男子ワールドカップから「ディグ」と「テナジー」の使い分けを考える

いよいよリスタートとなった国際大会

男子ワールドカップの試合は非常に見応えがありましたね。現地で見られなかったのが残念。

中国のフィジカル・技術はどこまでいってしまうのか・・・。

 

現地には行けませんでしたが、現地カメラマンのレミーからいただいた写真を見ていると選手の用具の変化にフォーカスしてしまいます。

中でも ディグニクスなのか、テナジーなのかの問題。

一概にどちらが使い分けがあるようなんですよ。

 

荘智淵 フォア:ディグ バック:テナジー

フランチスカ フォア:テナジー バック:ディグ

こっちは逆なのね。

それにしても

バックハンドの時の指の外し方、、、しなやか〜〜

 

ガルドス フォア:ディグ バック:ディグ

 

ジャー フォア:テナジー バック:テナジー

 

黄鎮廷 フォア:ディグ バック:テナジー

 

張本智和 フォア:ディグ バック:テナジー

 

オフチャロフ フォア:ディグ バック:ディグ

林昀儒 フォア:ディグ バック:ディグ

 

という組み合わせなんですよね。

思うに、スピード・威力重視ならディグ、弧線・ブロック重視ならテナジーなのかなと。

打球点を落とした時のコントロール力はテナジーのほうがあり、ミート系も食い込んでコントロールしやすい。

ディグはテナジーよりも硬くて、威力を上から抑えられるので、早い打球点でとらえられる。

 

テナジーのほうが弧線になる、ディグのほうが弾道が高い、

下回転打ちはテナジーのほうがやりやすい。ディグのほうが回転無視で楽に打てる・・・

 

などなど、このラバーは本当に使用者によって意見が分かれる。。。

もう少し観測が必要ですね。あとは使用者本人たちの言葉を集めたい。

 

弧線が出るのは テナジーorディグ みたいな一問一答アンケート方式で!

用具の勉強会

個人的に嫌いな言葉は

「えぐい」「(○○だよな)知らんけど」「長文失礼しました」

の3つです

 

さて、You Tubeの企画で「橋本一輝 ー即戦力の道ー」というのがスタートしております

将来、タクシンスポーツ(WEBショップの卓球屋含む)を継ぐであろう橋本御曹司のための用具の知識の勉強会です

なにせほとんど用具を知らないらしい。

卓伸クラブ→愛工大名電中→愛工大名電高→中央大

と一流の卓球選手として歩んできたため、用具をコロコロ変える暇もなかった模様

 

でもお客様の立場からするとそんなものは関係ない。

せっかく専門店に足を運んでいるのだから、用具の専門家に接客をしてほしい。いろいろ教えてほしい。自分に合った用具を選んでほしい。

 

ということで、大学2年の今から用具の勉強をスタートして、社会人1年目から「即戦力」を目指そうという企画です。

本当はクローズな場でやるべきかもしれませんが、こういう話が好きな人が2〜3人はいるんじゃないかなと思ってのYou Tubeです

 

こちらが第一回

 

こちらが第二回

 

なかなかおもしろいです

サムネの写真は小野寺くんがくれました。

ちょっとシチュエーションがわかりません。。。

 

 

御曹司の用具のこだわりもございます。

得意技のバックハンドカウンターのやり方も紹介してくれました

 

使用用具は

張継科ALC

 

フォアがテナジー05ハード

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テナジー・05ハード
価格:7095円(税込、送料別) (2020/9/25時点)

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バックがテナジー05です

 

V15EXTRAが難しい時、何に変える?

VICTASのV>15EXTRAというラバーがあります

VICTASの契約選手のほとんどが使っていて、硬くて飛距離が出る。

そして打球は直線的で鋭い。

性能は高いけど、やや難しいラバーです。ストライクで打てた時はいいんですが、中級者にはもう少し優しくしてほしい教官ラバー。

 

V>15エキストラ

楽天で購入

 

さてさて、そのV>15EXTRAですが、使うのが難しかった時にどうしましょう。

ひとつランクを落とした時にどのラバーが適切なのでしょうか?

 

候補は4つあります

①重量が軽く、やや使いやすくなるV>11EXTRA

②硬度を下げて、トップシートも変えたV>15Stiff

③TSPにしちゃえ! スーパーヴェンタス

④他のメーカーにしちゃえ!

 

の4つですが、

④は範囲が広がるので一応、上の①〜③を軸にします。

 

どこに妥協できるかが変える鍵ですね

V>15EXTRAに比べて・・・

球の重みを妥協しても良い→V>11EXTRA でもラケットも軽くなるよ!

スポンジの強さを妥協しても良い→V>15Stiff でも軽い力でも飛ぶようになるよ!

鋭い弾道を妥協しても良い→スーパーヴェンタス でも弧線になるよ!

 

このように妥協しても、そこで好材料も出てくるので、差し引きで考えたいものです。

 

さて、ここでカニバっちゃうのが「V>11EXTRA」と「V>15Stiff」です。

スーパーヴェンタスは高い弧線になるので、別のラバーと考えたいところですが、この2つはまあまあ同じ立ち位置にいます。

 

何が違うのか。

比べてみましょう。下の画像クリックで動画へ

結論は

弾道を変えたくなければV>11EXTRA

弾道を少し丸く(弧線)にしても良いならV>15Stiff

 

スポンジ硬度はV11のほうが硬いですが、実際に打つと11のほうが柔らかい。

これはシートの軟らかさが相当関係していると思います。11のシートはかなり柔らかい。

 

台上が苦手って人はStiffのほうがオススメです。11は勝手に飛んじゃう。

 

何言ってるんだ!V15EXTRAをひたすら打ち込んで慣れろ!という人もいると思います。

はい自分もそう思いますが、どうしても難しい人はラバーを変えて、調整することもできます!参考にしてみてください

未来への遺産?その自信の現れか「レガシーカーボン」の正体

秋の新製品のさわり動画を少しずつだしていこうとした矢先、

そう言えば、春でまださわっていない製品、そして夏にヒョンと出た製品さわっていないな、と思いました。

しかもそういう用具に限って、いいものがあるんです。

 

ということで、今回はレガシーカーボンをチョイスしました

 

レガシー カーボン

楽天で購入

 

 

キャッチコピーは

未来への遺産

 

すごい。オラオラオラ!って感じですね

それだけ自信のある用具ってことです。

 

このラケットで導入された新しい試みは、特殊素材です。

12Kエナジーカーボン という新たなカーボンを使っています。

それにより

軽量でありながら反発し、スイートスポットが拡大

とのこと

合板構成は5+2のアウター。

上からリンバ・12kエナジーカーボン・パイン・アバチ(アユース)の構成

価格は23000円+税とお高めですが、

あれ?なんか似たような立ち位置の用具があったような・・・

 

 

ダイナスティカーボン

楽天で購入

 

ダイナスティカーボンです

許昕使用でヒットしたラケット

アウターにTextream+というカーボンを使用

このラケットも高反発・スイートスポット拡大を謳っていますが、レガシーと一体何が違うのか?

 

さっそく打ってみました(動画で確認)

 

大きな違いは弾道にありました。

ダイナスティ弧線です。もう許昕みたいな大きな弧線

レガシーはそれよりもやや直線です。樊振東みたいな決めに行く直線

そしてレガシーのほうが少し軽量。平均重量は87gです。(ダイナスティは95g

 

ダイナスティドライブに圧倒的な威力を出しますが、

レガシードライブとミートのどちらでも威力が高い

両打法を使う選手はもちろん、時間が間に合わなくてスイングできない選手はラリー中に当てるだけになってしまうこともあるでしょう。

手が出てしまうだけ、かけられなくて押してしまうだけ、バックは叩きたい

という選手にはレガシーカーボンのほうが合っていると思います。

 

自分個人で言うと、レガシーですね。ミート系を使うし、軽量のほうがありがたい(最近のラバーが重すぎるので)。

プラになってスマッシュもっと打ちたいなぁと考えていたので。

裏面も趙子豪みたいにミートでバチバチ打ちたい。

 

レガシーは直線的ですが、オーバーする感じはあまりなくて、収まる直線

あくまでダイナスティに比べると直線という表現です。スピン系裏ソフトと合わせるとバランスがとれます。「DNA PRO H」や「オメガ7 プロ」と合わせた時に好感触でした。

 

両ラケットの共通点であるスイートスポットの広さは本当にすごいと実感。

どこで当たっても安定します。あたり損ないが圧倒的に少ないラケットですね。

見た目も良いし、素晴らしいラケットです。

ただ、価格が・・・・23000円+税とお高めなので。

 

動画のラストに登場した新入社員・タドウさんですが、きっと来週には購入していると思います。笑

 

大きく曲がる・大きい弧線・うなるようなドライブの許昕イメージのダイナスティカーボン

 

刺さる・弾き返す・ドライブ速攻・カウンターの樊振東イメージのレガシーカーボン

 

中〜上級、そしてトップクラスが使いたくなるラケット、

そして高いレベルの性能で選べる2大ハイエンドラケットだと思います。

 

これからこの2本がスティガの顔になるんだろうなぁ・・・。だからレガシーなのか。

ダイエットっていつまで? 一生?

お酒を飲まない日数が2週間になりました

ひとりで飲むタイプではないので、やはり外、出張にいかないとお酒を摂取しませんね。今はまだいろいろ怖いので、気をつけます。

 

卓球やって、シャワー浴びて、ビール飲んで帰る、幸せ満喫コースができる日を願っています。

 

ブログを休んでいる間に動画のほうではいろいろと企画をやっていたんですが、再生回数で人気・不人気がわかるのがいいですね。

 

最近始めた企画は不人気です笑

 

フットワークで卓球は痩せるのか?

という企画です。

最初は1時間フットワークをやろうと思ったんですが、

初回で無理!死ぬ! となり、3分×10メニューの30分コースになりました。

それでも1時間半くらいかかります(休憩しないと倒れます)

 

ボールを回すコーチにも寄るのですが、鬼に当たると大変!かなり延長されます

(赤鬼・濵川、青鬼・所長/初回に登場)

 

 

卓球×ダイエットっていい感じだなとは思ったものの、

回すのが男、動くのも男、暑苦しい、苦しそう、絵がきつい

などご意見をもらいまして、再生数が伸びておりません(泣)

練習メニューを参考にしてもらうには最適なんですが・・・。

 

ここらでテコ入れをしましょう。

まずは フットワークメニューの見直し をします

有名選手にメニューを聞いて、それを実践というのはどうだろう。

来週、某トップ選手に会うので、きついメニューを考えてもらってきます

なんとかカジーには痩せてもらわないと・・・。せめて結果を出そう!

 

 

というブログを書いていたら、今VICTASのTwitterで新ボールの発表が・・・

 

 

VP40+

TSPボール80年の歴史で培われたボール製造技術・品質管理を継承し、競技者がより安心・信頼して使い続けられるボールを目指しリリース。
好評をいただいているCP40+と同じ仕様で製造されている。

ノジマTリーグ 2020-2021シーズン 男子使用球
11月17日から開幕のノジマTリーグで公式使用球として採用されます

 

とのこと

ラケット・ラバー・ウェアのVICTASだったのが、小物も充実してきています。

 

新ボールの価格は3球入りで720円+税 1球240円

 

ちなみにCP40+は 540円+税 1球180円

 

 

ほほーーー。

変わったことはボールに使われる色が2色になったことだろう。(VICTASマークのブルー)

キラーがソフトになっても優しくない件

Dr.ノイバウアにキラーというラバーがあるんですよ

 

 

 

とんでもなくナックルになる悪魔のようなラバー

以前、小野寺さんに協力してもらってシリーズを打ち比べしました

 

全シリーズとんでもないナックルです。

相手にするのは嫌です。チームメイトが使っていたら、学生だったら「頑張れ!」と言いますが、社会人だったら「やめておけ」と言うでしょう。

とにかくラリーが続かないので練習にならない。点にはなるかもしれないが相手は絶望的に楽しくない。

社会人の貴重な練習時間にキラーとサシ練なんて、嫌すぎる。

 

というキラーですが

秋に新作のキラーソフトが発売されるということで、早速触ってみました。

 

まずノイバウア側のコメントとしては

「これなら初級者でも使えます。キラーの世界へようこそ!」である

 

あれだけ入試問題を難しくしておきながら、定員割れを起こしたら急に問題を優しくする学校みたいだ。

もしくは名門へ入学させるための予備校か。そんなに簡単ならば試してみようじゃないか。

 

弾道は超直線のキラーに比べて、キラーソフトはややふわんとした弧線

確かに入れやすい。だが、それでも普通の表ソフトに比べると難しい。

ソフトにしながらもアタック8よりも確実に難しい

 

しかし、キラーは高い弾道をとらえないと入らなかったが、ソフトはわりとどこでも入れることができる。やや緩和はされている。

 

当たり前だが、変化は減。

相手が恐ろしいほど落とすナックルの効果はもちろん下がっている。

だが、それでも相手は落とすからキラーシリーズは怖い。

 

結論としては

半粒の中でもキラーは粒高寄り

キラーソフトは表ソフト寄り(それでも粒高寄りに近い)のラバーだった

 

簡単になりました!おお、そうか!

 

とはならない。大魔界村→超魔界村くらいのレベルだろう。

 

ともあれ、このプラになってナックルが効かなくなったご時世に、これほどまでナックルを武器にできるラバーも珍しい。

 

プラになってもナックルで点がほしい!

そんな人にぜひチャレンジしてほしいと思う

 

 

 

ちなみに他のキラーシリーズのプロ、EVOはオリジナルキラーを凌ぐほどの難しさ。こちらは大魔界村どころではない。

 

キラーソフト、を動画で見たい方はこちらで

勝手に勘違いされたアイビス

先日、知り合いのオジサマに「全然ブログやってないじゃん」と言われました。

そうなんです。今はSNS(Twitter・Instagram・You Tube)ばかりでブログはあまり手づかず。

でも映像で見たい人もいれば、活字で見たい人もいるようで。

久々に書いてみます。

 

新型コロナウイルスの影響で春の新製品の影が薄い。

みんな卓球ができないから用具を買わない・変えない。そりゃ仕方がない。

 

では本日から春の新製品を振り返り、その中での注目商品をピックアップして紹介していきましょう。

 

トップバッターはバタフライのアイビスです

 

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バタフライ 卓球ラバー アイビス 裏ソフト 粘着性ラバー BUTTERFLY 06080
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勝手にいろいろな憶測をされてしまったラバーです

 

憶測①バタフライの新粘着ラバー?

各メーカーが粘着ラバーをリリースしているのでバタフライも対抗したラバーを出したと思われた。新製品だから性能が高いと思われた。でも実はノンテンション

憶測②ゲリラ発表

7月1日発売という新製品時期から外れたゲリラ発表だったので、かなりの注目を浴び、超高性能を期待された

憶測③立ち位置

ラバーの色が曇ったグリーンという斬新なカラーリングにすることで、「これはロゼナのような立ち位置のラバーではないか?」と思われた。つまり『ディグニクス09C』の廉価版のラバーと勘違いされた

メーカーは何も言及していないが、憶測が憶測を呼び、勝手な見解でアイビスのハードルは上がっていった

発売されるとYou Tubeでも試打動画や見解動画が次々にアップされていったが、そのどれもが「首をかしげる」結果に終わっています。

そりゃそうだ。その人たちが比べていた対象がディグニクスやテナジーなのだから。

ゴリゴリのテンションラバーを使っている攻撃型の選手は、当然のごとくノンテンションのアイビスを高く評価はしなかった。

 

 

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バタフライ 卓球ラバー アイビス 裏ソフト 粘着性ラバー BUTTERFLY 06080
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では一体、アイビスとはどんなラバーなのか?

AIBISS

Arc Innovation By Improved Sheet&Sponge」の略で

より良いシートとスポンジによる革命的な弧線」という意味だ

 

めちゃくちゃ硬い50度(タマス表記)のスポンジは、ドイツ硬度だと約60度

バタフライ史上、最も硬い!

 

実は中国市場では低価格帯の粘着性ラバーが今なお人気があるんです。

卓球人口が多い中国で売れるラバー、ほしいですよね。

でもバタフライの粘着を見てください。

現状の粘着ラバーのラインナップは

タキファイヤドライブ、タキネスドライブ、タキネスチョップ、タキネスチョップ2

 

 

 

ちょっと弱いですよね。

あの松下浩二さんが現役時代愛用していたタキファイヤですら、発売してすでに24年も経っています。

そろそろこの辺のラバーに変わる最新タイプがほしい・・・

というので アイビスが登場

 

タキネスシリーズは今なおカットマンなどに人気が高いラバーです。

ぼくもジュニア&シニアのカットマンと当たった時によく見ます。

でもここからパワーアップした粘着ラバーを選ぼうと思ったら、バタフライの中で選ぶとディグニクス09Cまでジャンプアップしないといけない・・・。

 

これは飛び級すぎて無理でしょう。

そこを埋めるアイビスです

 

ターゲットはタキネスなどの粘着ラバーを使っていた人たちでしょう。

その人たちに高性能ラバーを!という意味での救世主がアイビスなのだ

 

だから

おいおいディグ09cに比べて全然良くないよ!

テナジーより全然かからない。弾まない。

という声はお門違い。

 

中国市場向けで中国のみで発売することもできたでしょうが、並行輸入で高値で売りさばく人たちが絶対出てくるので、日本でも発売したことは正解だと思います。

海外限定のバタフライの新作粘着ラバー!!!

 

ってだけで売れそうですし。

 

ぜひともアイビスは、粘着ラバーを使うカットマン、タキネスからパワーアップしたい人、初級〜中級のカットマンなどに使っていただきたい。

名前のとおり、攻撃時の弧線はものすごいです!

そしてカットした時の押されなさ、鋭い直線もすごいです!

カットの回転は本当にかかります!硬いので振りまくっても飛ばずに台におさまります。

 

使うターゲットがわかっていれば良いラバー!

だからディグやテナジーとは比べないでね。

 

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卓球 ラバー 初心者 中級者 上級者 卓球ラバー Butterfly バタフライ aaa0271a アイビス
価格:4400円(税込、送料無料) (2020/9/9時点)

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ラクザZを開封する

※クリックで動画再生

展示会が中止になってしまいました

自分も毎年展示会で実際に用具を触ってから、

「あーこの用具はいいなぁ」「今年のトレンドはこれかぁ」

などなど

目玉商品を探すのですが、コロナの影響でそれも叶わず。

そこでできる限り、新用具を紹介したいと思いまして、

手に入ったものから見た目や触った感想など

お届けしたいと思います。

最初の用具はラクザZ

ヤサカのラクザZは粘着テンションで

ラクザZとラクザZエクストラハードの2種類があります

ラクザZがスポンジ硬度約50度、エクストラハードが約55度です

モールドは同じですがスポンジの色が違います。

 

粘着は・・・・

けっこうあります

正直、微粘着くらいかなと思っていましたが、ボールがくっつくくらい粘着がありました。

 

ラバー単体の重量、切ったあとの重量、グリップ力などは、ぜひ動画でご確認ください

今までのラクザと何が違うのか?

 

ラクザX

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そして翔龍との性能・ターゲットの違いは?

翔龍

楽天で購入

 

またいろいろとわかったら紹介したいと思います

 

一生憧れのラケット

いつかは使いこなしたい。

という憧れのラケット、用具が誰にでもあると思います。

私にももちろんあります

意外にも思われるかもしれませんが、そのラケットは

5枚合板のガシアンエキストラです

これは昔のカタログです

消費税も5% 懐かしい笑

 

私は大学1年の時に初めて中国式ペンを買いました。

それまでは日本式を使っていましたが、両面貼りたいなぁ、なんか面白そうだなぁ、強い人が使っているんだなぁくらいで中国式を買いました。

最初に買ったのはタクシーム、そして2本目に買ったのがガシアンエキストラでした。

 

タクシームの時には気づきませんでしたが、ガシアンエキストラにして、その弾まなさにびっくりしたことを覚えています。(タクシームが弾みすぎた)

「え?なんでこんなにポコポコしてるの?」

「これは非効率なプレーになるな」

と感じました。

 

ガシアンエキストラにブライス、マークV、サーメット、メンドMP、バリテス、キョウヒョウ

いろいろなラバーを貼りました。

しかし、どのラバーを貼っても、このラケットは応えてくれませんでした。

原因はぼくの技術力、そして片面の日本式(120g)から両面の中国式(180g)になることの重量過多

まだ中国式の握り方もスイングもわからない自分にとって、どのラバーを貼ったとしてもただスイングが遅くなるだけでした。

 

中国式:ラケットが弾まない。しかも重い。スイングが遅い。→ボールが遅くなる

日本式:ラケットが弾む。片面だから軽い。スイングが速い。→ボールが速い

 

このようなことになり、中国式、とりわけ弾まないラケットはなんて非効率なんだと思っていました(当時)

でも当時の憧れの力は強かった

ガシアンエキストラと言えば

 

当時の自分が一番好きな(今も一番です)

馬琳

が使用していたから。

 

そして

左のマジックサービス・閻森も使用

 

さらに

最強のペンドラ・王皓も使用

 

王皓は国際大会に出場したての時に使っていて、その後は他のラケットに変えていましたが、アテネ五輪時にガシアンエキストラに戻していたのはあまりに有名

ラケットの性能云々に文句は言えないラインナップに納得しつつ、

それなのになぜこんなに弾まないんだと自問自答しながら使っていました。

 

なぜこのラケットがあの人達に使われるんだ、なぜ自分には使えないんだという用具への興味のきっかけにもなったラケットです。

5枚合板とはこういうものだ、じゃあ他の素材はどんな性能なのか。

他の5枚はどうなんだ?

用具のなぜ?を教えてくれたラケットです。

 

おそらく、球を打つ時以外で一番握っていたのはガシアンエキストラでしょう。

独身時代は枕元に置いて握って寝ていたり、数年前までは仕事中も机に常に置いてあり、何かあると握っていました。コーヒーを取りに行く時も片手にはガシアンエキストラ。

 

5枚合板ですから、現在は入門者用なんでしょう。

でもある種、極めた者が行き着く先も5枚合板だと思います。

馬琳が5枚合板で北京五輪を制したように、王皓が5枚合板で世界選手権で優勝したように。

 

何度もガシアンエキストラにはNOと弾き飛ばされましたが、自分もいつかは使いこなしてみたいラケットです。

握り心地はもちろん最高です。

 

ガシアンエキストラは現在名前を変えて発売されています。

ガシアンが契約を外れたため、

ガシアンエキストラ→エキストラ→スウェーデンエキストラ

と変わりました。

気になる人はクリックしてみてください!

スウェーデンエキストラ

 

やっぱりDNAはHでしょ

DNA PROのモーレゴードの動画が出ましたね。

以前、ぼくと塩野くんが打った動画がありましたが、今回は現役のモーレゴードの意見です。

彼は両面にDNA PRO H。

50度のラバーを使っています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。] DNA プロ H
価格:4140円(税込、送料別) (2020/2/20時点)

DNA PRO Hを楽天で購入

DNA PRO Hをアマゾンで購入

 

47.5度のM、42.5度のSの3種類がありますが、

50度が一番攻撃的で、トップシートもより回転重視(な気がする。スティガは否定)

 

定価が5800円ということは、ライバルはそのあたりのファスタークやラクザになるのでしょう。

ファスタークは2010年7月発売なのでもうすぐ10周年、ラクザも半年遅れくらいだったので同じくらいですかね。

10周年か、、、ファスターク、10周年になるのか。案外あっという間に10年経ってしまった。

楽天で購入

アマゾンで購入

 

そう思うとDNAは発売してまだ半年ですが、結構名前が浸透しているのでは?

 

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