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シチズン時計、協和発酵キリン、日越卓球交流会

3月5日から7日まで、ホーチミン市において、日越外交関係樹立45周年事業の一環として日越友好卓球技術講習会を開催いたしました。

参加選手は日本より、シチズン時計卓球部、伊藤 誠、田中 満雄、森田 侑樹、御内 健太郎、神 巧也、町 飛鳥。

協和発酵キリン卓球部、佐藤 真二、笠原 弘光、平野 友樹。

ベトナム側は、ホーチミン、ハノイ、軍隊の各チームが参加いたしました。

5日午後より、7日午前中まで、3時間の練習を日本式で4コマ合同練習をしました。

初日、最初の練習は、日本選手6名の卓球台にベトナムの選手が入ってもらう形で、20分の準備運動、40分の個別練習、15分休憩後、各選手2試合のゲーム練習を行いました。

午後は、20分の準備運動、40分の個別練習後、女子選手や、子供たちも交えて、多級練習を行いました。

7日午後には公式行事として、領事館、JICA、ホーチミンスポーツ局等の来賓に参列いただき、模範試合後、交流会を開催いたしました。テレビ局、新聞社も集まり、盛大に行うことができました。

https://www.youtube.com/channel/UCFNB1C8Fb5xrHtkfbtNRuCQ/videos

ホーチミン卓球連盟のホームページです。開会式の様子や、練習風景、練習試合の動画が掲載されています。

ちびっ子たちも、トップ選手に練習していただきました。

ホーチミン日本人卓球同好会も参加させていただきました。

両チームより、使い終わったラバーやユニホーム、ジャージ等、プレゼントしていただきました。

ラバーは、ホーチミン身障者卓球チーム、ビンズン省で貧しい子供を集めて卓球を教えているクラブ、ダナン省卓球チームに寄贈していただきました。

一緒に練習した、選手たちにもロゴ入りシャツ等をプレゼントしていただき、みな大喜びでした。

今回、企業としての、国際交流、技術提供、物資の提供、文化交流を主旨とし、交流会を開催していただきました。

準備段階より、両チーム監督には大変お世話になり、また各選手においては技術差が非常に大きいにもかかわらず、ベトナムのどの選手たちにも隔てなく技術提供をしていただきました。

メディア等の反響も大きく、ニュースや新聞に多く取り上げられ、本日もわたくしのほうに取材依頼の連絡が届いております。

ベトナムの選手たちにとっても、非常に心に残った3日間でした。一緒に練習した3日間は非常に密度の濃い練習を行えましたが、日本チームが帰国した後も、この状態を維持できるか、コーチとともに話し合いました。今後の課題です。

シチズン時計卓球部、協和発酵キリン卓球部、両チーム監督、コーチ、選手たちには、大変お世話になりました。

この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

平岡さん講習会

地元でいつもお世話になっている、平岡さんご夫妻が、ホーチミン市に遊びにいらっしゃいました。

ちょうど、旧正月の休みにぶつかり、体育館等、公共施設が休みでしたが、最終日に子供たちを対象に指導していただきました。

4歳から11歳まで合計5名、始めたばかりの子供から、11歳以下ベトナム女子チャンピオンまで、バラバラな構成でしたが、みな楽しく指導していただきました。

初期段階での設定が重要とのこと。私も非常に勉強になりました。

子供たちも目に見えて上達し、関係者も非常に喜んでおります。

どうもありがとうございました。

ハノイに行ってきました。

久しぶりに、仕事で首都ハノイに行ってきました。

日本も寒いと思いますが、12月上旬、昼頃の同じ時間帯で、東京13℃、ハノイ16℃、ホーチミン30℃でした。

この時期ハノイは湿気が多く、雨が多いので、気温以上に寒く感じます。

ハノイ駅周辺です。この日も霧雨でした。以前、選手と一緒にハノイからホーチミンまで電車に乗りましたが、寝台列車で33時間かかりました。

以前に比べ、車が非常に多くなりました。

ホーチミンとハノイは直線距離で1100キロ、飛行機で2時間かかります。

同じ国でも雰囲気が全く違います。

今回、上着一枚で行きましたが、考えが甘かったです。

薄手のダウンジャケットを着ている人が多かったです。

ハノイ周辺の選手たちが、ジャージを欲しがる理由を改めて感じました。(ホーチミンに住んでいるとほとんど必要ないのですが。)

ホーチミンも最近ようやくクーラーなしで寝れるようになりました。

バイクに乗ると短パン、Tシャツだと少し寒いこの頃です。

第29回東南アジアオリンピック

先週、26日までマレーシア、クアラルンプールにおいて、東南アジアオリンピック大会(SEAGAMES)が開催されました。

2年に1回開催されるこの大会、シングル、ダブル、団体戦(オリンピックと同じ方式)で開催され東南アジアの国々にとっては非常に重要な大会です。

東南アジアではシンガポールが飛びぬけ強く、全7種目中、毎回シンガポールがほとんど優勝します。

そんな中、男子団体戦でベトナムが優勝しました。

優勝、ベトナム、2位、シンガポール、3位インドネシア、マレーシア。(写真BAOMOI社)

ベトナムは予選でタイに3-2で勝ち準決勝でマレーシアに3-0、決勝でシンガポールに3-1でした。

ベトナムの優勝は2009年ラオスで男子ダブルス優勝以来です。最近のベトナムは弱いと思っていましたが、ほかの国もメンバーがそろわなくなっているのでしょうか。

シンガポールはヤンツー選手、リフー選手が引退したのが大きいです。

それでも優勝はうれしいものです。

現在東南アジアの強い選手は、ガオニン選手がぶっちぎりで、だいぶ落ちてタイのPADASAK選手といったところでしょうか。

女子団体戦は優勝シンガポール、2位タイ、3位マレーシア、インドネシア。

個人種目はミックスダブルスでタイが優勝した以外すべてシンガポールでした。

シンガポールのテレビ局、決勝の動画です。

これを機に少しでもベトナムが強くなることを期待して!

インターハイに行ってきました。

インターハイに行ってきました。

開会式と試合初日を観戦しましたが、会場の熱気が素晴らしかったです。やっぱり日本の試合は良いですね。活力をいただきました。

今年で、高体連のベトナムゴールデンラケット大会への派遣が10年連続の出場となったため、感謝状をいただきました。

10年連続。あっという間でした。

選手や監督、関係者の方々、100名以上の方がベトナムにいらしていただいています。

この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがたいことです。

来年からまた10年、頑張って日本チームのサポートをしていこうと思っております。

今回のインターハイ、ゴールデンラケット大会から1週間後の開催。最終日まで見ることができませんでしたが、女子シングルスで梅村選手が優勝、女子ダブルスで三村選手、優勝、女子シングルス岡崎選手が3位と、ゴールデンラケット大会に出場した選手が大活躍でした。

私にとっても心に残るインターハイでした。

また、大会期間中は関係者の方々に大変お世話になりました。

ありがとうございました。

感謝状、私にとっての宝物です。大事に飾らせせていただきます。

試合会場の様子

試合会場はこんな感じです。例年に比べ、雨が多く降ったこともあり、例年よりも観客は少なめでした。

来年は、ITTFのルールに合わせ、フェンスのロゴの色を単色にしようと相談中です。

男女シングルス、決勝戦の様子。今年も卓球台をドレスアップしました。

4日間、毎晩夜7時から地元ホーチミンテレビジョンの中継が入りました。

QUYNH選手(ベトナム)。会場は非常に盛り上がりました。

今年の新企画。ドイツの世界選手権に行ったときに、ドイツのタマスさんにお願いして、分けていただきました。テレビ映りが良かったです。審判たちにも大好評でした。

今年は初めて台湾が参加しました。試合のレベル情報がなかったようで、来年は強い選手を連れてくるそうです。

また来年、各選手、観客に喜ばれるような試合を連盟とともに、開催できるよう、頑張っていきたいと思います。

 

 

第31回ゴールデンラケット大会、男子結果

男子は残念ながら、入賞することはできませんでした。

日本は予選リーグ、6チーム中、3位でした。リーグ内では韓国Aがとびぬけて強く、全勝。ベトナムナショナルチーム、日本、インドと3者間の得失点率となりましたが、ベトナムに0-3で負けてしまったため3位です。インドには3-1で勝利しましたが、最終戦、ベトナムも日本に勝てば勝ち上れるということで、必死でした。会場も盛り上がり、ベトナムNTは観客の前で何とか面目が保てた感じです。

優勝、韓国A、2位韓国B、3位ベトナムNT、タイ。

韓国は毎年、実業団チームが参加しており、皆太ももの筋肉がすごかったです。

吉田選手。予選リーグは準優勝した韓国のカットマンの選手に負け、2位上がりでしたが、その後インドの選手に4-3で勝ち、準々決勝で優勝した韓国のPARK CHAN HYEOK選手に1-4で負けベスト8。

渡井選手。予選リーグで優勝した韓国の選手に負け2位上がり、決勝トーナメント1回戦で、準優勝の韓国KANG DONG SOO選手に3-0リードまで押しましたが、4-3で惜しくも敗れベスト16。

吉田選手、予選リーグでベトナム、香港、インドの選手に負け4位。ベトナムのQUYNH選手との対戦は大いに会場を沸かせましたが、パワーに押し切られました。

岩永選手。予選リーグで香港、ベトナム、韓国の選手に負け4位。2年生ながら頑張りましたが、あと1本が遠かったです。来年に期待です。

男子藤井監督。

優勝、韓国PARK CHAN HYEOK、2位韓国KANG DONG SOO、3位ベトナムセメントチームNGUYEN DUC TUAN、3位香港LAM SIU HANG。

日本選手たち、あとちょっとでしたが、入賞の壁は厚かったです。

 

第31回ゴールデンラケット大会、女子結果

7月15日から18日まで4日間、ゴールデンラケット大会が開催されました。

開催種目は団体戦とシングルス。

日本女子は毎年良い結果を残しておりますが、今年も頑張りました。

女子団体戦、準優勝。

各5チーム、2ブロックで予選リーグが行われましたが、日本のブロックにはタイと香港が入っており、激戦となりました。

まず、タイと対戦し、3-2で何とか勝利しましたが、タイが強豪香港に3-2で勝利したため、決勝トーナメントに上がるためには、香港に最低でも2-3にもっていかないと、勝ち上がれない状況になりました。香港には昨年優勝した、NG WING NAM選手と世界ランク150位前後の選手を2名揃え、優勝候補です。

厳しい状況でしたが、梅村選手が世界ランク158位の選手にトップで3-1で勝利、2番青木選手がNG WING NAM選手に0-3、3番で三村選手が世界ランク146位の選手に3-1、4番で梅村選手がNG WING NAM選手に3-1で勝利し3-1で香港に勝つことができました。

結果1位日本。2位タイ、3位香港で、決勝トーナメントに進出することができました。今回の香港に勝利することは非常に素晴らしいことと思います。

準決勝、香港Bに3-1で勝利し、決勝は再びタイと対戦です。

タイはT2リーグに参加しているサウェータブット選手が欠場していますが、世界ランク、74位、99位、193位と粒ぞろいです。

予選リーグでは梅村選手が2点勝ち星を挙げ、2-2ラストで三村選手がセットオールジュースで何とか勝利することができましたが、決勝では1-3で敗れてしまいました。決勝はテレビ中継も入り、日本選手たちも頑張りましたが、惜しくも準優勝です。

タイの若手選手2名、2014年のタイジュニアサーキットに出場していましたが、ここ数年で非常に上達しているように感じました。

三村選手。予選リーグを1位で通過し、ベトナムのエースに勝利しましたが、準決勝でペトロベトナムチーム、助っ人中国人のカットマンに1-4で敗れ3位。

梅村選手。優勝したPARANANG ORAWAN(タイ193位)選手に2-4で敗れベスト8。しかしながらトータル2敗は立派な結果です。

青木選手。予選1位通過もインドの表、アンチの選手に敗れベスト16。昨年からランクアップです。

岡崎選手。予選で、香港のLI CHING WAN(世界ランク146位)の選手とインドのアンチの選手に敗れ、予選3位。

女子監督、瓜生先生。見事な采配でした。

試合後、タイの選手たちと。

香港の選手たちと。

今年も連日、日本の選手たちに、たくさんの声援をいただきました。

本日よりゴールデンラケット大会開催です。

本日より、ホーチミン市においてゴールデンラケット大会がスタートしました。

日本チームは今年も高体連からの派遣で10回目の出場となります。

参加国は、日本、香港、インド、韓国、台湾、タイ、ベトナムです。

ユーチューブで試合をライブ配信しております。

https://www.youtube.com/channel/UCFNB1C8Fb5xrHtkfbtNRuCQ

午前中、日本男子とベトナムセメントチームBの試合が配信されました。

(最初の10秒くらい画面が縦ですがその後修正されております。)

ホーチミン市卓球連盟ホームページ(結果)

http://pingponghcm.org/

 

参加選手

団長 田中 正一(大垣工)

男子監督 藤井 健(都城商業)

女子監督 瓜生 勝己(福井商業)

男子選手

吉田 海斗(希望ヶ丘)、渡井 丈人士(静岡学園)、吉田 俊暢(専大北上)、岩永 宣久(帝京安積)

女子選手

梅村 優香(四天王寺)、三村 優果(明徳義塾)、岡崎 日和(川口総合)、青木 千佳(福井商業)

高校生、みな頑張っております。是非、ご覧ください。

 

練習会場で見た強豪国との差

今回の世界選手権、練習会場が一つだったため、多くのトップ選手の練習を見ることができました。

昨年のマレーシアは、第一会場と第二会場、練習場所が分かれていたため、練習している選手は第二カテゴリー以下の選手で、あまり強い選手はいませんでした。

試合期間前半と後半では、練習している選手たちの卓球が別物でした。大会期間後半はトップ選手しか残らなくなるため、球質や打点がより厳しいものでした。

皆いろいろな練習をしていましたが、基本的な練習が多く、特にフォア2本、バック2本の練習が全般的に多かったように思います。

オフチャロフ選手と荘智淵選手が二人でこの練習をしていましたが、スイングスピードが速すぎて振っているラケットが見えませんでした。当然コースや打点もすごかったです。質感が圧倒的にすごかったです。

今回感じたことは、トップ選手は準備運動、トレーニング、練習後のストレッチに時間をかけていることです。

日本の選手など練習前の準備にみっちり1時間近く時間を使っておりました。練習後も専門家の指示に従い、時間をかけて、しっかりと体をほぐしていました。

弱いベトナムはというと、5分も準備体操していない感じです。

練習後もそのまま何もせず。差は歴然です。

ベトナムの選手たちも、トップ選手の練習を見れたので、何か感じてくれると良いのですが。