年別アーカイブ: 2015

2015年も仕事納め

メリークリスマス

が、あっという間に終わり、すでに年の瀬。

昨晩、会社忘年会で盛り上がり、仕事納めです。

とは言いながら、今日も8人会社に来て仕事をしています・・・

 

机上も超絶汚いので、片付けてキレイな気持ちで2015年も終わりましょう。

 

ちょうどというか、偶然、この投稿が400投稿目です。

イチ編集部の用具ブログがこんなに続くとは思いませんでした・・・。

気づけば、、、もうすぐ200万ヒット

試合会場でも声をかけていただいて、うれしい限りです。今後も用具を隠さずに見せに来てください(笑)

できるだけ皆さんに用具情報をお届けしたいところですが、段々と影響力が大きくなっているからこそ、安易に書けないことが多くなっています。そのへんは大人の事情としてご容赦ください。ここは「暴くブログ」ではないので、そのような話題は個人同士で意見を交換してくれたら良いと思います。

 

 

さて、最後に今年の私的優秀用具の紹介です

昨年は私的用具6大ニュースをやりましたが、今年は特にないので省きます

 

5位 WFSローター

ローター自体が珍しい。粒高用ではなく裏裏用に使いたい。TSPは「粒高ユーザー向き」と言っているが、弾みが結構あり、上級者粒にしか使えないので、裏裏を貼りましょう。スイートスポットを広げるウッドファイバーが入っており、どこで当たっても割と飛んでくれ、回転もかかる。今後、5枚合板には全部ウッドファイバー入れてもいいんじゃないか?と思うほど。

他にもハイ、ミッドの2種類弾みがあるが、両面を貼るには弾みすぎる(貼ってもレシーブ用の粒高や一枚)ため、ローターを推したい!

 

4位 翔龍

弾むテンション粘着

ノングルーになって粘着離れした人でも問題なくカムバック!

粘着は弱く、どちらかと言えばスピンテンション系に近いが、引っかけて打った時のうねるような弾道と回転力はすごい!

ヤサカは「ツッツキが切れるラバー」として開発。攻撃以上に小技にこだわった。値段も良く(4500円)、発売後はヒット作になった。

上から上から打つ人、、、これは良いですよ!上回転のラリーに超強い!

下から下から持ち上げる人、まだ翔龍は早いね、他のスピンテンションにしておきましょう。

 

3位 エメラルドVPSⅤ

エバンホルツよりも弾み、インナーフォースよりも真っ直ぐ飛び、インフィニティよりも弾く5枚合板

正直、私には使いこなせません。しかし、木材好きの上級者にはビビビと来たようで、いろんな人に「使いたいからスティガの人を紹介してほしい」と言われました。

台上のセンスがない人、絶対に使ってはいけません。ぶっ飛びます!

ストップ下手な人が使ってはいけません。ネットの3倍高いボールが返ります。

しかし、木材に限界を感じている人にとって、その限界を広げてくれるラケットになるはずです。

 

2位 リズムテック

年末に突如現れた大型新人

リズムは48、42.5、37.5の3種類に、リズムPが45度と1種類追加、

そしてリズムテックはその間を埋めるかと思いきや、42.5度のおかわり!

他リズムは回転はかかるけどシートが硬いので思った以上の硬さを感じるが、リズムテックはシートが軟らかく感じる。

おもしろいのは、今までの42.5度のラバーの「勝手に弾む感覚」が全くない。止めたいときは止まり、飛ばしたいときは飛ぶ。

軽打で食い込み過ぎないが、強打にも負けないラバー。

操作性の良いオールラウンドラバーとしては超優秀です!ドライブ、ミート、何でもいらっしゃい! 中級者のバックに貼っておけば、何でもできるでしょう!

 

1位 GFT48

45でも40でもありません

48です。48が良いのです!

このラバーはシートが少々硬いので、スポンジが軟らかいとシートの硬さを必要以上に感じてしまいます。48はシートとスポンジの一体感が完璧!

価格の良さ(4900円)も相まって、かなりの数を売り上げたGFT。48は今年一番使ったし、買いました。特厚が店からなくなって、売っている時にまとめ買いもしました。

ボールの回転量、軌道の安定感、小技の収まり、そして何よりコントロール性能が抜群です。

弱点はスピードと飛距離不足なので、男子のトップ選手にはなかなか使ってもらえませんが、中級者には最適です。

特に下から下からドライブする人向け。ループや持ち上げるドライブ、安定重視のドライブです。後ろから前へ力強くスイングするとあまり応えてはくれないかも。

 

 

と、上級と中級の目線を加味しての順位です。

2016年は国際卓球さんのセールに行って、年明け早々何か探索したいと思います!

では皆さん、よいお年をお迎えください。2015年もありがとうございました。

大会とDF紹介

V>15エキストラへのコメントありがとうございます

やはりいろいろな意見がありましたが、

大まかには自分と同じような感想を持った人が多かったようですね。皆さんの意見は非常に参考になります。今後とも宜しくお願い致します。

 

 

さて、しばらく試合がないので練習する気にならない自分。

と思っていたら

これが今日飛び込んできたので、紹介します

オンリーワン卓球選手権大会

 

これに出場しようかなーと。

賞金15マンです!どしどし応募しましょう!

2単1複の団体戦で、グループリーグ、そして下位トーナメント(これも賞金付き)もあるので、試合がたくさんできて、なおかつ入賞したら賞金ももらえる!

参加費は6千円と少々高いですが、その1部は肢体不自由卓球協会の2020年パラリンピックに向けた強化活動への寄付になります。

試合に出て、たくさん試合ができて、パラ選手への寄付で卓球界に貢献できる。

卓球界を応援したいけど、なかなか寄付なんて大それた事はできないし、どこに寄付したら良いのかわからない。という人でも

この大会に出るだけで気持ち良く寄付ができます。応援につながります!

みなさん、参加するだけで卓球界に貢献できるのです。

良い気持ちで寄付しましょう。そして楽しく卓球をしましょう!

 

「その賞金を寄付すればいいじゃないか!」という質問が飛んできそうですが、大会自体は「卓球の活性化」の意味もあります。賞金大会があったほうが注目も集まるし、パラ選手の認知もあがるのです。

130チームで締め切りなので、ぼくも早く申し込まなければ。とりあえず、社内で誰か組んでくれる人を探します。

 

 

さてさて、話は変わり

最近のトレンドはラケットケースです

XIOMのフェルト生地のラケットケース

非売品ですが、弊誌12月号のクリスマスプレゼント品で出品されていました。しかも20名!

こういう限定品をちょこちょこっと作るのでXIOMは良いですね。

レア感がありますし。

ラケット2本とゼッケンくらいは余裕で収納できます。

 

ただし、フェルトなのでラケット保護の機能はあまりありません。床に置いておいて踏まれたらまずいでしょうね。当たった人は、気をつけましょう!

 

先日、紹介したヴェガヨーロッパDFですが、試打完了したので、XIOMさんに試打レポートを提出しました

「さすがぴったりですね。驚くぐらいです」というご返信。コンセプトに合ったコメントができたようです。

 

発売が3月なので、まださわり程度の感想になりますが、紹介します。

おおまかな箇条書きちっくなメモです

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スポンジは軟らかいが、シートの硬さが目立つ。特にミート系で打球した時には硬さを一層強く感じる。

確実にヴェガヨーロッパよりもボールをつかむようになっている。
シートで薄くとらえてもボールは落ちず、「こんなに上に飛ぶの?」と思うくらいギュッと上へ飛んでくれた。そのため、プラボールになって落ちると考えている人には良いと思います。
ただ、ミート系打法でも思った以上に上に飛ぶので、ブロックがふわんと弧線を描いてしまいます。今までヴェガヨーロッパの直線的な弾道でブロックをしていた人は違和感を感じるかもしれません。
全体的に安定感を重視して作られたコンセプトは引き継いでいます。
特にバック対バックでのかけあいでは、飛びすぎずにネットを越えてからギュッと落ちる。小さな弧線の山が作りやすい。その代わり、深くは行きづらい。
スポンジが軟らかいので、強打すると明らかな失速感があるが、それは37.5度なので仕方がない。インパクトが適している人なら問題ない。
むしろ守備を重視している選手の場合は良い傾向。
スピン系の打法、ツッツキ、ストップ、チキータ、ドライブがよりやりやすくなっている。回転がかかるというよりは、かけやすくなったラバー。
その代わり、スマッシュ、ミートは今までのヴェガヨーロッパのほうがやりやすい。叩いた時に失速感があり、初速も遅い。
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大まかな感想です。
ちなみに今までのヴェガヨーロッパも継続販売です。
ミートで叩くタイプならヨーロッパ、さらにドライブを強めたいならDFという具合でしょう。
価格は4,200円+税 です。
ヴェガのコンセプトを引き継ぐ新作。
少々早すぎるかなと思いましたが、発売を期待する1枚として紹介させていただきました。

 

そういえば、同時発売でヴェガアジアDFもあるんだった。

これは来年になったら試打します

謎ラバー V>15エキストラ

正直、よくわからない用具があります

これです

VICTASのV>15エキストラ

です

 

 

何がよくわからないかと言うと、

このラバー、打つ人によって感想が違いすぎるのです。

 

「すごい弧線になる」という人もいれば

「これは直線的だね」という人もいる。

 

同じレベルくらいの人でも

「コントロールが良い」という人もいれば、

「じゃじゃ馬すぎる」という人もいる。

 

そして同じテナジー05を使っていた人なのに

「硬すぎる」

「軟らかい」

という人がいる。

 

 

わからない。

正直、自分で打った感想とここまで違う感想が出てくるのは初めてです。

 

ちなみに私の感想は

・やや直線

・飛距離は抜群にある(V>01以上)

・回転はすごくかかっているが、直線的なので高いループとかはやりづらい

・ミートで当たるとすぐにボールが飛び出す感覚がある。緩いブロックはやりづらい。むしろブロックが全部カウンターみたいになる

・すごく硬い

端的に言うと、弾みに特化した「決めにいけるラバー」で、つなぐのは少し苦手の超攻撃ラバー。

塗ったブライスに近い

 

なんですが、各方面で全然意見が違う。

 

 

うちのチームの野崎くんは05/64から両面V>15エキストラに変更

「コントロールも伸びもいいなー。テナジー05FXにスピンを追加したみたいだ」とか言う。

んなわけないだろうと思っても、それは個人の感想なんで、わからない。

 

このラバーに関してはもう少しいろんな人の意見がほしいと思っています。

使ったことがある方、感想を聞かせてください。

そろそろシューズを買おう

愛用のシューズがへたってきました

体重が重いくせにオールフォアで動きたがる自分にとって、シューズはこだわらなくてはならない物。

変なシューズ、合わないシューズを履くと

・動けない ・滑る ・痛い

=怪我するにつながってしまう

怪我なんかしてみなさい!卓球はできないおろか、仕事にも差し支えがでてしまう。

ということで新しいシューズを買おうと思っています。

今愛用しているのは、

TTコートブラストエリート を試合用に履き、

 

TTコートブラストプロ を練習用に履く

この役割分担で履いているんですが・・・

とうとうこの前試合中にすっころびました。しかも10-10の中陣のドライブ合戦中に!

思いっ切りひざをぶつけて、アザになり、次のラリーは全く動けずサービスを出しただけで、突っ立ったまま「入れこのやろう!」と無茶打ち。

少々滑りやすい床ではありましたが、もう少しグリップ重視のシューズに変えようかなと思います。痛みを忘れた4試合目にまた同じくひざをぶつけて、激痛!

シューズがへたってきたので、変えようと思うんですが、このシューズたちはもう手に入らない。

 

なので、年始セールではシューズを買おうと思います

悩んでいるのは

ドライブA3か、メダル5か、・・・

 

 

でも疲れやすいからメダル5を最有力候補にしてみます。

12月発売の新色

落ち着くからこれがいいかな−。

いや、攻めの限定色・黒ピンクか!

このシューズを履いていると靴下まで気を配る必要があるので、どうしようかなと。

 

 

ちなみに割とワガママな足です。一時期シューズにもハマッていたので、ワガママになりました(笑)

 

ドライブAは薄すぎて足の裏が痛くなりました

ドライブ7はバランスが取れて良かったが、もう少しクッションがほしい

メダル4はアウトソールのグリップ力に満足しませんでした

TT10はアウトソールの硬さが気になりました

エクスカウンターはアッパーの硬さが気になりました

ブレードライト3はベロの縫い付けによる横ブレが気になりました

ブレードライト2は好きでした

ハイパービート グリップ力は良かったが、薄すぎて痛くなりました

Vチューブ アウトソールの硬さと高さが気になりました

他のシューズ たいてい滑りました

面倒くさい足です

 

と、いうことでメダル5に期待します!

どうせ打つなら

全然更新できていなくてーーーー。

締め切りがドドンと押し寄せて、本誌とDVDとその他もろもろ仕事しておりました。

次号の用具特集は用具ゼミの最終回と、ベストギア・オブ・ザ・イヤー2015です

個人的ベストギアを決めても良いのですが、自ら本誌の企画にケチをつけるようでやめておきましょう。でも新商品が少ないながらも意欲的な製品が多くて面白い1年でした。

スピン系裏ソフトもだいぶすみ分けがされて、より自分の好みの物が使えますね。ここまで多いとオーダーメイドに近い!

ラクザ7で少し飛距離がほしいなー → じゃあ○○どうぞ!

オメガヨーロでもう少し弧線がほしいなー → じゃあ○○使おう!

と、本当にオーダーメイド感覚。すごい時代です。

 

ラバーが多すぎてわからないよ!という人は、一番最初に見なくてはいけないのは、ラバーの硬度です。

 

ドイツ製のラバー硬度はたくさん種類があります

スピン系を大まかに分けると

①50度

②47.5度

③45度

④42.5度

⑤40度

⑥37.5度

⑦35度

この7種類でしょうか。最も多いのが①の47.5度で、一般的にテナジーと同等硬度と言われています。そして④〜⑤の間くらいがテナジーFXくらい。

これがわかれば、そのラバーの感触がじんわりと見えてくるでしょう。

そしてそこにどのようなトップシートを合わせているのか、ということがわかれば、

05?64?80? という分類分けができます。

これが第一段階であり、打つ前の予測できる限界。

 

あとは実際に打つしかない!

球の飛び出し方向、スピード、飛距離、回転量、レスポンス、下回転と上回転の違い、ハードヒットとソフトヒットの違い、食い込ませか引っかけか、

を試打で確認していきます。

 

なんだよ、実際打つしか本当のことはわからないんじゃないかと思いますが、自分が求めるラバーの方向性くらいは買う前にわかることが大事です。引っかけ重視の05系がほしいのに、64系シートのラバーを買ってしまったということがなくなります。

自分は昔ジャケ買いで何度も合わないラバーを買ってしまいました。バリテスとか、ニューイアラとか、イノーバウルトラライトとか・・・。たまにビスコとか当たりはありました

 

さて、様々な項目を考慮して来春発売の新ラバーを試し打ちしてみました

ヴェガヨーロッパDF

 

事前情報整理

①ヴェガヨーロッパのプラスチックボール対応バージョン

②トップシートの引っかかりを強化し、滑らなくした。回転量アップ!

③最新のトップシートは重量が重いので、スポンジ硬度を37.5度に下げた

④重量が軽いのがヴェガヨーロッパの特長!それを無くさずに性能を向上させた

 

というもの。

もともとのヴェガヨーロッパは64系シート+42.5度スポンジだったから、

64+回転=80に近いシート+37.5度スポンジ と予想できます。

粒形状は変わらなくても、引っかかりがアップしているそうなので80系にしてみました

 

そして重量計測(同じ黒MAXで計測)

ヴェガヨーロッパ(限定パッケージ) 61g

 

ヴェガヨーロッパDF 57g

 

さすがに37.5度まで下げるとシートが最新になっても重量がめちゃ軽くなっています!

ここまで軟らかいと強くインパクトした時に負けちゃうかなーとか思ったり。

 

 

という事前情報を頭に入れて打つとなかなか分類しやすいです。

あ、64〜80系方向は正解だけど、より80系に寄っているね、とか。

シートの引っかかりが思った以上に向上している! とか。

 

どうせラバーを打つならば、単純に自分に合う合わない、良い悪いを考えるのではなくて、様々なことを分析しながら打つと面白く、そしてより良いラバー選びができると思います。

もし今の自分が使えなくても、技術が上がれば使えるかもしれません。もっと打球点が早ければ使えるなと思ったラバーが、2年後に自分のスタイルが変わることで使えるようになることもあります。

つまらない講釈が長くなりました。早くDF打てよ!、感想言えよ!と思っている人が多いと思いますが、

DFの詳しいレポートは次回です(笑)

なぜならまだ3分しか打っていないから、詳しいことが書けません。

しっかり打ってきまーす!ではでは!

ふたりの指導者

バタバタしております

とてもブログを更新している暇はないほどバタバタしております

 

幸いなことに秋の新製品は少ないので、いろいろ試す必要もないため、仕事に没頭しております

じっくり腰を据えて何かを書くにはもう少し待ってください。

これまた幸いなことに全日学選抜では面白そうな用具がないことないこと。だから特にはふれません。

どちらかと言うとカデットのほうがいろいろ用具があって面白い。

これは後々・・・。

 

さて、先週の金・土とふたりの指導者に会ってきました。

ひとりは弊誌でも長く人気連載を持つ理論家・高島規郎先生。

ものすごく惹きつける技術と理論と話術。入信したくなるほどです。

そんな高島先生の新連載が次号からスタートするので、お楽しみに。

 

 

 

もうひとりは個性卓球のカリスマ・作馬六郎先生。

王子サービスと言えば、ピンとくる人もいるでしょう。一時、愛ちゃんが使い続け、テレビでもやたらと「王子サービスが出ますよ!」とまるで必殺技かのように連呼していた。その王子サービスを開発した方。

ブレーメンでの世界選手権、北京五輪などで福岡春菜さんが次々にサービスエースを取ったことでも注目されました。

独自の卓球論で粒高やスマッシュ、そしてサービスを鍛え上げ、チャンピオンを作り続けるすごい方です。

取材をさせていただいたので、次号から短期連載がスタートします。

 

 

 

と、言うことで

コメントの返信もままならない状態で、失礼しました。

 

答える気がなくなる質問も多いもので・・・。

何度も言うように 「○○と○○は合いますか?」という質問は勘弁してください。

あー、合いますよ とはいくらでも答えられますが、無責任な回答は極力避けたいのです。

 

この前、ジュニア選手の用具の相談を受けたのですが、メールでは「あれにしたほうがいい」「こっちのほうがいい」と言うよりも、実際に打っているところを見たほうが良いと思って、行ってきました。

やはり、打ち方とパワー、プレースタイル、そして打球点の高さを確認しないとその人に合った用具というのは明確に出てきませんね。それがよくわかりました。

 

用具の性能については答えられますが、「○○と○○どちらのほうが良いと思いますか?」という質問は用具の質問ではなく、その人にどちらが適しているのかという質問になっているので、答えにくいです。

「どっちのほうが安定感が高いですか?」とい質問もまた同じ。スピードとスピンは比べられますが、安定感に関してはその人のインパクトの強さ次第で変わりすぎてしまう・・・というのは理解して欲しいところです。

後期日本リーグその3クリッパー編

ドイツの新番長・ゾルヤ

ラバーはリズムP

ラケットはロスコフフォースのようです。長くロスコフエモーションを使っていましたが、さらに弾むラケットに変更

 

と、ワールドカップの話題を少し出しておき、日本リーグへ戻ります

 

松本さんはフォアがオメガⅤに!

ラケットはクリッパーウッド

 

藤木くんもクリッパーウッド

ハイブリッド→インフィニティ→クリッパーウッドと移り変わる木材男

9→5→7 と妙な移動・・・。

わかる、わかるぞ。最後はクリッパーに落ち着くその感じ。

99年アイントホーヘンで劉国梁が優勝した時に自分もクリッパーウッドを買ったさー。当時は「使えない」と思っていたけど、今使うとかなり良い。極端な性能を求めるよりもバランスの良い性能を求めるようになってきたんだなー。

 

エクセディの玉石選手もクリッパー

5枚合板のラティカから変更

 

スティガ契約の平野美宇ちゃんはもちろんクリッパーウッド

中国電力の土田美佳選手もクリッパー。レンズからしてCCかな

原田鋼業の池口選手は以前からクリッパーだった、

十六銀行の加藤姉妹はふたりともクリッパーに変更しているし、、、

 

なぜか、ここにきてものすごーく良く見ます

SK7がなくなった今、7枚のスタンダードの座はクリッパーなのだろうか。

軽部くんのスワット、神くんの馬林SPなど、7枚が今熱い!・・・のかな。

 

 

ちなみに自分のクリッパー

よく「ヤサカ製とユニバー製で変わったんですか?」と聞かれますが、

まあひと言 「気にすんな!」と言っておきましょう。

 

 

 

そうそう、問い合わせが多かった塩野君の用具ですが

アクーダやらいろいろ経由して、

ブルーファイアJP01(ターボではない)に決まったそうです。たまたまホテルで会った時に聞きました。

裏の粒はスパイクP2の厚さを調節しているとのこと。

後期日本リーグその2

何とも珍しい

ハヤブサZiです。

というか、ハヤブサシリーズはいつの間にか廃番になっていたのですね。カタログから消えていました。

エクシオンの新製品は今秋にはありません。意欲的な商品を待ちましょう。

 

結婚おめでとうございます!

リコーの桑原くん

スワットからハッドロウVRに変更

 

写真でよくよく見ると台の色が妙です。

リオ五輪仕様の色(レジュブルー)です。リオ五輪はこの色の台でやります

 

JR北海道の吉田選手、

オークワの深江選手

 

そして

全日本社会人2冠女王の天野さん

3選手とも劉詩雯を使用。

天野さんに「ラケット変えたんだねー」と声をかけると、

「劉詩雯様々です!」と天野さん。かなりお気に入りのようです。

 

愛工大の暴れん坊・上江洲くんはインナーフォースZLCからハッドロウSKへ。木材への帰還、歓迎します!

 

本日最後は濵川くん

会場で会った時に「ぼく変えましたよ!」としっかり申告してきてくれました。

両面「ラザントグリップ」になったそうです。

スーパーセルカーボン2OFFのアナトミックと合わせて、相変わらずの高速強打を連発していました。

 

 

あーー、今になって、体にあざが・・・。

日本リーグの帰り、駅から自宅への自転車でガッツリこけて、クルッと一回転。

ぐにゃりと自転車が・・・。

 

みなさん、事故には気をつけましょう

後期日本リーグその1

後期日本リーグへ行ってきました

 

新潟県です。新潟へ行くのは国体以来なので、6年ぶりです。

寒いんだろーなーと思っていたら意外と東京と気温差がなくて、普段着で十分でした。

さて、昨日の8日に試合が終わり、今月発売号に報道ページをぶっ込みます。締め切りは明日です。ブログを書いている暇などないのです。

 

しかし

琉球アスティーダの渡部将史さん(現40代マスターズ王者)に「最近書いてないですね」と言われてしまったなら、書くしかない。しかも内容のあるものを書くしかない。

渡部将史さんの取材もさせていただきました。それはまた後ほど本誌で紹介します。

というわけでどこよりも早い日本リーグ用具情報をお届けします。

 

十六銀行のペン表・楊艶梅選手

クリッパーCRWRBにフレアストーム2

裏面も使うが、正統派のペン表

 

JR北海道の加藤さん

2日目の夜に餃子の王将の前でぱったり出くわしたので、ついでに用具を聞きました(笑)あ、食べていたのは私です。

現在はアコースティックに翔龍とモリストSP

 

カーボネイド145の中国式をなぜか所有している浪岡さん

フォアはオメガ5ツアーで裏面がブライスFX

「これはカーボンだけど上に飛ぶから良いよ」とオススメしてくれました。そう言われると欲しくなる。さて、どこから手に入れようか・・・・。

 

琉球アスティーダの熊田さんはダイナウッド

最近、ウッドファイバーの良さに気がついてきました。

もっとバリエーションが増えてもいいと思います。

 

出ました。NTのカット担当と言えばこの人。藤ミレニアムの王子選手

朱世爀にファスタークG-1 粒は見た感じフェイント系

 

朝日大の左ペンドラ・森岡選手

馬林エキストラスペシャルにファスタークG-1

 

愛媛銀行の藤井優子さん

ハッドロウVRですね

 

ボッシュを引っ張った左左ペア

ペンの荒巻選手は柳承敏MAXにV>01スティフ

シェークの藤岡選手はエメラルド

藤岡選手は大活躍

最優秀選手賞、ファインプレー賞を獲得、そしてボッシュのジャンプアップ賞に貢献

 

まだまだ強い荻原さん

今年の全日本マスターズ30代ではベスト4。

ギャラクシャカーボンにラクザX

 

ここにもギャラクシャカーボン使いが・・・しかもペンです。

朝日大の原田選手。

よく振れるなーと。。

 

と、次回に続きます。

 

そして

大変申し訳ございません。先日、誤情報を流してしまいました。

前田美優さんがスワット5PWとか・・・違いました。

12月下旬発売のスワットパワーです

新しいスワット、さらに弾み、90g越えのパワー系スワットです

俄然、期待が高まりますね。ちなみにまだ私は(ラバーを貼って)打ったことがありません。

ボールを突いてみると

ギャラクシャよりも、フォルティウスFTよりも、スワットカーボンよりも

 

硬くて高い音がでます。結構硬い7枚です。

逆にスワットスピードはもう少しマイルド。フォルティウスFTくらいの柔らかさです。

新作もどんどん試していかないとわからなくなりますね。出遅れないように頑張ります。

大学卓球

先週の金〜日と、全日学へ行ってきました。

大学の試合は、中学・高校に比べると盛り上がりはやや控えめです。

理由は保護者が中高に比べると少ない。圧倒的に少ない。会場が揺れるような大応援にはなりません。観客から見たら、盛り上がりに欠けると思われますが、選手もガッツポーズ合戦にはならないため、試合を冷静に見ることができます。

 

大学の試合は見方が変わります。

それまでライバルだった選手たちがまた違うチームに分かれ、時には同チームになり仲間になる。

それまでの高校の試合を見ていると面白いかも

インターハイの男子団体

2年連続、3番ダブルス〜4番シングルスで対戦している町と有延

インターハイ団体決勝ではお互いにダブルス1勝1敗、シングルス1勝1敗

このふたりがダブルスを組んでいるのかーと思って見ていると、ちょっとワクワクする。

 

また、高校までと違って、「やる、やらない」の選択がわりと自由。自分次第の部分が大きくなるので、伸びる選手は本当に伸びる。

 

良い例が

大島祐哉くん

インターハイでのシングルスは3年間ノーランカー。

しかしそこから大学で一気に伸び、今や世界選手権の日本代表。

大学の4年間で、彼は変わった。

 

こういう「化ける」選手も出てくるから大学卓球はおもしろい

 

化けそうな選手

明治の渡辺選手

昨年のインターハイ2位という実力者だけど、すぐにでももう1ランク強くなりそう。もっとガツガツやっても良いと思う。

 

中央の宮本くん

鍛えたフットワークとフォアの威力はまさに東山流

最近はバックの強さもプラスされてきて、大島2世になるかもしれない

 

彼はインフィニティVPSⅤに変えたことを報告に来てくれました。

弾む5枚合板で、パワー自慢が打ってもしっかり応えてくれる。「これすごく良いです」とお気に入りでした。さすが樊振東をも唸らせるラケットだ

 

初〜中級の選手が使うと弾みすぎるかもしれません。上回転の打ち合いはものすごく良いですが、台上で弾いてしまい、コントロールできない人もいます。

性能だけ考えると、5枚合板に擬態した特殊素材ラケットです。

 

國學院の町田くん

「金になるサービスを持つ男」

彼がしっかりと自分のサービスの原理を解析し、人に教えるノウハウを身につければ、すごいことになると思う

今大会もサービスエースを連発。神のサービスの伝道師になれば、別の意味で化ける男。

 

全日学の用具の話はまた今度にします。

大学に入り、自分次第になることで、今まで疑問に思わなかった自分の用具に敏感になる人も多いです。だからいろいろ用具が変わっていておもしろい。

 

とりあえず、自分の今のブームはリズムテックです

「リズムテック試打動画(王国ウェブ)」

 

柔らかいラバー好きだけどパワー不足を感じている人、

柔らかいラバーを使っているけどツッツキ、ストップが浮いてしまう人

などには革命的なラバーだと思います。

それでいて打球音も良い(強打時には金属音が鳴ります)。柔らかすぎなくて、押し負けない。

うーむ、軟ラバもここまできたかーと実感するラバーですよ。価格は少々お高めですが、これはたまらんラバーです。

 

そろそろフォア:翔龍、バック:リズムテックの疑似中国選手になってみようかな。

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