月別アーカイブ: 8月 2015

インターハイのカットマン前編

どうやら9月26日からのアジア選手権へ取材に行きそうです。

弊社は今までは行っていませんでしたが、今回はITTFのイベントになったようで、タイのパッタヤへ行ってきます。

バンコクから2時間程度で着く美しいリゾート地なのですが、

予測変換に

不安しかありません・・・・。

頑張ります!

 

さて、インターハイの報道ページを作りながら、写真を見ていると、今年は特にカットマンが多かった気がします。

まずはジャブとして、どのような用具が多いかザッと見てみましょう。

ラケットラバーはわかるものだけ紹介していきます。書いてないのはわからないということのなので、あしからず。

 

城南の忠津選手。

ラケットは松下浩二。バックは粒の形からしてスピンピップスでしょうか。

駒大苫小牧の高選手。松下浩二ディフェンシブ

相原の野中選手。ラケットは羽佳。フォアはVS>401

地元近江の辻村選手。使用ラケットはナント珍しいパラーデ

長浜北の福永選手。松下浩二にVS>401

奈良女子の橋田選手。デフプレイにバックはカールP-4

愛み大瑞穂の伊藤選手。松下浩二にテナジー05

明豊の川野選手。松下浩二オフェンシブ

専大北上の熊谷選手。松下浩二ディフェンシブ

遊学館の三島選手。松下浩二にテナジー

明誠の松岡選手。デフプレイセンゾーにマークⅤとスピンピップス!

なに? マークⅤだと!!!

なんとタイムリーなのだろう。先日、現れたこの男もマークⅤ男

マークⅤを自在に操る男!

切れてなさそうで、切れているカット。

そして同じ弾道でくるナックルカット。引っかかるとその目がにやりと笑う。

英田理志

前期日本リーグでは2部で最高殊勲選手賞を受賞したすげーマークⅤ男。

今はマークⅤ HPSの厚を両面に使い、いやらしいカットとドカンドカンドライブを打ち込んでくる。

「カットが下手で、カット打ちのほうがうまいんです」と今の今までそのカットの変化に引っかかってきたオレを嘲笑うかのようなコメント。

ということで、カットではなく、カット打ちを教わりました(笑)

 

話が飛びましたね。

でもそれだけカットマンが多かったのです。

ザッと見るだけだと「松下浩二」の普及率をすごく感じます。「松下プロモデル」の時代から「松下浩二」へしっかりスライドしているようです。

カットマンは後編へ続きます!

インターハイ〜夏休み

インターハイが終わり、今日で全中も終わります。

そろそろ秋です。

各秋リーグ、大会に向けての用具の調整をしているところです。

ですが、完全に迷走中

 

候補1 ティモボル・ZLF オメガⅤヨーロ/ラクザ7ソフト

理由:弾みは申し分なく、上回転に強い組み合わせ。ただし、弾む分だけストップやツッツキは少々難しい。点数を取れるが、取られる場面が多い。

 

候補2 インナーフォース・ZLC 翔龍/V>15エキストラ

理由:クセ球が出るラバーとインナーフォース・ZLCの弾みがあればスピードは問題ない。ただし重くて、扱いづらい。

 

候補3 アルバ GFT48/V>01スティフ

理由:弾まない木材と回転のかかるラバーのラリータイプ。技は多いが打ち抜けない

 

候補4:デフプレイセンゾー エボリューションMX-S/オメガⅤヨーロ

理由:めちゃくちゃ弾まないラケットをあえて使用。正直言って、遅い。ただし、唸ったボールは行く。ブロックがうまい人には勝てる気はしません。

 

という候補を持ち歩きつつ、打てば打つほど泥沼へ。

もう少し迷走します。金土と久々に卓球をしたら尻が筋肉痛です。まずは卓球の頻度を増やすべきでしょうね

 

 

さて、インターハイは

デブ禁止の通路から始まりました。

駅は膳所(ぜぜ)

京都駅から10分程度ののどかな町

大津プリンスホテルにおっさん3人を同部屋に詰め込んで、

良い眺めでインターハイがスタート

 

特集号は9月19日に発売になります。いつもより2日速い!ということは締め切りも2日速い!!!マジか!!!!!!

報道特集、技術、インタビューなど、盛りだくさんで作っています。

それは来月までお待ちください

 

インターハイで団体ベスト16に入った近大附福山

今年は西田誠広さんがベンチに入り、戦っていました。

ゴリゴリのペンドラで戦う西田さん(TTSタカハシ時代)

 

ぼくが西田さんを初めて取材させていただいた時が

これですね。日本リーガーファイル

ぼくとほぼ同世代のため金擇洙の話題で盛り上がった記憶があります。

インターハイでお会いして、「こいつ、ブログで紹介してあげてください」という

バズーカー谷川(本名:谷川敦哉)

 

名前の通り、バズーカーのようなフォアハンドでブンブン振っていく

大会中に叫びすぎて、団体終了後に話を聞いた時にはノドがガラガラ。ガッツのあるプレーとベンチで盛りあげました!

 

インターハイの用具は単ベスト8の選手が本誌に掲載される予定です。(だからこの質問はしないでね)

それ以外の選手で会場で見たものを次回から考察していきたいと思います。

 

そしてインターハイが終わり、3日後に北海道へ

普通に夏休みで旅行です

札幌で2日過ごし、函館に車で移動してから帰ってきました。

札幌で少々時間があったので、

スポーツショップ キタザトさんへ。

先月から用具ランキングにもご協力いただいております。ありがとうございます。

 

商品が充実しています

ラバーを1枚、そしてキタザトさんのオリジナルの保護シートを2枚購入!

 

また、北海道卓球連盟の理事長である柳原正明さんに

「来ました!」と連絡したら美味しい海鮮&北海道飯をご馳走していただきました。ありがとうございます。

札幌から函館へ移動している道で大橋先生のいる長万部中があったのですが、その日(19日)は北海道の新学期スタートである始業式だったようで(テレビのニュースでやってた)お忙しいと思い、寄らず。

今度、機会があったらラケット持って寄ります!

 

と、インターハイ〜夏休みを満喫し、今週からバリバリ働きます。では!

インターハイへ行くぜよ!

夏休みに入ります

私のではありません。世間のです。そしてブログもです。

なぜかというと、明日からインターハイへ出発するからです!

9〜14日、滋賀に行って参ります!

 

会場となる滋賀県立体育館(写真は2014年度高校選抜時)

明日の開会式はこの大津プリンスホテルで行われます。

卓球王国取材班もこのホテルです!

 

そしてそして、インターハイ後に本当の夏休みがあり、私は北海道に高飛びする予定です。

というわけで、多忙によりコメントの返信はできないと思います。

 

 

その代わり、インターハイ速報でドカンドカンと情報をアップしていきますので、そちらをご覧ください

インターハイ速報

 

では高校生にパワーをもらってきます!

新たな看板ラケット

もう、暑いという言葉は聞き飽きたくらいの暑さです

昼間は日差しが強いので、日が暮れるまで待ってから出かけるというドラキュラみたいな生活になってしまいました。

どうせならインターハイで真っ黒に日焼けしてやるぜ!

 

前回の続きです。

インカレで密かに流行していたラケット、、、それは

 

フォルティウスFT です

 

立命館の強打者・矢城選手

筑波大の田崎選手

専修大の徳島選手

早稲田大の高橋選手

神戸松蔭女子学院大の長尾選手

同志社大の政本選手

などなど様々な選手が使用していました

 

もちろん

大島君は継続使用中

 

何がそんなに良いのだろうか・・・と思い、改めて試打をしてみました。

まず

ルックスが良い!

レトロな木目調とシンプルなデザイン。

ダーカーorスティガのような木材の洗練さがあります!

 

肝心な性能の特徴としては、

7枚合板の中では弾みが良く、引っかけたドライブはもちろん、ぶつけ気味のドライブも良いのが素晴らしい。

打っていて非常にエネルギーロスが少ないと思いました。初速の速さがあり、台についてからの伸びも良い。そして木材ならではの食いつきと弧線があります。

ボールのスピードはかなりのもので、飛距離も出るから中陣でも問題ありません。

 

最近流行ってる理由のひとつとして感じたのは、

「特殊素材よりも使いやすくて同等レベルのボールがいく」

というものです。

5枚じゃ物足りない、インナーだと弾きが足りない、でも特殊素材だと弾みすぎるという人がたどり着く7枚合板の中でも割と特殊素材寄りです。しかし、それでも硬い木材の打球感と食いつきをより感じることができます。

価格も良いし、売れているのは大島君効果だけじゃないなーと思いました。

 

ただし、、、、このラケットは思った以上に小さなパワーでも弾きます。

5枚合板のような吸収力はない。ゆえにブロックで勝手に良いボールが行くのは良い。

しかし、台上は少し弾みすぎる感があります。例えるならばスティガのインフィニティのように台上でポーンと勝手に飛んでしまうことがあります。インフィニティの7枚バージョンというのが一番シックリきますね。

そして、結構重い! 80の後半〜90g以上がほとんどで、両面に特厚を貼ると少ししんどいです。

 

「重く弾むラケットだから、重くて良いボールが打てる!」と言えば当たり前のことですが、ドライブ打法とミート打法のどちらもやりやすいという+αがこのラケットの特徴でしょう!

木材と言えば回転をかけないといけないと思いがちですが、ドライブだけではなく、ミートやスマッシュ、カウンタープッシュなどを使う人には最適なラケットと言えます。

 

裏ソフトではGFT 表ソフトではブースター

そしてラケットにも看板になるものが登場したミズノ。こうなると今後の商品展開も面白そうです。

 

最後に

先日、ある写真を探していたら同大会でなかなかレアな物を発見

この打ち方、見覚えありますよね。

そう、ギリシャのギオニスです

大会は04年アテネ五輪ということは、11年前です

地元出場の彼はまだ24歳。カッコイイですね!

また昔の写真をいじっていたときにレア写真があったら紹介したいと思います