男子に引き続き、女子の結果です。
予選リーグで林選手に敗れましたが、接戦をものにして優勝。
練習嫌いで、今合宿期間中も日本選手の1/5くらいしか練習しませんでしたが、試合になると経験が優ります。この日は日本人と合計5試合試合をしましたが、もつれる試合も多く、よく最後まで体力が持ったものです。
日本選手たちは彼女を大きく左右に揺さぶり、大きな体のそばを狙いますが、そこは慣れたもので、絶妙なボディーワークで返球します。日本の監督たちも褒めておりました。
ホーチミンのコーチとよく話すのですが、練習しなくても国内では優勝。海外の試合も年1,2回で、東南アジアの試合がメイン。運が良ければシンガポールの選手と当たらずに入賞。シンガポールの選手と当たれば勝てないのでしょうがない。どのように彼女のモチベーションを上げればよいか、良い方法が見つからないといつも嘆いています。
試合終了後、現地駐在の卓球同好会の日本人の方々、参加したベトナムの選手たちと、懇親会を行いました。合計30名くらい。日本選手同士が固まらないように席を決め、言葉が通じなくてもコミュニケーションをとることも勉強と、様子を見ておりましたが大いに盛り上がっておりました。
不思議に思い、側に行ってみると、片言の英語でお互いに話しているのですが、わからないところはアイパッドを使い、グーグルの翻訳で、ベトナム語、日本語翻訳をして意思の疎通を図っていました。
普段は恥ずかしがり屋で、あまり話をしないTRANG選手が楽しそうに話しているのを見て、びっくりしました。
今回もすべてが上手くいったわけではなく、色々な問題点があり大変でしたが、選手たちが練習後に楽しく交流している姿を見ると、お手伝いさせていただいて本当に良かったなと思った次第です。
また来年に向けて、頑張っていきたいと思います。