月別アーカイブ: 8月 2014

世界の若者の手元に粒高

あまり報道はされておりませんね。

ユースとはいえ、五輪なので報道に制限があるため、水泳やバレー、高校野球に話題を持っていかれている感は否めませんが、ユース五輪で日本の村松・加藤が大活躍でした。詳しくは速報を見ましょう!

 

そこで世界の有望な若者の用具をチェックします。

日本の2選手はおいといて・・・

まずはベルギーのアレグロ

本人の名前はラージラバーですが、

ティモボルスピリットに両面グリーンスポンジのラザント系。

フォアはラザントターボのようです。

ハンガリーのイムレ。

エバンホルツNCT5ですね。

フランスのザリフ。

フォアはフレアストーム2、バックはテナジー。ラケットは日本では廃番となったインナーフォースAL。

オーストリアのミシェク。

ティモボル・ALCに両面テナジー。超王道です。

タイペイ期待の粒高使い、邱嗣樺はクリッパーウッド。

気になる粒高面は、

これです。

大維の388D。変化よりも安定タイプで、プレーもチャンスをつくって、フォアで攻めるスタイルでした。

新たな粒高ヒロインの誕生ですかねー。

ユース五輪は人も少ないし、いろいろな用具もあったので、じゅんぐりと紹介していこうと思います。

プラ対応用具がいち早く登場

地獄のような体調不良から片足だけ生還させて帰って参りました。

ただの夏風邪のようですが、20年ぶりに38.0度を超えて布団を汗だくにさせてやりました。ここまで悪化すると卓球打ちたいなんて思わなくなるものです。

 

インターハイが終わり、すぐに全中がやって参ります。

インターハイはおもしろかったです。用具?用具はつまんないですよ。

上は画一化されすぎてブログでは取り上げません。ベスト8の使用用具については来月号(9月発売)でご確認ください。

しかしその中でこのラバーを使う選手がいたので、XIOM新作紹介でも致しましょう。プラスチックボールの対応をうたっています。

 

まずは

オメガⅤのアジアとヨーロ

当初はふたつともスポンジ硬度45度で出すという話でしたが、プラスチックボール対応のためにかわりました。

①スポンジが変わった

硬度はアジアが50度、ヨーロが45度ですが、そもそもツアーとプロとスポンジ自体が変わった。硬度だけでなく、よりつかむスポンジに変更。

②シートは踏襲

アジアがプロのシート、ヨーロがツアーのシートを装着。

③ヨーロはちょっと女性を意識

実際に実物を見るとヨーロのパッケージは赤紫のような女性っぽい。男子のバックや女子のフォアに良いとのことで、女子でも使えるオメガをイメージ。実際にインターハイ使用選手は女子のフォアでした。中級男子にはフォアでも良いでしょう。

 

まとめると

こういうこと

アジアは柔らかいシートでつかんで、50度のスポンジで吹っ飛ばす。

ヨーロは硬めのシートで引っかけて、45度のスポンジで気持ち良くコントロール。

個人的にはヨーロかな。最近軟ラバブームが来ています。軟ラバのストックがたくさんあって、困っているくらいです。そのうち自腹買いで感想を載せますね。

 

 

ラケットはもっと種類がありますよ。

すごくおもしろい合板構成のヴェガツアー

現在、ヴェガプロとヨーロが発売されていますが、ツアーはおもしろい。

上板:桧/添芯:アユース/中芯:桂

そしてアウターにゼフィリウムエックスカーボン。

めちゃくちゃな合板です。しかし打球感は意外に軟らかくて、正直想像より飛ばないです。もっとガチガチかと思ったら、むしろコントロールが良い。

回転のかかり具合も良くて、弧線もしっかり。これ、おもしろいですよ。使いたくなるほど。

 

そして

ラケットのオメガシリーズ。

こちらもツアー/プロ/ヨーロ の3種類。

ラケットオメガは7枚合板シリーズです。

簡単に言うと、ツアー=黒檀。プロ=紫檀。ヨーロ=洋材 を使った7枚合板です。

ええ、あのシリーズが頭に浮かぶことでしょう。

そして他にも黒檀や紫檀を使ったラケットはあります。

ではどこに違いを出すのか。それは上板の作り方に秘密があるようです。

ヒントはブレードに書かれたジョイントレス

ハッキリ言って、これが卓球にどう良いのかはわかりませんよ。でも他との違いのひとつですね。

全部7枚合板ですし。

 

ラバーと違い、いまいちXIOMのラケットが認知されていないのは、名前が似ていて、しかも性能差がわからないということがあるでしょう。

一般的には

ツアー プロ ヨーロ

とあれば上から弾みが良いと思いますが、それも違う。

ヴェガは ヨーロ、プロ、ツアー

オメガは プロ、ツアー、ヨーロ の順で弾むようだし。

その辺をいったん整理する必要があるかもしれないですね。いくら性能が良くても理解しにくい物、よくわからない物だと手が出しづらいです。

これだけのスペックで4本とも15000円ですから、良心的な価格かと思います。見つけたもん勝ちのメーカー、用具はまだまだ埋まっています。

さあ、プラボールになりますよ。用具をもっと盛り上げていきましょう。

これからプラ対応用具がどんどん出てくることでしょう。

ちょっと寝ます

一週間のインターハイを終え、

本誌の編集作業に追われ、ようやく落ち着いたところです。

今月号には速報という形で7Pほどインターハイの様子や結果を掲載します。詳報は来月号です。用具情報も来月号です。おもしろい?用具は、1つ2つ程度なので、その部分はおもしろいかも。

男子は特殊素材ばかり。スーパーZLC、ZLC、ALC、などなど。

ベスト8に木材はひとりだけでしたね。逆に女子はまだまだ木材が強い。

やっぱり中級者は “トップの女子に学べ!” である。

前陣での打ち合い、いかに入れるかの用具、ループドライブ、カウンター、そしてロングサービス。

女子卓球こそ、中級者男子が参考にすべき技術と用具が満載だと思います。

あー、山梨は良かったなぁ。

暑かったけど、爽快な暑さで−。

 

さてさて、本題です。

疲れました。寝ます。

お盆休み後にまた起きます