ラオカイ体育館

ちょっと遅くなってしまいました。

今回行われたラオカイ市の体育館です。新しい体育館です。

現在街を新しく作っているようで、体育館、警察、軍隊など国の施設が集まっています。

しかしながら、まだ建設途中で周辺には何もありません。

ビールを飲みに行くのに街の中心までタクシーで7キロくらい距離があります。買い出し等非常に大変でした。

体育館自体まだきれいなのですがそれでも数か所雨漏りがあります。

開会式には必ず国歌斉唱があり、皆この時にはちゃんと並びます。

今回の試合は、子供の大会なので参加人数が多かったです。

ベトナムは学校制度が、5、4、3年と中学校へ通う期間が日本に比べ1年長いので、それに合わせて、小学生の部(11歳以下)、中学生前半の部12-13歳)、後半の部(14-15歳)、高校生の部と4つのカテゴリーに分かれ、団体、シングルと試合が開催されます。

先日、日本のインターハイの決勝戦をテレビで見ましたが、ベトナムとの違いを痛感しました。

ベトナムの男子決勝戦は、選手の身体能力は高いのですが、スタイルが古く、台上ストップから始まる展開がほとんどでした。

これはコーチの勉強不足、情報不足によるもので、今後いかに情報を共有して全体を底上げしていくか、非常に重要な課題です。

今回、連盟の方や各省のコーチと有意義に話し合いができたので来年の全国大会が楽しみです。

About 富岡武侯

1974年生まれ、東京出身。小学校6年の時より狛江市少年卓球で卓球を始める。1997年、唐橋卓球㈱に入社。2004年4月から2006年8月まで、青年海外協力隊隊員としてベトナムホーチミン市ジュニア選抜チームコーチとし赴任。07年1月にバタフライ、ニッタク、TSP、ヤサカのベトナム輸入総代理店 Take.,Co Ltd設立。

ラオカイ体育館” への 2 件のコメント

  1. 日本の若手は成長著しいですよね。特に台上バックドライブの精度なんかは大人顔負けですね。ですから日本や中国の後追いではなくベトナム独自のスタイルを磨いていくことが大事だと思います。加油!

    1. ありがとうございます。
      10年前のベトナムは中陣からのオールフォアの卓球で、バックの強化が課題でした。でもフットワークとボールの速さがあったので、まだ良かったですが、現在の台上と打点の速さを考えると、昔より世界との差が開いたと思います。
      選手たちもそれなりに台上バックドライブを打ちますが、ごく一部の選手のみです。
      世界標準の技術ができた上での独自スタイルなので、独自なことが出来るかどうか。
      あきらめずに頑張ります。

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