです。

 

前回行ったんだから、今回だって行けるはずですよね、普通の人は。

 

 

しかし、そこはやはり西田。道を間違えていまして。

 

 

曲がるところを曲がらず、一直線に進んでいました。

 

 

しかも左に曲がると確信していたところは、右に曲がるんだそうです。

 

 

逆・方・向!

 

 

え~!

 

 

聞いてないよー!

 

 

それって、いつから右に曲がることになったの?

 

 

っていうか、それって本当に、右に曲がるの?

 

 

 

西田は間違えに気付かず、自信を持って進みます。

 

 

ペルーの子供たち付いてきます。

 

 

西田気付かない!

 

 

西田、道を間違えていることに気が付かない!

 

 

ペルー人付いてくる!

 

 

進む! 付いてくる! 進む! 付いてくる!

 

 

進むと付いてくるの激しい攻防戦を繰り広げた末に、

 

 

 

ガッツリ迷いました。

 

 

 

あれここ何処? って感じ。

「お久しぶりです~!」

横浜隼人高校にお邪魔した際。

 

他校の選手と監督がいらしていたので、ご挨拶をしに行ったんです。

 

 

「ペルーから4人連れて来ました、西田泉と申します」と言っている間に

 

「あ~! どうもどうも、お久しぶりです~!」

 

 

えっ?

 

 

えっ?

 

 

お久しぶりです?

 

 

いや、その監督はすっごい有名な方で、知らない人は居ないんでしょうけど、あなたは私の事を知らないでしょう。

 

 

万が一知っていたとしても、私達、知り合いじゃない……ハッ!

 

ここは大人の対応をしなければならない!

 

 

時は来た。

 

 

時は今なり。

 

 

私は大人の対応で、

「あ~! お久しぶりです~!」という雰囲気をかもち出しながら「いや~、そうですよね~!」とか「おっしゃる通りです~!」みたいな事を言ってその場をしのぎましたよ。

 

内心、ドッキドキしながら。

 

 

だって、どこからどう見ても私達、知り合いじゃないですよね?

 

 

お久しぶりではないんです。

 

 

しっかり名刺まで貰いましたよ。

 

 

そもそも、知り合いに名刺を渡しますか? っていう話しなんですけど。

消えた唐揚げ

横浜隼人高校にお邪魔させて頂いた日。

 

お弁当を持って行くというので、おにぎりだけ握って、おかずはコンビニで買うことにしました。

 

ファミリーマート。

 

ファミチキで有名ですね。

 

ファミチキと、唐揚げを五個ずつ買いました。

 

5人居るから5人分購入。

 

 

お昼ご飯の時間。

 

 

握ってきたおにぎりを食べさせながら、ファミチキと唐揚げを机の上に出しました。

 

 

「一人一個ずつね」

 

 

ファミチキうめーっつって食べてたら、あれ?

 

私の唐揚げが無いよ?

 

誰かに食べられてる~!

 

誰や~!

 

誰がワイの唐揚げを食べたんや~!

 

私ったらファミチキに夢中で、一生懸命食べてたら唐揚げがなくなってたよ~!

 

「ちょっと! 私の唐揚げ食べたの誰よ?!」

 

と、声を荒げたかったところをぐっと我慢して、腹ペコ4人組の誰かを攻めることはしませんでした。

 

私ったら大人。

 

ちょっと誇らしい。

 

誰か私を褒めて!

横浜隼人中学高校 卓球部

もうね、「素晴らしい」の一言。

 

それ以外の言葉は見当たりません。

 

 

「元気、雰囲気良い、速い」

 

これらの言葉を合わせると、

 

「横浜隼人中学高校 卓球部」と表す。

 

 

トレーニングに然り、声出しに然り、動きやボールの速さに然り。

 

もうね、ペルー人からしたら異次元のレベルでした。

 

 

岸先生、コーチの皆さん、関係者の皆さん、ご家族や選手本人の皆さん、素晴らしいです。

 

今回は一緒に練習、試合をして頂き本当にありがとうございました!

さすが横浜市卓球協会会長。

「神奈川県卓球指導者講習会」当日の朝。

 

出発前。

 

 

さてと、今日の講習会の場所は……

 

 

あれ? 要項の紙は?

 

 

体育館の場所とか、最寄駅とか、最寄駅からどのバスに乗って体育館に行くのかって記載されている紙……

 

 

あの日、父から受け取ったあの紙……

 

 

無い。

 

 

何処にも無い。

 

 

あれ?

 

 

金曜日の海老名総合体育館で、意気揚々と田中敏裕さんにあの紙を見せてから、何処にしまったっけ?

 

 

もうね、小人のイタズラとしか考えられないんですよ。ペルーの小人が、私と一緒に日本に付いてきたとしか考えられない!

 

 

体育館の名前も場所も分からない。駅の名前も分からない。

 

 

あなたならどうします?

 

とりあえず父の携帯に電話。

 

もちろん出ない。

 

ってゆーかあの人、いっつも出ないの。気が付かないんでしょうね。

 

まぁ、もう68歳ですからね。おじいちゃんだから、許してあげて下さい。

 

それにしても携帯電話を持っている意味がない。こっちは急用で電話をかけているのに!

 

出てもらえないとイライラしますよねっ。

 

 

そして私もいつも出ません。

 

 

本当に不思議なんですけど、気が付かないんですよね~。

 

 

ま、今年で40歳になるし、そこは大目に見てもらいたいというか。

 

 

よくみんなに怒られます。ちゃんと電話に出ろって。

 

 

気付いちゃったんですけど、実はこれもね、小人のイタズラなんですよ。

 

小人がいつの間にかマナーモードにしていやがる。あいつ、今度見つけたらただじゃおかねぇ。

 

 

 

で、父が電話に出ず「戦力外」だとすぐに悟った私は、迷わず河原聡横浜市卓球協会会長に電話をした。

 

すぐに出た。

 

さすが、横浜市卓球協会会長。

 

瞬発力が違う。

「神奈川県卓球指導者講習会」

父が「こういうのがあるけど、泉も行くか?」と声を掛けてくれました。

 

「神奈川県卓球指導者講習会」

 

つまり、指導者のための講習会。

 

 

これって、私が参加しなくて誰が参加するんですか?

 

 

残念ながら、選手は一人しか連れていけないという事だったので、一番強いカルロス君をお供に参加して来ました。

 

その間、他の3選手は母に「海老名サービスエリア」に連れて行ってもらいました。

 

 

あのですね、日本の選手がどうして強いか、私、わかっちゃいましたよ。

 

指導者が素晴らしいんですよ。

 

指導者を指導する人も凄いんですよ。

 

 

講師は泣く子も黙るあの「近藤欽司先生」。

 

 

その後は、4グループに分かれて

 

1、フォアハンド、フットワーク

2、イボ、カットマン

3、バックハンド

4、レシーブ

 

について神奈川県トップの高校の先生方から、神奈川県の高校、中学、クラブチームの先生方と選手が教わるという企画でした。

 

42校が参加したそうです。

選手は100人以上。

 

そしてなんと! 河野文江さんがこの講習会にいらっしゃいました。

 

私が左ペンになった理由は、岸田聡子さんと河野文江さんの影響。

 

河野文江さん。

 

神奈川県の強い女子選手といえば、先ずは河野文江さんでした。

 

もちろん拝ませて頂きました。

 

 

中高生が参加している講習会に、何だか幼児が居るな〜、と思っていたら河野文江さんのお子様(6歳)と、白鵬女子高校出身の白根さんのお子様(5歳)でした。

 

講習会中に一生懸命素振りをして、片付け中に反復横跳びしていました。

 

 

うちの息子は4歳。息子よ、お前の出番だ!

海老名総合体育館

今まで海老名市卓球協会さんのご協力で、毎週金曜日の夜6時から9時までは、海老名総合体育館の3分の1面を貸し切っていただいており、卓球の練習ができていました。

 

しかし、憎っくきコロナウイルスのせいで中止。

 

今回はペルーの男の子達を連れて来ているので、父に手続きを願いし海老名総合体育館を3分の1面貸し切ってもらい、練習することが可能になりました。

 

2月の16日まで貸切をしています。

 

初回の参加人数は18人。台は8台出しました。ちなみに最高16台置けるそうです。

次回は海老名総合体育館の小体育館で練習しますが、参加したい方は遠慮なくどうぞ!

 

5セットマッチの申し込み試合となります。

 

お金は取りません。

 

ペルーに行くのは時間とお金がかかりますが、ペルー人、今、日本に居ますぞ!

 

リトルキングス

今回のペルー人の日本遠征は、三田村宗明さんの協力が無ければ成り立ちませんでした。

 

日本入国のビザの手続きや、練習の受け入れをしてくださいました。感謝してもしきれません。

 

 

日本で最初の練習はもちろんリトルキングス。

神奈川県海老名市にあり、私が生まれ育った卓球クラブです。

 

 

なんと三田村さん本人が直接ペルーの子供と試合してくださり、ボッコボコにしていました。

 

三田村さんは厳しいけどお茶目。お茶目だけど厳しい人です。

 

まだまだ日本遠征は始まったばかり。これからもリトルキングスさんにお世話になります!

「感謝」といえば「岸田卓球場」

迷いながらもなんとか岸田卓球場までたどり着きました。

 

そして「感謝」といえば「岸田卓球場」ですよね。

 

昔、神奈川県の岸田さんと言えば美人3姉妹で有名でした。

 

何を隠そう、私が左のペンにしたのは末っ子の岸田聡子さんに「あやかりたい」という一心で。

 

いやー、憧れでしたね。だって、美人で強くて優しいんですよ?

 

もう、申し分ないというか。男でなくても惚れていました。

 

聡ちゃんと同じ左のペンにしたんだけど、いつになったらあやかれるんでしょう?

 

今か、今か? とワクワクしながら恩恵が受けられるその日を待っているのですが!

 

 

そして先日、「岸田卓球場」へお邪魔しました。みなさんまぁー強い。

 

ちょっと待ってちょっと待って、え? みんな、どうしちゃったの? っていうくらい強い。

 

一生懸命試合するし、声ちゃんと出すし、速いし強いしミスしないし。

ペルー人はボッコボコにされ、たぶん2勝しか出来ませんでした。

 

たくさんのユニフォームまでいただき、本当に感謝しております。

またよろしくお願いいたします!