8月上旬にダナンというベトナム中部の中心的な街で子供たちの全国大会が行われました。
昨年はバスで11時間かかりましたが、ダナンへはホーチミンから飛行機がたくさん出ており、1時間30分で到着するので非常に楽でした。
中もきれいですがスコールが降ると、10か所くらい雨漏りが起き、試合が中断します。地方の体育館はどこも雨漏りします。
3年ぶりにダナン市に来ましたが、街全体は非常に発展していました。夜になると観覧車と左奥に見える橋、さらに写真では見えませんが全部で3つの橋がライトアップされ、見物客であふれていました。
観覧車は琵琶湖から解体されダナン市に移設されたそうです。
ホーチミンチーム。選手40名と応援に来る父兄で大所帯となります。
ダラット市チーム。少人数ですがそれでも20名くらいの選手が出場しています。
今年で11年続けてジュニア全国大会を観戦しておりますが、昔に比べ選手たちのレベルが落ちてきているような気がします。経済が発展し、スポーツに取り組む子供が減ってきているのも実情です。
現在は、試合の動画等誰でも見やすい環境になりましたが、コーチも選手も取り入れている傾向があまり伺えません。
ユースオリンピックでタイが良い結果を残しましたが、近年東南アジアではタイ、マレーシア、インドネシアなどの各国がジュニア育成に力を入れ始めています。
ベトナムとしても次のステップに進むために計画的に育成していかなければいけないと思いますが、社会主義の弊害もあり(国としてトップダウンで指示があるときは早いですが、個人個人が、新しいことを率先して行動を起こすことがあまりありません。)なかなか前に進まないのが実情です。
来年はタイのジュニアプロツアーに参加できるよう、今から準備し関係者に根回ししていきたいと思います。