関東学生強化合宿交流試合、男子結果

最終日7日に1日かけて、交流試合を行いました。

練習初日の午後、練習試合を行いましたが、ベトナムの選手たちは女子の1勝のみで、初めて対戦する相手に対して、非常に弱いという結果となりました。

渋谷会長より、いくらラリーが強くてもサーブレシーブができなければ、試合で勝つことができない。最終日の交流試合まで、午後の練習に日本選手がサーブを出し、ベトナム選手がレシーブする、サーブレシーブ練習を取り入れなさいという指示が出されました。サーブになれれば、試合になるのではないか。との事でした。

また、せっかくの機会なので、サーブの上手な村井選手に講師になってもらい、サーブの講習会も行いました。

村井選手曰く、ベトナムの選手たちはインパクト後のフェイクモーションが全くないため、サーブの種類がわかりやすい。インパクト後のモーションをもっと取り入れるべきだという事で、講習会が行われました。

上回転、下回転、ナックルどの球種に対しても、サーブの飛び出し方と弾道、スピードを同じにすること。ロングサーブ、シュートサーブ、第一バウンドの位置を同じにすること。インパクト面をなるべく相手に見せないように、当たった後ラケットの反対の面を相手に見せる。等、実演を交えながら解説してもらいました。

おかげさまで、最終日の交流試合、何とか形になることができました。

交流試合は5名のリーグ戦、2ブロックで試合を行い、1、2位上がりの選手が準決勝を行うという方式です。

優勝、松田選手(駒大)

2位、宇仁田選手(国学院)

3位、TU選手(ハノイ)、VU選手(ホーチミン)

予選リーグ3位、村井選手(法政)

予選リーグ3位、斎藤選手(筑波)

ベトナム陣営、全員予選落ちを覚悟しておりましたが、何とか2名勝ち上がることができました。

全てのサーブを披露していただいた、村井選手には悪いことをしましたが、おかげさまで、ベトナムの選手たちにとっては、サーブに対する認識を深めることができたと思います。

また、鈴木幹事長にも、中学生たちとたくさん試合をしてもらいました。

ベトナムの全国大会は来年の5月。今回参加した選手たちのサーブがどのように進歩しているかどうか、今から楽しみです。

About 富岡武侯

1974年生まれ、東京出身。小学校6年の時より狛江市少年卓球で卓球を始める。1997年、唐橋卓球㈱に入社。2004年4月から2006年8月まで、青年海外協力隊隊員としてベトナムホーチミン市ジュニア選抜チームコーチとし赴任。07年1月にバタフライ、ニッタク、TSP、ヤサカのベトナム輸入総代理店 Take.,Co Ltd設立。

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