月別アーカイブ: 10月 2018

角ペンでも裏面を振りたい!

週末はTリーグの試合が立川・名古屋であり、

その他にも全日学とマスターズがぶつかるという過密スケジュール

卓球王国取材班も4つに分かれて行きました。私はマスターズ。本来ならば全日学に行く予定でしたが、用具の取材があったので、急遽マスターズへ。

 

オーバー70歳の用具を聞きまくってきました。

それは本誌でおいおい紹介します。

 

そんな感じで会場を練り歩いていると、用具マスターたちが声をかけてくれます。

4年ほど前にアポなしで突入してしまった久留米TTC(荒木卓球クラブ)。

代表の荒木和敬さんが不在だったので、4年越しの対面です。

 

その荒木さんの用具がこちら

 

ラバーのテナジーは良いとして・・・ラケットは、、、

カーボネード90を角型へ改造。

 

板自体の性能は良いが、中国式だと振れないという人が多いみたいです。ペンエースも出ましたが、それでもやっぱりコルクの日本式じゃないと・・・と。

特に裏面打法をやるならば、中国式の裏ソフトを貼ると面が大きくてかなり重くなってしまう。

でもこのラケットはめちゃ軽かった。150gくらいかな(グラムも教えてくましたが、記憶が曖昧)

 

角型に両面貼ると先端が重くなって、総重量は軽いのに、結局振れないという現象が起きやすいんですが、このラケットは問題ない。

カーボネードのグリップを外した時に空洞部分があったから、そこを埋めることで重心を手前に持ってきたそうです。

松下大星モデルのラケットだと、先端にめちゃくちゃ重心がよってしまい、とても振れない。

このカスタマイズは素晴らしい。

「40代からの裏面にピッタリなんですよ」と荒木さん。

 

こだわりは

このコルクグリップの形

親指部分を斜めに切り落とすことで、裏面の角度が出るようになる。

中国式はグリップの上に指を乗せられるけど、日ペンはそれができないので、削る必要がある。

確かにこの親指の角度があれば、ミドルのボールでも裏面が出せます。

 

「こんな日ペンが出れば、日本式から中国式に無理に変更しなくても裏面ができるようになると思うんですよ。どこか作ってくれないかなぁ。でもぼくは実績がないから・・・」と言ってましたが、、、、いやいやいやいや

実業団で活躍して、九州チャンピオンにもなってて、全日本にも二桁出てる人が何をおっしゃいますか!!

今回のマスターズでも3位入賞。強豪ひしめく40代で表彰台はすごいです!

こういう40代になりたいですね!

久留米TTCのHPはこちら

 

メーカーさんへ

40歳以上のペンホルダーに愛される新しい日本式ペンホルダーづくりに協力してくれるメーカーさんはいませんか?

シェークに比べれば小さい市場ですが、新しい定番としてのポテンシャルはあります。

反転式ではなく、角型のまま両面を貼りたい人はいるはず!

ティバー表

XIOMのラバー表を作ったものが、意外と好評で、あれはラフなので、デザインしなおせば、なかなかいい感じになるかと思います。

 

そしてティバーイベントで配った評価表もみたいという問い合わせがありまして・・・ここに載せます。

ティバーは情報が少ないので、求めている人が多かったのかもしれないですね。

評価はメーカー無視の自分の評価です。

同じスポンジ硬度なのに、ハードと超ハードなど、硬さが変わっているのは、シート+スポンジを合わせた硬度のためです。シートが硬いほうが全体硬度は硬くなります。今回は硬度計でしっかり測りました。

 

 

 

こんな感じです。

各メーカーやったら面白そうなんだけど、無理だろうなぁ

 

今回打ってみて、必ずしもエボリューションがすべてにおいて優れているわけではないということ。アウラスもいい感じだし、ジーニアスも中々。

そして新ラバー(発売未定)はスピン性能がどのラバーよりも良い!

同じ状況下において、全部のラバーを比較して打つということが実現できるかどうかが重要ですね。

イベントは盛況でした

8日は三英さん、ティバーさん、弊社でのトリプル企画として、

サムソノフ&スッチ とラリーをしよう!というイベントでした。

 

 

朝8時30分入りです。

三英さんは朝6時から作業していたようで、本当にお疲れ様です

会場は渋卓

大きなフロアを分けて

パート1の「サムソノフ&スッチと打てるエリア」

パート2の「ティバー製品を試打できる。相手はリコーの選手」

そしてマシーン相手に「まだ未発売のラバーを試打」

という3つの枠で行われました。

事前に抽選で選ばれた150人のみが参加できるイベントです。

 

ごった返すくらい盛況でしたね。

 

写真撮影OK SNSもOK とにかく何でもOK

 

サムソノフは常に紳士で笑顔。スッチもノリが良く、楽しげ。

 

 

 

自分はティバーのラケット&ラバーの性能を解説させていただきました。

でもメーカーカタログ無視の完全主観の性能表を自作

 

そのためにラケット4本とラバー14枚を改めて全部打ちました。

すべてのラバーにスピード、スピン、飛距離で得点をつけて、何がどう優れているのかを評価。

改めて打つことで、同じ硬度のラバーでも違いが相当あります。

高いのが良いというわけではなく、実は安いラバーのほうが優れていたりも・・・。

 

リコー選手と打てるコーナーも盛況!

基礎打ちじゃなくて、みんなオールで打ってもらってました。

 

頑張れ、宮本

 

 

 

 

打てる特別感と打ったあとは一緒に写真が取れるプレミア感

写真はいいですねー。

年取ったら、昔の写真を見直して「こんなことあったなー」と浸りたい。

 

 

最後は、

 

 

ジャンケン大会で豪華賞品が当たる。

選手のサイン入りウェアや卓球マシーンが当ります!

 

 

楽しいイベントでした。

卓球を通じて盛り上がるって良いですね!

 

三英さん、ティバーさんに感謝。

そして、ふたりに感謝!

月曜は三英&ティバーイベントへ

最近、試合に出たくなっているわたくしです。

今月の週末は全部埋まってしまったので、11月の試合に向けて、用具を考えているところです。

最近はカットマンとしか練習していないので、自分の調子のパロメーターがカット打ちが基準になっています。やはり下回転に強いラバーっていいですね。安心感があります。

 

3連休の最終日の月曜日は、渋卓でサムソノフ&スッチのイベントがあり、それに参加します。事前抽選で当たった人しか入れなくて満員御礼らしい。すごい!

 

そこでティバーの用具の説明を自分が担当します。

勉強しなきゃと思って、ティバーの用具を全部取り寄せて、全部打ちました。

それによって、ラバーの性能表・マトリクスを作製したので、当日配りたいと思います。用具好きならば結構面白いです。

 

以前、エクシオンのラバーが分かりづらいという話があったので、勝手に表を作ったことがあったんです。

 

こんな感じ。

一番売れているヴェガの初期シリーズを中心において、そこからの派生する表です。

Y軸はスポンジ硬度

X軸はプラス方向はスピード系、マイナス方向はスピン系ですが、

どちらかといえば、弾道の違いかも。スピード系は直線、スピン系は弧線。

 

そのラバーから何をプラスしたいかによって、行く方向が変わるということです。

そしてできるだけ硬度を変えないことで、打球感の違和感をなくして、ラバーをパワーアップさせる。

あったら便利だなーと思って、勝手に作っておいて、自分のデスクトップに置いておきました。

これのティバーバージョンを制作したのです。

 

 

でもこういう表が各メーカー、できれば全メーカー入れてできたら楽しい・・・と思いませんか?

むむむ、作ってみようかな。

 

とりあえず、月曜日のイベント、頑張ってきます!