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「神奈川県卓球指導者講習会」

父が「こういうのがあるけど、泉も行くか?」と声を掛けてくれました。

 

「神奈川県卓球指導者講習会」

 

つまり、指導者のための講習会。

 

 

これって、私が参加しなくて誰が参加するんですか?

 

 

残念ながら、選手は一人しか連れていけないという事だったので、一番強いカルロス君をお供に参加して来ました。

 

その間、他の3選手は母に「海老名サービスエリア」に連れて行ってもらいました。

 

 

あのですね、日本の選手がどうして強いか、私、わかっちゃいましたよ。

 

指導者が素晴らしいんですよ。

 

指導者を指導する人も凄いんですよ。

 

 

講師は泣く子も黙るあの「近藤欽司先生」。

 

 

その後は、4グループに分かれて

 

1、フォアハンド、フットワーク

2、イボ、カットマン

3、バックハンド

4、レシーブ

 

について神奈川県トップの高校の先生方から、神奈川県の高校、中学、クラブチームの先生方と選手が教わるという企画でした。

 

42校が参加したそうです。

選手は100人以上。

 

そしてなんと! 河野文江さんがこの講習会にいらっしゃいました。

 

私が左ペンになった理由は、岸田聡子さんと河野文江さんの影響。

 

河野文江さん。

 

神奈川県の強い女子選手といえば、先ずは河野文江さんでした。

 

もちろん拝ませて頂きました。

 

 

中高生が参加している講習会に、何だか幼児が居るな〜、と思っていたら河野文江さんのお子様(6歳)と、白鵬女子高校出身の白根さんのお子様(5歳)でした。

 

講習会中に一生懸命素振りをして、片付け中に反復横跳びしていました。

 

 

うちの息子は4歳。息子よ、お前の出番だ!

海老名総合体育館

今まで海老名市卓球協会さんのご協力で、毎週金曜日の夜6時から9時までは、海老名総合体育館の3分の1面を貸し切っていただいており、卓球の練習ができていました。

 

しかし、憎っくきコロナウイルスのせいで中止。

 

今回はペルーの男の子達を連れて来ているので、父に手続きを願いし海老名総合体育館を3分の1面貸し切ってもらい、練習することが可能になりました。

 

2月の16日まで貸切をしています。

 

初回の参加人数は18人。台は8台出しました。ちなみに最高16台置けるそうです。

次回は海老名総合体育館の小体育館で練習しますが、参加したい方は遠慮なくどうぞ!

 

5セットマッチの申し込み試合となります。

 

お金は取りません。

 

ペルーに行くのは時間とお金がかかりますが、ペルー人、今、日本に居ますぞ!

 

リトルキングス

今回のペルー人の日本遠征は、三田村宗明さんの協力が無ければ成り立ちませんでした。

 

日本入国のビザの手続きや、練習の受け入れをしてくださいました。感謝してもしきれません。

 

 

日本で最初の練習はもちろんリトルキングス。

神奈川県海老名市にあり、私が生まれ育った卓球クラブです。

 

 

なんと三田村さん本人が直接ペルーの子供と試合してくださり、ボッコボコにしていました。

 

三田村さんは厳しいけどお茶目。お茶目だけど厳しい人です。

 

まだまだ日本遠征は始まったばかり。これからもリトルキングスさんにお世話になります!

「感謝」といえば「岸田卓球場」

迷いながらもなんとか岸田卓球場までたどり着きました。

 

そして「感謝」といえば「岸田卓球場」ですよね。

 

昔、神奈川県の岸田さんと言えば美人3姉妹で有名でした。

 

何を隠そう、私が左のペンにしたのは末っ子の岸田聡子さんに「あやかりたい」という一心で。

 

いやー、憧れでしたね。だって、美人で強くて優しいんですよ?

 

もう、申し分ないというか。男でなくても惚れていました。

 

聡ちゃんと同じ左のペンにしたんだけど、いつになったらあやかれるんでしょう?

 

今か、今か? とワクワクしながら恩恵が受けられるその日を待っているのですが!

 

 

そして先日、「岸田卓球場」へお邪魔しました。みなさんまぁー強い。

 

ちょっと待ってちょっと待って、え? みんな、どうしちゃったの? っていうくらい強い。

 

一生懸命試合するし、声ちゃんと出すし、速いし強いしミスしないし。

ペルー人はボッコボコにされ、たぶん2勝しか出来ませんでした。

 

たくさんのユニフォームまでいただき、本当に感謝しております。

またよろしくお願いいたします!

地図とは

唯一やらかさないのがご存知カルロス君ですが、そうなると付き添いの日本人のおばさんも例外なくやらかす訳ですよ。

 

昔、ずっと通っていた「岸田卓球場」。

 

何年も何年も通ったあの「岸田卓球場」。

 

湘南台駅から徒歩6分、いや5分。

 

湘南台駅から直線、右に曲がるとすぐにあるんですけど。

 

久しぶりに行くから地図を印刷して持って行ったんですよ。

 

普通の人なら地図なんていらないんです。

 

まぁ、私のレベルになると地図っていうものが必要になってくるというか。

 

何年も通ったことがあり、駅から直線、右に曲がってすぐの所にあるので、普通の人なら絶対に迷うはずがないんですけど。

 

そこは私。裏切りません。

 

見事に迷いました。

 

地図持って行った意味なし。

 

携帯電話持っていた意味なし。

 

おじさんに道を聞いたら快く案内して下さり、命拾いしました。

 

今日学んだこと。

 

「道に迷ったらすぐ人に聞く。日本人はみんな優しい。感謝」

唯一やらかさない漢

パスポートは見つからないわ(フアンディエゴ)、

搭乗ゲートの番号をまんまと間違えるは(エステバン)、

パソコンは置いていくは(ジョバニ)、

ペルーの子供らはおのおのやらかしてくれている訳ですが、一人だけまだ何もやらかしていないツワモノが居る。

 

そう、カルロスだ。

 

いや〜、さすがカルロス。

 

やっぱり今の時代、やらかさない奴といえばカルロスですよね!

 

もうね、俺は肉を喰うぞ! みたいなワイルド感が凄いんですよ。

 

どうしよう、日本食、口に合わなかったら。

 

「こんなん、飯じゃねー! 肉を出せ肉を―!!!」っつて、着ている服とか急にバリバリバリ〜! って破かないかしら?

 

って心配していましたが、そんな心配カルロスには通用しませんでした。

 

もうね、何でも食べるし量もすっごいの。

 

いつでも腹ペコの15歳。

 

そしてすごく優しい。

 

やっぱりお前が最初にやらかしたか。そして次は誰だ?

フアンディエゴよ。

 

空港のカウンターに着いて一番最初にやることはパスポートの提示なんですけど、リュックをガサゴソしながら

 

「あれ〜? パスポートがない〜!」って言ってるんですよ。やはり、お前が最初にやらかしたか。

 

驚きはしませんでしたよ。全然想定内。

 

だから大丈夫。

 

全然大丈夫。

 

パスポートが見当たらなくても全然大丈夫。

 

で、やっぱりパスポートは見つかりますよね。

 

っていうかパスポートをなくすとか、本当に有り得ませんよね。

 

周りのメンバーは口々に「おい〜、フアンディエゴ〜!」と言って冷やかしていました。

 

 

次にやらかしたのはエステバン。

荷物検査の時に全ての荷物をカゴに入れるんですけど、パスポートと搭乗チケットをカゴに入れたまま受け取らずに歩き始めました。みんなからつっこみの嵐。

 

 

次。搭乗ゲートってたまに変更することあるじゃないですか。

なので、搭乗ゲートの番号の確認をフアンディエゴに申し付けました。

ノコノコとモニターの所へ行くが、

「どうやって見ていいか全然分かりません」と引き戻ってきました。

そりゃそうだ。

モニター視るのって、結構複雑ですもんね。

 

すると、割と海外旅行をこなしていたエステバンとカルロスが「俺たちに任せろ!」と頼もしい一言。

 

「俺が見てきます! 変更してました、18番ゲートです」

 

搭乗口ゲートよ、やはり変更していたか。

 

チェックするように頼んでおいて良かった!

 

「搭乗口の番号はこの様に頻繁に変更するから、気をつけるんだよ〜!」

 

と、モニターを見ながら他の子供に教えていたら、あれ?

 

全然変更になってないんですけど。全然17番ゲートのままなんですけど。

 

惜しくも18番ゲートの行き先もマイアミで同じだったけど、フライトナンバーが違うよ〜!

 

 

次。ペルーの出国検査を皆で受けていて、いよいよ最後のジョバニ君が手続きしているまさにその最中。

 

「さっきの荷物検査でパソコンをリュックから出したまま、忘れてしまいました」

 

お、ま、え、小指の骨折るぞ。

 

係員に同行してもらい、20分程してジョバニくんがようやく戻ってきました。

利き手の小指の骨折った

日本に行ったら皆で合計1000試合こなすぞ〜〜〜!

 

一人250試合、4人合わせて1000試合を目標に、日本遠征に臨んだんです。

 

日本には50日間いるので、1日5試合すると250試合できる計算になります。

 

 

で、こういうのって足並みを揃えることが大事だって、皆さんも学校で習ったと思います。

 

クラス対抗大縄跳び! みたいな。

 

 

それなのに。

 

 

それだのに。

 

 

最初の大縄の「縄を回し始める時点」でバラッバラ。

 

 

日本遠征出発直前に、学校の体育の授業中に「利き手の小指の骨折った」なんていう空気の読めないペルー人の男の子が一人居まして。

 

まぁ私の教え子なんですけど。

 

名前をジョバニ。

 

手術しました。

 

小指の骨を折ったので手術しました日本へ出発する・前・に!

 

もうね、足並みバラッバラ。

 

 

 

体育館でランニングか、トレーニングか、ラケット持たずに立っている子が

 

ジョバニです。

 

お見知りおきを。

 

機内のおやつ、クッキーの行方(ゆくえ)

ペルーからマイアミの飛行機ではジョバニ君が隣に座っているにも関わらずおならをプップと出していたわけなんですが、マイアミからダラスへの飛行機では例外もなくおならをプップと出しました。

 

で、マイアミからダラス行きの飛行機の隣の席に座ったのはルイージでした。

そう、あの有名な方の弟さんですね。

口ひげ生やして、青い目で、緑のティーシャツ着てました。

でもって、帽子もちゃんと緑色。

お兄さんのマリオは見当たりませんが?

ヨッシーは預け荷物として預けたんでしょうね。

目立つはずなのに、此処には居ない。

 

で、ピーチ姫は何処に?

 

え?

 

まさか、

 

ピーチ姫って……もしかしてこの私?

 

え? やっぱりそうだったの? やっぱり私が姫だったの?

 

薄々気づいてはいました。

 

もしかしたら、私は姫なのかもしれないって。

 

女に生まれた以上、私が姫だったということはあり得る。

 

 

そうか〜。私が姫かぁ。だって、ルイージがここに居るでしょ?

 

そしたら何処かにマリオも居るはずで、そしたらヨッシーが預け荷物として預けられていて、そしてピーチ姫はこの私。

 

ルイージがたった今助けに来てくれたっていう設定。

 

CAさんが、機内でクッキーを3人分一気に渡してきました。つまり、私と私の息子とルイージの分。

 

家族に間違えられたという。

 

私、ルイージと結婚していることになっちゃった! 隣に座っているルイージにもこのクッキー渡してね、あんたの夫でしょ? というCAさんの勘違い。

 

CAさんから「これを!」という目配せで渡してきた3枚のクッキーを、

 

私も私で「任せた!」と、相槌を打ちながら受け取った。

 

「つー」といえば「かー」というように。「ワビ」とくれば「サビ」。

 

 

致命的だったのは、1枚多くクッキーをもらったのは、息子におまけしてくれたのだと私が勘違いしたこと。

 

子供にやさしいCAさん。おまけをくれるなんて気が利くぅ~!

 

こういう気の利かせ方、最高。素敵でおしゃれ。私もそういう気の利いた大人になりたい。

 

「嬉しいなぁ、優しいなぁ」なんて思いしばらく私のテーブルにずっと置いていたんですけど。

 

で、あれ?

 

これってルイージにも渡せと言われなかったけどあの目配せは言われたのかもしれないと、時間が相当立った後に気がついて、ルイージにクッキーを差し出したらルイージの奴、すぐにクッキー食べ出したよね。

 

お前の顔なんて、しばらく見たくないんだよ。

あれ? 飛行機の中って、こんなに寒かったでしたっけ? 今年から変わった?

 

今、私、めっちゃ半袖なんですけど。あと6時間もこの寒さに耐えるの?

 

息子は私の膝枕に頭を乗せて天使のようにすやすや寝ていますし、隣に座っているジョバニ君はなんだかあったかそうな服着て寝てますけど。

 

 

実は厚手のパーカーを手に持ってたんですけどね、「これを着れば荷物が減る!」という事を閃いてしまって。

 

寒くはなかったけどとりあえず着ると、あら不思議。持ち物が一つ減ったよ。

 

まぁ、なんていうか、自分ではあまり言いたくないんですけど、私って結構、「気が利く」ところがあって。

 

 

出国手続きとか荷物検査とか、飛行機に乗るまでに色んな場所を回らなきゃいけないでしょ? 安い観光ツアー客のように時間に追われながら。

 

 

で、重めのリュックを背負い、左手には手提げ袋、右手では走り回る息子の腕を絶対に離すまいと掴み、あっちへこっちへ駆け回っていたらすっごい汗をかいていました。

 

背中とか脇、額から汗が噴き出していました。

 

 

飛行機に乗り込んだ瞬間、厚手のパーカーを映画「ショーシャンクの空に」の

 

最後のシーンのようにパーカーを脱ぎ捨てしばらく余韻に浸った後、

 

速やかに上の荷物置き場に収納しました。

 

けっ! お前の顔なんて、しばらく見たくないんだよ。

半袖で涼しくてサイコー!

 

 

ジョバニ君は厚手のジャケットなんて手にしてるので、「こうやって私みたいに上の荷物置き場に乗せられるよ?」と教えてあげたんですけど、「いえ、飛行機内ではこれを持っているように身内に言われたので大丈夫です!」って言われた。

 

「え〜! 今こんなに暑いのにぃ〜?」とか言ってたら今めっちゃ寒いし、おならがめっちゃ出る。え? 何これ?

 

みんなもちゃんとおなら出てる? これって私だけじゃないよね?

 

わかった。飛行機に乗ったらみんなおならが出るから、こうやって空気の循環を怠らないんだよ。だから機内が寒いんだ。…ちょっと、皆さん、おならするのやめてもらえませんか?

 

お陰で半袖の私は今めっちゃ寒いんですけど!

 

で、隣でジョバニ君はあったかそうなジャケットを着て、すやすやと寝てるんですけど!

いーなー!

 

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